クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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昨日は予定通り、送迎と買い物(主に食品)とバイク屋・ユウタンさんと
動いたので、必要最小限のクワ活に留まりました。
販売させていただく幼虫関係は一昨日済ませたので、今日は自分用です。
アママルです♪ 2020年10月孵化の個体を大きめのプリンカップに
移し替えます。一番最初の画像(プリンカップ)に入ってきましたが
まだ初令でしたので、ある程度の大きさになるまで待ちました。
残念なことに1頭落ちていました。。
本日はこの幼虫もそうですが、バックに映っているマットが主役です。
育っているといってもまだ初令~初2令あたりなので、まだ個別には
しません。入っていた通りに容器だけ大きくするのですが、
新しいマットも必要となります。容器は500㏄プリンカップ、
マットレシピは、Uマット+添加微粒子マット+ヤエマル繭玉+赤枯れマット
配合率は2:2:5:1です。ヤエマル繭玉は周辺の状態の良い部分も
使用しています。このマットは配合してから1ヶ月~は経過していて
赤枯れ以外は全てフルイに掛けています。
まずは容器に8分目ほどやんわり入れてプレスで押し固めます。
このときの圧は容器の型が崩れない程度です。
だいたい底から2センチ程度で大丈夫かと思いますが、幼虫のサイズで
変えてもいいと思います。
その上に同じマットを柔らかく入れてすり鉢状に固めていきます。
イメージとしてはマットで容器壁面を塗り固めていく感じです。
だいたいこんな感じ♪ 中央にそれまで入っていた容器が丸々入るぐらいの
容積を確保します。で、中央にそれまで使用していたマットを入れるのですが、
このとき使用済みマットは何も手を加えないでそのまま入れます。
これはケースバイケースです。今回の場合は加水具合や雑虫の混入などが
問題がなかったのでそのままにしました。
画像は幼虫を分かりやすくするために中央を少し盛って幼虫を置いています。
実際は平もしくは、幼虫が入るぐらいの窪みを付けて幼虫を入れます。
幼虫を包むようにして使用済みマットを被せ、その上に新しいマットを
天面まで入れて完成です。幼虫自体の環境変化は最小限にしようという
目論見です^^)今回は2頭づつ入っていたので、そのまま2頭づつ入れます。
なので、次回交換は早めになります。
あとは幼虫が生育に準じて古いマットから新しいマットへ移行していきます。
このとき新しいマットと古いマットを混ぜ込むことが確認できる種類もいます。
今回はアママルで進行しましたが、新しいマットに異を唱えるような種には
有効だと思います。要は消化吸収に必要なバクテリアごと移植してしまおうと
言う交換方法です。ほとんどのクワガタ幼虫は『居食い』をさせることが
できるとよいとされています。ただ、その居食いの仕方や意味合いが
種類ごとに違うように感じています。また初令~初2令のように個体自体が
小さく、器官もしっかりしていないときには有効性を感じますが
3令以降は違う印象を持っています。
アママルのあと、ヤエヤマネブトの交換も行いました。
こちらは使用済みマットは使っていません。
幼虫が3令に加齢していたこと、マットに雑虫(コバエ)の幼虫が
多数確認されたことが要因で全て新しいマットに交換しました。
容器は一時保管用の200㏄です。こちらもそんなに期間を空けずに
再交換予定です。アママルに話を戻しますが、同様の交換方法で
ミヤマ・ネブト・キクロはイイカンジの感触を得ています。
逆にノコ・ドルクスはそんなに有効性を感じていません。
このあたりの違いは書きだすと長くなるので後日^^)
文章にするとこんなに長いけど、今回はマットを仕込んでいたから
所用時間は準備から片付けまで含めて30分ほどです。
参考までにとどめていただけたらありがたく存じます。
マルバネクワガタの飼育を本格的に始めて
すでに4年ほど経過しています。それ以前はついでというか
いい個体が手に入ったからという理由で細々と続けてきましたが
公の場所で書けるほどしっかりは飼育していなかったんですね。。
ようやく成虫を販売にこぎつけることもできるようになり、
