クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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本当はユダイクスを割り出してお披露目したかったのですが
まだアゴも色づいていない状態なので後日とさせていただいて^^)
先日 割り出したケルブスをご紹介させていただきます。



今期 1年で羽化してこなければこの2体の♂となります。
すでに♀の羽化も確認しているので2ペアとなります。



横幅が出た♂と少々前に出た♂と、上手くばらけてくれました^^)



まだ完全に腹が納まりきっていないので、販売させていただくとしたら
もう少し先になります。ちなみに飼育期間2年モノ個体です。



頭の上げ下げでサイズの違いを感じますが、ほぼ同サイズです。
画像左の個体のほうが少々大きいです。



アゴが前に出た個体。こちらの個体はアゴずれがあります。
ケルブスの場合、太短いように映る個体と長くスマートに見える個体と
好みが分かれるところってあるのかもしれませんね?



どちらの個体もヨーロッパミヤマならではの赤みを帯びたアゴの持ち主です。
ちょっと往年のスーパーカーを彷彿とさせます^^)



ペアにする♀は同系統と別系統の♀となります。
両方とも販売するかは迷っていて、現在いる幼虫の状態と相談しながら
検討しようと思っています。そこそこのサイズの個体を出すにはどうしても
2年は必要なヨーロッパミヤマ勢。迷いどころではあります^^)




ちょこちょこと羽化しているミヤマクワガタのみなさん(^^♪
先日 ケルブスを割り出しまして、昨日 確認したらユダイクスも
羽化していたので、おかげさまでヨーロッパミヤマ勢は飼育した亜種は
全部ペアになりそうです。ここでアクベスを除いた2亜種にスポットを
当てているかと申しますと・・・



アクベスは別系統の種親を持っているので、この秋にブリード予定なのですが
ケルブスとユダイクスは予定を考えていないんですね。。



数的にいるのもアクベスで、次いでユダイクス ケルブスの順になります。
一応ですね。。。飼育スペースのことも考えに入れなければならないので
この3亜種は、最低でも半年のインターバルを設けて飼育していかないと
ちょっと厳しいんです。。。



販売のことを考えると、3亜種並べてみたい気持ちはあります。
今年は各1ペアづつにはなりそうですが、全亜種そこそこのサイズではあるので
どこでどうするかは別にしても迫力はあるだろうなと思うとワクワクします^^)



販売の場って、ある意味お披露目の場所でもありますからね♪
お褒めの言葉はもちろんのこと、評価がダイレクトに認識できるので
そこに持ち出したい気持ちもあるんですが・・・



ユダイクス。。。1ペアだけだからなぁ。。。^^)









ミヤマクワガタはどうしてもサイズが大きいほうに目が行きます。
産地で大きくなるならないはあるようですが、こと国産ミヤマの場合
産地も大事ですが、それを凌駕してしまうのはサイズだったりします。
(個人的な見解です。)



サイズ以外では、冠(耳状突起)がよく言われますが、幅ですね^^)
冠幅が出ている個体は迫力があり、カッコイイです♡



あと歯形ですね♪ こちらは好みで別れるようです。
エゾ型は、北海道産のほうが出やすいようです。

個人的には、宮崎県産と北海道産がサイズが出やすいと思っていますが
他産地でも大型は望めます。ただ、離島産地で大型が野外で採集されていない
産地の個体は、大型が採集される産地と同程度に幼虫が育っても、やはり大型が
採集される産地のようなサイズにはならないようで、そこは面白いところです。



飼育的な側面でみると、北海道産のほうが温度に敏感と言いますか?
ちょっとしたこと(例えばエアコンが作動するタイムラグだとか)で
影響が出るようです。書籍等で発表されている幼虫期間は大事で
3令に加齢して、最大体重を持続させながら約1年経過させた個体のほうが
大きなサイズで羽化してくるのは間違いないと思います。



