クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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すでに兄弟は交尾を済ませ、子孫を残し天に召されています。
1頭だけ約2年の幼虫期間を得て、本日羽化を確認しました。



羽化してからけっこう経過しています。



取り出してみました。イズミヤマ特有のアゴの発達です。



この画像だけでしたら冠幅もいいんじゃないか?と、思ってしまいます^^)
イズミヤマとしては張出したほうかもしれません。
前胸の微毛がタマラナイです♡
羽化したばかりのミヤマはどうしても頭を擡げてしまうのですね。。
ここはムリに持ち上げないでおきます。



迫力があるように映るのはアングルですね^^)
しつこいようですが、イズミヤマとしては冠はもちろんのこと
前胸や上翅の幅もあります。脚のイエローバンドを見てもらいたかった
のですが、どうにもひっくり返ってくれません。。
けっこう黄色の部分は大きいです。



全体像♪ こうして映すとイズミヤマと納得していただけると思います。
全体のバランスから見て、発達の悪いアゴ 張出さない耳状突起
大きい腹部・・・なんか悪口を叩いているように聞こえますが
これがイズミヤマの特徴です。でも・・でもですよ^^)
何故か魅力溢れているんですよね♡^^)
正直なトコロ、こんな大きなイズミヤマを見るのは初めてなんです!!
少々興奮気味です(^^♪ 固まったら改めてご紹介させていただきます♪




8月上旬から中旬にかけて羽化した宮崎県産ミヤマが
固まってきたので、改めて画像にしてみました。



一番最後に羽化した最終交換時 秤の数値が20と21の間ぐらいを
行き来した幼虫からの個体。



迫力はこの個体が一番なんですが、縦に伸びてくれませんでした。。
まだざっとの計測ですが72近辺です。



冠も横にというより、上に競り上がってしまいました。



別個体② 宮崎県産にしては見た目がスッキリした印象です。



でも上から見てみると・・・大型ミヤマ特有のこってり感(?)を
醸し出しています^^)実物はカッコイイです。



大型になると各ディテールが強調されるので、そう感じるのかも
しれませんね♪ こちらも72近辺です。



この個体が3個体の中では一番スッキリまとまっている③
実はサイズ的には一番大きい73~74。



しかし3個体とも金の微毛の出方が違うので、見え方は随分違います。
かなりの面積を微毛に覆われていても生え方が疎らだったりすると
訝しげな雰囲気が漂います。この個体は微毛の生え方でもスッキリ感を
出しているかもしれませんね♪



大型になると、牙の出方がシンメトリーになりやすいと誰かに
聞いたことがあります。ミヤマはよく見ていくと、左右の牙の出方が
違っている個体が多いのですが、大型は逆になると聞いたんですが、
確かにそうかもしれない。

この3個体は、同腹からの個体です。飼育的なことについては
もう少し頭を整理してから書かせていただきます。
ただですね、若干モチベーションが下がった時期があったのは
事実なので、次はもう少し好成績が残せるんじゃないか?と、
自分を自分で慰めています♪







ルックと言えば・・・なんて軽口を叩いていたのも束の間
ルックミヤマが羽化してきました。



ベトナム・イェンバイ WF1
♂・・・小さいです。。幼虫で5頭入手しています。
データは2019年7月7日孵化とありますから、約2年ちょっとで
羽化してきたことになります。今の処 2♂2♀で羽化していて、
1頭はまだ蛹です。(☚たぶん♀です。)



ビークワ75号のベトナム出張手記の画像を見ると
フォルモスス2頭が映っている画像があるのですが、それの小さいほう
みたいな個体です。



本当はこんなカタチです。。この画像は以前ワイルドで入手した個体です。



痛恨の翅パカ個体。実は割り出し時に自分でやっちゃった感アリ。。。
この個体のほうが立派なだけに残念という言葉のみが残ります。
小循板横に折り目のような跡が付いているので修復不可能です。



慎重に保管してブリードに繋げます。



♀① ヒメミヤマ特有の形状ですが、他のミヤマの♀を見慣れると
特異に映ります。♀は野外品に見劣りしないサイズで羽化しているので
エサは間違っていないんだろうな。。あとは飼育期間ですね。。
♂も♀も2年ちょっとなので、大型の♂は3年は覚悟しないといけないのかも
しれませんね。。他のミヤマは早期羽化で1年、通常に飼育すると2年という
認識ですが、ルックは1年加算されるのかもしれません。



♀② ペンチのようなアゴなのに潜航力が弱いということに納得が
いかないのですが、実際 潜航力は弱いです。ワイルドを入手した際
ノビリスと一緒に入手して、一番雑に組んだノビリスのセットのみ
産んでいました。(ノビリスは2♀入手)ボクのミヤマ飼育の基盤にもなった
2種の飼育でしたので、是非とも自己飼育の個体で累代を実現したいです♪

まずはしっかり寝てもらうことが大事♡ 休眠期間がどのくらいなのか?も
手探り状態です。産卵セットのノウハウはありますから、とにかく
活動開始までを見守ります♪



1頭カワイソウな目に合わせてしまったミシュミミヤマ。
そろそろよろしいのではと再ペアリングを試みました。



♂♀とも意識的にエサを与えないでのペアリングです。
少々離して♂のケースに♀を投入します。



意識はしていますね。。



我関せずの♀。このあとケース内を徘徊します。



♀が♂の近くに来ると追いかけるので大丈夫かと思いましたが
そのときは♀がまるで♂を意識しません。。
このあと♀が落ち着くのを待って、♀の上に♂を被せてみましたが
今度は♂がダメ。。。正味1時間ほど同居させましたが諦めました。

日にちを空けて、再度チャレンジします。


3連休とは云っても、うかうかしていられないので
ある程度の仕事はしときます。
午後一で行かなければならない処もあったので
合間見てクワ活をしました。



少々早めに割り出した幼虫を800㏄に入れ替えます。



ゲアンミヤマです。9幼虫2卵という自分で飼育するには
文句ないのですが、販売はというと二の足を踏んでしまう数です。
結局2頭落ちて1孵化という結果になったので、全頭 飼育します。



こちらは御蔵島産ミクラミヤマ幼虫。
いいカンジで育っています。計6頭残って全頭 2年目突入です。



この画像はたぶん♂です。来年の初夏ごろの羽化でしょうか?
ミクラミヤマは今回の交換で長期保管となります。

このあとニジイロ用の産卵セットを2セット組んで、タイムオーバー。。
午後からの仕事に取り掛かりました♪


material by:=ポカポカ色=