クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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すでに10年以上経っているので、その昔と
書いても大袈裟ではないかなと思いますが^^)



キクロの産卵にはその当時の産卵用マットと埋め込みマット(無発酵)
をブレンドして産ませていたのですが、そのショップは現在は閉店しているので
いかがなものか?と思いきや、意外なところでキクロ産卵用を知ることとなり
買ってみました♪



キクロ産卵用。ホントはね、産卵一番にくぬぎ純太くんを細かくしたもので
代用できるのですが、近隣のお店にくぬぎ純太くんを取り扱っている店を
知らないので購入しました♪ 高額種を取り扱うことで有名なショップ様ですね♪



さすがにマット1袋では申し訳ない(送料もかかりますからね。。)ので
マルバネ用赤枯れマットも購入。これ・・・人工赤枯れ?が入っているのですが
この量でこのお値段はコスパ・・・・いいですよ♪
使ってみてよかったらこれにしようと思います。



最後はミヤマ用です。これはどうなんだろ?
とにかく使ってみてレポートさせていただきますね^^)
ただ袋はチャック付きだし、通気用の穴も空いているという
他のマットにない配慮も施されていますので楽しみと言えば
楽しみです。当ブログでも散々書いていますが、ある一定期間を
使ってみないと分からないのがマットです。
ちょっと使ってみますね^^)



特にミヤマなのですが、大きくなってくれない
種類というのがいます。ボクのところにいる幼虫では
シュパンスキーがそうなんですが、大きくならないというより
成長が遅いのかなとも思っています。



でも一番初めに考えるのがマットが合っていないんじゃ?
と、思いますよね。。
そもそも新しい種類というのに挑戦するのって久しぶりで
今までは自分のスキルから導き出すことのほうが多かったように
思います。ミヤマの場合、そーゆーのが少ないんですよね^^)



そのような場合、書籍・ネット等で調べることはもちろんのこと
先に飼育されている方から伺ったりして、実践していくのですが
少々アレンジを加えたりもして、どうなるか様子を見ています。
ビークワ75号の特集はかなり役立っています。



ボクの飼育がノコオンリーだったころ、つまみ食い程度に飼育がしたことが
あるミヤマは国産ミヤマとヨーロッパミヤマです。
ただその当時、懇意にしていたショップにミヤマ用マットがあったのと
ヨーロッパミヤマに至っては、息子が小さい頃の話で、せがまれて
買ったものですから頭数も少ないし、データ取りなどもしていなくて
羽化したことに驚いたのが自分だったりしました^^)
ただミヤマ用のマットは作り方を教えてもらっていたので
それがベースとはなっています。



ところで、マットでもなんでもそうですが、全然合っていないと
ほとんどの場合、★になってしまいます。
なので★にならないということは、合っていないわけではないが
成長するに不具合があるか、成長速度が遅いかのどちらかで
成長速度に関しては温度も非常に関係するから、一概に
マットが合わないということにはなりません。ただ改良の余地は
残っています。産卵時に黒土部分に産んでいたからと言って
必ずしも黒土が必要か?と、問われると違うと思いますし
ミクラミヤマのようにある程度の期間までは黒土を混ぜていたほうが
いい種類もいますから、そこら辺が飼育側を悩ませる原因のひとつでも
あります^^)だから書くことも多く、新しい発見(☚自分の中で、です♪)
があって面白いワケなんです♪




ミヤマの羽化ズレは否めない。。でも少し考えてみましょう^^)
累代を一番に考えるのでしたら、♂のサイズは後回しにして
♂♀同時期に羽化させるということは可能です。



まず幼虫で購入の場合は♂♀の加齢度が近い個体を選んで
同じ大きさの容器で隣り合わせで飼育します。
で、そのまま飼育して次の交換でもやはり同じようにするのですが
このとき♀は温度の低い場所に置きます。♂は若干温度高め
(あんまり高いと悲しい結果になりますからね。。)の場所に置いて
様子をみます。



