クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
4
7 10
16 18 19
22 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[91] [92] [93] [94] [95] [96] [97] [98] [99] [100] [101]


久し振りに撮り下ろしました♪
かなりしっかりしてきましたね^^)



イズミヤマクワガタ 利島・宮塚山 F4
2020年7月15日羽化です。サイズは54強ですね♪
イズミヤマはこの個体しかいないので自分用です。
♀はWF1が2頭いますので、2♀でブリード予定です。



54ですとね、イズミヤマとしては中間サイズです。
でも野外で(伊豆大島ですが・・・)見た個体の中で一番大きな
個体と同じくらいのサイズなので気に入っています♥



何が魅力かって? なんでしょうね?^^)
でも非常に好きですね♥ たぶん国産ミヤマって亜種が少ないので
そこらへんなのかもしれませんね♪
アマミミヤマ ミクラミヤマは全然違いますしね。



飼育に関しましては、国産ミヤマとほぼ同じなんですが
起きだしの部分がちょっとゆっくりです。
島によって発生時が違うので、そのあたりも参考にしながら
起きだし後の管理やペアリングの時期などを調整しようと思っています。
まぁとにかくダラダラとするタイプの活動開始なので、
ある程度ゆっくり構えていたほうがいいですね^^)
国産ミヤマが活動を始めたからイズミヤマも大丈夫と
思わないほうがいいみたいです。



あと幼虫飼育も国産ミヤマが大きくなるレシピより
少々変えようと思っています。ちょっと高栄養みたいなんですよね。。
もう少し低添加のマットでもいいのかな?と、思っています。
画像では気になりませんが、若干横腹がはみ出ています。
WF1個体で実証済みですので、今回は全編それでいこうと
考えています。イズミヤマは利島産以外ですと伊豆大島産CBF1
新島産WF1といます。流通量の少ない新島 型でいうと一番イズミヤマの
特徴が出る伊豆大島産にこの利島産。楽しめそうなラインナップです。





とりあえず何回か書いていることに気が付いたので
簡単に書こうと思います♪

まず・・・産卵に成功したならば、幼虫が出た部分で状態の
良いところは持っておきます。幼虫飼育用も容器に移す際に
幼虫周辺のマットごと移すのはいいと思います。



産卵セットで使用したマットはある程度の期間が経過していますが
所々使える部分がありますから、取っておけるようでしたら
取っときます^^)大きな容器に移す、もしくは他のミヤマに使うなど
応用は効きますのでね^^)



大型の容器に移すのは種類にもよりますが、だいたい2令に差し掛かった
辺りでも遅くはないと思います。ここから大量にマットを
使うことになるんですが、ボクはチュウホソアカを飼育容器に移した
方法で交換しています。新しいマットは底面固く、壁面できるだけ固くで
容器中央はそれまで入っていたマットを混ぜ込んだマットをやんわり
入れて、その中央に幼虫を入れる方法です。これね・・・
800はそんなに大変ではないのですが、1400はそれなりに時間も
掛かるし面倒だけど、力の入り加減は800とは比べ物にならないくらい
しっかり入りますから、達成感みたいなものを感じると同時に
次の交換で大型になっていると思わず顔がほころんでしまいます^^)



実はミヤマのマット交換回数って、そんなに多くないんですよね^^)
今までのをおさらいしますと・・・
産卵セット割出⇒プリンカップ(大きさは幼虫の大きさに比例いたします。)
プリンカップ⇒500もしくは800
500の場合は800もしくは1400
800の場合は1400もしくは2300

今まで書いてきたのはここまでで、これ以降はちょっと変えていきます。
高栄養のマットの追加です。もちろん詰め方も変えていきます。
ここまでで期間的には約1年ぐらいと思っていてください。
幼虫自体は3令もけっこういい具合になっていますから
(まだ伸びしろは感じることが出来ると思います。)
ここでもうひと伸びしてもらう意味でも
(ミヤマの場合、体重が極端に増えるということはありませんので
目に見えてという実感は湧かないのが辛いとこです。。)
高栄養マットを混ぜ込みます。詰め方は底部分の固詰め容積を増やします。
容器の半分ぐらいまで固く詰めてもいいと思います。
硬く詰めた部分の中央をスプーン等で削り、窪みを作って
使用済みマット+幼虫を投入します。この頃から蛹室を作る段取りも
考慮に入れておきます。幼虫を入れたらふんわりマットを入れて
容器肩口を指押し固めていきます。容器中央は幼虫が入った状態ですので
固く詰めることはできませんが、これは通気の確保と言う点で効力を
発揮する(してんじゃないか?)と、考えています。