それなりに感触も掴めてきました。ただマルバネのみの飼育ではないので
いろいろとその飼育方法を他の種類にも応用しています。
マットのレシピなどもマルバネ飼育が大きく影響しています。
ボクも市販のマットを使用するのですが、販売された状態で
使用するということはほとんどありません。当然のことですが
種類ごとにレシピは変えるし、加水量や詰め方も変えるのですが
最近ではどのタイミングで高栄養のマットを追加するか?などにも
拘っています。これはどちらかというとミヤマ飼育からのフィードバック
なんですけどね^^)逆にマルバネ飼育で応用したりしています。
もちろん、ノコ・ヒラタ・ネブトでも応用は効きます。
あと飼育期間ですね^^)先日、ノコも2年掛けたほうが大型が
出やすいんじゃないか?的な記事を書かせていただきましたが
以前、有田市のヒラタ(こちらは血統モノになります。)でも
3令までと3令以降の期間が他のヒラタに比べて異様に長かったことを
思い出し、(モノによっては加齢速度の早い血統は存在します。)
意外と有効なのかな?と、感じたことがあります。
マルバネは3令になるまでと3令になってからが他の種類と比べると
長いんです。それ故、2年ないし3年と云う年月をかけて羽化するのですが
これはミヤマはもちろんのこと、ネブトやノコでも同様のことが起こります。
(まぁネブトで2年はありませんが、1年ちょっとということは経験があります。)
加齢の仕方は種類によって違うから、そこら辺の見極めは大事かと
思います。国産ノコに関して言わせていただくと、2令から3令までは少し
緩やかに成長させたほうが大型を望めます。
ただですね。。。。意外と待てないんですよ^^)これが。。。
こちらも過去の話になりますが、ヤクシマノコで大型を羽化させたときに
なかなか蛹化してくれなくてハラハラした経験があります。
今でしたらミヤマ・マルバネ飼育と相まってのんびり構えることができます。
そうなんです^^)飼育者の飼育ルーティーンが変わるんですね^^)
何もかも一度経験できるとそれが種になり、他種類でも応用したり
違いを見つけたりできると思います。ここに外産が加わるとまた
違ってきたりするんですが、それが面白かったりします。
マルバネは産地でマットのレシピを変えたりしないと悲しい結果に
なることが多いのですが、これをミヤマの種類別に置き換えると
悲しい結果にこそはなりにくいですが、大型個体は望めないです。
あと温度ですね^^)恒温を維持することは非常に難しいけど
そうなるよう注意する 心がけるで随分違いますし、また他で
応用が利かないか考えることもできますしね^^)
どちらにしてもマルバネの飼育はやることこそ少ないですが
いろいろと考えさせてくれたりしています♪
幼虫は、その環境(飼育の場合はマット内ですね。)が
自分の生育に(生存に)そぐわないと移動していくのですが(☚予想です。)
飼育上ではその範囲は限られます。要は容器内となるわけなんですが
それでも自分がいた場所で生存が可能で、その外側が生育できると判断した
場合、自分で生育を促せるような状態にしていくことがあります。
よく上下で違う種類のマットを詰めてその境に幼虫を入れると
幼虫がマットを混ぜ合わせていることが観察できたりします。
ただですね、これはあくまでもある程度適しているからであって
まるで違ったりすると溶けていなくなっている場合がありますからね。。
特に初令~初2令あたりまでは弱いので観察をコマメに行うことと
ちょっとでも不安に感じたら交換するぐらいのキモチは必要です。
あとですね、同じ銘柄と言ってもロットによるバラツキはあります。
発行途中で梱包、発送されてしまったロットもないとは言い難いので
そのマットのいい状態と言うのを自分なりに把握しておくことは大切です。
そんなところからも自分がいいと思ったマットを使い続けて細かな違いが
分かるようにしておくことは大事なんですね♪
で、そこまではやったけど少し不安がよぎったり、やはりダメかなと
再度考えるようでしたら、ミヤマ・ノコは黒土を少量混ぜて様子を見たり
ミヤマの場合、黒土のみの部分を作っておいて回避できるように
しておくのもいいかもしれません。簡単に言ってしまうと幼虫飼育用
容器内も産卵セット状態(詰め方は別です。)にしてみたりと
いろいろと工夫してみるのも手です♪ このとき必ず元々入っていた
