クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ウチには宮崎県産のミヤマは2産地いて
成虫は小林市産が2♂3♀います。



サイズは左68.5と右64で、それぞれに特徴があって
面白いです^^)



こちら64.耳状突起の張り出しが控えめな分アゴが
長く感じます。宮崎県産としては決して大きなサイズでは
ありませんが、これがイズミヤマだったら・・・などと
変な妄想をしてしまいます。

 

68.5.これでも大きな部類には入らないんですね。。。
ボクが住む地域でこれが採れたらけっこう嬉しいですけどね^^)
64と比べると太さもそうですが迫力も違ってきます。



これぐらい違ってきますね♪
どちらもフジ型でいいと思います。
耳状突起の張り出しやアゴの湾曲も変わってきますね。
意外とミヤマは太さで見栄えが変わります。

 
耳状突起の張り出し具合の比較。
昨年夏に北海道産のミヤマを5個体ほど比べる機会が
ありました。そのときは同サイズでも張り出しに違いが
あって面白かったけどサイズが変わると顕著に違いが分かります。


64です。これくらいのサイズが耳状突起が捲れてきませんね^^)
迫力は一歩譲りますが、上品な印象があります。
こちらの形状が好みの方もいらっしゃるのではないでしょうか?



どちらにせよまだ活動開始前の成虫は金色に輝く
微毛が多く残っているので美しいこと請け合いです♥

幼虫飼育を楽しんでいる最中ですが、今年は
本格的にブリードを開始いたします♪







ミクラミヤマは神津島と御蔵島産がいて
画像の個体は神津島産。
昨年9月の羽化で3月の上旬から中旬にかけて起きだして
きたので先週あたりからゼリーを入れて様子を見ています。



ゼリーも舐める程度には減ってきていますので
いい案配です^^)御多分に漏れず脚の力は強いし
触覚もクルクルさせています。



さてこのミクラミヤマ、幸運にも採集禁止前に
採集された方からお話を聞くことができました。
クワガタだけどクワガタと思っちゃダメというのが
キーワードです♪



御蔵島と神津島にしかいないミヤマクワガタ。
大きなケースに移してもう少し様子を見ます。
何と言っても初ブリードなのでワクワクしています♪



自分のブリード用に用意したミヤマクワガタは
全部で7種。
アクベス ラティコルニス エラフス ルニフェル
ミヤマ イズミヤマ ミクラミヤマ。





だいたいが昨年8月羽化~の個体ばかりで
そろそろ起きだそうかという種類も出てきています。
ミクラミヤマは起きだしています。
まだキッチンペーパーを・・・
と、ここでなのですがミヤマは一工程挟んで
起こしていることを思い出しました。
ノコやヒラタの場合はキッチンペーパーがボロボロに
なったらケースに移して少し状態を見てからゼリーを
与え、ゼリーを舐めだしたら1ヶ月ほどそのままで
そこからペアリング~産卵となるのですが、
ミヤマは確か今の状態でケースに移して
(キリフキの頻度はノコに比べて多かったと記憶しています。)
状態を見てから初めてゼリーを与え、
(けっこう無駄にした記憶あり。)舐めだして、暴れて(?)
完全に起きだしたなと感じたらペアリング。
ペアリングは確認したほうがより確実かと思われます。
飼育下ではノコのようにメイトガードが見れることは稀だった
んじゃ?(ここらへんは記憶が曖昧です。)と、思い出しました。



状態の確認については、脚の力や複眼が機能しているかなどが
判断基準なのは他のクワガタと変わりませんが、この時期は
ノコと比べるとぼんやり感が強いので、対応は慎重にしといた
ほうが無難です。あとペアリング後、♂は★になる率は
高いです。いろいろな種類の飼育記事と去年のブリードと
比較してみても類似する部分が多々あるので間違いは
少ないと思います。またワイルド ブリードともに
交尾をしていないと長生きです。
(と、言ってもノコほどではないです。)
割と動き出したら短期決戦なミヤマ飼育。
起きだしさえしっかりしとけばそんなに難しいものではない?
と、思っています^^)



ミヤマクワガタの産卵には黒土は有効です。
一部必要のない種類もいますけど、国産ミヤマは
黒土を混ぜたほうが、何かといい結果が出ています。



マットに始めから配合されているものもあるので
それを使用してもいいと思います。



アマミミヤマは幼虫飼育にも黒土を混ぜたのですが
けっこう大きくなっていました。



いわゆるミヤマクワガタはですね。。
徐々に黒土の割合を減らしたほうがいいかもしれませんね^^)
イズミヤマや北鎌倉産の幼虫たちはUマット+Nマット+黒土少々
で大きくなっていますから、今回は使用済みマット(黒土入り)
をフルイ掛けしたものを混ぜるだけに留めています。



アマミミヤマとミクラミヤマも食性が違うので、
国産ミヤマは3種類のマットが必要ということになりますね^^)



対して外産は、マットにあまり気を使っていないです。
ノコよりもう少し発酵が進んでいるけど高栄養ではない
ものがベター。外産ミヤマに黒土配合は必要ないとは
言い切れないのでこれからいろいろ検証していこうと
思います。



どちらにせよ産卵セットに黒土の配合は、裏技的要素が
あって有効かと思いますが、幼虫飼育においては
その必要性は種類によるところが大きいと感じています。
まだタイワンミヤマのエサ交換が終わっていないので
それも楽しみです♪




エサ交換で楽しみなのはミヤマクワガタです。
ただいま交換が必要なのは
ミシュミ ウェムケン アマミ アクベシアヌス メアレー
ミクラミヤマはこのまま羽化まで持っていけたらと
思っています。



アクベシアヌスは今回で大きな容器に移して
これからは少し期間を置きます。

ミシュミやウェムケンは容器のサイズアップをするか
悩みどころです。やはり大きな個体を羽化させたいですからね♪



国産は先月交換したので様子見です。
こちらも北海道2産地 宮崎県2産地 北鎌倉 伊豆大島
中甑島 黒島 伯方島といいところを押さえているつもりなんですが
いかがでしょう?今年、淡路島はリベンジしたいところです。

ブリード予定は利島と宮崎県産で、いい産地が見つかり次第
増やしていく予定です。


material by:=ポカポカ色=