クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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実は飼育歴はそれほどないんです。。
ロンドミヤマはたしか幼虫で入手して羽化させた個体を産卵させましたが
それほど数が採れたわけではなく、全て自分で飼育していました。
友人から2系統ほど分けていただき、少数での3系統のうち1系統を今回
出品させていただいています。



おっと・・・オークション画像のように撮っていました^^)
先ほどまで出品していたので、癖のようになっています。。
この画像の個体は種親用です。出品個体と同系統のWF3ですね♪



コチラの個体の方が大きいのですが、顎基部の開きに若干の違いがあり、
少しバランスが悪く映るので自己ブリード用にいたしました。
先ほど3系統と書かせていただきましたが、このWF3とは別にWF1(!)
CBF1の3系統です。CBF1が自己ブリードで出した個体です。
CBF1は別系統同士を掛けたCBF1です。



ロンドミヤマはメアレーグループに属します。こぉ細かく見ていくと
メアレーやヴェムケンの特徴に似た部分が見受けられます。
上翅の光沢感はメアレー、頭部の形状はヴェムケンの派手さを抑えたような
印象です。ロンドならではのアゴのカーヴ(丸くカーヴする)はもちろんあります。



顎基部の左右バランスの違いが顕著に分かります。内歯形状も左右で違います。
耳状突起はメアレーの形状を幅広くしたカンジと受け取りました。頭部の顎基部
付近の広がりはヴェムケンを小さくしたような印象です。



上から見たアゴが円弧を描くことは良く知られていますが、緩やかな縦湾曲も
魅力です。飼育では太くなる個体が多いです。



メアレー同様 飼育期間がミヤマとしては短くてもそれなりの個体が拝めます。
産卵自体はまだどうこう語れるほどの経験がないので何とも言えませんが、
今の時点では一番産ませられていません。個人的にはメアレーグループのなかで
一番難儀しています。ただですね^^)一度だけとんでもない個体を出したことが
あるので、再現したい気持ちがあります♪ メアレー ヴェムケンと並んでいつも
いてもらいたいミヤマクワガタです♡



※販売を絡めた内容になっていますので、少々下世話な部分も
ございます。ご了承いただけるとありがたく存じます。



小さいアマミミヤマの♂が羽化してきました。
外側から見る限り♀だと思っていたので嬉しい誤算です♪



アマミミヤマには少々思い入れがりまして、ミヤマ飼育を本格的に
始め出した頃に入手した国産ミヤマの1種で、かなり頭を悩ませて
産卵に挑んだ記憶があります。



当時はボクとしては高額で、ちょっとしたトラブルもあり、種親の価格回収に
翻弄したんですね。。まぁ得られた幼虫で回収はできたのですが、その代わり
自分で飼育する個体数が少なく、その幼虫が羽化したときに、別の個体を
探すような始末でした。。その後も産卵に関してはカナシイ結果にはならず、
その度に幼虫で販売していました。そのあいだにクワカブあるあるなんですけど^^)
当初入手した価格からかなり下がってしまいましたが、いつも少数の飼育に
なっています。なんだかんだで8年以上飼育しているアマミミヤマ。
今年羽化予定で残った個体は4。。。昨年産卵分も7と、まぁ人気があるんですね?(^^♪



今年羽化予定の4個体、実は全部♀だと思い、1♀出品させていただきましたが、
♂が羽化してきたので急遽 出品を取り消し、画像の個体は2♂めとなります。
♀の蛹も確認できているので2ペアになります。もう1♀がしっかり羽化してくれたら
どうするか考え直します。たぶん2ペアとも飼育に廻しそうな気がします♪




なんか時間の使い方が下手だったようで、しっかりお伝えできるような
事ができませんでした。出品の取り消しもあって、少々凹み気味だったことは
否めません。。あとですね、アエネアがどうもダメみたいです。。
これもモチベ下がりの一因になっています。。日曜が早起きしてコトが
スムーズだっただけに悔やまれます。



まぁいつまでも悔やんでも仕方ないので、キモチを切り替えて進めていきます^^)



セリケウス(オオバヤシ)の♀が羽化していました♪ あとドンミヤマの♀が
2頭羽化していまして、ドンミヤマは2ペアになります。ドンミヤマはまだ
割っていないのと幼虫でいる容器が何本かありますから期待大です♡



ケルブスの♀はいくつか出品させていただきましたが、今度はアクベシアヌス
です。1年で羽化してしまった個体なのでサイズがね^^)。。
開始価格を下げて出品させていただきました。因みにユダイクスは10月のイベント
で完売しています。



