クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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これ・・・詳しく書くと長くなるので
障りだけになります^^)結論から言わせていただくと
違うと認識しています。実はミヤマに使用するマットの
おかげでマットの種類が多くなっているのは事実で
あれこれ考えていたことの結果が出てきた年でもありました。



例えばですよ^^)この2種はマットのレシピは変えています。



もちろんこの2種も違いますが、エラフスについては
容器の容量も少し考えたいなとも思います。



ここまでで全7種の画像を出させていただきました。
この7種に使ったマットは全部で5種類(5レシピ)なので
ほぼ種類ごとにマットをブレンドしていると言っても
いいくらいなのですが、タイワンミヤマのように飼育期間は
充分なハズなのに、大きくは羽化していないので再考の
余地が残っている種類もいます。



使用するマットの種類は大きく分けて3種類で
ここに黒土を追加したりしています。全部に共通しているのは
各種の使用済みマットを混ぜ込むことはしています。
(何種かは全取替している種類もいます。)
もちろんのことマットのみではなく、温度 加水量
容量 飼育期間などいろいろな要素が絡むので一概には言えないけど
それぞれ違うと言ってもいいのかな?と、思います。
今後 交換の度に種類ごとのマットのレシピなど書かせていただきます。




そもそも伊豆大島にノコを採集にいったときに
同行した方の中にミヤマオンリーで採集したいと
聞いたのがイズミヤマを知るきっかけでした。



アゴ・頭部の発達は悪いし、腹は大きいし・・・
なんかノコを菌糸で飼育して温度が高いところに
置いていたら出てきた個体が・・・という特長のミヤマです。。



だけどですねぇ。。なんか魅力があるんですよね^^)
個体数が多いのは伊豆大島(だけど採集に行くと採れませんよ。。)
なんだそうです。他産地の個体数は多くないそうです。



ボクが注目しているのは、日本は島国なうえに点在する離島が
無数といっていいほどあるのに亜種分けされているのが伊豆諸島に
生息するミヤマだけという点。他に亜種がいてもよさそうなものですが
亜種はイズミヤマだけです。



そんなところもそそられますが、何はともあれ個体に魅力を
感じているのは確かです。先ほどのミクラミヤマ同様1年で羽化する個体が
多いのも特徴と言えば特徴です。産地も揃ってきたことだし
イズミヤマの飼育は継続いたします。






ミヤマって意外としっかり寝てくれます。
極端に温度が高いと(低くても起きる種類はいますが。。。)
動き出す個体もいますが、ミヤマを飼育できる温度帯に置いていると
ほとんどの個体が寝てくれます。



そこでそのミヤマの常識?を覆すのがミクラミヤマです。
現在、関東地方の気温は11℃~16℃と寒暖差が激しい日が続いています。
そんな気温差のところに置いておくと動き出すのがミクラミヤマです。



今年は神津島産のペアを持っているのですが、全個体ワインセラーに
入っています。やはりしっかり寝かせて時期まで待たないと
産んでくれないと思っていますからね^^)



ミクラミヤマは後食を待たずとも活動さえ開始すれば
ペアリングは可能です。ただ時期はどうなんでしょう?
ボクは野外での発生時期に合わせて起こしだし、ペアリング⇒産卵で
うまくいっていますが、活動を開始したら産卵までの行為を
してみてもいいのかなぁとは思います。



ミヤマの中では特異な表情を見せるミクラミヤマですが
ツボさえ押さえてしまえば産卵数も多いし、羽化までに1年と
(中には2年になる個体もいますが結果はそう変わりません。)
ミヤマの中では短サイクルなので、お持ちの方♪
ここはしっかり寝かせておきましょう^^)


これですね。。簡単なようでちょっと大変なんですね。。



価格的にも飼育難易度的にもお求めやすいのは
エラフスミヤマなんです^^)あとですね、1年なんですね♪
そこもいい♥・・・種類的な観点からもミヤマクワガタの仲間の中では
珍しいんですよ^^)ヤツだけアメリカ産ですし♪アメリカ産他にもいますが
カタチが全然違うんですね。。



1年繋がりでいうとミクラミヤマも1年で羽化してきますね♪
ミクラミヤマの難しいところは休眠です。10ン℃では動いてくる
個体がいますからね。。産卵時期まで寝かせられるかがカギです。
ミヤマはとかく価格のこと(下世話ですね、、)を書いてしまいますが
このあたりから一桁変わります。



ワイルドの価格では安価だと思いますが、ボクも産卵までなので
未知数なのがヒメミヤマです。ミヤマと言うよりクワガタ全般の中で
かなり好みなカタチをしています。グループこそ違いますが
ラエトゥスのカタチもかなり好きです。



ラティコルニス。飼育的にはヨーロッパミヤマ系に準ずると思いますが
価格帯はヨーロッパミヤマ勢の大型♂ペアに準じますねぇ。。
なんか最近のヤフオクでは幼虫が複数出ていましたね。



ミシュミ・ノビリス・メアレー・クラーツあたりは小型に入れていいか
微妙なサイズです。メアレーは失敗しているのでリベンジしたいです。
この辺りはもうミヤマ価格です。



最近こなれてきた感のあるウェムケン。ミシュミもそうですが
ウェムケンのように他のミヤマとまるっきりカタチが違うのは
そそられます^^)



おっと♥この子はお求めやすいです^^)
クリイロミヤマ。国産ミヤマと同じグループです。
ミクラミヤマを大きくしたようなスタイルに見えますが
全然違うんですね^^)

あと国産ではアマミミヤマ イズミヤマも小型の部類に
入れられると思います。ミヤマの場合、小型だからといって
飼育期間はしっかり2年になる種も多いので、集めたいという
願望で終わらせないことが大事かもしれません^^)



ちょっと備忘録です。
今年のミヤマ産卵はほとんど同じセットで臨んだのですが
黒土が有効だった種類と必要ない種類がいましたので
ご報告です。



ヨーロッパミヤマ系はほとんど必要ないのかなと
感じています。変な話材も要らないかもしれません。
個人的な感覚としては、ノコ寄りな気がします。



有効なのが国産ミヤマで、黒土のみ 黒土+マット
材回りといろいろな部分に産んでいました。けっこう
材に食い込んでいる幼虫は多かった印象です。



これがイズミヤマになるとちょっと違いが出てきます。
イズミヤマは黒土部分には産んでいないのですね。
ただ黒土とマットの境目部分からは多数の幼虫が
確認できました。なので有効というより必要だと思いました。
あとイズミヤマは材回りから幼虫が確認できなかったのも
面白いと思いました。



ウェムケンは黒土部分から幼虫こそ出てきましたが
孵化してから移動した痕跡が伺えました。必要性は感じましたが
黒土はエッセンス程度でもいいかもしれません。



タイワンミヤマは必要性を感じます。ただそれだけでは
ないようです。そんなに数が採れなかったので再チャレンジしてみます。



ミクラミヤマに関しては過去の記事で詳しく書いています。
ミクラミヤマ・アマミミヤマからミヤマ飼育を始められる方は
黒土の存在が大きく感じられると思います。



フライミヤマ。一番驚いたのがフライミヤマ(シュパンスキー)でした。
幼虫・卵は黒土の固詰め部分からしか出てこなかったのですね。



最後にまだ割り出しを行っていないヒメミヤマ。
割り出しはもしかしたら来年になるかもしれませんが
この結果いかんで考え方を変えなければならないかも
しれないのでちょっとドキドキです♪
もうひとつ、種類によって割り出し時期が異なることも
明記しておきます。


material by:=ポカポカ色=