この場合、1年で孵すか2年で孵すかでも変わってきますが、
1年で孵す場合は、あまり大きな容器に入れないのも一つの手では
あります。ただあんまり大きな♂幼虫は勿体ないので、その辺りは
個々に判断をお任せいたします^^)



自分で採卵した場合・・・これ、、ボクもようやく気が付いたのですが
数を抱えなければダメです^^)ノコの感覚で5~6頭持っていれば大丈夫だろう
とタカを括っていました。。ボクの私見ではありますが、最低でも10・・・
ボクのように発展途上でしたら15は持っていたいと自分では思っています。
それでしたら大きな♂幼虫と同時期に羽化してくる♀も出現しそうです。
諸事情で5~6頭しか残せないようでしたら幼虫購入時と同じ方法で飼育されれば
大丈夫な可能性が上がります^^)



まぁノコやヒラタと比べますと♂♀判定が難しい部分もあるので
(♀斑が見えにくいというか見えない個体がほとんどです。)
偏る可能性は大きいです。なので少々数は抱えたほうが無難かと思います。



あとは人気種でしたら別系統から持ってくることは可能なので
♂単 ♀単で購入するというのはアリですね^^)
一番いいのは友人や仲間が同じ種類を飼育していると安心です。
シェアできたりしますからね^^)
今まで書いてきたこと・・・キクロにも該当するのですが
キクロのほうも同様です^^)




同種類の中で異なる種類を複数飼育するメリットというのは
あって、例えば800㏄の容器でヨーロッパミヤマの幼虫を
飼育していたとします。



もちろん状態によりけりなんですが、ヨーロッパミヤマの幼虫を
1400に移した直後にその入っていた800を洗わずに他のミヤマ幼虫を
入れると具合が良かったりします。



それはただの横着を正当化しているだけでは?と思われると
ボクも思いますが、ちょっと根拠があります。



最近の飼育を語るうえでよく聞く『バクテリア』。
産卵時に登場したり、マットの状態や良し悪しを語るうえでも
時折登場します。幼虫は消化吸収する際にそれを助けるバクテリアの
存在が明確になっていて、(☚これ・・・見えないので断言は???ですが)
糞とともに排出されています。(と、されています。)



もちろん幼虫の体内にもいるはずですし、それまで使用していた
マット内にも混在しているはずです。そんなことを
考えて敢えて容器を洗わないで使用するのですが、ミヤマの場合は
割と顕著に効果が表れます。



これはマルバネ飼育を模索していた時に、マルバネ飼育のされている方
ほとんどがマットを付け足していることに着目したのが起点です。
マルバネの場合、野外でも自然が作ったケース内にいるようなものなので
(洞に溜まったフレークの中で育ちます。)そうしていると思われるのですが、
これをミヤマに応用が効かないか試してみたところけっこういいんです^^)



もちろん同種類でやれることが一番いいことだと思いますが
他種類でも効果が出るので実践しています。





これが正常時です。ボクもお恥ずかしい限りですが
腹がはみ出た個体を紹介したり、出品することがあります。



こーゆーのや・・・・



こーゆーのですね。。。
種類によってはこの状態で届いても時間が経つと
引っ込む個体もいますからそう心配することはありません。
この画像の個体もイズミヤマは手許に置いてあって
引っ込んでいませんが、ニジイロは完全に引っ込んで
すでに嫁いでいます。ニジイロの画像は羽化後間もないです。
正直なところ、交尾器部分がしっかり出来上がっていれば
ブリードに支障はありません。



この個体も後翅がはみ出ているし、アゴも左右非対称です。
でもブリードには支障がないんです^^)
ただ完品ではないので、販売するときは少々(でもないですね。。)
価格が下がります。ご心配される方も多いと思いますが、ブリードのみ
の目的でしたら一番最初の画像ぐらいぐらいのはみだしでしたら
他の個体同様の管理で大丈夫です。3番目の画像個体(ミヤマということも
あります。)は少々気を配ってあげれば大丈夫です。

ただ交尾器部分が正常時と異なる状態で羽化した個体は
その限りではないんです。。。
実はそのような個体が羽化してしまったので
書いています。。。




material by:=ポカポカ色=