クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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先日、壱岐島からクワが届いていることも
手伝って壱岐島を題材に書かせていただいていますが
友人からスゴイ画像が飛んできました。
ボクが日ノコ研のメンバーから聞いたクワの種類は
ノコ ヒラタ コクワ ネブトでしたが・・・
正直なとこ、黒島にミヤマがいるのは納得できたけど
中甑にいたのはビックリしたし、同様の驚きがありました。



壱岐島産 ミヤマクワガタ。
いつも離島のクワガタをくださる友人からの画像です。
(画像は友人はもう少しいいのを送るからと言っていましたが
ガマンできないので書いています^^)
♂のみなので標本にするとおっしゃっていましたが
これ・・・・・スゴイですよっ!!!
もちろん未記載ですし、採集例も12年で3匹。
今年以前に採集したのが5年前(!)
(これ、全部友人から教えてもらっています。)
採集された方は壱岐島在住の方のようですね。
画像拡大していただくと分かるのですが
耳状突起の型が変わっています。
あと前胸側淵の形状も面白い。
複数を見ることができないので比較が難しいとも
おっしゃっていましたが、いるという事実だけでスゴイですよね?
伊豆大島ではミヤマとノコの生息場所の境界線みたいなのが
ハッキリしていて(実は一ヶ所知っています♪)、それはそれで
納得がいくのですが、あ~、でも伊豆にも
ノコとミヤマが同所で採れるトコあるもんな~。。
やっぱり必ず行こうっ!壱岐島❤



ぇえ、いるんです♪
ミクラミヤマ。幼虫なんですけどね^^)
6月のクワタ 帰り際に購入したんです。
友人の友人からの購入だったので
随分お安くしていただきました。
ありがとうございました^^)

ところでなんで記事にしたかというと
今日はミクラミヤマの幼虫のメンテナンスを
したからなんです。

(画像はイメージです。)

購入時、友人の友人ということもあり、使用しているマットや
飼育方法など細かなことも解説していただきの購入でしたが
教えていただいたマットが近隣に売っていなかったため
現在使用しているマットで代替を試みようと思い、
記事にしています。

(これもイメージ。)

購入後、プリンカップが販売用の小さなものに入っていたので
大きなもの(350cc)に移したのですが
このときは購入時に入っていたマットは捨てずにカップ側面を
Nマットで土手(もんじゃでやるアレです♪)を作り
その中央に元々入っていたマットを入れて幼虫を入れています。
あれから約1ヶ月経過したので、幼虫の確認とマットの状態を
適切な状態に直します。通常はここまでしないで
加水程度(もしくはマット全取り替え)でことを済ませますが
何と言っても初令での購入に加え、幼虫の耐性がどのくらいなのか
分からない。。。以前から比べるとこなれてきた価格ではあるけれど
ボクには高額種です^^)
流通もあるときに買わないと次は分からないという国産ならではの
特徴も変わらないので、細かくメンテナンスをします。
しかし、今回のミヤマ飼育は初心を思い出させてくれることが
多いです。他の種類も数を限定して細かく見ていきたいと思います。


かなりレアだそうです。
淡路島のミヤマクワガタ。
このあと♀のみですが、北鎌倉のミヤマも
手に入ります。結局ミヤマは
伊豆大島(イズミヤマ) 中甑島 淡路島 北鎌倉の
2亜種4産地で産卵セットを組みました。



その中で生存している♂は淡路島産のみ。
画像で残しとこうと思います。
今回のミヤマ飼育は、中甑島とイズミヤマ(伊豆大島)は
ブリードモノから。淡路島と北鎌倉はワイルドからです。



