クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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と、言ってもですね。。まだプリンカップに入っていた
状態なので、厳密にいえばこれが1本目となります。



とにかくド初令で割り出してしまったのでどうなるか心配でしたが
11頭 生存していました♪

なんでモンギロンのあとタイワンミヤマなの?と、お思いでしょうが
モンギロンの廃マットを再利用したかったのですね。
さすがに容器上部は乾燥が激しく使えませんでしたが、残りは再利用が
可能です。これに完熟マットと黒土を配合してタイワンミヤマ用のマット
を作ります。



黒土は混ぜたと言っても全体の1割ぐらいです。
まだ2令なので少々黒土も混ぜました。これで3令になったら
黒土は混ぜずにマットのみで飼育していきます。

 

個人的にはタイワンミヤマの飼育って、ミヤマ飼育全般の
何かの分岐点になるような気がしているので、気を抜かずに
飼育したいと思っています。ミヤマってマットを選ばない種類もいれば
マルバネのように好き嫌いが激しい種類が混在しているように
感じるんです。その違いを自分なりに判断する材料を用意するうえで
非常に大事な位置を占めているように思っています。

そんなこんなのタイワンミヤマですが、アマミミヤマやドンミヤマと
同グループに属しているけど飼育方法は全くと違うと感じているので
面白いことこの上ないです^^)次は大型を拝んでみたいものです♪



ボクが頭を悩ませるミヤマの1種にタイワンミヤマがいます。
どうもアマミミヤマと同じと言うワケにはいかないのですね。。



産卵も失敗こそはしなかったけど11頭しか採れなかったので
成功とは言い難いです。ワイルドからの採卵なのでちょっと
言い訳めいたことも言えるけど敢えて言わないよう我慢しています^^)



さて その11頭なのですが、今回は販売に廻すことなく全頭飼育しています。
やっぱりですね♪ 大型の♂は見てみたいですしね^^)
ワイルドの♂はカッコよかったので、まずはペアで付いていた♂を
目指してみようと思います。



幼虫のエサなんですが、今回羽化させた個体は黒土配合のマットで
飼育したのですが、それがどうも違うようです。
ミヤマの場合、ある一定の期間は産卵セットで組んでいたマット、
もしくは同じような配合のマットである程度の期間は大きくなりますが
そこから一伸びを狙うのにはちょっと変えてあげたほうがいいように
感じています。羽化ズレもなんとかしたいところなのでいろいろと
試行錯誤をしていこうと思っています♪




自己ブリードで1♂2♀いるエラフス。
先日、自分が飼育した個体と見比べたいのと
補強も兼ねて2♂1♀を新たに入手しました。
上のカードケースはパスモが入っていてサイズ感を
感じていただこうと敢えて置いています。



いや・・・実は画像ファイルがまたまた悲鳴を上げてきたので
古い画像を削除していたんですが、ブログ開始当初の画像って
複数を1画像に納めているのがけっこうあって、そんなところも
影響しています^^)



ここまでの画像って撮ってみると分かるのですが
かなり接近させないと撮れないのですね^^)
休眠個体だからこそできるのかもしれません♪



画像左の個体。こちらのほうが大きいです。
この画像だけですとサイズ感が掴みづらいと思いますが
先に添付した画像ですと分かりやすいですね^^)



画像右個体。この個体でサイズは56です。
エラフスが販売されるサイズの標準的なサイズです。
ちなみに今回ご紹介させていただいた2個体は入手した
個体で自己ブリードは引っ込めました^^)
ちょっといやらしいかな^^)と思いましてね。。

このあたりのサイズですと800×2 飼育期間約1年ちょっとで
孵ってきます。中型のワインセラーでしたら産卵セットを含めて
相当数を飼育できると思います。外産ミヤマとしてはお求めやすい
価格帯だし、飼育も少し気が抜けます。
一押しのミヤマだと思うエラフス♪ お勧めです^^)




