クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
4
7 10
16 18 19
22 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[136] [137] [138] [139] [140] [141] [142] [143] [144] [145] [146]
何か特別なことはないです^^)
♂♀一緒にするだけなんで♪



一応全部出します。
国産ミヤマは北海道空知郡が1♂2♀。
宮崎県小林市が2ペアと利島のイズミヤマ。
利島はまだ♀が後食を始めていないので
今日はケースの移し替えだけです。



北海道の♂。昨日一昨日とキリフキをしなかったので
金の微毛が浮き出ていますね♪
これを見るとミヤマは惚れ惚れします❤



宮崎の大きいほう♪
ここでお気づきかと思いますが、
北海道も宮崎も後足のフセツにマヒが見られます。
この状態を確認したのと後食の具合(これは♂♀とも)
で、ペアリングに踏み切りました。
交尾させる前に♂が★。。。というのはやるせないものです。。



これも・・・だな。。こちらは宮崎の小さいほう。
さっさとやることを済ませてもらうことにしました。



一応ですね、ペアリングについてちょっと書かせて
いただきますと、♀はこの2日ほどゼリーを与えていないので
少しお腹が減った状態で投入。
♂は北海道以外は小ケースに移し替えてのペアリングです。
北海道と宮崎はまだ♀が控えているので
ことが済んだら次の♀を投入する予定です。




そろそろ北海道産と宮崎県産はペアリングをしようかと
考えているのですが、ここでミヤマの産卵セットの
考察です。

ボクがセットを組むのに用意するものは

大 中 小 ケース(種類によって使い分けます。)

黒土 無添加微粒子マット Uマット 完熟マット
産卵一番のような低添加微粒子マット

産卵木 ミズゴケ

マットはこんなに用意する必要はありませんが
昨年組んだ時にあったマットを書いています。
(しかも全部使用しました。)
昨年は腐葉土も入れたのですが、腐葉土部分から
幼虫や卵が得られなかったので必要はないと思います。

ここでえっ?と、思うのが産卵木です。
いつも小ケースでセットを組むボクとしては
大ケースで組むセットのマット量に圧倒されて
マットの出し惜しみ(貧乏性がモロでました♪)をして
嵩を稼ぐ意味で産卵木を入れたのですが、これが好結果でした。



黒土を底に敷き、マットを入れて産卵木を中央に置きます。
意外と産卵木の周辺で幼虫が得られたので、初めは
足がかりとして使ったのか?と思いましたが
卵や幼虫が出てきた箇所から考えると、必ずしもそうではないようです。
どうも黒土部分に産んでいても幼虫が産卵木を目指しているのでは?
という徘徊跡も見られたので(もちろん産卵木内部からも幼虫を得ました。)
効果はあるのかな?という印象です。



絶対に必要か?と言われればそうではないと思います。
昨年は久しぶりのミヤマ飼育ということと、対象になったのが
中甑産のミヤマということもあり、マットを産卵に定評のあるマットを
使用しました。(正直、いつもよりコストがかかっています。)
それゆえ、少しでもお財布にやさしくしようと思いついたことが
いいほうに転んだというワケなんですね^^)



ミヤマの産卵セットでもう一つ重要だと感じているが『深さ』
そんなところから大ケースを使用することが多いのですが
それについてはまた今度♪ ミズゴケについても同様です^^)






GWの前半に購入したルックミヤマ。
元気なうちに画像に残しとこうと思い、UPさせていただきます。

いつもですとお世話しながら記事を思いつくことも
多いので、キリフキした状態で撮影しますが
今日は乾燥状態で撮影しました。なので、マットがこびりついて
いるのをお許しくださいね^^)



ヴェトナムはコンツム産WD。
価格はミヤマとしては安価な部類に入ると思います。
2010年新記載種です。
ヒメミヤマの仲間で、クラーツとかと近縁種になるようですね。



全体の割合から考えるとアゴは長いですね。
上翅が栗色ですが、頭部や前胸をよく見ると微毛が残っているので
(上翅にも若干残っています。)元々はマッキンキンだったのでは?
と想いを馳せることができます♪ あと耳状突起の形状が国産とは
大きく異なります。見た感じは長方形です。



