クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ケースの種類とか銘柄とかでなく
大きさ(容量)のお話。
特に産卵セットを組むときに
ケースの大きさって気になりませんか?



人それぞれ事情があると思います。
スペースの問題や幼虫成虫の量との兼ね合い等
そのようなことではなく
クワの大きさ(♀の大きさ)や行動範囲で確保
したい(もしくは適切な)容器の容量に
ついてのお話。



ボクが飼育しているのは国産ノコ ヒラタ コクワ
ネブトなので、そのオハナシを^^)

まず材を入れるか否かで容器の大きさは変えていないのですが
ヒラタで材を入れる場合は大きいほうがいいような感触です。
材の周りを徘徊して足がかりに産んでいることが
観察できるので、スペースは取っといたほうがいいのかなー
と、思います。
逆にコクワは材を入れても小スペースのほうがいいような
気がします。コクワの場合、材が好みか否かで随分変わるし
大きなケースに材を何本も入れてもその中の一本(もしくは2本)
に集中して産んでいるケースが多いので、スペースより
材の選択や調整のほーが大事かもしれません。

材を入れない場合。
ボクはノコにはほとんど材は入れません。
ノコの場合、バラマキ産卵と言われますが
それは正しく、徘徊もします。
だったら大きいケースのほーが・・・と、思いますが
ボク的には小ケースで十分だと思います。
中ケースで採卵しても劇的に数が違ったことはないし、
材を入れない場合はマットの固詰めなので
小さいケースのほうが堅く詰めたときのムラが
少ないようにも感じます。
産卵セットに♀を投入してから、すぐケース壁面に
いくつも卵が見えるときがあります。
このようなときに大事なのは♀の取り出しタイミング。
あまり小さいケースに多数産む♀を入れっぱなしにしとくと
先に孵化した幼虫が♀のアゴのあいだで無残な姿に
なっているのを目にします。
これはヒラタでも同じです。


あまり産ませたくない場合。
♀の状態がよく、それでもそーんなに数は
いらないよという場合、ケースを小さくするのも
手なんですけど、あまり小さいと卵つぶしたり
(これ、ボクは経験ありません。)
ケース内のマットをグズグズにしてしまいます。
ケースを小さくするより、卵を確認したら
♀を取り出す算段を画策したほうが確実。
ノコもヒラタも産んでは上がってエサを食べ
また産んでを繰り返すので、上がってきたときに
♀を取り出します。
これには日々の観察と
卵の見える数で判断するしかありません。

◎ネブトの場合。

ネブトも材は入れないのですが、産むときは
けっこー徘徊してマットをグズグズにします。
成虫が小さいので、ボクはミニケースで産ませていますが
ネブトに関してはまだまだ模索中です。

最後に、保湿に関して
マットの固詰めの場合は保湿は大切だと思っています。
材を入れた場合は通気のよいフタのほーがよいかな?
という印象。
セットの仕方に応じて変えることはしませんが
産ませることを考えると、そのへんも気を配ったほーが
よりよいかな?とは思います。
冒頭でスペース等抜きでと書きましたが
けっこーここも大事な部分で棚に効率よくケースを
置くとき、同じ大きさのケースを並べたほうが
見栄えも整理もしやすかったりするので
ここが一番大事だったりもします♪
















無事、年内のクワタも終了し
翌日が月末処理だなんて・・・
世の中、オトナのゆとりは皆無なんでしょーか?
と、ぼやきたくもなりますが
ちょっと飼育の話でも^^)

まず楽しむことが第一なんですけど
ちょっと不安になったり必要以上に心配したり。。
これ、クワにもよくないんですねぇ。。

クワタの準備のときに他業者様たちと
談笑をするのですが・・・
まぁ失敗談ですね^^)ジョークを交えながらの
クワ談義♪楽しいひとときだったりするのです。

その中でよく出てくることが
『ほっといてもダメ、手間かけすぎてもダメ』
というお話♪
ずーっと手に入れたくて、やっと手に入れられて
必要以上に手をかけすぎて失敗。。