マットは捨てないで再利用することも大事です。
いろいろと言われていることとして、消化を促す微生物(もしくはバクテリア)
が元々入っていたマット内に生息?しているからと囁かせることも
あります。まぁ見えないし検証したということも聞かないしで
真偽のほどは分かりませんが、そうなのかな?と思える節はあります。
ボクが飼育しているなかで判断の付きにくい種類としては
外産ミヤマが該当します。外産ミヤマの場合、産卵は成功しても
幼虫が大きくならないとか、幼虫期間にバラツキが出るなど
まだまだ考察の余地が残されている種類です。それ故に
楽しかったりもするのですが、やはり羽化まで持っていくこと
大型の♂を羽化させられることに変わりはありません♪
なのでいろいろと試すことも大事だと思うのです^^)
自分の生育に(生存に)そぐわないと移動していくのですが(☚予想です。)
飼育上ではその範囲は限られます。要は容器内となるわけなんですが
それでも自分がいた場所で生存が可能で、その外側が生育できると判断した
場合、自分で生育を促せるような状態にしていくことがあります。
よく上下で違う種類のマットを詰めてその境に幼虫を入れると
幼虫がマットを混ぜ合わせていることが観察できたりします。
ただですね、これはあくまでもある程度適しているからであって
まるで違ったりすると溶けていなくなっている場合がありますからね。。
特に初令~初2令あたりまでは弱いので観察をコマメに行うことと
ちょっとでも不安に感じたら交換するぐらいのキモチは必要です。
あとですね、同じ銘柄と言ってもロットによるバラツキはあります。
発行途中で梱包、発送されてしまったロットもないとは言い難いので
そのマットのいい状態と言うのを自分なりに把握しておくことは大切です。
そんなところからも自分がいいと思ったマットを使い続けて細かな違いが
分かるようにしておくことは大事なんですね♪
で、そこまではやったけど少し不安がよぎったり、やはりダメかなと
再度考えるようでしたら、ミヤマ・ノコは黒土を少量混ぜて様子を見たり
ミヤマの場合、黒土のみの部分を作っておいて回避できるように
しておくのもいいかもしれません。簡単に言ってしまうと幼虫飼育用
容器内も産卵セット状態(詰め方は別です。)にしてみたりと
いろいろと工夫してみるのも手です♪ このとき必ず元々入っていた
マットは捨てないで再利用することも大事です。
いろいろと言われていることとして、消化を促す微生物(もしくはバクテリア)
が元々入っていたマット内に生息?しているからと囁かせることも
あります。まぁ見えないし検証したということも聞かないしで
真偽のほどは分かりませんが、そうなのかな?と思える節はあります。
ボクが飼育しているなかで判断の付きにくい種類としては
外産ミヤマが該当します。外産ミヤマの場合、産卵は成功しても
幼虫が大きくならないとか、幼虫期間にバラツキが出るなど
まだまだ考察の余地が残されている種類です。それ故に
楽しかったりもするのですが、やはり羽化まで持っていくこと
大型の♂を羽化させられることに変わりはありません♪
なのでいろいろと試すことも大事だと思うのです^^)
ある程度飼育を齧ったことがある種類なら
過去の記憶やデータを基に似たようなものを用意して
(既に終売している製品もありますからね。。。)
それで様子を見るということはできます。
でも見当がつかない場合はどうすればいいか?
一番の近道は購入先で聞くのがいいのですが、
入手先によっては充分な情報を得られない場合もあります。
そうなると友人 知人 もしくはネットのコミュニティで
情報を得て実践・・・と、なるわけです。
ただ得られた情報をそのまま還元できるというのは稀で
例えば自作のマットだったり、ショップ様オリジナルで
通販の対応がされていなかったり(これは小ロットということが
大きいようです。)となかなか一筋縄ではいかないものです。
ではどうすればいいか?自分で産卵させた種類については
そこから波及させていけばいいので、これについてはまた今度
とさせていただきますが、幼虫入手の場合♪
一応簡単なレクチャーを受けている前提で話を進めます。
まず、幼虫が入っているマットは捨てないでよく見ます。
自分が使っているマットで似たようなものがないか?