野外でも70までの個体は多く見られますが、そこからミリ単位で
個体数は減るのは明確で、75辺りから極端に減るようです。これは飼育でも
同じで、70まではかなりの比率で羽化させられますが、そこから先は
どうなんでしょ?^^)容器のサイズは1400でも大丈夫なのですが、
2年目のどこかで一度交換してあげると大きくなる・・・と言うのは
確実なんです。どのタイミングで?というのが明確でないです。
ミヤマの場合 蛹室を作るところが独特なので、けっこうそこは大事かもな?
とも思っていますが、よく観察できていないので、これからの課題だったりします。



飼育期間の長い種類の飼育は途中 萎えてしまうこともあります^^)
でも羽化したときの喜びは、何物にも代えがたいことも多く、サイズが
大きいとその嬉しさは数倍にも跳ね上がります^^)
現在 国産ミヤマだけでなく、ヨーロッパミヤマを始め、他のミヤマも
ぞくぞく蛹室を作っていますから、前にも書いたけど 今年の秋は
ミヤマフィーバーとなりそうです♪






最近熟読している書籍にビークワ75号は外せないんです^^)
いつも傍らに置いてある状態なのでボロボロになっています。。
そんなビークワ75号は、世界のミヤマクワガタ大特集で今日も
パラパラとめくっていたら書くことを思いついたので書いています。



最近のビークワ巻頭プレートはグループ分けされていて
非常に分かりやすいし興味深いです。ブリードする種類って
自分の好きな種類で構築されていくものですが、たまに
同種を数多く飼育してみたいという衝動に駆られて、選んでいるときも
ありまして^^)そんな折には、あのグループ分けが非常に役立っています♪



そんなことを考えながら羽化してきた個体を割り出していたところ
ミヤマグループの2種3産地が羽化してきたので、ゆる~く
カタチの違いなどを見比べてみようという記事です♪



2枚目の画像がデイボワスキーミヤマ(チョウセンミヤマ原名亜種)で、
3枚目が北海道産。興味のない方からするとミヤマだよね?ぐらいの
違いかもしれませんが、実物は大きく異なります。



こちらの画像は本日割り出しの宮崎産。
今回の個体が今年羽化した中で一番大きいし、冠幅も出ています。
北海道産と同種なのか?と、思ってしまうぐらい違います。



3個体を並べてみました♪
左から北海道 宮崎 韓国となります。
ホントは同サイズぐらいで見比べたかったけど
これでご勘弁ください^^)
この記事は深堀もしてみたいので、後日ゆっくり書かせていただきます。
もちろん各個体もご紹介させていただきます♪




羽化してくる個体と産卵セットから出てくる幼虫がほぼ同時期に
なりそうなのです^^)国産ミヤマも大型の♂ばかりが羽化してくる予定なので
国産 外産ともにミヤマ率がかなり高くなりそうです♪



先日 嫁いでいった宮崎県産ミヤマ。実はまだ蛹が3頭ほどいます。
あと、北海道産がペアで羽化しています。(これは後日ご紹介します。)
それ以外の国産では中甑島 奥多摩 黒島あたりに蛹室を確認しています。



イズミヤマも新島 伊豆大島が数頭蛹です。待望のアマミミヤマも
蛹室だと思われる部分が容器外から確認できています。(一部暴いています。)



ちょっと早いんじゃないのとツッコミを入れたくなるタイワンミヤマも
蛹化しています。もし♂だったらかなり可愛いタイワンミヤマになりそうです。
台湾繋がりでは、クリイロミヤマがほとんど蛹化しています。
こちらも大きくなるはずの北部亜種なのですが、可愛く羽化しそうです。
あと待望のルックが蛹室を作っています。これはかなり楽しみです♡



産卵セットに話を変えますと、ルニフェル エラフス ラエトゥスは
幼虫が見えているのでもう大丈夫♪ あとはナンサーとゲアンです。
国産はミクラミヤマですが、ちょっと心配な部分でもありますね。。



ミシュミもついに起き出したので、近々ペアリング。
このあとドン アクベス アマミミヤマと続く予定です。

この晩夏から初秋にかけてのミヤマは、目が離せません♡


material by:=ポカポカ色=