これ、最近の話ですと
トカラコクワ(中之島)


とーってもステキな個体が手に入り
(お値段もそれなり。。)
しっかり交尾させて、材3本の中ケース。
ついでに予約も入り、もう少し組んどきたかったけど
割り出したら、結果は8頭。。
初令で割り出したので、これまた鳴り物入りのマットに投入。
これがいけなかった。。
初令には強すぎたらしく現在1頭を残すのみ。。

今度は逆の話で、ヒラタ。。
よく♂が凶暴で・・・ってハナシを耳にしますが
ボクんとこはだいたい仲良くしてくれるので
ペアリングして放置。。
ここのところの寒暖差でエアコンのセンサーは大忙し。。
どーなったかって??
♀が。。。無残な姿でした。。

そのクワに合った接し方をしないと
やはりいい結果は出てきません。。

まだまだ書きたいけど今晩中に仕上げなければならない
書類が2つ3つあるのでまたの機会に^^)



いや~今日は寒かったですねぇ。。
暑さ寒さも彼岸まで。。なんてのは過去の話で
いつまでたっても暑いよなー、とか
この寒さはいつまで続くんだろ?
的な想いは誰でもあると思うのでしょうが
いったいどのタイミングで、暑くなったり
寒くなるんだろ?・・・の分岐点は?
とか、考えたりしません?^^)
今日なんかは寒くなる分岐点のような日に感じたり
もしたのですが、明日は夏日だそーです。。
夏の高気圧が日本のほーに来るんだそーです。。



そんな季節外れな気温のとき
クワくんたちがタッパーの中で
暴れたりするもんですから困ったものです。。



ところでボクはこんな小さいタッパーで
個別に休眠中の個体を管理しています。
個体のサイズによってタッパーの大きさは
変えますが、だいたい2種類で済んでいます。

この中が・・・



画像のようになっていると
起き出したと思っちゃうのですが、
一呼吸置いて、新しいキッチンパーパーに
キリフキして元に戻します。

完全に起き出した個体は、何度キッチンペーパーを
変えても同じになりますし、タッパーのフタぐらいなら
齧って穴を開け、そこから逃げます。。
またはフタをこじ開けてしまいます。
フタが開かないようセロテープで止めたりすると
中で暴れて・・・☆。。
なんて個体も出てきます。
真夏や残暑厳しい9月ぐらいですと、そのような個体を
お見受けしますが、もう10月も下旬。
気温の寒暖差が激しいこの季節ですと再度寝てくれる
個体もいますので根気よくキッチンペーパーを替えて
ブリードに最適な時期までやり過ごしましょう^^)

もし、心配でしたらミニケースに管理マットを深めに入れて
ゼリーの半切れも入れて様子をみましょう。
このとき生体とゼリーは離して置くのがミソです。

離して置いても食べたい個体は自分でゼリーを見つけて
貪ります。それでもまだ大丈夫♪
温度が下がってくると自分で休眠状態に入りますから^^)
ゼリーはなくなるようでしたら切らさないようにすること。
餓死。。。なんてこともありますからね。。
まーコマメな観察は大事です。
これでこのまま一番寒い時期(関東だと2月ぐらい)を
乗り切れば、自然下で活動するであろう5月~にブリード可能です。
ただ、『2度寝』をさせていることになるので
起き出しに時間がかかったりすることがあります。
完全に活動を開始したと認識してから♂と
一緒にすることをオススメいたします。

話は全然変わりますが、熊本に
出張した仕事仲間からいただいたお土産で
一杯呑りながら
これを書いています^^)









早いもので10月も下旬に差し掛かろうと
しています。
今日みたいに昼間汗ばむぐらいだと
季節の感覚が鈍ります。。

来たる30日はクワタ横浜
会場はいつもと同じ日石ビルです。

以前、幼虫を出すのはやめようか?と
書いたのですが、けっこーな種類を飼育したおかげで
色々な種類が数・・・いるので
やっぱり出すことにしました^^)