交換時期や回数については、個体差 飼育環境等で変わってきますので
ここでは書きませんが、だいたい3回~4回、飼育期間が3年以上を
要する種類に関してはそれ以上となることをご理解いただけると、
と、思います♪ ある意味大変だし面倒だなと思うこともありますが
新成虫を拝んだ時には今までのことは吹っ飛びます♥
特に大型の♂が出てきたときは感無量と言うより
驚愕に近いものがありますからやめられないのです^^)



ここのところ、羽化が嬉しい的な記事が多いのは
ミヤマがちょこちょこ羽化しているからなんですね^^)
ルニフェルが羽化ラッシュとなっていまして
先日も♀を単品で発送しています。で、同時期に羽化した
小さな♂の画像は載せていたのですが、ようやくルニフェルらしい
個体が羽化してきました。



♂は先だっての小さな♂も含めて4頭、うち3頭が羽化していますが
もう1頭は昨日羽化なので取り出しておりません。
この個体は12月10日羽化確認個体です。
この個体に限って取り出した日付になっています。
(蛹室が容器側面から中が確認できませんでした。)



ネパール・シスネリ産 CBF1個体。
種親の累代から察するに以前、購入した個体の兄弟個体かも
しれないです。記憶に残るような累代でしたからね^^)



ネパール産は原名亜種となります。
オオアゴ先端が大きく開くという特徴が見事に出ています。



ヴィロススミヤマグループになるんですね?
先日のチベットミヤマも同グループとなります。

まだ薄皮が残る状態なので取り出したり、触ったりということは
最小限にとどめています。実はルニフェル、すでにご予約済みです。
♀が2頭しかいないので1ペアのみの販売となります。
ただ♀はちょっとアテがあるので、問い合わせてみようかとも
思っています。




もう掠れてしまう記憶になってきた飼育種の変更時に
外産ミヤマを集めながら、国産ミヤマの産地別も集めだして・・・
で、国産の産地別って、ノコはもちろんのこと自分としても
集めかたのコツというか?やり方みたいなものが自然に
できて、一時期ミヤマは国産に特化しようと考えたりも
していたんですが、どうも地域差より個体差のほうが大きく、
またサイズに関してはともかく、型に関してはそんなに変わらないので
絞り込むことにしました。



このことは先輩にお会いした時にも話題になり、
どうもミヤマはサイズに拘るほうが面白いという結論に達しまして
来期からは少なくしようと考えています。



現在飼育中の産地は継続していきますが、それ以上の産地を
増やしていくことは考えていないです^^)
現在は、隠岐諸島 中通島 中甑島 黒島産という離島モノに
加え、宮崎 北海道と飼育していますがここまでにしとこうと
考えています。



逆にイズミヤマは現在3産地いますが(新島・伊豆大島は幼虫です。)
コンプリートしたい気持ちはありますね^^)毎年2産地づつ飼育する
ぐらいでしたら負担も少ないですしね♪



宮崎・北海道の大型♂幼虫は現在も飼育進行中です。
無事羽化してくれたらどのくらいのサイズになるのか?
今から楽しみです♪





まぁそうですねぇ。。そんなにいるかどうかは
分かりませんが、先ほどのチベットミヤマは
そんなに見たり、他飼育者と談笑したりという経験は
ないですね。。。



この画像はメアレーですね。出回っていそうでそんなに
見ることはないですね。と、言いますか外産ミヤマは
ヨーロッパミヤマ系以外ですとエラフスはそこそこ見ることが
できますが、出品者様は限られていたりします。



なんとか累代できた(と言っても幼虫を得た段階ですが)
ヒメミヤマ♪ こちらも飼育者と談笑と言う経験はないです。
クラーツも今年 何品か出品されていましたが、実は仲間が
飼育しています。ただ情報交換的な会話はしていないです。
飼育期間が長いということが大きいと思います。
ちなみにクラーツは飼育していないです。



その類で分類しますと、ルック ゲアン チベット ラエトゥス
ディボウスキー テトラオドン・・・この辺りは珍しいのかも
しれないですね。ラエトゥスはクラーツを飼育している方も
飼育しているので、たまーに話しますが、他は会話と言いますか
持っているというだけで『えっ?』という顔をされることが
あります^^)



最近記載のミシュミ ウェムケンのほうが飼育者は多いかもしれませんね。
でも一時のようによく見かけるという類の種類ではなくなっています。
そう考えるとノビリスを手放したのは失敗だったかな?と悔やみます。
今年のこの状況を予想できる方はまずいないでしょうしね。。。



国産もイズミヤマを多産地飼育されている方はあまり見ないかもしれません。
ご存じの通り、国産種がずーっとメインでしたからネットワーク的な
部分があるのと、伊豆諸島をメインに採集に行く友人がいることは
大きいですね^^)



でも・・・でもですよ^^)ホント、知らないからできたんだと
思います。。これ・・・知識が先行したら手を出さないかもしれません^^)



material by:=ポカポカ色=