クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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確かに場所も取るし、飼育期間はミヤマとしてはレギュラーですが
他の種類から比べると長いので、3亜種は難しいか?と、考えましたが
羽化した個体を拝んでしまうとやめられないなぁ^^)というのが
率直な感触です♡



アゴが赤く太いケルブス。



華奢感がノコのソレを想わせるアクベシアヌス。



迫力のユダイクス。

現在3亜種の♂成虫が羽化して揃っているので、近々 比較画像を
撮ってご紹介しようと思っていますが、とにかくどれもそれぞれ魅力が
あって、これをやめてあれだけにしようという判断が鈍ります。



そこに加えまして個体差がありますからね。。
今回もアクベシアヌスで好みの個体が出たので友人にラインしたトコです(^^♪
その子はまだ画像にしていないので、近々ご紹介させていただきます。



飼育的な話をさせていただくと、外産ミヤマの基本と言いますか?
個人的な感覚では、クワ飼育のベーシックがオオクワ飼育だとしたら
同様のイメージです^^)まずはこれからという印象もありますね♪



産卵セットからスペースが必要になりますが、ミヤマ産卵の肝は
温度 容積(深さ)からで、省スペースで産ませている方もいらっしゃるかと
思いますが、確実にとなるとやはり深さは必要な気がします。



産卵が上手くいけば幼虫飼育はそんなに難しくはありません。
どちらかというとマットの模索のほうが大変だったりします^^)
量は使うので、いかに安価で汎用性があるか?が大事だったりします。

最近はスペースが必要な種類が多いから、何かと限定とか削減とかに想いを
巡らしますが、羽化した個体を見てしまうと考えが鈍ってしまいます♪





さすがに大きな(自分なりにですが・・・)♂ 3頭を落とすと
凹むのと同時に他の容器も気になったので、蛹室の確認と
状況の把握をしました。今回は全てユダイクスです。



良かったです♡ 成虫で出てきました。



別個体。こちらも羽化していましたね♪
このあと6本 計8本 割り出しと云うか掘り出しと云うか?
蛹室まで掘り出して、小さな穴を空けて蛹室内を確認したところ
1♂前蛹 1♂蛹 1♂羽化 2♀羽化で、もう1本は特大幼虫(!)
幼虫は見えていたので、マット交換をするための準備をしました。
この個体は、明日(もう今日ですね。。)、体重を測って交換します。



さて個体を見ていきます。この子は一番最初の画像の個体。
耳状突起の幅と捲れが好みです♡ サイズはまだ測れないけど
まぁまぁなのかな?というカンジ^^)



ユダイクスの特徴が色濃く出ました。個人的にですが、
耳状突起幅とアゴ付け根幅のバランスが・・・です。



保管用タッパーに入れた画像。アクベシアヌスとはまた違う
魅力がありますね♡



こちらは2番目の画像の子。
両個体とも蛹室がコンパクトです。蛹室が小さいと
その個体のポテンシャルが全て生育に注がれた気がします♪



少しアゴが細い気もしますが、先ほどの個体同様 バランスはいいです♡
型とかをどうこう言う以前にしっかり羽化してくれたことに感謝です。



なかなかの良個体♡ まだ羽化して間もないです。全体的に赤みが
残っていますね^^)実は♂と♀を間違えて2300に入れた♀も羽化しているので
近々 ご紹介します♪ けっこう見応えありますよ(^^♪




うーん。。。昨日 仕事の合間に
少し割り出したんですが、ヨーロッパミヤマ勢の♂が
3頭ほど成虫で★になっていました。
これ・・・・けっこう凹みます。。
アクベス1のヨーロッパミヤマが2。。
しかもけっこう大きい個体でしたからちょっとキビシイ。。。



幼虫期間が2年。。そのような種類を飼育されていない方からすると
長い 途方もない 果ては・・・・と、思われるかもしれませんが
ルーティーンができあがるとそうでもありません。
幼虫期間が長いだけで交換回数とかも1年で羽化してくる種類と
そんなに変わらないし、蛹化前の劣化を考えると交換回数は1年で
羽化する種類のほうが多いくらいです。



