クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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時間が長く感じるものです。。




待ち時間を利用して、寝ている子たちのチェックなどして
いたのですが、どうにも落ち着いてはできないので
アマミミヤマを画像にしてみました^^)



国産ミヤマは亜種も含めて全部で4種。そのなかで奄美大島のみ
生息するのがアマミミヤマです。現在では採集禁止となっていますね。



アマミミヤマはラミニフェルグループに属しています。しかも
今現在では最小種です。画像でもお分かりいただけると思いますが
ミヤマ全体で見てもアゴが直線的なラインを描きます。
これはアマミミヤマに限らず、ラミニフェルグループの特徴とも
言えそうです。



野外での発生は8月~と記載されています。奄美大島はだいたい6月ごろから
クワガタ各種の発生が見られるので、時期としては後半になります。
画像の個体は幼虫で入手して羽化させた個体です。野外の発生時期に
合わせて起こそうと思っています。



飼育に関しては、ミヤマの中でも少々工夫が必要です。
産卵セット然り幼虫飼育然りと言ったカンジです。
産卵セットのあれこれを考えるのは好きなので苦になりませんが
幼虫飼育は期間が結構長いので、たま~に忘れがちになることがあります。。



一応一通りは経験したアマミミヤマですが、自己採卵の個体を羽化させて
累代するのはまだなので、まずはそれを達成しないと・・・
とは、思っています(^^♪


画像にしていないのですが、安いサーキュレーターを導入したので
室温は以前より安定度が増しましたが、湿度は少々乾燥気味になります。
特に休眠中の個体を入れているタッパー内が顕著なので、
コマメなチェックが必要です。現在 まだタッパーに入っている
今期ブリード予定の個体はミヤマが大半なので、状態を見ながらのご紹介です♪



クリイロミヤマです。かなりしっかりしています。
もしかしたら2022年最初のミヤマブリードはクリイロに
なるかもしれません♪



このペアでブリードします。
クリイロは2♂1♀なので、1回限りのセットとなります。



♀もいい状態です♡
少々 温度の高いトコロで管理して、起き出し促進しても
いいかなとも思いますが、ここは少し待つことにします。



♂はご多分に漏れず、けっこう荒いです。
この角度からですとカッコヨク見えるのはボクだけでしょうか?

ミヤマとしては小型の部類に入るクリイロミヤマも大型の♂を
羽化させるにはそれなりの時間が掛かります。今回ブリードに
使用する個体は1年1化ですが、次回は幼虫期間を延ばす飼育を
心がけたいけど、まずは累代を成功させることが先ですね♪




今年のミヤマブリードは、そんなに数を揃えていません。
その分 各種をしっかりブリードしようと考えています。
まずは休眠から自然に起こすことから始めていきますが、
その前に状態がどぉなっているか確認していきます。



今回 画像にしたのはメアレー。
まだまだこれからですが、イイカンジに仕上がってきました。
各個体の状態もそうですが、♂♀の活動時期を合わせるのも
非常に大事なので、眼が見えているか? 脚のツメの掛かり具合などを
チェックしておきます。



複数種 同時期にブリードを行えるようにすることは、基本
出来ないぐらいに考えていたほうがいいのですが、この段階では
そうできるような配慮をしておきます。具体的にはワインセラーから
室温の低いトコロで管理して、各個体の状態を把握します。
♂♀の起き出しにタイムラグが出そうな場合は、遅くなりそうな
個体を温度高め 早くなりそうな個体は低め(もう一度ワインセラー)に
置いて状態をコマメにチェックします。この段階では各個体 休眠させている
タッパーで管理しています。



このあとタッパー内のキッチンペーパーをボロボロにするように
なるまで待つか?もしくはタッパー内で動きまわるようになったら
成虫用ケースに移して後食をするかを確認します。
ここで云う温度高めはあくまでもミヤマ温度内でのハナシです。
あんまり高くしすぎると暴れて★なんてこともありますから
注意とチェックはいつも以上にコマメにしときます^^)

今年のブリードは先日入手したケルブスを含めても7種です。
起き出し迄に時間のかかる種類もいるので、活動開始のバラツキを
考えると、余裕あるブリードとなりそうです。
今年は1♀からどれくらい採れるか?なんてのもやってみようと思います♪





昨日は雨・・・本降りになってしまいました。
そんな日でしたが、ボクは友人と待ち合わせがあり
楽しい時間を過ごしてきました♪
待ち合わせ場所はユダイクスの飼育レコードで有名なショップ様♡
厳密には最寄駅で落合い一緒に入店し、ショップオーナー様からも
アドバイスをいただき、より濃密な時間となりました。



