クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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動いてしまうので少しブレてしまいました。
12月9日羽化です。この個体は人工蛹室にて羽化しました。
チベットミヤマクワガタ 亜種イサキ WF1
ミャンマー・カチン  Chudu Razi
詳細産地の部分はどう発音していいのか分からずそのまま表記しましたが、
チュードゥ・ラジと発音するのでしょうか?



2000年の記載ですから比較的最近の記載となります。
この個体はサイズ的にはそんなに大きくはないです。



まだ薄皮も残っているし、画像では見えていませんが
腹も完全に納まりきっていない割にはよく動いてしまうので
タッパー内からの撮影が限度です。ここであまり触ってしまいますと
悲しいことになりかねないので慎重にコトを運びます。
しかし・・・知らないからとできたのかもしれませんね^^)
結構難易度は高いほうだそうです。。あまりミヤマ初心者が
手を出す種類ではないようですね。。



家にいるそんなに出回らないミヤマシリーズのなかの1種ではありますが
チベットミヤマはすでにご予約済み。最低でも1ペアは残すつもりです。
個体の詳細についてはもう少し安定してから、再度ご紹介させていただきます。





ノコやヒラタを飼育する際はマットについて
あれこれ悩んだりはしなかったのですね。。
菌糸(オオヒラタケ)でも対応できる種類でもありますから
エサの好みの振り幅が大きいと言いますか?
大きくするとなると少し考えなくてはいけないけど
羽化させることを前提に考えると、そんなに工夫を凝らすという
ほどのこともなく飼育してきましたが、ミヤマとなると
話は違ってきまして・・・



一番頭を悩ませるのが、産卵セットの黒土のみの部分から
幼虫が出てきた種類です。割り出した令にもよりますが
最初は産卵セットで使用した(幼虫が出てきた部分のマット)
マットの著しく劣化した部分を取り除き、加水し直したりして
使用するまではいいけど、問題はそこからで・・・
どうにもこぉにも考えが浮かばない種類もいるんですよね^^)
以前クワタで外産ミヤマばかりを出展されていた方にお話を
聞かせていただいた機会があって
『この種類はミヤマが大きくなるマットで大きく育ちます。』
と、聞かされてそれが強く残っている・・・と言うより
裏を返せば『ミヤマが大きくなるマットで飼育しても育たない
種類がいる。』ということになるワケですよね?。。。



では黒土部分から出てきた幼虫を黒土のみで飼育すると
大きくなるのか?と言ったらそれはちょっと違いまして^^)
やはりある程度のマットは加えたりしていかないと
育たないのです。その加えるマットはどれがいいのか?とか
加える量はいかがなものか?は手探り状態で試しながら
自分が飼育しているなかで一番いいなと思ったものを抜粋して
次に繋げるしかないのですね^^)
なんでもかんでも低添加や無添加がいいとは限らず、どこかで
何かを変えてあげないと育たないワケで、それがどのタイミングで
行うかというのも非常に大事です。



もともとマットに関してあれこれ考えるのは好きなほうでしたから
そのあたりからもミヤマの飼育には嵌っています。
よく先輩からはマットを作ればいいじゃないとレクチャーは受けますが
そこまでやるにはいろいろと弊害も出てきますので、あくまでも
市販のマットでやっていこうと考えているけど
たま~に限界を感じることはあります。



個人的には初令~初2令あたりまでは黒土多め
(産卵セットで使用したマットレシピを適用)のレシピで
次の交換から徐々に黒土の割合を減らします。当然の如く
それまで使用していたマットの状態のいい部分や糞も混ぜ込みます。
マルバネ飼育で培った方法も用いて、新しく作ったマットは底面と
壁面にして、それまで使用していた幼虫周りのマットを幼虫ごと
移植する方法もいいと思っています。これは新しく作ったマットが
的を得ていれば底面 壁面に移動するし、そうでなければそれまでの
マットを幼虫が混ぜ込んで食していくので、リスクを回避するという
点では有効かと思います。



ただですね。。。これはある程度の容積が必要となるので
50ミリ程度で羽化してくる種類でも1400は必要になってくるのですね^^)
ある程度の頭数を確保しないと心配なミヤマ飼育において、場所を
必要とするのでちょっとした課題でもあります。
あと・・・そんなに交換頻度というのも多くないので、
躊躇なくいくというのも醍醐味だったりします♪




備忘録も兼ねて現在飼育している外産ミヤマクワガタを
ご紹介いたします。

・ユダイクス 幼虫多数
・アクベシアヌス 幼虫多数
・ケルブス 幼虫多数

ヨーロッパミヤマ系は大型を羽化させることで有名なショップ様
から種親(もしくは幼虫購入)を入手してブリードしています。
また別系統になりますが、羽化ズレの対策もしております。
成虫はアクベスが♂小型(別系統)♀平均的なサイズ(別系統)による
ペアが1ペアいます。