考えてみます。この際、簡単なレクチャーを受けている前提なので
マットの銘柄を教えてくれているかもしれないので教えていただいて
いたならそのマットを用意します。用意できない場合は
似たようなマットで低栄養(低添加もしくは無添加)のマットを
用意します。
もちろん幼虫の令に合わせた容器を用意するのですが、
販売されている場合はほとんどが初令~となりますので
だいたいプリンカップか大きくても500にしときましょう^^)
すぐ入れ替えることが前提です。で、用意した容器の底面に
低栄養のマットを固く詰めます。容器の大きさにもよりますが
だいたい底1センチから容器の5分の1ぐらいで大丈夫です。
そのあと同じマットを緩く容器半分ぐらいまで入れます。
そうしたら容器中央に窪みを付けて(大きさは任意で大丈夫ですが
今まで入っていたマットが充分に入るぐらいは必要です。)
幼虫の入っていたマットを入れて、また窪みを作りそこに幼虫を入れます。
このとき幼虫の入っていたマットに加水をしてもいいと思いますが、
少しで構いません。それまでそこで生存していたので極端に環境を
変えなくても大丈夫です。それで少し様子を見ましょう。
新しく入れたマットに問題がなければ幼虫が新しいマットのほうに
行くし、もしよろしくないようでしたら今まで入っていたマットに
戻る、もしくは幼虫が自分で混ぜ合わせていきます。
ただ、細かい観察は必要で幼虫の状態を毎日のように観察して
状態を把握しといたほうが賢明です。マットが合わないとサイアクのことも
起こりうるのでちょっとでも不安要素がありましたら変えていくことも
大事です。続く。。。
過去の記憶やデータを基に似たようなものを用意して
(既に終売している製品もありますからね。。。)
それで様子を見るということはできます。
でも見当がつかない場合はどうすればいいか?
一番の近道は購入先で聞くのがいいのですが、
入手先によっては充分な情報を得られない場合もあります。
そうなると友人 知人 もしくはネットのコミュニティで
情報を得て実践・・・と、なるわけです。
ただ得られた情報をそのまま還元できるというのは稀で
例えば自作のマットだったり、ショップ様オリジナルで
通販の対応がされていなかったり(これは小ロットということが
大きいようです。)となかなか一筋縄ではいかないものです。
ではどうすればいいか?自分で産卵させた種類については
そこから波及させていけばいいので、これについてはまた今度
とさせていただきますが、幼虫入手の場合♪
一応簡単なレクチャーを受けている前提で話を進めます。
まず、幼虫が入っているマットは捨てないでよく見ます。
自分が使っているマットで似たようなものがないか?
考えてみます。この際、簡単なレクチャーを受けている前提なので
マットの銘柄を教えてくれているかもしれないので教えていただいて
いたならそのマットを用意します。用意できない場合は
似たようなマットで低栄養(低添加もしくは無添加)のマットを
用意します。
もちろん幼虫の令に合わせた容器を用意するのですが、
販売されている場合はほとんどが初令~となりますので
だいたいプリンカップか大きくても500にしときましょう^^)
すぐ入れ替えることが前提です。で、用意した容器の底面に
低栄養のマットを固く詰めます。容器の大きさにもよりますが
だいたい底1センチから容器の5分の1ぐらいで大丈夫です。
そのあと同じマットを緩く容器半分ぐらいまで入れます。
そうしたら容器中央に窪みを付けて(大きさは任意で大丈夫ですが
今まで入っていたマットが充分に入るぐらいは必要です。)
幼虫の入っていたマットを入れて、また窪みを作りそこに幼虫を入れます。
このとき幼虫の入っていたマットに加水をしてもいいと思いますが、
少しで構いません。それまでそこで生存していたので極端に環境を
変えなくても大丈夫です。それで少し様子を見ましょう。
新しく入れたマットに問題がなければ幼虫が新しいマットのほうに
行くし、もしよろしくないようでしたら今まで入っていたマットに
戻る、もしくは幼虫が自分で混ぜ合わせていきます。
ただ、細かい観察は必要で幼虫の状態を毎日のように観察して
状態を把握しといたほうが賢明です。マットが合わないとサイアクのことも
起こりうるのでちょっとでも不安要素がありましたら変えていくことも
大事です。続く。。。
ノコやミヤマの場合、幼虫の飼育期間と言うのは非常に大事で
どのステージでゆっくり育ってもらうかはけっこうカギにような
気がします。
ノコとミヤマにおける幼虫飼育の共通点として挙げられるのは
2令から3令に加齢する期間が共通します。
2令初期で産卵セットから割り出した個体は約3ヶ月後
3令に加齢していますが、このときはまだ透き通った部分が
大半を占め、クリーム色の部分が斑にある程度で、まだまだ
成長する予感を感じさせます。この交換で大きな容器に移すのですが
この容器は長い期間引っ張ります。これはノコもミヤマも同様で
ミヤマに関してはこのまま羽化ということも考慮に入れて容器を作ります。
ノコの場合は菌糸・マットの両方で飼育できます。菌糸に入れた場合
そのまま羽化まで持っていくことは可能ですが、菌糸の劣化具合を
考慮に入れなければならないため、もう1本(もしくは2本)は必要と
考えていたほうが事故は少ないように感じています。
ここでノコとミヤマの幼虫飼育で決定的な違いは飼育温度です。
ノコの場合は22℃~と温度は高め。ミヤマは24℃辺りでも落ちはしませんが
適切なという表現を借りるとやはり20℃以下のほうが無難な気がします。
(種類によっては24℃という温度は危険なこともあります。)
ところで、このミヤマ飼育に適した温度、一番は幼虫の生育にあるのですが
エサ(マット)の劣化速度を抑えることにも一役買っています。
よく長い期間を持たせるために加水量多めにして・・・的な書かれ方を
している飼育記事を読めるのは、温度が低いからこそできるのですね^^)
それでは大型個体を羽化させるためにどう持っていくか?
