クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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先ほどの続きです。
ミヤマは温度、大事です。これはミヤマ飼育をされていない方でも
おぼろげにご存じかと思います。
一様に低温と言われていますが、果たしてどれくらいの温度にすればいいのか?
これも諸説ありまして、人それぞれだったりもします。



まぁだいたい20℃近辺にしておけば・・・ということもあります。。
ただ、この20℃という数字。。真夏に維持しなければならないということを
考えてしまい、飼育を断念される方もいらっしゃるかと思います。



ボクが飼育していて感じるのは、産卵セット時と
幼虫飼育 蛹化・羽化のときで、最低限維持しなければならない
温度は違うよな?と、思っています。あとですね、大型の♂を
羽化させたい場合 いろいろな要素は必要ですが、温度も
非常に大事です。



種類によって違うという前置きはあります。あくまでも大雑把ですが
産卵時は、ミヤマ飼育の温度範囲内での高め、幼虫飼育は低くても
大丈夫だけど、やみくもに下げてしまうと他種類同様 時間だけが経過。。
と、なることもあります。やはり2令まで範囲内で、3令になってから
どうしたいか考える^^)、蛹化してからは蛹室がどこに作られているか?
は、大事です。思い切って人工蛹室に移動するのはいい対処法だと考えています。



どちらにしても他種類と比べると、低温を維持しなければならないことは
必要です。ただ以前と比べると、保冷機材の入手に関していろいろな方法が
あり、安価で入手することも可能です。あと最近の住居・・・
快適に暮らすための計らいは、目から鱗が落ちるような設計だったりしますので
飼育という観点からだけでなく、多方面に眼を向けてみるのも面白いかも
しれません^^)









これですね^^)書こうか迷ったんですが、書きますね♪
ミヤマの飼育で大事なのは温度。これは大勢の方が頷いてくださると
思うんです。その次はマット。
マットはですね、諸説諸々ございまして^^)ボクも試行錯誤と切磋琢磨を
繰り返している最中でございます。。



全般的にミヤマ飼育で肝となるのは、種類ごとに違いがあることを
認識するか否か・・・これ、非常に大事だと思います。
まぁ分布域が広いので、そうなりますよね♪



まずマットのオハナシから^^)
一応基本は同じなのかな?と、考えているのですが種類によって
少々変えてあげたほうがいいような気がします。あと、初令と終令(3令)で、
レシピを変えてあげると好結果なんてことも経験済みです。

ミヤマ飼育をクワ飼育の中心に置いている方の言い回しで、
面白い表現があって、

『ミヤマが大きくなるマットで大きくなります。』

という表現♡ 意外と広範囲なのかもしれないし、
ここから読み取れることとして、市販のこのマットというのは
存在しないのかもしれません。



ボクが最近感じることは、ミヤマはカブトマットでも大きくなる
種類もいますがあくまでもクワガタなので、クワガタが大きくなる
マットは必要ということ。ただ消化吸収という点で、他の種類と異なる
部分があるんじゃないか?と、考えています。



もちろん種類によっては、他のクワガタと同様に飼育が可能な種類も
います。この範囲の広さが飼育側にとって、難しくも面白くもさせて
くれるんですね^^)



マットの話だけで長くなりました。まだ温度や容器サイズ 通気
幼虫の飼育期間などいろいろあります。
折をみて、ちょくちょく書かせていただきます♪

※画像と記事に関連性はあまりないです^^)


間に合いそうもないのは無理やり押し込んで、
なんとかカッコを付けたムシグッズの整理。
紙ごみ(主にダンボール)を出せたら少々見せられるかも
しれませんね^^)まぁ後日です。
そのイキオイで出品もしました。いつもですと、このまま
出品個体の紹介をさせていただくのですが、今日はちょっと捻って
イズミヤマのご紹介です♪



イズミヤマは貴重と、以前から書かせていただいていますが、
飼育品も見れば見るほど興味深いです。この個体は63ミリで、
イズミヤマとしては大型です。しかも利島産なので余計ビックリです^^)
(ちなみに先輩飼育個体です♪)