厳密に云えば、産卵セットを組んだところから計算していくと
産卵セット期間が約3ヶ月 割り出してから4ヶ月~半年で交換
ここでだいたい幼虫サイズが個体ごとに違いが出てくるので
♂♀が解り易くなります。大きな容器に入れたくなる個体も出て、
当然の如く入れるのですが、ここで置き場の問題が出てきます。
ボクの飼育環境ですと置き場所によって温度帯が変わるので、
この交換を最後に蛹化・羽化してしまう個体が出てきてしまいます^^)



なので、ラベル記載を20○○年●月△日としています。
今までは(1年1化が中心の時は)系統が判別できるようには
していましたが、同系統で1年モノと2年モノが解る記載や
配慮も必要になってきました。



飼育期間に話を戻します。ここからはマットの状態で変わってきますが
だいたい約半年で交換します。だいたい猛暑が続く季節の前4月~6月で交換を終えて
蛹化・羽化に備えます。(個体によってはもう一度交換します。)



交換頻度的な側面からですと、マルバネなども同様で、
作業自体はそんなにやることはないのですね^^)
だけど場所は必要になるので、ある程度の計画(増種が一番の問題です。)
は立てたほうが、後々よろしいかもしれませんね^^)



少々お題から逸れましたが(いつものことです。。)、
本来なら羽化した個体を見た瞬間 今までのことが吹っ飛ぶのですが
今回はどよ~んと凹んだお話でした。。


♀はかなりの数 羽化してきたアクベシアヌス。
ようやく♂が羽化してきました。



アゴに薄皮が残る画像の個体、羽化後まだ2週間ほどです。



現在の保管状態。まだまだサイズは測れません。。
あくまでも上からのざっとノギスを当てた程度で90ぐらいです。
もう少し小さいと思います。



まだ動きがないと表現したほうがいいぐらいの状態です。
持ち方によっては移動は可能なぐらいになっていたので・・・



場所を変えて撮影♡ まぁよ~く見るとアゴがずれていますが
まぁヨシということで^^)



耳状突起幅(頭幅)もある程度出てくれたし、全体のバランスも
よろしいのではないでしょうか?^^)
ヨーロッパミヤマ勢はこのアクベスを皮切りに、ケルブス ユダイクスと
羽化してきそうな気配です♪ ユダイクスはほとんど全部と言っていいほど
蛹室が容器外から見えないので、もう少ししてから掘り出してみようと
思っています。今年はヨーロッパミヤマ勢が多数お披露目できそうです♪


まず入手したのは2年前。
友人が新島に採集に行かれ、冗談交じりでミヤマ採ってきてと
頼んだところ、新島からラインで画像付きで採れました!と、
連絡が入り 竹芝桟橋まで引き取りに行ったという経緯があります。



新島北部産のWF1。イズミヤマは割と1年で羽化までいく個体も
多いと聞きましたが、今回の飼育では一部の♀を除き、全て2年かかっています。



イズミヤマの特徴であるフジ型 アゴの発達が悪い 頭部が小さい
腹部に丸みを帯びるなどが顕著に出た個体です。



あと所謂 イエローバンド。ケイセツにまでしっかり浮かび上がっています。
以前 伊豆大島産のイズミヤマを出品し、落札された方からイズミヤマも
イエローバンドがはっきり出るんですね?と言われ、慌てて確認した
(出品時にはそれほど意識していなかった。。)ことを思い出しました^^)



新島の野外で、ここまでの個体はまずお目にかかれない
(60オーバーの報告はないものと思われる・・・ビークワ47号抜粋)
のかもしれません^^)実寸法はまだ測っていないので軽率なコトは
申し上げられませんが、久々に見るイズミヤマの♂個体はそれだけで
嬉しいものです♡ イズミヤマはこの新島産以外に伊豆大島産 利島産が
いて、ほとんどの個体が蛹化しています。他産地とはほとんど変わりはないかも
しれませんが、見比べるのが今から楽しみです♪



material by:=ポカポカ色=