幼虫を出すと決めたからには
準備を早めにしないといけません。
(前日は検品に当てたいのです。)

今日は母が早くから出かけると
言い出したので、いつもと同じ時間に起床。
母と娘を駅まで送り、その足で
いろいろと買い出しに出かけ、
最後にかねだいさん。着いたのは
10:05と、開店直後でした^^)

帰宅後、一呼吸おいてから
出品する幼虫の選択、選別をしているのが
上の画像。一通り終わってとりあえず
部屋に入れたのが下の画像です。


出品する明細は、このあとすぐUPさせていただきます。

準備と片づけを同時進行で行うのですが
思わぬ副産物が登場です♪



ニジイロクワガタ❤

放置していた容器から出てきた♂♂
正直ダメだと思っていたので嬉しい誤算です。

それでは幼虫の出品明細をタイトル変えて
ご報告させていただきます。





これ・・・書いておきたいなと
思っていました。
飼育を趣味として、販売もさせてもらっている
関係上、どこかで何かしら自分なりに線引きしとこう
とキモチもありました。
ボクが販売しているクワは、WF1 CB F2~の
3種類の表記のみにしています。

累代表記については、いろいろあって

WF F CB CBF という記号の元
そのあとに数字で累代数が分かるようになっています。

WFというのは、ワイルドからの累代でWF1という
表記が一般的。そのままインラインで累代している場合
WF2とか3とかの表記も見受けられます。

Fは、インラインでの累代、CBはアウトライン
CBFは、アウトラインの累代という認識が一般的だと
思っていますが、使いかたはマチマチで統一は
されていないようです。

ここでWFとCBFには2は存在せず、F2となるという
見解。これも認識の仕方として間違ってはいないと
思うのですが、誤解を招きやすいかもしれません。
例えば採集禁止地域のムシを採集禁止前に入手して
で累代した個体をアウトラインで掛けた場合、
その子孫はCBF1となるワケですが、その子孫を
インラインで累代するとF2になるという。。

ただその場合、採集禁止地域のクワなのにF2という
表記になるので、いろいろとマゼコゼになってしまいます。

特に近年、国産クワはいろいろな産地が採集禁止に
指定されているので、何かと障害が起きやすいのです。

ということで、ボクは
ワイルドからの累代の1世代目はWF1
そのWF1からインラインで累代している個体たちは
F2~の表記。
また種親として購入したクワですでに累代が進んだ個体から
の累代には、Fで表記。
それ以外のクワは全部CB表記にしています。
同種同産地のF2と、 
WF1とを掛けた場合もCB表記としています。
もし、クワタ等でボクのクワを購入してくださる方で
CBの何世代か?知りたい方は問い合わせていただければ
詳しくお答えできるようになっております。

また幼虫採集品についても、以前はF0という表現だったのですが
現在は、人が成長に介入しているためF0という表現は
しなくなっていると聞きました。
ボクは幼虫採集品はネブトのみなのですが累代し、販売するような
ことがある場合CB表記で出そうと思っています。

実際のところ、ワイルドからインラインで累代しても
自分の好み(サイズや型)で累代していくので
ワイルドからかけ離れた型やサイズが出現すること多々なので
爬虫類等で表現されるワイルドと飼育個体の2つでもよいのかな?
とも思うのですが、これはあくまでも個人的な見解だし
クワやカブトの場合、累代障害的な懸念もあるので
上記のような3種の表記をしていこうと思っています。

ボク自体はクワカブ飼育も趣味として熟成の域に達していて
熱帯魚や爬虫類等のように野外採集個体と飼育個体各々の魅力
が認識され、購入される方の選択肢が広がったと、
感じているし、自分でもそのような発想のもとムシを
購入しています。
あくまでも個人の分類を明確にしとくという意味で
今回の累代表記について書かせていただきました。









material by:=ポカポカ色=