クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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最近、あまりノコの話題に触れていませんが・・・
あっ!ゲルツルードの羽化は記事にしましたね?^^)
ですが、国産ノコについてはご無沙汰でした。



今期羽化予定の国産ノコは、ヤクシマノコ ミシマイオウノコ
宮島産ノコ 伊豆大島産ノコ ハチジョウノコ イヘヤノコ ミヤケノコ
(式根島)クチノエラブノコですが、偏りも多いので、全部が全部累代できるか
は、未定です。ここにトカラノコが加わるので、幼虫の飼育数はけっこうな
数になります。



国産ノコも実は飼育種の入れ替えや飼育自体の考え方を見直そうと
思っています。トカラノコと他ノコギリと云う具合にミヤマと同じ
感覚で飼育してもいいかなと思っています。



少しヒラタ的な考え方もありまして^^)、毎年違う亜種をエッセンス的に
飼育したり、持っているレア産地を大事に累代したいというキモチも
含まれます。気が付かない(知らない)うちに採集禁止になっていますから
次がないという焦りもありますしね。。



外産ノコもちょっと拘って飼育したいとも思っています。
国産ノコの綺麗な湾曲と対比するような直線的なアゴの持ち主を
もう1種ぐらい飼育したいと思っています。



採集禁止にはなっていないけど、特に離島は年々規制が厳しくなっているとも
聞いています。自分の持っている種類を大事にすることが、一番大事かも
しれません♪





何を今更の伊豆大島産ノコのお話です♪
実は昨年 台風の影響をモロに受けて行くことができませんでした。。



今年は行けるといいなと期待を寄せながら書いているのですが、
こればっかりは時の運も重なりますので、また近くなったらとなります。
画像は一昨年 2022年の画像です。2022年も発生ピークを過ぎてから
島に入っているので、大型♂やタコ採れとはなりませんでしたが、
それでも充分満喫できました♡



と、ここまで書いて唐突に幼虫の画像です。
実は2022年採集個体からの幼虫なんですね。。
ほとんどが♂ですが2頭ほど♀もいます。



幼虫の見栄えこそいいですが、体重を測ると11g。。
一応1400を中心に1頭だけ2000にマットを詰めて入れ替えてみました。



どうなるかは分かりませんが今年 羽化してくれると嬉しいですね♪


昨日のランミヤマに続いて出品を絡めた内容になります。



普段 出品させていただく際に、個体の特徴や流通量などを簡潔(簡素?)
に一言添える程度にしているのですが、今回のヤエノコに関しては
少々 解説めいたことを添えたので、そのイキオイで書いてみたいと思います。



その名の通りヤエヤマノコは八重山諸島(沖縄県)の石垣島と西表島のみ
に生息する国産種のノコとしては珍しい種類です。オキノコに形状が似るので
同じ種類の亜種?と思い込みがちですが、しっかり独立種です。
まぁ学名も訳すと「アマミノコに似た」ですからね^^)



ここで少し話が逸れますが、日本にノコの原名亜種は4種です。
ノコギリ ハチジョウノコギリ アマミノコギリ ヤエヤマノコギリですね♪
ハチジョウノコギリは研究者によってはノコギリの亜種とする方もいらっしゃる
ようですね。因みにトカラノコはアマミノコの亜種になります。



さてこのヤエヤマノコ。実は個体数は少ないです。ボクが国産ノコに
傾倒し出した頃は石垣島産は比較的流通していましたが西表島産は稀。
価格も違ったような記憶があります。今でこそ石垣島は一部種類を除き
採集禁止なので(ヤエヤマノコは採集禁止です。)、珍重されていますけど
個体数的には西表島産のほうが少ないです。西表島はサキシマヒラタの♀が
外灯下で多数〇んでいるのを見たことがありますが、それ以外は見たことが
ありません。ボクは採集目的で西表島に行ったわけではないけれど、いろいろな
話を聞く限りでは採集は難しそうです。