羽化間近の種類。

・ルニフェルミヤマ原名亜種(ネパール・シスネリ産 CBF1)

♀が羽化してきています。♂は小型が羽化済み 見栄えのする♂は
現在蛹です。

・チベットミヤマ亜種イサキ(ミャンマー・カチンChudu Razi WF1)

♀3頭羽化済み。 ♂は現在2頭蛹です。

・ミシュミミヤマ (インド:アルナーチャル・プラデーシュ州
          ディバンバレー WF1)

♂別系統WF1 蛹 ♀別系統WF1 蛹です。現在1ペアになる予定です。
他個体は幼虫です。

・ラエトゥスミヤマ(中国・四川省 WF1)

2系統います。♀2頭羽化済み 他個体は幼虫です。

※ルニフェル チベットはご予約いただいています♪
 ラエトゥスは羽化待ちご予約の方がいらっしゃいます。



羽化後2ヶ月以上経過している種類。ここからは産地等
割愛させていただきます。

・タイワンミヤマ WF1 トリオ
・エラフスミヤマ CB  3ペア(内1ペアご予約済み)
・ゲアンミヤマ WF1 ♂羽化不全 ♀11月羽化 もう1頭幼虫がいます。
※ゲアンミヤマの販売予定はありません。



ヨーロッパミヤマ以外で飼育している種類。
(全種 幼虫飼育中です。羽化・蛹化している種類は別記載)

・クリイロミヤマ
・テトラオドンミヤマ
・タイワンミヤマ(成虫とは別系統 ワイルドからの採卵です。)
・ウェムケンミヤマ(西カメン ロースバンシリの2産地)
・ヒメミヤマ(自己ブリード 少数です。)
・フライミヤマ(シュパンスキー)※こちらも自己ブリードです。
・ルックミヤマ

※ウェムケン(西カメン)はご予約済み。 
タイワン・ヒメミヤマ・フライミヤマは
自己ブリードより幼虫を得ていますが、販売できるほど数がおりません。
他は自分用に入手しています。

だいたいこんなところです♪ 
過去の記事でご紹介している ルニフェル(フランシスカ)
メアレー クラーツ ノビリスは現在飼育しておりません。
メアレーについては個体が入手できたら再開したいところです。
計17種です。。。ちょっと多いかもしれません^^)





本日、ヒメミヤマの割り出しをしました♪



ラベルは用意した時のものをそのまま使用していますね。
日付は投入日時です。約半年経過しました。



セット表面。ヒメミヤマは2セット組んでいて両方とも
同じような状態でした。黒土を多分に含ませているので
表面はカチコチです。



1セットめはボーズでしたが2セットめで幼虫発見♪
2セットめは側面に見えていましたので溶けていなければ
いるとは思っていましたが、実際目の当たりにすると嬉しいものです♪



2頭め♥ このあと2頭を回収して計4頭。。。
一応初飼育で幼虫を回収こそできましたが、4頭ではねぇ。。。
成功したとは言い難いです。。


ちょこちょこと幼虫で入手していた外産ミヤマですが
少しづつ蛹化・羽化が始まっています。

 (画像はヒメミヤマ)

まだ画像にしていないので追々画像付きで
再度紹介させていただきますが、ちょっとププッとされてしまう
個体もいますので、その辺はお手柔らかにお願いいたします^^)

 (画像はタイワンミヤマ)

外産ミヤマを飼育し始めたときに見るもの全てみたいな
感じで、入札・落札をしていた個体たちなんですが
ゲアン チベット・・・このあたりが揃いそうです。
ちなみに幼虫入手です。画像のタイワンミヤマを皮切りに
今年4月(ぐらいですか?)のクラーツなどもそうですね♪

 (画像はクラーツミヤマ)

特に嬉しいのがゲアンミヤマで、だいたい落札後 追加交渉を
させていただき、出品数より多く入手させていただくのですが
(もしくは10頭で出品とかを狙います。)、ゲアンは3頭のみの
入手で、(数が採れなかったらしいのです。)その3頭でペアに
なりました♪(♂はイビツに羽化させてしまいましたが。。。)
チベットも1頭ほど落としたのみで♀は全頭羽化済み、♂が2頭
蛹になっています。今期はテトラオドン クリイロなども
入手しているので、そちらも楽しみです。
そうそう^^)忘れているわけではありません♪
ラエトゥス・・・大きくなっています♥



material by:=ポカポカ色=