クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年の傾向みたいなのが、だんだんハッキリしてきたので・・・
今年のトカラはまず、色がキレイです♪
あとサイズは前回(一昨年になりますやね。。。)よりは小さいのですが
カタチはね、けっこー気に入っていたりしています^^)
やっぱアゴがグンっと伸びて、頭の幅があって腹部はスラッとした個体は
カッコイイです^^)
あと頭部のアゴの付け根の部分。ここが広いV字型になってる個体は個人的に
好きなのですが、今年はほぼ、好みのカタチで羽化しています。
前回の飼育と異なるところは、まず交換タイミングを失敗していること。。。
それに伴い、オール菌糸で育てている個体が少ないこと。。
菌糸(多頭飼育)⇒菌糸(単頭飼育)⇒マット(単頭飼育)の個体が多いのです。
それがよかったのかは判りませんが、影響はあるのかな?とは思っています^^)
この子はあんまり大きくないです。
菌糸に入れて交換タイミングを失敗して、そのまま蛹化した子です。
蛹室の状態が悪かったので人工蛹室へ移動しました。
この子はスワノセにしたら明るい色かもしれません。
この時点で色の選定はできませんが、それにしても明るい。。
トカラノコはエサの種類によって色合いが変化するのか?
ということが論議の対象になることがあります。
良質なエサでしっかりと環境を管理できれば当然、ニョロは大きくなるわけですから
成虫になったとき飼育者にとって良いことが出現する確率は上がるわけです。
サイズ、力強さ感(太さ・・・)もちろん、色合いもそこに含まれると思います。
ボク自体はエサの種類はあんまり関係ないかな?と思い始めています。
まず、自分で飼育している経験から菌糸でもマットでも色はそんなに変わりません。
むしろ、置いてある棚の温度差のほうが影響が大きいのかな?と思うようになってきました。
蛹になってからの上翅になる部分の成長度合いとか、羽化して上翅が色づく過程で
温度が高いパーセンテージで影響しているのかな?と思えるようなことが
観察できているので、そう考えるようになってきました。
ここがこぅでこぅなるとこぅみたいなことがしっかりと文章にまとめる段階ではないので
このへんにしておきますが、継続して観察を続けていきたいステージだと思っています。
発生時期は例年と変わりませんが、今年は小さい。。。
去年は同じ時期に50ミリ台ですが、大歯を採集しています。
あと樹液が出ている木が近くにあるにも関わらず、新芽を齧る♀に覆いかぶさる♂を
観察できたりして、それは楽しい採集だったのですが・・・・
今年はコクワも小さいし、(これはだんだん大きいのが出現しています。)
コメツキも少ない。なんといってもカミキリの発生が遅いんです。
今頃交尾している。
ボクがいつも行く山では、カミキリ、コメツキとコクワ、クロツヤムシ、ノコ、カナブン、
カブトムシの順に出現します。カミキリと同時期にスズメバチも確認します。
カミキリとスズメバチが齧り、コメツキが拡げて、そこにコクワが集まる。
コクワが多数採集できるようになった、湿気の多い、ヒトが不快感マックスの夜に^^)
ノコが出現します。大体、中歯の♂、その次に♀、
通っているうちに大歯がちょこちょこ採れだすと7月の中旬。
だんだんカブトムシの数が増えてきます。カブトムシの数が増えてくるとクワガタの姿が
少なくなるので、その山での採集は一旦休憩に入ります。
今年はどうでしょう。
まず、カミキリ、スズメバチの発生が例年より遅い。
この時点でコメツキがまだまばらです。。。クロツヤムシは今日確認できました。
ただ、ノコを採ったとき、なんだかわからず落としてみた甲虫が・・・・カナブン。。。
ちょっとマズイかな?と感じています。
この一週間ぐらいで足しげく通わないと♀が採集できないかもしれません。
この時期に採集できる♀は野外での活動初期の♀なのでブリードに回すには
非常に好都合なのです。産めそうな雰囲気があれば爆産してしまいます^^)
今期は日ノコ研で本土ノコの地域変異を研究の対象にしています。
今期は集まって初めての夏ですので、採集してきた個体を持ち寄って
変異を確認するのが狙いですが、個人的には同地域の初発生時期や
初採集の個体の歯形の違いなど、
採集で集められる情報を全てデータとして保存しておいて地域ごとの違いを
比べてみるとか、通年に渡ってそのデータを保存しておいて経年変化を
みてみるとかもしたいのです。もちろん、ブリードもしてどのあたりまで累代していくと
地域ごとの差がなくなってくるのかも見てみたい♪
ブリードものに関しては研究という名目で発表するしないは別として
単純に楽しみとしてもいいと思います。
だって自分が採集した個体をブリードしていって美形で大型なんて・・・
嬉しすぎて鼻血が出そう・・・・^^)