クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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これは個人的な好みの話ですから
お気軽に流していただければと思います。
自分の中で、好きなものができるととりあえず
目についた気になるモノを可能な範囲(まぁ予算とかです。。)で
手に入れてみて、それからホントに好きなのか?自問して
継続するか否かを自分なりに判断します。
それで残っていくもの(まぁクワガタに限らずです。。)が
本当に好きなんだなぁと、第3者的な目で、見ている気でいます。



そんな屁理屈ともいえるモノの見方で残っているのが
トカラノコなので、ホントに好きなのはトカラノコなのかも
しれませんが、外産ミヤマもいろいろ見る機会も増えて
(ホント・・・標本すら見る機会がない種類もいますからね。。)
自分なりの好みが鮮明に見えてきています。



大型になるヨーロッパミヤマ勢も非常に魅力的ですが
60~80ミリ台でレコードとなる中型ミヤマに凄く惹かれています。
このクラスは形状的にもバラエティに富んでいて飽きないと
いうこともありますが、飼育的にもバラエティさがあり いい意味で
頭を悩ませてくれるので、楽しいということもあります。



特にフォーチュン系に惹かれてはいますけど、飼育期間的に
長かったりしますから、そこを上手く種類をばらけさせて
楽しむことが出来たらと思っています。

とにかくですね。。飼育期間が長いのでモチベーションの維持が
鍵だったりします。。そんな中型外産ミヤマ♥
当分 嵌っていきそうです♪


実は以前から欲しかったミヤマの幼虫を入手していて
クワタ翌日の日曜に届きます♪



ずーっと落札できずにいたので、ちょっと嬉しいのです^^)



だいたいの種類は幼虫で入手・羽化させているので
ブリードとしてはほとんどが初飼育になりますね^^)



ところで、ミヤマの飼育個体でひとつの難関は休眠明けの管理です。
ボクのところでは♀が起きてくれないことが多いので、これをどう
克服するかが課題なんですね。。あと種類ごと個体ごとに
休眠期間が違います。ここもけっこう大事な部分なので
今まで以上に重箱の隅を突こうと思っています^^)



産卵に関しては、足すというよりいかに減らせるものを
減らせるか?というところ・・・まぁコスト削減です♪
産卵木 ミズゴケ 腐葉土 黒土 マット各種などなど。
今年のセットは全てヒメミヤマ対応なセットだったのですが
そこまで必要がない種類もいるので、手間を省く意味でも
考えていきたいところです。どうしても産卵セットのまま
置く期間が長いので、極力小さなケースでセットを組めると
いいのですが、なかなか・・・ねっ^^)そうはいかないものです。。



あと同グループ・近縁種でも大きな違いがあることに気付けたのは
大きかったです。アマミミヤマをしっかり飼育したくて
タイワンミヤマを飼育したのですが、けっこう違いました。。
ここはノコばかり飼育していたのが盲点となっています。



おっと長くなりました。。幼虫飼育も書こうとしたイキオイでしたが
次回にします^^)幼虫飼育に関しては肝みたいな部分が
掴めてきたので今度ゆっくり書かせていただきます♪



マルバネは急劇な・・・と、言いますか
エアコン等の風が直接当たるとあんまりよろしくないので
温室の中に入っています。(一部 当たらない場所にも置いています。)



で、その下・・・温室内ではありませんが比較的 冬暖かく
夏涼しい(この場所は限られます。)ところにヨーロッパミヤマ勢が
鎮座しています^^)2年目のユダイクス アクベシアヌス ケルブス
今年採卵分のユダイクス アクベシアヌス 今年補強したケルブスと
ヨーロッパミヤマ勢のみで相当数の幼虫がいるのですが、こちらも
順調です^^)



特に2年目の個体群は嬉しい悲鳴を上げそうなぐらいに
なっていて来年に期待が持てそうです。



特にケルブスが容器側面から見ている分には大きくて
ワクワクしています



この3亜種は並べて見比べるとそれぞれ特徴が顕著で
しかもそれぞれが魅力的なので先人の方々が全て揃えている方が
多いのも頷けます^^)

個人的には(以前から薄々気が付いていたんですが)、
大型種って敬遠しがちなんです。大きくてアマミノコぐらいが
自分に合っていると思っていたんですが、ヨーロッパミヤマは
別かもしれません♪






久し振りに撮り下ろしました♪
かなりしっかりしてきましたね^^)



イズミヤマクワガタ 利島・宮塚山 F4
2020年7月15日羽化です。サイズは54強ですね♪
イズミヤマはこの個体しかいないので自分用です。
♀はWF1が2頭いますので、2♀でブリード予定です。



