クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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伊豆諸島のミヤマクワガタと言えば
ミクラミヤマが真っ先に思い浮かぶ人が
多いと思いますが、画像のイズミヤマもいて、
こちらのミヤマは島によっては採集可能です。

画像の個体は伊豆大島産で、採集に一緒に行く
方の自己採集(このとき一緒に採集しています。)からの
累代個体です。イズミヤマはコクワほどではないですが
採れないです。大体ノコの発生期に合わせて島に行くのですが
そうなると採れるのはほとんどが♂。ボクらがヘタレなのかも
しれませんが、♂もだいたい一桁です。



今回ご紹介するのは利島産。伊豆大島の隣と言ってもいい距離に
ある小さな島の個体です。もちろん累代品。

ミクラミヤマは神津島 御蔵島の両島は見ることができますが
イズミヤマの伊豆大島以外の島の個体を手にするのは初めてです。



ちょっとアゴが赤いのですが、これは個体差でしょう^^)
脚の白さ加減はいろいろみたいです。
友人が福江島のミヤマのことをメールしてくださったことが
あるのですが、個体によって色々だそうで伊豆諸島も同様かと
思われます。この個体は中脚に白さが目立ちます。



ひっくり返すと後脚が白いので、所々で変わるということは
個体差がありますね?



飼育に関しては、まずミヤマ全般ですけど
休眠をしっかりさせるのは大事だと思います。
で、交尾も充分にさせて雑誌等に書かれている
産卵セットを組めば、けっこうな数が採れると思います。

幼虫飼育に関してはイズミヤマの場合、一年一化が多いと
聞きました。現在伊豆大島産のミヤマ幼虫を飼育していますが
確かに生育が早いです。中甑と比べても早いので、大型個体を
出す秘訣は温度にあると感じました。
いかに幼虫期間を引っ張れるかがカギとなりそうです。

国産ミヤマも中甑島 伊豆大島 利島 北鎌倉と揃ってきました。
こぉなると淡路島産を失敗したのが悔やまれます。
ここにアマミミヤマ ミクラミヤマ(神津島 御蔵島)がいるので
九州産(宮崎産)のミヤマと地元産のミヤマを加えたら
あとは離島モノに走りそうです。






ミヤマクワガタは外産種が中心になります。
ウェムケンミヤマ ミシュミミヤマ クラーツミヤマ
エラフスミヤマ タイワンミヤマ ラティコルニスミヤマ
ユダイクスミヤマ メアレーミヤマ・・・
もう少し増やす予定です。
2年かかる種類と1年ちょっとで羽化する種類とで
うまく分けられればいいのですが、なんせ勉強しながらの
飼育なので試行錯誤しながらです^^)



国産種も負けてはいなくて
ミクラミヤマ(御蔵島 神津島)アマミミヤマ
イズミヤマ(伊豆大島) ミヤマ(中甑島 北鎌倉)
実はいつも標本目的で購入してくださるお客様から
お題をいただいておりまして、関東甲信越産で大型、
要はフジ型 普通型の大型個体を探しているとのことで
にわかに気合が入っています。

(画像はエゾ型)

ミヤマに関しては国産 外産隔たりなく、気に入った種類を
飼育していくつもりですが、ユーロ系の大型になる種類よりも
小型 中型がメインになると思います。

飼育部屋の温度帯をミヤマに照準を合わせるとヒラタの産みが
悪くなってしまうので現在画策中です。

マルバネ同様、ネブト飼育のマットの使いかたをベースに
応用・波及したミヤマ飼育。飼育予定の一角を担う
種類になりそうです。




みなさんメリークリスマス♪

今年もあと少しですね。。
そんな年の瀬に自分による自分のプレゼント❤



ラティコルニスミヤマクワガタ。
トルコ フィティエ産 2016 7 3・・・
と、記載されているということは。。
えっ?羽化が2018 8 21なので、丸2年の歳月が
かかっているのですね?