ミヤマは2年という歳月をかけたほうが羽化した個体のサイズに
期待が持てます。(もちろん幼虫が大きいという前提の下です。)
だいたい1年で3令後期にはなりますので、残りの1年は3令後期のまま
じっくりと幼虫期間を過ごしてもらうことが大事なような気がするのです。
これはノコも同様で、菌糸で飼育していると劣化してしまい交換を
余儀なくされ、その交換時のショックで変態してしまいますが
これをマットに変えてミヤマほどの低温にしなくても、ノコ飼育における
低温を維持しつつ3令後期をじっくり過ごしてもらったほうが大型の
期待が高まります。ただですね、他種類ではセミとも言えるような
行為なので、飼育側(つまりボクですね♪)がそれをどう判断するか
が非常に大事となってきます。意外とモチベーションの維持を
できるかどうかが一番なのかもしれません♪
どのステージでゆっくり育ってもらうかはけっこうカギにような
気がします。
ノコとミヤマにおける幼虫飼育の共通点として挙げられるのは
2令から3令に加齢する期間が共通します。
2令初期で産卵セットから割り出した個体は約3ヶ月後
3令に加齢していますが、このときはまだ透き通った部分が
大半を占め、クリーム色の部分が斑にある程度で、まだまだ
成長する予感を感じさせます。この交換で大きな容器に移すのですが
この容器は長い期間引っ張ります。これはノコもミヤマも同様で
ミヤマに関してはこのまま羽化ということも考慮に入れて容器を作ります。
ノコの場合は菌糸・マットの両方で飼育できます。菌糸に入れた場合
そのまま羽化まで持っていくことは可能ですが、菌糸の劣化具合を
考慮に入れなければならないため、もう1本(もしくは2本)は必要と
考えていたほうが事故は少ないように感じています。
ここでノコとミヤマの幼虫飼育で決定的な違いは飼育温度です。
ノコの場合は22℃~と温度は高め。ミヤマは24℃辺りでも落ちはしませんが
適切なという表現を借りるとやはり20℃以下のほうが無難な気がします。
(種類によっては24℃という温度は危険なこともあります。)
ところで、このミヤマ飼育に適した温度、一番は幼虫の生育にあるのですが
エサ(マット)の劣化速度を抑えることにも一役買っています。
よく長い期間を持たせるために加水量多めにして・・・的な書かれ方を
している飼育記事を読めるのは、温度が低いからこそできるのですね^^)
それでは大型個体を羽化させるためにどう持っていくか?
ミヤマは2年という歳月をかけたほうが羽化した個体のサイズに
期待が持てます。(もちろん幼虫が大きいという前提の下です。)
だいたい1年で3令後期にはなりますので、残りの1年は3令後期のまま
じっくりと幼虫期間を過ごしてもらうことが大事なような気がするのです。
これはノコも同様で、菌糸で飼育していると劣化してしまい交換を
余儀なくされ、その交換時のショックで変態してしまいますが
これをマットに変えてミヤマほどの低温にしなくても、ノコ飼育における
低温を維持しつつ3令後期をじっくり過ごしてもらったほうが大型の
期待が高まります。ただですね、他種類ではセミとも言えるような
行為なので、飼育側(つまりボクですね♪)がそれをどう判断するか
が非常に大事となってきます。意外とモチベーションの維持を
できるかどうかが一番なのかもしれません♪