よくミヤマは暑さに弱い 乾燥に弱い 蒸れに弱い
と、その風貌とは裏腹に繊細で華奢とされていますが
子供のころ(ボクの初採集はミヤマです。
生まれて初めて生きたクワガタに遭遇したのはコクワです。
採ってくれたのはネコです♪)飼っていたときに
そんなに弱い印象はなかったのになー。。。との認識に
あるのですが、飼育してみて分かったのは
『交尾の回数を重ねるとあっとゆーま』です^^)
以前にも書きましたが、ミヤマの飼育は初めてではありません。
そのときは宮ヶ瀬かどこかの幼虫をいただいての飼育。
そのあとは自己採集の宮ヶ瀬産。このときもワイルドだったので
ペアリングはしていませんでした。累代は今回が初めてなのです。

 

ペアリングも産地で特徴があり、中甑島産はノコ同様
メイトガードもするし、行為もエサ皿の上ですが
イズミヤマは追い掛け回すのね。。。でもこれは
個体差なんだと思います。ノコも個体の相性で交尾の仕方は
いろいろですからね^^)
と、まー最近ではペアリングの確認も観察も大してしないで
ペアリングの期間や♀の居場所で判断することが多いのですが
今回のミヤマ飼育は数年ぶり、ブリードモノによる飼育は初ということも
手伝っていろいろ観察ができて楽しかったです。
産卵の結果はまだ2ヶ月ぐらい先だけど、ミヤマの♀は
ケース内の環境(特に温度)が変わると上に上ってきてしまいます。
先日、中甑のミヤマ♀が上がってきていて持ちあげてみたのですが
すぅーっと軽く持ちあがり、
(喫煙されている方は分かると思うのですが、みため本数が入っていても
1本でも減っているとその重さの違いに気付くと思います。
産んだ♀の重さはそれくらいの微妙な差なのですが軽くなっているのが
分かります。)産んでいるなという実感♪
でもケースをその位置に置いておくと卵がダメになってしまうので
部屋の温度が最も下がる場所に移動です。
(まもなく♀は再度潜っていきました。)
温度やマットなど、ノコやヒラタに比べると揃えなきゃいけない物事が
多いミヤマクワガタ。お気楽にとはいきませんが
ブリードは中々楽しく感じています^^)




阿波踊りの最初の一声が
一番初めに頭をよぎる淡路島。

違いますよね?



こんな島ですね^^)
ここにはノコは当たり前にいるそうなのですが
ミヤマはレアだそうです。



ようやく落ち着いてくれました。
面白いのはウチにいる中甑島産のミヤマと
イズミヤマと同サイズなので見比べることが容易なこと^^)
淡路島産はアゴが長いんです。個体差だとは思いますが。。

ここで考察なんですが、ノコがいてミヤマが少ない。
しかも標高差が急激でない。。ということは
中甑島産のミヤマの産卵セットで産む可能性が高い。

一般的にはミヤマとノコのセット内容は違います。
でも中甑島産のミヤマはノコに使うようなマットを
被せていても遜色なく潜っていきました。
でもイズミヤマは中々潜らないで、最終的にはセットに
微調整を加えています。このことから考えるに
温度帯さえミヤマに適した温度帯にしてあげれば
産卵場所の範囲は広いのでは?という考えです。



ミヤマは産卵数によっては設備投資(オオゲサ♪)
考えています^^)


先日のクワタフェスタ(デッドアライブ?)
で、そこそこの成績を納めることができ^^)
(本当にどうもありがとうございました。)
いつもならこれでOKというところなのですが・・・
(実はこの時点でネブトは数種類いただいております。)
今回は、ちょっと衝動買いをしてしまいました♪



この幼虫。。。

現在では採集禁止(と、言ってもけっこう前からです。)の
クワガタです。



ミクラミヤマ。。。

黄紋が出ると言う小型のミヤマです。
飼育では黄紋はほとんど出ないそうですが
なんかソソりますよねぇ^^)



最後の最後で買ったので、かなりお安くしてくださいました^^)

さびちゃんのフォローも大きかったけど^^)

ミヤマ・・・嵌りそうですねぇ^^)


material by:=ポカポカ色=