大型になってもアゴの華奢感は変わらないのですが
第一内歯の部分だけ異様に発達しています。
フジ型しか出ないのもイズミヤマの特徴です。



第一内歯から先は細く(イズミヤマとしては充分太いんですが。。)、
歯数が多いですね。耳状突起も発達しないところにムリヤリ発達させてる感を
感じてしまいます。明らかにミヤマとは一線を画す部分でもあります。
ちょっとサリーちゃんのパパチックな形状です。☚コレは個体差です♡



ただ大型になると、どうしても頭部は大きくなりますから
イズミヤマならではの上翅後部(腹部)のドテっとした感じは
薄れます。それでも全体的なラインはイズミヤマのソレです。

イズミヤマの産地として、一番に挙げられるのは伊豆大島です。
数も大型個体も他の島より多いし、大きいです。しかし伊豆大島だから
と言ってすごく数が採れるわけではないし、♀の採集は難儀します。

いやいやなんで、イズミヤマを話題にしたかというとミヤマを出品するに
あたり、ワインセラーの中を整理したというのが一番の理由ですが、
新島産の♀単を出品しているので、そのプレゼンも兼ねています^^)
たぶん落札はされないかと思いますが、飼育品の♀を確保しておいて
♂は採集してくるなんて言うのもヨロシイかと思います。

今回はウォレスノコの♀単も出品しています。実は初めての
2022年羽化個体の出品なんですよ^^)


ちょっとしつこさ感が漂ってきたので、またの機会に
しようと思います。一応この一連ではこれが最後となります。



メアレーミヤマ。西カメン産。
先日 1ペア出品させていただいたメアレー。
自己ブリード用の個体です。♀の補強を友人が申し出てくれたので
出品させていただきました。因みになんですが、ボクは自己ブリード用は
2ペアかトリオのみ残します。販売をしているというのも大きな理由の一つなんですが
ボクの性格上 成虫の数が多いと雑多になりやすいので、自分を追い込んでいる
というのもあります。たださすがに1ペアですと怖いので、最低でもトリオで
残しています。



さて、メアレーに話を戻しますと メアレーで1グループあります。
グループ内にはメアレー ヴェムケン ロンドの3種のみです。
今後の増減はあるかもしれませんが、現時点ではそうなります。

個人的には自分が興味を持ち始めた時期や初入荷時期が絡んで
メアレーとルニフェル ヴェムケンとミシュミを混同させてしまうことが
多いのですが、それは余談です^^)



個人的には好きなミヤマの上位に入ります。
ヴェムケンやミシュミのようにガッシリしたタイプとは対照的な
華奢感が好きです。キクロに通ずるものを感じてしまいます。



実はこのメアレー、♂幼虫がもう1頭いて伸びしろがある個体です。
こぉ書いていると、大型を狙うにはそれなりの数が必要なことも
あるなと常々感じてしまいます。

どちらにしてもミヤマ各種 充実してきた感があります。
今年羽化予定の種類もいますから、全種自己ブリード累代達成を
目指して頑張りたいと思います♪


この産地名でピンときた方は沼に嵌っています^^)
まぁ同志です♡



ぇえ^^)ヴェムケンです。
画像左が西カメン 右がロワースバンシリです。
ロースバンシリと表記されることもありますが日本語読みの
違いだけで同産地です。



外産ミヤマを飼育し始めたころからすると夢のような光景です♡
ロワースバンシリ産は58ほどありますが、当時でしたら♂単品でも
一桁違う価格で落札されていました。



圧巻の個体♡♡ ヴェムケンはアゴの内歯形状や頭部形状の複雑さが
第一に取り出たされますが、個人的にはその複雑(派手?)な形状を
支える全体的なバランスがカッコよさに一役買っていると常々思います。
上翅と前胸のバランスがいいのですね♪ 画像はロワースバンシリ産です。



コチラは西カメン産。西カメン産のほうが大きくなりにくいです。
メタリック光沢が出やすいとも言われていますが、個体差のような
気もします。ウチにいる個体では違いが感じられないですが
まだまだ数を見ていないので、これからですね^^)



今年はヴェムケン2産地を同時にブリードします。
置き場のことも考えなければと、思ってもいますが
なんとか頑張ってみます♪





material by:=ポカポカ色=