ユダイクスは最初にあわゆき氏から2頭。
そのあと幼虫入手の4頭。こちらは全頭2年目に突入です。
自己ブリードで残したのが17頭+1卵。
あわゆき氏からの2頭はすでに嫁いでいきましたので
ユダイクスは全部で22頭飼育しています。



ユダイクスに限らないのですが、ヨーロッパミヤマ系は
意外とコストがかからないことをご報告差し上げます。
まず産卵セットは大ケースを使用するのでそれなりのコストが
かかりますが、ミヤマとしては割り出し時期が早いのと
マットにとっても劣化しにくい温度帯で管理するわけなので
全部とまでは言いませんが、ある程度の量のマットは幼虫飼育に
廻すことができます。



今回ボクは不埒な理由から交換しましたが、本来ならもう1ヶ月ぐらいは
引っ張ってもいいところです。ただここで交換することで次は
早くても半年後の交換となります。今日が11月の23日なので
その年の気候にもよりますけど、次の交換は翌年GWあたりと
なると思います。(劣化具合で変動します。)
次の交換では♂が2300~3000 ♀は1400。
(今回は♂♀問わず1400に入れています。)
他のミヤマもいるので、たぶん設定温度は18℃あたりを
基準にすると思うので、その次の交換は翌年11月ぐらいで
そのまま羽化まで引っ張ってしまうと思います。



ここで本日1400に入れ替えたときのマット消費量なのですが
ユダイクスに限らずミヤマ全般に言えることなんですけど
ミヤマはそれまで入っていたマットを使います。
今回は本来交換すべき時期より早いので、ほとんどの使用済みマットを
再利用しています。そうしますとね^^)18本交換しても
新しいマットの使用量は20リットル弱なんです。
次の交換は半年後という期間と初夏という季節柄、全部は使えないとは
思いますがマットの消費量は想像しているほど多くはありません。



生体はそれなりの価格帯と言うのは変わりませんが
飼育自体はそんなにコスト高にならないヨーロッパミヤマ系の飼育。
あるひと区間だけでも温度管理ができる環境を手に入れられれば
あとはそんなに手間暇はかかりません♪
新成虫が出てきたときの達成感はまた格別です^^)





個人的には非常にカッコイイと思っています。
ミヤマクワガタの中では安価な部類に入るのですが、
野外での数とかはあまり多くないと聞きます。
(☚産地によってかもしれません。勉強不足です。。)



画像左が野外品、右が自己ブリードで野外品は70近くあったと
記憶しています。自己ブリードはトホホの50ミリ台。



グループ的にはアマミミヤマなども属する
ラミニフェル系に属していてドンミヤマやゲアンミヤマも
含まれています。



飼育的な側面から書かせていただきますと、グループ分けに
ついてはビークワ75号が発売される前から知っていたことも
あり、アマミミヤマの飼育参考も兼ねて幼虫5頭を入手。
このときはミヤマ飼育自体が手探りなこともあり、途中から
すこし気を抜いた飼育にもなりましたが、どうも自分が考えていた
マットではダメなようで、全頭羽化こそすれど(1♂4♀でした。)
満足のいく結果とはなりませんでした。



産卵に関しては、今年ヒメミヤマとともにワイルドを入手。
(今年はワイルド便貴重でした。。)
ヒメミヤマと同様のセットで♀持ち腹で産卵させたのですが
こちらも11頭と振るわず。。。先輩とお会いした時に少し話題に
上がったのですが、どうも材に依存する率が高そうだという
お話を聞くことができました。



形状的には好みが分かれるかもしれませんが
ボクの中ではミヤマという枠ではなく、自分の好きなクワガタの中で
ノコの対極に位置付けされるクワガタです。今回得た11頭の幼虫は
販売せず全頭 飼育をすることにしました。
幼虫飼育に関しては2年前のころとは違う見解で見れると思うので
すこしあれこれしようと思っています♪








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