クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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これ、けっこー大事でね^^)
販売させていただいている以上
ラベルが落ちたり、未記載のものは
絶対門外不出なんです。



例えばコクワ。
ヤエヤマコクワと他の亜種との価格差は
凄まじいもの。。
たとえ、断言できても外には出しません。



ヒラタ ノコも同様です。
コクワもそぉなんですが、単に販売だけではなく
亜種 産地の特徴は累代が進んでもハッキリと出ます。
ここが大事なんですね^^)
産地違い 亜種違いといえども交雑するので
管理を徹底すること(しっかりとしたラベル記載)
が必要なんです。

ただいまゼリーを変えていて
ラベルのない♀が3頭いたので
自分に言い聞かせる意味で書きました^^)



いやぁーいい天気です。
ホントはバイクでもと・・・
しかし、月末で、GW前で・・・
やらなきゃいけないことは盛りだくさんですが
クワもやっとかなきゃいけないことがあるので
仕事前にちゃちゃっとやってしまいます。

はてさて、みなさんのところもそろそろ
蛹化しているころではないでしょうか?
たまにはマジメに飼育ワザでも書こうかと思います。

まず用意するもの。


PPボトル マット 水
バケツ プレス(できるもの)スコップ
スプーン マットに穴を開ける道具(スプーンで代用可)

まずマットに水分を足してよく撹拌します。
水分量は幼虫飼育のときと同じでいいと思います。



容器の半分ぐらいまでマットを入れて・・・



プレスで固めます。けっこーガチガチです^^)



ガチガチに固めた上にマットを被せます。
このときのマット量はフタギリギリまで。



プレスで固めます。このときも
ガチガチに詰めますが、最初に入れたマットが
クッションの役割を果たすので一番下ほどガチガチに
なりません。

で、容器の肩口までマットを詰めます。



ここで幼虫クンの登場!
今回はゴトウヒラタくん(WF1 21g)です。
まず、幼虫をよく観察します。
この子は蛹化ビン入りにはちょっと早いかも。。
背中部分の青の面積が多いです。
これは運ですが、取り出したとき全体的にクリームがかった
色の幼虫がドンピシャです^^)
画像の子だと食べちゃうかもしれませんねぇ^^)



詰めたマットに穴を開けます。
容器のど真ん中に蛹室を作ってもらいたいので
容器中央ぐらいで開けるのをやめます。
穴の直径は幼虫の胴回りより一回り大きいぐらい。
なので、穴を開ける前に入れる幼虫を観察するのですね^^)
穴は三角フラスコ状に開けます。
まぁキレイには開けられないので、真っすぐ開けたら底辺部分を
拡げるカンジでいいと思います。



幼虫を入れます。ヒラタの場合はだいたいすぐ潜るので
ラクチン♪
ノコは、マットによっては徘徊する個体ありです。

さて、この蛹化ビン どこに置くか?なのですが
この画像の子は、まだ育つかもなので元々置いてあった場所に
戻しましたが、全体がクリーム色の幼虫を入れた場合
温度の低いところに置きます。
棚でいえば床側(一番下)だったり、床に置いたりします。
あんまり温度の変化がないところで低いところが
望ましいので、予め飼育スペースの中を調べとくと
いいと思います。
これで蛹室を作ってくれれば、種類や個体にもよりますが
約2ヶ月後に新成虫が拝めることとなります♪









随分と色づいてはきたけれど
絶対割出しが早いヤエヤマノコ。


こんなところにいるのです。
(画像は西表ですが、生息地の画像ではありません。)

こんなだったのが・・・
ここまできました^^)
って、あんまかわらない??

ところでヤエヤマノコ。
飼育にクセがあるとされています。
産むには産むが幼虫が大きく育たないとか
小さく孵ってしまうとか。。



たしかにエサはなんか好みがあるみたいです。
以前(と、いっても随分前です。。)
カワラで飼育したことがあるのですが
大して大きくなりませんでした。

やはりヤエヤマノコはマット。
しかも色が黒いほうがよろしいみたい。
けっこー劣悪な状態でも育ちますが
乾燥はダメみたいです。
あと、今回 容器が不足して
プリンカップの深さが7センチぐらいのタイプで
羽化までいってしまった個体(画像の個体)
でも、そこそこの大きさになるので
ひょっとしたら通気が多いほうがいいのかな?とも
思いました。


もしかしたらエサ量や底面積はそんなに
必要ないのかもしれませんね。
プリンカップだとなんで通気がよいの?と、
お思いでしょうが、プリンカップは柔らかいので
幼虫が動くと容器も変形します。
そのときに通気が確保されるのですね^^)
また容器の材質自体が人には感じないレベルで通気している
可能性はあります。
(あの乾燥度合で考えると、そう思わざる得ないです。)
ボクの周りでもプリンカップの特性を生かして
デカイ幼虫を育てている方がいらっしゃいます。



あまり飼育者も多くない(ように感じる。。)
ヤエヤマノコ。
他のノコと飼育の違いを楽しむには面白いと
思います♪


これ・・・備忘録です^^)

ダイトウヒラタ
クリイロムナコブサイカブト
ヤエヤマノコギリ

上記3種は、蛹がまだまだいますので
随時羽化予定。

ゴトウヒラタ
チョウセンヒラタ
グラウトコクワ

ゴトウヒラタは、♂の大きいのが現在蛹。
チョウセンヒラタは、なんとなくな大きさ。
グラウトコクワは、前回のクワタで売れ残った
のと、自分用に取っておいたのが蛹室を
作っています。

ミシマイオウノコ
トカラノコ(悪石)

この2種は、♀の早いのが蛹室を作っています。
♂の羽化は、けっこー先の話になりそうです。

ヤクシマコクワ(種子島)
オキノエラブヒラタ
インターメディウスヒラタ

多頭飼いしていた幼虫が蛹室を作り出しました。
なので、そーんなに大きくないですが、
単頭飼育している幼虫は大きくなっています。
羽化が2便ぐらいに分かれそうです。

5月はこれくらいでしょうか?
それでも11種です。
随時、画像でご紹介させていただきますので
よろしくお願いいたします^^)




実は先日、パソコンのメールに
送受信エラーが発生して右往左往していたのです。。

ここのところ仕事の依頼や部材入荷等の連絡は
全てと言っていいほどメールによるものなので
ボクにとっては死活問題。。
プロバイダの契約書等を引っ張り出していたときに
見つけました^^)

たぶん、これは日ノコ研発足前にいただいたものじゃ
なかったっけなぁ。。。

トカラノコギリ採集記や
アマミノコ~トクノシマノコの亜種変異の境界線など
興味深い記事がいっぱいでした^^)



臥蛇島の採集記とか、イヘヤノコ ミヤケノコの亜種記載の
文献とか・・・



トカラ列島採集記とか♪

こーゆーの読み漁って飼育のアレコレを
模索した時期もありました^^)
どちらかというと実践してトライ&エラーを
繰り返し、スキルを得るタイプなんですが
このような文献をヒントにして絞り込むのも
楽しい作業です^^)


久しぶりに読み返してみると
馴れからくる割愛や、いいやいいやにしている
部分が見え隠れしてるし、当時と今では
読み取る部分も違うので、メールの復旧が
遅れたことは事実なんですが、
シーズンインを前にしてモチベーションが
上ったのも事実(^^♪
GWは、盛り上がりそうです^^)


material by:=ポカポカ色=