クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年はこの時期に行かない伊豆大島。
ノコが欲しいようなそうでないような気持ちではあります^^)
これから割り出すことを考えると、ここで増やしてもというより
少々 為体をしてしまいまして^^)2022年に行ったとき採れた
♀を産卵セットに入れてそのまま放置してしまったんです。。
セットは岡田産と泉津産の2つ。岡田産はある程度産卵したようで
まぁ小さいのが出てきました。。岡田産は産卵セットのまま羽化まで
持っていってしまいました。。。ただ泉津産は比較的早くセットを発見したのと
幼虫がある程度の大きさでしたので、それなりの容器に入れて飼育しました。



そのうちの2頭が羽化していまして♪ 大きいほうが画像の個体です♡



なんかアゴが細いかな?と、見ていましたが画像だとそうでもないですね^^)
とにかくデカいのが嬉しいです♪



アゴの湾曲や左右のバランスもいいですね♡アゴの短い個体は
伊豆大島ではよく見られるタイプです。頭幅もそれなりなので
けっこうカッコイイですよ♪



たしか7頭ぐらいいて、♀もいるのでペアになります。
先日のクチノエラブといい、本土系ノコは大きいの出ると
いい気分になってしまいます♪


昨年はそんなにノコ飼育に力を入れていなかったので
羽化してくる個体数も少ないのです。。シーズン後半に手に入れた
ミシマイオウノコをブリードしたことで少し数は増えましたが、
どうも今年は羽化してくる気配がありません。そんなワケでノコの記事も
呼応するように少なくなるのですが、2022年はかなりの数を飼育していて
それなりに販売もさせていただきました♪ なるべく自己ブリード分のみを
残すようにしたのですが、なぜかなかなか羽化してこない個体もいたので、
それなりに飼育していました。



そのなかのクチノエラブノコが羽化してきました。
大きいのですが、頭が小さいです。。。



クチノエラブノコはいつも採集に行く友人から幼虫で入手していて、
ほとんどが昨年に羽化しています。全て販売してしまったので、この♂だけ
かと思われる方も多いと思いますが、実は2、3日前に♀も羽化しています。



頭が小さいとはいえ、サイズはそこそこだと思います。まだ測るには早いので
もう少ししたらしっかり計測してみますね^^)なぜ迷うのかと云うと、
同時期羽化個体でペアになったことが一番ですが、今年 クチノエラブのWD、
入っているには入っていますが、ショップでは見かけないのです。
たぶん個人で採集に行かれた方が出品していると思うのですが、発送地域が
遠いのと開始価格がそれなりなんですね^^)まぁ色々な面をよくご存じな
方の出品かと思います。それ故 気にはなるんですけどね^^)



以前はノコの亜種ってそう簡単に手に入らなかったので、大事に大事に
飼育して、画像のサイズはアタリマエぐらいの時期もありましたが、
ここ最近は停滞気味です。。そんなことを払拭させる意味でも
このペアはブリードしようか迷います。。ただねぇ^^)このサイズ感の
♂と大型の♀のペアって・・・まぁ書かないでおきます♪






八丈島は採集だけでなく、離島に立つということの意味合いが強く反映された
旅行でもありました。クワガタにハナシを振ってみると、ノコ・ヒラタは激減に
近い状態かと思われます。。ヒラタの♀も採れたのですが、大事にし過ぎてブリードに
至らず。。。最後の砦はノコとなりました。



とにかく個体が見れないのがビックリで同産地とは言え、♀は外灯
♂はドライブ中というなんとも採集とは言い難い内容です。
その♂と♀を再交尾させて産卵セットを組みました。
そのハチジョウノコの産卵セット・・・ちょっと早いかな?とも思いましたが
割ってみました。



♂のこのサイズは飼育でも難儀です。。最後の最後でクワガタの神様から
ご褒美をいただいた気分です♡



♀はすでに★。。いつも思うのですが、産卵セットの上部は
時の経過を感じさせますね。。



産卵セット底部の画像。さてさてどーなるのでしょー?



それほどではなかったですが、まぁ累代はできそうです。ご予約も
いただいているので、公の場では当ブログのみかもしれませんが^^)



野外からの個体なので、採集される前に産卵していた可能性は考えられるけど
♂も♀もきれいな個体だったから、産んでいる気配はなかったけどなー。。
もっと産んでも良さそうな気もします。



さてさて^^)これから幼虫販売(ハチジョウノコはご予約以外は未定)も
考えていきます。初令で出しているので、時期的にはもう少し先にしようと
思います。♂♀判定ができるようになるのを待つのもそうですが、この暑さの
中の配送に耐えられるようになってからですね(^^♪



トクノシマヒラタがいるという事は当然いるわけで連れて帰って
きました(^^♪



トクノシマノコ。今年の徳之島は大きい個体が多いです。
この個体も上翅に挟みキズがありますもんね。。



若干のアゴずれがありますがバランスのいい個体です。
トクノシマノコは一昨年ブリードしていますね^^)
昨年は羽化個体を販売したので、毎年いる(実際、個体はいます。)
感覚がございます。



今年の個体は黒いです。赤みの強い個体が出るか楽しみです。
色味は遺伝だけでなく、生育環境で変わりそうだと思っているので
その辺りが楽しみです。



内歯が多い個体な気がします。トクノシマノコはアマミノコやトカラノコ
と比べて、見ている個体数が少ないので断定が難しいです。でもトクノシマノコ
の顔はしています(^^♪



正面から見るとアゴずれが判ります。しかしこの個体を挟む個体が
いるのですから、まだまだ大きい個体が存在するのでしょうね?
そんなことに想いを過らせてケースに移した次第でございます(^^♪




ミヤマもそうなのですからノコも追随いたします^^)



産卵セット投入はトカラノコ(中之島・諏訪之瀬島)ゲルツルード
アマミノコ(与路島)の4セットで・・・・



ペアリングはトカラノコ(悪石)トカラノコ(諏訪之瀬)
トカラノコ(中之島)です。まだ別系統がいるので、トカラノコの
ペアリングはまだまだ続きます。



今年のノコは国内外問わず、トカラノコ以外は少数です。
クロシマノコ アマミノコ ハチジョウノコ ゲルツルードノコ
ぐらいなんですけど、ウォレスノコは再開しようか考え中です。



ノコに関してはトカラノコを中心にという考えは変わらないけど
その他の種類については再構築の余地ありでございます^^)


material by:=ポカポカ色=