そのときに連れて帰ってきたケルブスです。
今年はヨーロッパミヤマ勢のブリードはしないと決めていたけど
脆くも崩れてしまいました^^)ホントは幼虫を補強したかったのですが
ブリードルームに戻ればということでしたので、成虫ペアを入手してきました。



さて、その嫁いできたケルブスを挿絵にショップオーナー様や
友人との会話を綴ってみようと思います。
まず、産卵セットに使うマットから幼虫期間の話 はたまた累代が・・・
という種類に至るまで、ミヤマ熱のあちぃ方との会話はあっとゆーまに
時間が過ぎていきます♪ もちろん商品名などの固有名詞が実際の会話では
出てきますので、少し割愛気味にはなります。



ミヤマの産卵に使用するマット・・・意外と人それぞれです^^)
この辺りは各々成功しているからそうされているので、そこら辺を
プロの見解が聞きたかったというのもありました。けっこう有効だよねという
返答で、種類によっては強弱をつけたほうがいい場合もあるけどベースとして
考えるのは良さそうです♪ このマットは誰でも入手が可能ですから
ミヤマ飼育のハードルをいい意味で下げてくれるのではないでしょうか?



幼虫期間と体重の関係に纏わる話も面白かったです。
幼虫体重が同じ個体同士を比較すると、
幼虫期間が長い個体のほうがより大きな成虫になる確率は格段に上がる。
これは国産ミヤマ特集でビークワに掲載されていたことがありまして
同じようなことが他の種類でも見受けられるようです。
ただ2年でそこそこのサイズが羽化してくるミヤマ各種は、更にもう一年という
期間が加算されますが^^)



友人との会話で興味深かったのは、交尾後越冬させたほうが
いい種類がいるよという話。検証してみたい部分でもあるので、
具体的なことは割愛させていただきます。♂の活動開始が早く
♀がいつまでも寝ているということはあるので、(☚コレ・・・管理不行き届き
と判断していましたし、もちろんそのような場合もあります。)そのような
サイクルで産卵していることはあると思うし、現に友人は実践しているワケ
で、その個体は翌年しっかり産卵したとのことです。
あとデータ収集における着眼点が異なること部分はかなり面白いというか
目から鱗というか^^)ひとつの媒体から様々な情報が得られるというのは
理解していたつもりですが、やはりいろいろな方の知恵を拝借して、より楽しめる
方向に持っていけたら、これは非常に嬉しいことです♡



待ち合わせ前に自分の凡ミスからプチトラブルがあり、時間も押してしまい
友人にはご迷惑をお掛けしたし、好天ともなりませんでしたが、非常に濃厚で
有意義な時間を過ごすことができました^^)
ただ、このコロナ禍で非常に弱くなりました。。ぇえご想像にお任せいたします♪



今回のクワタで個人的にはメインイベントに
位置づけられるような出来事がございました^^)



遡ること2020年4月に羽化したクラーツの画像です。
この個体は早々と嫁ぎ、自分用に取っておいたペアも
お披露目の意味で出展したイベントで最初に嫁ぎ。。。
自分でも気が付かないウチに飼育が終了してしまいました。。
2020年4月って、まだコロナが蔓延していない?
記憶のみを頼りに書いているので、調べときます^^)



確か2017年産卵セットインの翌年5月割出しで、その年10月ごろの
幼虫入手・・・羽化が20年の4月。。まぁ今となってはあまり驚きもしない
経過なのですが、こぉ振り返ると長いですよね^^)



そんなクラーツミヤマの幼虫を再度入手することができました。
ルックミヤマを託した友人からです♪
コチラも2020年8月セット2022年2月割出しで、受け取る随分前に
幼虫が見えているとメールをいただいていたから、産卵セットの保管は
かなりの時間 保管していたことになります。



受け取ったときのマットの状態を見るだけでも細かなメンテをしながら
大事に保管してことが伺えます。そんな貴重な幼虫を分けていただくことが
できました。前回の飼育では初羽化でいきなり当時の飼育レコードをチョビっと
越えたというビギナーズラックをやってのけました^^)
現在の飼育レコードは更新され、手が届かないとは思いますが、
いつも通りのスタンスでの飼育は崩さず、高みを狙いたいと思います♪
しかし・・・次、成虫が拝める頃 大台に乗るんですよね。。歳がっ!



material by:=ポカポカ色=