クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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まず、知識としてと云うより自分の体験からの話に
なるので、えっ?違うんぢゃない?ってゆー部分も
あるかもしれませんが、そこはまぁまぁまぁと云うことで^^)
いつもながらみなさまに甘えてしまう次第でございます。



個体がどうこうというより、生息とか発生とかの
話をいたします^^)まず、伊豆大島のどこにいるか?
なのですが、これはもう島全域にいますね♪ ただ、ある一定の
標高より上は見えなくなります。個体数は多いです。
発生時期は本土のノコより遅め。
島の人に聞くと7月に入ればいるよ。との事でしたが、
早くても7月の下旬辺りからだと思います。
以前 下見も兼ねて6月下旬に渡島したことがあったけど
そのときはノコのノの字もありませんでしたからね。。。
ピークは8月のお盆辺りからだと思います。



で、ポイントは?と、なりますが 本州のノコのように
クヌギやナラなどについているワケではありません。
所謂 雑木林にいるわけではないのですね^^)
まぁこの辺りはビークワでも記事として載っているので
そちらを参照されたほうがより詳しいかと思います。



採集方法はルッキングもできるし、外灯を周って拾ったり
外灯付近の枝を竿等で揺らすのも効果的です♪



今回は意外と日当たりのいい場所にいました。
たぶん前日や前々日の気温や台風の影響も大きかったからだと
思います。



ちなみにね^^)ボクが行った9月上旬でも発生はしているんですね♪
ただいま出品させていただいている個体は今回の採集個体なのですが、
擦れや傷がほとんどないんです。まぁそのような個体を選んで持ち帰ったのも
事実なのですが、リリースした個体も傷だらけという個体は皆無に
近かったです。ただ、♀の数が格段に減ります。ほとんどの♀がメイトガード
されていましたし、外灯でもアオドウガネは大量に落ちてくるのですが
ノコは疎らでした。。あと道路に鳥に食べられて頭だけ残った死骸や
轢かれた個体も皆無に近かったので、やはりピークは過ぎているんでしょうね。。
そんなこんなの伊豆大島のノコ。
大型になると太くてがっちりした個体が多いのも事実です。
最近はいろいろな地域で採集の規制が強くなっているので、しっかりと
マナーを守って続けていけたらいいなと思います♪






クロシマノコギリです。
現在 出品させていただいている幼虫とは別系統になります。
産地もコチラは中里林道産ですね♪
種親として残すか、出品しようか迷っている個体です^^)



赤い個体で羽化してくれました。あっ!血統とかではないので
あらかじめご報告させていただきますね♪
クロシマノコは太短く湾曲が強いアゴと赤みが強いのが分かりやすい
特徴で、本土ノコで同様な型の個体と比較すると違いは一目瞭然です♪
国産ノコの中では、アゴのみならず全体的に太い印象を持てる個体を
羽化させる可能性が高い亜種でもありますね^^)



クロシマノコはこの個体が羽化して、全頭羽化したことになります。
昨年は確か7頭ぐらいしか幼虫が採れなかったので、まぁヨシとして
います^^)1ペアは出品させていただいて、すでにご落札済み。
もう1ペアは未後食なのですが動きがかなり活発なので、ワインセラーにて
休眠中。国産ノコは半年ぐらいは寝かせないと、ブリードにおいて
あまりいい成績になりにくいんですね。。

今年の(昨年ブリード個体は)ノコは、大きな個体が羽化していないので
リベンジも兼ねて大きな個体を出せるよう頑張るつもりです♪





8月3日に羽化しているのを確認して、本日割り出した
国産ノコ。何の変哲もない(いやいや小さいか。。。)、
ノコギリクワガタです。産地は宮島産。
まぁ産地自体は珍しいですね^^)