購入先は友人からで、ユーロミヤマの小さいヤツとの
説明でしたが、アマミミヤマとミクラミヤマのあいのこみたいな
カタチをしています。サイズは大きいですよ^^)
5センチありますから♪



パッと見ての衝動買いに近いのですが
よくよく見ると頭部と前胸、上翅接合部の微毛が
クリームホワイトだったり、アゴの内歯が変わった歯形だったり
と見るトコ満載のミヤマクワガタです。



♀も特異なカタチで、ノコ♀とミヤマ♀のあいのこみたいな
カタチです。国産ミヤマの♀よりこの子のほうが
型は好みです❤



フォルムはノコ♀、アゴや全体的なカンジはミヤマ♀という
イイトコどりの美人❤❤

自分へのクリスマスプレゼントです♪




全般的に離島のミヤマは数が少ないのですが
その中でも特に有名なのが黒島産。

ミヤマクワガタとしては最南端の産地ですね^^)
たまーにですが販売もされていますね。
お値段はまぁ・・・それなりですが。。

淡路島産もレアです。ホント失敗したのが悔やまれます。



イズミヤマも少ないです。ボクは伊豆大島産しか
見たことがないです。利島や新島、神津島 三宅島にも
記載がありますね。神津なんか出たら嬉しいけど^^)

ボクが持っているのは伊豆大島産と中甑島産ですが
中甑島もね、少ないですよ。。
でもここまではペアで入手が可能です。



個人的に一番レアだと思っているのは壱岐島産。
5年に一度ぐらいしか採れない。。。しかも♂♀のどちらかが
1頭とか・・・産地はノコとかとそんなに変わらないところに
いるようなんですがね。。

離島で採集経験があるのは伊豆大島で、やはり♂♀両方
採れることは非常に少ないです。
(もちろん採集する時間が少ないというのもありますが。)

ミヤマの場合、大型が採集できる産地もありますから
目移りもしてしまうのですが、離島のミヤマに
惹かれてしまいます♪


友人からマルバネ画像を送っていただいてから
すぐにアマミミヤマの画像も届きました。



アマミミヤマの画像は持っていなかったので
(幼虫は持っています♪)
これで国産ミヤマの画像はある程度は揃いました^^)
ありがとうございました。

しかし・・・この個体 耳上突起も跳ね上がっているし
内歯の細かい歯もしっかり出ていてカッコイイですね♪



お次は先日入手したミクラミヤマ(神津島)
御蔵島は幼虫を持っているのですが、神津のほうが
大型になって艶々しているということを聞いて入手。
この画像は生体というよりオブジェっぽくてお気に入りです。



この夏入手した北海道白老町産
全部嫁いだのでブリードはしていません。
元々大きなミヤマが見たかったので目的は達成しました。
76とかはとてもじゃないけど手に入れられないけど70越えたら
かなりの迫力になります。1ペアぐらい取っといてもよかったかな?
と思わされた個体群でした。



いいですよ❤北海道産。



これは画像だけでも激レアなのではないでしょうか?
壱岐島産。5年に一度ぐらいしか採れないそうですよ。。。



自己採集のイズミヤマ(伊豆大島産)
55ミリほどですが、これが昨年採集の最大個体。
まだ微毛が揃っていてキレイです。



こちらは淡路島産。淡路島もレアですねぇ~❤
ワイルドだったから追い掛けナシでセットを組んだけど
ダメっぽいです。。。。(実はまだ割り出していません。)



中甑島産 初記載モノからの累代です。
この個体が手に入ったので本格的にミヤマ飼育を
始めようと思ったのですね。おかげさまでかなりの数の幼虫が
採れました。甑諸島産は離島としては黒島に次ぐ南方の
ミヤマクワガタです。

と、大まかではありますが現在保存しているミヤマクワガタの画像を
紹介させていただきました^^)


material by:=ポカポカ色=