タイワンとかプラネットのアゴを連想させるようなアングル❤
脚はイエローバンドというより、全体的に黄色い(色が抜けた感じ)
ですね^^)



デザイン的には上品さを醸し出している印象を受けます。
今、成虫は国産とラティコルニスとミクラがいますが
特徴がハッキリ出ている種類ばかりなので、ミヤマブースは
見ていると時間を忘れてしまいます。
ミヤマの成虫を長生きさせる秘訣として、毎日のお世話を
欠かさないことは大事です。ケースを開けてあげることと
キリフキをすることで、水分たっぷり風通しよくを維持します。



ミヤマならでは凹凸は控えめですが、それが上品な印象を
与えているのかもしれませんね?^^)



サイズ的にはこんなところ♪
クリアスライダーでも飼えるサイズですが
一応を大事を取って小ケースに入れています。

累代品が出回らないヒメミヤマの仲間ですが、
最近流通しているものが多いということ、幼虫期間が長い
(これはまだ見聞きした範囲です。)こと、
あと飼育方法が確立されていないのも拍車をかけています。

現在♀は産卵セットの中です。うまくいくといいなぁと
祈っています^^)うまくいっても失敗しても
記事としてあげようと思っていますので
よろしくお願いいたします。




人工蛹室を作る傍ら、横にあったミヤマのケースにも
シュっとキリフキ♪



北海道は空知郡。サイズは74.2
このサイズになると迫力が出ますよ!!
でも飼育する個体としては、いろんな面で気を使います。
来週にもペアリングします。



フジか?エゾか?で盛り上がるのもいいと思います。
こちらは宮崎県小林市産 68でもけっこうイイカンジですよ^^)



こんなイズミヤマを飼育で出せたらいいなと思わせる
宮崎県小林市の64.
ミヤマはとかく大型がもてはやされますが、このあたりのサイズは
気品を感じさせますよ❤



耳状突起が出っ張らないのがそう感じさせる要因だと思います。
この子はアゴが長いよね?ボクはどちらも好きです。

昨年と違い、今回は早めに個体を入手できているので
梅雨時の少し温度が下がる時期を狙って産卵セットを組もうと
思っています。




お次はタイワンミヤマのエサ交換です。
アマミミヤマの近縁種とされるという記述で
購入に至りました。

鳥来(ウーライ)福山産なので北部のアゴが長くなるタイプ?
(もし間違っていたらスルーしてください♪)
届いたときは思いっきり初令で来たのでどうなることかと
心配していましたが、無事大きくなっています。
こちらもクラーツ同様2♂3♀のようですね^^)

こちらは全て800に入っていて、そのまま800に投入しました。
この時期、秘密兵器マット(実はバンブーマット)を入れた
ばかりでしたので、この容器にもバンブーマットが入っていますが
あまり効力はないみたいです。なので、先ほどのクラーツ用に
作ったマットに少し捻りを加えて入れ替えます。
基本的にはクラーツと同様の交換方法で交換しましたが
少し無添加微粒子マットの量を増やしています。
これはクラーツより使用済みマットの使える量が多かったからで
黒土を加える必要が少なかったからです。
ちなみにですね、黒土自体には幼虫を大きく育てる要因は
含まれていないので、どちらかというと高栄養を緩和させる意味合いに
使うぐらいの認識で使用しています。



もう3令初期に達しているので、少し固く詰めています。
だいたい3分の2が固詰め(と、言ってもノコやヒラタから比べると緩い)
で、その時点で穴を開けて幼虫を投入。あとはふんわりマットを
被せます。これは幼虫を入れる部分の保湿とコバエが出た場合に
その部分だけ取り替えるためです。ミヤマはどうしても交換期間が
長いのとマットのレシピがコバエを呼びやすいんですね^^)
タイワンミヤマも次の交換は9月以降の予定です。

これで大方のミヤマは交換を終了しました。
次はミシュミやウェムケン、アマミミヤマ 黒島 神津島あたりが
交換時期になると思いますが、交換はよほどのことがない限り
6月以降です。さてお次はネブトの産卵セットを組んでみます♪




material by:=ポカポカ色=