あとはイズミヤマ(利島)の♂が羽化していたり(利島産はもうそろそろ
全頭 羽化してきます。)、ナンサー♀ ロンド♂が羽化していました。
まだ取り出せる状況ではないです^^)



あとアマミミヤマの♂ですね。。実は一昨年の産卵分はそれほど個体を
残さなかったので5、6頭ぐらいしか飼育していなかったんです。
少数の飼育ですとよくどちらかに偏るので、今回もかぁぐらいに思っていたら
♂が羽化してきました^^)入手をお考えの方 大変申し訳ないのですが
全頭 羽化までお待ちいただければと思います。1頭はまだ青い3令でしたので
羽化は来年になるかと思いますが、他個体は蛹化しています。
アマミミヤマは昨年~今年初めに割り出した個体もいます。



最後に現在蛹化中のミヤマ ご連絡差し上げます。
パンミヤマ デンティクルスゲンシミヤマ セリケウス(オオバヤシ)
フライ(タイ産)ヴェムケン ロンド プラネット ルニフェル(インド)
アクベシアヌス ケルブス イズミヤマ(利島)・・・もう少しいるかも
しれませんが、確認できているのはこれくらいです・
ミヤマ飼育を始めたころから考えるとかなりの量を抱えています。
少し円熟期に入っているのかもと錯覚しがちです^^)
でも好みもしっかりしてきたので少し考えます♪


まぁ決して変わり種ではないのですが、ボクんとこでは少数だし、
個人的に初羽化なので、変わり種とさせていただきますね^^)



ナンサーミヤマ。実は過去画像です。何故か数が採れないナンサーミヤマ。
2♀しかいなくて蛹化中です。♂を探すか?♀単で販売するか悩みどころです。



プラネットミヤマ。残した幼虫は全て蛹化中のようです。
実は分散して置いてあるので何頭いるか分からない。。のが現状です。



セリケウス(オオバヤシ)いないようで居たセリケウス。
1個体羽化していますが、まだ取り出せる状態ではないです。。



ルニフェル。ネパール産を中心に飼育していますがインド産も3頭ほどいます。
蛹室を作っています。画像で紹介させていただいた種類以外ではフライミヤマ
(タイ産)とデンティクルスゲンシミヤマ パンミヤマが待望の蛹化中です。



今回ご紹介したミヤマは羽化後 個体を見ながらしっかり吟味させていただく
予定でございます。とにかくあれもこれもになってしまうので、少し抑制しないと
上手くいくものがそうでなくなってしまいます。。。


今度は国産です(^^♪
国産はもう云う事はないと思います。



黒島産ミヤマです♡ ミクラミヤマやアマミミヤマでない国産ミヤマとしては
最南端に生息するミヤマです。採集例も少ない上に採集禁止なので、流通量は
稀に近いミヤマです。



もう何年前になるのでしょうか?幼虫で入手する機会を得て、その幼虫を
半分知人に託し、残りは1年で羽化させられるよう仕向けて累代。
その累代で得た幼虫を少量 販売して自分も次世代へ繋げるべく
1年1化の1♂2♀でブリードしましたが、起き出しタイミングが遅く、産卵セットに
♀を投入したときは猛暑の真っただ中。。いくら温度管理しようにも連日の
33℃越えに耐えられなかったのか?1セットはボーズ。。もう1セット1幼虫3卵で
3卵はまだ保管していますが、まだ幼虫は見えていないのでたぶんだめでしょう。。



2年1化の幼虫も♀は無事羽化してきましたが、♂は酷い不全で★。。
こりゃダメかと思っていたら幼虫を販売した友人から♂の提供があり、
他のミヤマとのトレードもありで2ペア確保でき、来年に繋げることができました。



今回画像はその2♂で進めています。最初に登場した個体はビークワの
巻頭プレートに載っているような形状で、この画像の個体は右後ろフセツが
少々短い。。たぶん蛹化時に気温変化の影響を受けたのだと思います。



特徴的にはイズミヤマのソレに酷似します。黒島産と言えば脚のイエローバンド
が特徴的なのですが、出る個体と出ない個体がいます。最初にご紹介した個体は
それほど目立ちませんが、この個体は薄っすらとですがケイセツにまでイエローバンド
を確認できます。



肉眼でもそうですが、画像にしても明度を上げないと分からない程度に
見えています^^)なにしろ個体数を見ていない(自分でブリードした個体と
幼虫を提供してくださった方が種親として入手した個体しか見ていません。)
ので、とにかく飼育して個体数を見ることが先決ですね^^)



どちらにしても種親となった個体の背景までしっかり把握できている
間違いのない黒島産ミヤマ。非常に貴重な国産ミヤマなので失敗しないよう
細心の注意を払いながら飼育を継続させたいものです。






material by:=ポカポカ色=