何をお伝えしたいのかと言いますと、この個体
常温飼育なんです♪ 昨年割り出したときに800マットに入れて
亀の水槽脇に置いておいて、そのまま冬を越し、さすがに1度ぐらいは
交換したけど、そのまま元の800にマットを入れ替え放置していました。
四季のある産地に生息する種類は四季を感じさせてあげたほうがいいと
すごく以前に聞いているし、実際 温度管理をしていると言っても
外気の影響は大きいので、極端な温度変化を回避するに留めているような
ものなのですが、羽化までの数か月は猛暑の影響をモロに受けているはずだし
正直なところ★になっていてもおかしくないような場所に置いていました。



型こそ中歯ですが、上翅の暗褐色もはっきり色づいていますし
本土ノコならではの燻したなかの艶とでも表現すればいいのでしょうか?
随所に国産ノコの魅力を持ち合わせた個体です。今年のノコはムシベヤから
出して飼育してもいいんぢゃないか?と、思わせる個体でした♪





今度はノコのお話でございます♡
ボクの飼育種の両翼を成すミヤマとノコ。
数もそれなりに飼育しています。



今年の羽化は遅いよね。。。と、同時に羽化してくる個体が
小さいので、あ~ぁと、嘆いてはいたんです。。



ただいま3年目の個体が羽化(ラッシュというほど数はいません。。)
が頻繁のマルバネクンたち♡彼らの容器は大きいので、ひとつ出せば
800が3つほど置けるぐらいのスペースが空きます。
そうするとその下段に置いてある容器のラベルが遠巻きながら見えるんです♪



いましたいました♡ ♀はそこそこ羽化してきているので♂は??
(ハサミムシみたいなのは羽化していますよ♪)どうしたんだろうと
少々心配していたんですが、置き場所を変えていたのを忘れていたんですね。。



ちょこっと覗いたらほとんどの容器が蛹化♡♡
ようやくノコの新成虫が拝めそうです♪


飼育するのは実に10ン年ぶりだと思います。
トカラノコに惹かれて、国産ノコに一番傾倒した初めのころに
飼育したっきりだと記憶しています。それでも2世代ぐらいは累代
したと思います。(古い記事が残っているかもしれません。)



画像・・・よく見るとブレています。個体が小刻みに震えているんですね。
状態は頗るいいです^^)クワタのときにむし社さん店長に問い合わせたら
今日は持ってきていないけど、昨日入荷していると教えてもらったのと同時に
取りに行くのに時間がかかる旨 伝えたら『たぶん大丈夫』というお返事を
いただいたので、昨日連れて帰ってきました^^)



トクノシマノコは徳之島の特産種です。その昔 与路島産もトクノシマノコ
とされていましたが、現在では徳之島に生息するノコのみ別亜種とされています。
アマミノコよりずんぐりむっくりした印象のフォルムと色の赤みが強いのが
ボクが抱いている特徴です。亜種の特徴についてはビークワ日本産ノコギリ特集
に詳しく解説されているので、ソチラをご参照ください。



画像は黒く映っていますが♀も赤いです。♂に比べて♀は小さいけど
たぶん大きな♂のペアにはそれなりのサイズの♀が付いていると思います。
あんまり多く見てしまうと大きい♂が欲しくなってしまうので、大きな♂の
ペアは見なかったんですね^^)



こっちの画像のほうが赤みの強さが分かりますか?
♀の状態もすごくいいですね♪ ボクは♀単が販売されていると
必ず入手するのが常なんですけど、みなさまはいかがなんでしょう(^^♪?



飼育レコードは74ちょっとだったと記憶しています。
アマミノコ系としては???と、感じる方も多いかもしれませんが
アマミノコで80に迫るようなサイズが出るのは奄美大島産のみで
加計呂麻島 請島 与路島産で70中盤を出すのは至難の業ですし、
トクノシマノコもその印象が強いです。でも飼育者数がアマミノコと比べると
極端に少なくなるので、そこも影響しているかもしれないですね?
とにかく久しぶりのトクノシマノコ飼育。ちょっと頑張ってみようと
思います♪


material by:=ポカポカ色=