飼育に話を移します。基本的に国産ノコは羽化後半年以上寝かせたほうが
いい結果が出ます。ハチジョウノコもそうでしたが、ヤエヤマノコは羽化後
2~3ヶ月で起き出した個体でも産卵はしますし、数もそこそこ産んでくれます。
方法は他のノコと同じですが、大型個体を羽化させることは難儀です。
エサが違うのか?環境の整え方が違うのか?残念ながら突き詰めた飼育を
していないのでなんとも言えませんが、大歯個体を羽化させることが
難しい種類です。でも現在の用品を駆使すれば可能かもしれませんね^^)



今回 出品させていただいている個体は伊豆大島に一緒に行く友人から
幼虫を譲り受け羽化させた個体です。あまり考えることなく飼育をしたので
小型ですが、あれこれ考察して大型を目指すのは楽しいかと思います。
もしお気になるようでしたらこの機会にぜひ(^^♪





大手町インセクトフェアで人気だったトクノシマノコ。
まだまだ羽化が終わっていません♪



サイズはアマミノコの比ではありませんが、太い頭部
前胸からの上翅のバランスはノコのソレではないですね♪
見方にもよりますが、オオクワのソレに近いトコを感じます^^)



凄く大雑把な物言いでアマミノコのフォルムで赤い♡
加えて太い!こんなトコロがトクノシマノコの魅力です♪



アマミノコと比べて野武士な印象も◎♡♡
ワイルドを逃した方 または・・・な方(^^♪
もうそろそろ再出品させていただきます♪




羽化していますよ♪ 国産ノコ各種♡

それではまずは諏訪之瀬島(^^♪



この子は本来まだ出してはいけない個体です。
容器を逆さまにしていたらマットが埋没して変な風に
固まりそうだったので、避難の意味合いで取り出しました。



暴れてアゴがタッパーの壁に当たるとくにゃんと曲がってしまう
ほどの個体。。キッチンペーパーで少し抑えて少々低温の場所で
保管します。けっこう良型な個体です♪



お次は赤みに深みを増す口之島産。アゴも良く伸びてくれました♡
トカラノコの基産地となる口之島。トカラノコならではの形状が
光っています♪



最近は菌糸で飼育すれば簡単に70近くの個体が羽化してきますが
画像の子はマット飼育。いい意味での繊細さを醸し出してくれます。



小型サイズですがレア度が高そうなのでご紹介します。
画像だと分かりにくいかもしれませんが、黒味が強い口之島産なんです。



ビークワ日本産ノコ特集パート1では、口之島産の黒化型はほぼいないそうで
確かに中之島産や悪石島産と比べると褐色度は高いけど、黒化型って
見ないかもしれません。口之島産は他産地より見ていないので
羽化個体をいつもより観察してみたいと思います。



トカラノコから変わってトクノシマノコ(^^♪
ようやく大型完品が羽化してきました。
トクノシマノコ特有のずんぐりむっくり感がタマリません♡



サイズもそうですが、この横幅がノコとしては太いです♪
もう少ししたら測ってみたいと思います。



最後は与路島産アマミノコ。奄美群島の中で一番徳之島寄りの島です。
与路島は現在 流通が稀な産地で、しかも奄美大島産のアマ三ノコと型が
違って見える個体が多い印象があります。



アゴは奄美大島のソレなんですが^^)頭部の形状や前胸にかけての
ラインなどがトクノシマノコのアレなんですね^^)
この個体は上翅がスゥ~っと狭まってスタイリッシュです♡

ここでファイル容量がマックスに達しました。。。
今日は中之島産が羽化していないのでご紹介できませんでしたが
中之島産も含めたトカラノコ アマミノコ(与路島)トクノシマノコ
クロシマノコやハチジョウノコも含めて再度 ご紹介したいと思います。
因みにもう少し大型個体が出そうなので乞うご期待でございます♪




material by:=ポカポカ色=