クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ユダイクスは最初にあわゆき氏から2頭。
そのあと幼虫入手の4頭。こちらは全頭2年目に突入です。
自己ブリードで残したのが17頭+1卵。
あわゆき氏からの2頭はすでに嫁いでいきましたので
ユダイクスは全部で22頭飼育しています。



ユダイクスに限らないのですが、ヨーロッパミヤマ系は
意外とコストがかからないことをご報告差し上げます。
まず産卵セットは大ケースを使用するのでそれなりのコストが
かかりますが、ミヤマとしては割り出し時期が早いのと
マットにとっても劣化しにくい温度帯で管理するわけなので
全部とまでは言いませんが、ある程度の量のマットは幼虫飼育に
廻すことができます。



今回ボクは不埒な理由から交換しましたが、本来ならもう1ヶ月ぐらいは
引っ張ってもいいところです。ただここで交換することで次は
早くても半年後の交換となります。今日が11月の23日なので
その年の気候にもよりますけど、次の交換は翌年GWあたりと
なると思います。(劣化具合で変動します。)
次の交換では♂が2300~3000 ♀は1400。
(今回は♂♀問わず1400に入れています。)
他のミヤマもいるので、たぶん設定温度は18℃あたりを
基準にすると思うので、その次の交換は翌年11月ぐらいで
そのまま羽化まで引っ張ってしまうと思います。



ここで本日1400に入れ替えたときのマット消費量なのですが
ユダイクスに限らずミヤマ全般に言えることなんですけど
ミヤマはそれまで入っていたマットを使います。
今回は本来交換すべき時期より早いので、ほとんどの使用済みマットを
再利用しています。そうしますとね^^)18本交換しても
新しいマットの使用量は20リットル弱なんです。
次の交換は半年後という期間と初夏という季節柄、全部は使えないとは
思いますがマットの消費量は想像しているほど多くはありません。



生体はそれなりの価格帯と言うのは変わりませんが
飼育自体はそんなにコスト高にならないヨーロッパミヤマ系の飼育。
あるひと区間だけでも温度管理ができる環境を手に入れられれば
あとはそんなに手間暇はかかりません♪
新成虫が出てきたときの達成感はまた格別です^^)





個人的には非常にカッコイイと思っています。
ミヤマクワガタの中では安価な部類に入るのですが、
野外での数とかはあまり多くないと聞きます。
(☚産地によってかもしれません。勉強不足です。。)



画像左が野外品、右が自己ブリードで野外品は70近くあったと
記憶しています。自己ブリードはトホホの50ミリ台。



グループ的にはアマミミヤマなども属する
ラミニフェル系に属していてドンミヤマやゲアンミヤマも
含まれています。



飼育的な側面から書かせていただきますと、グループ分けに
ついてはビークワ75号が発売される前から知っていたことも
あり、アマミミヤマの飼育参考も兼ねて幼虫5頭を入手。
このときはミヤマ飼育自体が手探りなこともあり、途中から
すこし気を抜いた飼育にもなりましたが、どうも自分が考えていた
マットではダメなようで、全頭羽化こそすれど(1♂4♀でした。)
満足のいく結果とはなりませんでした。



産卵に関しては、今年ヒメミヤマとともにワイルドを入手。
(今年はワイルド便貴重でした。。)
ヒメミヤマと同様のセットで♀持ち腹で産卵させたのですが
こちらも11頭と振るわず。。。先輩とお会いした時に少し話題に
上がったのですが、どうも材に依存する率が高そうだという
お話を聞くことができました。



形状的には好みが分かれるかもしれませんが
ボクの中ではミヤマという枠ではなく、自分の好きなクワガタの中で
ノコの対極に位置付けされるクワガタです。今回得た11頭の幼虫は
販売せず全頭 飼育をすることにしました。
幼虫飼育に関しては2年前のころとは違う見解で見れると思うので
すこしあれこれしようと思っています♪










これ・・・詳しく書くと長くなるので
障りだけになります^^)結論から言わせていただくと
違うと認識しています。実はミヤマに使用するマットの
おかげでマットの種類が多くなっているのは事実で
あれこれ考えていたことの結果が出てきた年でもありました。



例えばですよ^^)この2種はマットのレシピは変えています。



もちろんこの2種も違いますが、エラフスについては
容器の容量も少し考えたいなとも思います。



ここまでで全7種の画像を出させていただきました。
この7種に使ったマットは全部で5種類(5レシピ)なので
ほぼ種類ごとにマットをブレンドしていると言っても
いいくらいなのですが、タイワンミヤマのように飼育期間は
充分なハズなのに、大きくは羽化していないので再考の
余地が残っている種類もいます。



使用するマットの種類は大きく分けて3種類で
ここに黒土を追加したりしています。全部に共通しているのは
各種の使用済みマットを混ぜ込むことはしています。
(何種かは全取替している種類もいます。)
もちろんのことマットのみではなく、温度 加水量
容量 飼育期間などいろいろな要素が絡むので一概には言えないけど
それぞれ違うと言ってもいいのかな?と、思います。
今後 交換の度に種類ごとのマットのレシピなど書かせていただきます。




そもそも伊豆大島にノコを採集にいったときに
同行した方の中にミヤマオンリーで採集したいと
聞いたのがイズミヤマを知るきっかけでした。



アゴ・頭部の発達は悪いし、腹は大きいし・・・
なんかノコを菌糸で飼育して温度が高いところに
置いていたら出てきた個体が・・・という特長のミヤマです。。



だけどですねぇ。。なんか魅力があるんですよね^^)
個体数が多いのは伊豆大島(だけど採集に行くと採れませんよ。。)
なんだそうです。他産地の個体数は多くないそうです。



ボクが注目しているのは、日本は島国なうえに点在する離島が
無数といっていいほどあるのに亜種分けされているのが伊豆諸島に
生息するミヤマだけという点。他に亜種がいてもよさそうなものですが
亜種はイズミヤマだけです。



そんなところもそそられますが、何はともあれ個体に魅力を
感じているのは確かです。先ほどのミクラミヤマ同様1年で羽化する個体が
多いのも特徴と言えば特徴です。産地も揃ってきたことだし
イズミヤマの飼育は継続いたします。






ミヤマって意外としっかり寝てくれます。
極端に温度が高いと(低くても起きる種類はいますが。。。)
動き出す個体もいますが、ミヤマを飼育できる温度帯に置いていると
ほとんどの個体が寝てくれます。



そこでそのミヤマの常識?を覆すのがミクラミヤマです。
現在、関東地方の気温は11℃~16℃と寒暖差が激しい日が続いています。
そんな気温差のところに置いておくと動き出すのがミクラミヤマです。



今年は神津島産のペアを持っているのですが、全個体ワインセラーに
入っています。やはりしっかり寝かせて時期まで待たないと
産んでくれないと思っていますからね^^)



ミクラミヤマは後食を待たずとも活動さえ開始すれば
ペアリングは可能です。ただ時期はどうなんでしょう?
ボクは野外での発生時期に合わせて起こしだし、ペアリング⇒産卵で
うまくいっていますが、活動を開始したら産卵までの行為を
してみてもいいのかなぁとは思います。



ミヤマの中では特異な表情を見せるミクラミヤマですが
ツボさえ押さえてしまえば産卵数も多いし、羽化までに1年と
(中には2年になる個体もいますが結果はそう変わりません。)
ミヤマの中では短サイクルなので、お持ちの方♪
ここはしっかり寝かせておきましょう^^)


material by:=ポカポカ色=