54ですとね、イズミヤマとしては中間サイズです。
でも野外で(伊豆大島ですが・・・)見た個体の中で一番大きな
個体と同じくらいのサイズなので気に入っています♥



何が魅力かって? なんでしょうね?^^)
でも非常に好きですね♥ たぶん国産ミヤマって亜種が少ないので
そこらへんなのかもしれませんね♪
アマミミヤマ ミクラミヤマは全然違いますしね。



飼育に関しましては、国産ミヤマとほぼ同じなんですが
起きだしの部分がちょっとゆっくりです。
島によって発生時が違うので、そのあたりも参考にしながら
起きだし後の管理やペアリングの時期などを調整しようと思っています。
まぁとにかくダラダラとするタイプの活動開始なので、
ある程度ゆっくり構えていたほうがいいですね^^)
国産ミヤマが活動を始めたからイズミヤマも大丈夫と
思わないほうがいいみたいです。



あと幼虫飼育も国産ミヤマが大きくなるレシピより
少々変えようと思っています。ちょっと高栄養みたいなんですよね。。
もう少し低添加のマットでもいいのかな?と、思っています。
画像では気になりませんが、若干横腹がはみ出ています。
WF1個体で実証済みですので、今回は全編それでいこうと
考えています。イズミヤマは利島産以外ですと伊豆大島産CBF1
新島産WF1といます。流通量の少ない新島 型でいうと一番イズミヤマの
特徴が出る伊豆大島産にこの利島産。楽しめそうなラインナップです。





とりあえず何回か書いていることに気が付いたので
簡単に書こうと思います♪

まず・・・産卵に成功したならば、幼虫が出た部分で状態の
良いところは持っておきます。幼虫飼育用も容器に移す際に
幼虫周辺のマットごと移すのはいいと思います。



産卵セットで使用したマットはある程度の期間が経過していますが
所々使える部分がありますから、取っておけるようでしたら
取っときます^^)大きな容器に移す、もしくは他のミヤマに使うなど
応用は効きますのでね^^)



大型の容器に移すのは種類にもよりますが、だいたい2令に差し掛かった
辺りでも遅くはないと思います。ここから大量にマットを
使うことになるんですが、ボクはチュウホソアカを飼育容器に移した
方法で交換しています。新しいマットは底面固く、壁面できるだけ固くで
容器中央はそれまで入っていたマットを混ぜ込んだマットをやんわり
入れて、その中央に幼虫を入れる方法です。これね・・・
800はそんなに大変ではないのですが、1400はそれなりに時間も
掛かるし面倒だけど、力の入り加減は800とは比べ物にならないくらい
しっかり入りますから、達成感みたいなものを感じると同時に
次の交換で大型になっていると思わず顔がほころんでしまいます^^)



実はミヤマのマット交換回数って、そんなに多くないんですよね^^)
今までのをおさらいしますと・・・
産卵セット割出⇒プリンカップ(大きさは幼虫の大きさに比例いたします。)
プリンカップ⇒500もしくは800
500の場合は800もしくは1400
800の場合は1400もしくは2300

今まで書いてきたのはここまでで、これ以降はちょっと変えていきます。
高栄養のマットの追加です。もちろん詰め方も変えていきます。
ここまでで期間的には約1年ぐらいと思っていてください。
幼虫自体は3令もけっこういい具合になっていますから
(まだ伸びしろは感じることが出来ると思います。)
ここでもうひと伸びしてもらう意味でも
(ミヤマの場合、体重が極端に増えるということはありませんので
目に見えてという実感は湧かないのが辛いとこです。。)
高栄養マットを混ぜ込みます。詰め方は底部分の固詰め容積を増やします。
容器の半分ぐらいまで固く詰めてもいいと思います。
硬く詰めた部分の中央をスプーン等で削り、窪みを作って
使用済みマット+幼虫を投入します。この頃から蛹室を作る段取りも
考慮に入れておきます。幼虫を入れたらふんわりマットを入れて
容器肩口を指押し固めていきます。容器中央は幼虫が入った状態ですので
固く詰めることはできませんが、これは通気の確保と言う点で効力を
発揮する(してんじゃないか?)と、考えています。



交換時期や回数については、個体差 飼育環境等で変わってきますので
ここでは書きませんが、だいたい3回~4回、飼育期間が3年以上を
要する種類に関してはそれ以上となることをご理解いただけると、
と、思います♪ ある意味大変だし面倒だなと思うこともありますが
新成虫を拝んだ時には今までのことは吹っ飛びます♥
特に大型の♂が出てきたときは感無量と言うより
驚愕に近いものがありますからやめられないのです^^)



material by:=ポカポカ色=