クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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みなさんメリークリスマス♪

今年もあと少しですね。。
そんな年の瀬に自分による自分のプレゼント❤



ラティコルニスミヤマクワガタ。
トルコ フィティエ産 2016 7 3・・・
と、記載されているということは。。
えっ?羽化が2018 8 21なので、丸2年の歳月が
かかっているのですね?



購入先は友人からで、ユーロミヤマの小さいヤツとの
説明でしたが、アマミミヤマとミクラミヤマのあいのこみたいな
カタチをしています。サイズは大きいですよ^^)
5センチありますから♪



パッと見ての衝動買いに近いのですが
よくよく見ると頭部と前胸、上翅接合部の微毛が
クリームホワイトだったり、アゴの内歯が変わった歯形だったり
と見るトコ満載のミヤマクワガタです。



♀も特異なカタチで、ノコ♀とミヤマ♀のあいのこみたいな
カタチです。国産ミヤマの♀よりこの子のほうが
型は好みです❤



フォルムはノコ♀、アゴや全体的なカンジはミヤマ♀という
イイトコどりの美人❤❤

自分へのクリスマスプレゼントです♪




全般的に離島のミヤマは数が少ないのですが
その中でも特に有名なのが黒島産。

ミヤマクワガタとしては最南端の産地ですね^^)
たまーにですが販売もされていますね。
お値段はまぁ・・・それなりですが。。

淡路島産もレアです。ホント失敗したのが悔やまれます。



イズミヤマも少ないです。ボクは伊豆大島産しか
見たことがないです。利島や新島、神津島 三宅島にも
記載がありますね。神津なんか出たら嬉しいけど^^)

ボクが持っているのは伊豆大島産と中甑島産ですが
中甑島もね、少ないですよ。。
でもここまではペアで入手が可能です。



個人的に一番レアだと思っているのは壱岐島産。
5年に一度ぐらいしか採れない。。。しかも♂♀のどちらかが
1頭とか・・・産地はノコとかとそんなに変わらないところに
いるようなんですがね。。

離島で採集経験があるのは伊豆大島で、やはり♂♀両方
採れることは非常に少ないです。
(もちろん採集する時間が少ないというのもありますが。)

ミヤマの場合、大型が採集できる産地もありますから
目移りもしてしまうのですが、離島のミヤマに
惹かれてしまいます♪


友人からマルバネ画像を送っていただいてから
すぐにアマミミヤマの画像も届きました。



アマミミヤマの画像は持っていなかったので
(幼虫は持っています♪)
これで国産ミヤマの画像はある程度は揃いました^^)
ありがとうございました。

しかし・・・この個体 耳上突起も跳ね上がっているし
内歯の細かい歯もしっかり出ていてカッコイイですね♪



お次は先日入手したミクラミヤマ(神津島)
御蔵島は幼虫を持っているのですが、神津のほうが
大型になって艶々しているということを聞いて入手。
この画像は生体というよりオブジェっぽくてお気に入りです。



この夏入手した北海道白老町産
全部嫁いだのでブリードはしていません。
元々大きなミヤマが見たかったので目的は達成しました。
76とかはとてもじゃないけど手に入れられないけど70越えたら
かなりの迫力になります。1ペアぐらい取っといてもよかったかな?
と思わされた個体群でした。



いいですよ❤北海道産。



これは画像だけでも激レアなのではないでしょうか?
壱岐島産。5年に一度ぐらいしか採れないそうですよ。。。



自己採集のイズミヤマ(伊豆大島産)
55ミリほどですが、これが昨年採集の最大個体。
まだ微毛が揃っていてキレイです。



こちらは淡路島産。淡路島もレアですねぇ~❤
ワイルドだったから追い掛けナシでセットを組んだけど
ダメっぽいです。。。。(実はまだ割り出していません。)



中甑島産 初記載モノからの累代です。
この個体が手に入ったので本格的にミヤマ飼育を
始めようと思ったのですね。おかげさまでかなりの数の幼虫が
採れました。甑諸島産は離島としては黒島に次ぐ南方の
ミヤマクワガタです。

と、大まかではありますが現在保存しているミヤマクワガタの画像を
紹介させていただきました^^)


まぁ増えましたがほとんどが幼虫購入なので
画像はエラフスだけになってしまいます。。。。



そもそも飼育種を変更しようと思いついたのは
中甑のミヤマの採卵に成功したことが始まりです。

同時期にイズミヤマを購入。北鎌倉産が手に入ったり
淡路島産もいただいたりと、ミヤマの数が増えてきて
それぞれ(淡路島産は失敗。。)そこそこ採れたので
ミヤマ飼育に本腰を入れようかという気になりました。



ミヤマ飼育での一番のキーワードは温度。
低温で飼育することに他の種類がどぉ影響するかが問題でしたが
ちょうど産卵時期は蛹の時期でもあるので温度は比較的下げ気味です。
あと場所によっては非常に下がっている場所もあるので
うまく利用すればいけるかな?という安直な考えです。

もうひとつの問題は生体の価格。。。
ノコとはかなり違うので、こりゃ慎重にならないと・・・
と、相成りました^^)まぁあと幼虫の飼育期間とかも
ありますが、最近期間が長くてもそれなりに対処ができるように
なってきたので、まぁできるかなという次第です♪

そぉなるといろいろなのが見てみたいという願望が高まり
外産に目を向けてみたのです^^)

現在の外産ミヤマのラインナップは
ウェムケンミヤマ ミシュミミヤマ クラーツミヤマ
タイワンミヤマと画像のエラフス。
割と小型中型種がメインです。BE-kuwaなどを見ていると
魅力的な種類がたくさんいるのですが、とりあえずここまでにして
成虫を羽化させることに専念しようかなと思っています。





と、言っても成虫は今年はこれで最後です。
なんせお気軽に入札できないのがミヤマの怖いところ。。。
(いや、最近お酒を控えていましてね^^)けっこう
調子がいいんですが。。)
素面の状態で入札しているからこそ冷静だったりするのです。
でもこれは・・・・と、いうことで
無事落札することができた・・・


ミクラミヤマ(神津島産)33ミリもあります!



けっこう艶々しています❤



しかし・・・見れば見るほど変わったクワだっ!
実は同じ出品者様が黄紋も出していたのですが
遺伝するワケではないらしいのでこちらの大きいほうに♪



でもけっこう競りましたよ。。中々成虫はお目にかかれない
ですもんね。。



で、♀。♀も艶々しています。



やっぱ異質だなぁ。。
日ノコ研にこの手のクワに詳しい人がいたので
秘策を教えていただきました^^)



うん、いわゆるミヤマの♀とはまた違いますね。。
(種類が違うからアタリマエか。。。)

ところで今年の6月、クワタで幼虫を10頭ほど
購入したのは御蔵島産で今回のは神津島産。
神津島のほうが大きくなると聞いて入札に
踏み切ったのですが、かつてのタランドゥスに入れ込んだぐらい
入れ込んでいます^^)だってうまくいったら通年で産卵させることが
できるワケですもんね^^)

これで国産離島ミヤマは全部で5産地。
うまくいくことを節に願います♪


material by:=ポカポカ色=