クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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昨日は仕事で打ち合わせが午前午後と時間が空いていたので
通常の動きとはちょっと違っていました。たまにこのような動きを
することはありますので、その空いた時間を事務処理に廻したりしています。
昨日はついでに成虫のお世話などもしたのですが、この時期は★になって
いる個体も数多くございます。そんな中 現存している最後のランミヤマが
いたのでご紹介いたします♪



現在 出品している幼虫の種親ではないんですね。
この個体が一番大きかったのですが、♀の起き出しに合わなかったんです。
サイズ的にはこの子がいちばん大きかったと記憶しています。



画像にするとき微妙に動くので、少々ぶれています。。
アゴの形状になんとかランミヤマの特徴が出始めています。
ランミヤマはブリードを最優先に考えたので1年で羽化させるよう
促したので、大きな個体は羽化していないです。



コチラは別個体の活動前画像。アゴの横への張出しや歯形が前述した
個体のほうがしっかり出ています。大型個体はより顕著になるので
今回得た幼虫で大型を狙ってみようと考えています。



活動後 ペアリング前の♂。羽化した個体全て活動を促し、♀の活動開始に
時期があった♂で掛けました。途中 出品や♀との交換もあったので
♂♀の活動を細かくみていました。これはコロナ禍に感謝です。
通常の動き(仕事がですね。)だったらそう時間が取れなかったと
思います。♂♀の活動開始時期と交尾時期がうまく合えば、そう難しいミヤマ
ではないので、あとは産卵セットを組むだけです。産卵セットは低添加マットを
中心に少し高栄養とされるマットを配合しました。ミズゴケを所々に
散りばめましたが、必要ないようです。セット自体はミヤマの基本と云える
セットで大丈夫かと思います。2セット組んで、1セットを割り出して30近くの
幼虫と卵を10個ほど割り出しました。もう1セットはマットの劣化が激しいのと
ケース側面から幼虫が見えてこないので、成功したとしても数は期待できそうに
ありません。2セットめの結果を見てから出品・販売を考えますので、今回の
出品から少し間が空きます。サイアク最後かもしれませんので、気になる方は
ぜひぜひヤフオクを覗いて見てください♪







先週の金曜日から日曜にかけて何かと忙しい週末でした。



ユダイクスの割出から始まった週末ですが、撮っといてスルーも
ないので^^)ちょっとダイジェストでお伝えいたします。
まず、蛹室まで掘ります。
スプーン越しにでも蛹室に到達すると硬度が変わるので、蛹室の位置は
解り易いです♪ それで画像のような小さな穴を空けるのですが・・・
ここで一旦手を止めて、穴の中をライトで確認します。
ちなみに画像の穴は大きいほうです。



羽化していました♡ 少し遡りまして、あの穴は意図的に開けたのではなく、
掘り進んでいたら空いてしまいました。何が予測できるか?と、言いますと
蛹室が大きい=成虫サイズはそんなでもない。。と、予測できるのですね。



予想通りでした。大きなサイズの蛹室は、こんなところにこんなサイズの
個体が良く納まっていたものだと感心するくらいコンパクトです。
この子の蛹室はゆとりあるスペースでした^^)



3体割り出した一番最後の個体が一番小さかったです。。
まぁキレイに羽化してくれたのでヨシです♡



ユダイクスは1♀からなので、全ての個体が同系統です。
サイズに関わらず耳状突起の発達がヨロシイです♪




確かに場所も取るし、飼育期間はミヤマとしてはレギュラーですが
他の種類から比べると長いので、3亜種は難しいか?と、考えましたが
羽化した個体を拝んでしまうとやめられないなぁ^^)というのが
率直な感触です♡



アゴが赤く太いケルブス。



華奢感がノコのソレを想わせるアクベシアヌス。



迫力のユダイクス。

現在3亜種の♂成虫が羽化して揃っているので、近々 比較画像を
撮ってご紹介しようと思っていますが、とにかくどれもそれぞれ魅力が
あって、これをやめてあれだけにしようという判断が鈍ります。



そこに加えまして個体差がありますからね。。
今回もアクベシアヌスで好みの個体が出たので友人にラインしたトコです(^^♪
その子はまだ画像にしていないので、近々ご紹介させていただきます。



飼育的な話をさせていただくと、外産ミヤマの基本と言いますか?
個人的な感覚では、クワ飼育のベーシックがオオクワ飼育だとしたら
同様のイメージです^^)まずはこれからという印象もありますね♪



産卵セットからスペースが必要になりますが、ミヤマ産卵の肝は
温度 容積(深さ)からで、省スペースで産ませている方もいらっしゃるかと
思いますが、確実にとなるとやはり深さは必要な気がします。



産卵が上手くいけば幼虫飼育はそんなに難しくはありません。
どちらかというとマットの模索のほうが大変だったりします^^)
量は使うので、いかに安価で汎用性があるか?が大事だったりします。

最近はスペースが必要な種類が多いから、何かと限定とか削減とかに想いを
巡らしますが、羽化した個体を見てしまうと考えが鈍ってしまいます♪





さすがに大きな(自分なりにですが・・・)♂ 3頭を落とすと
凹むのと同時に他の容器も気になったので、蛹室の確認と
状況の把握をしました。今回は全てユダイクスです。



良かったです♡ 成虫で出てきました。



別個体。こちらも羽化していましたね♪
このあと6本 計8本 割り出しと云うか掘り出しと云うか?
蛹室まで掘り出して、小さな穴を空けて蛹室内を確認したところ
1♂前蛹 1♂蛹 1♂羽化 2♀羽化で、もう1本は特大幼虫(!)
幼虫は見えていたので、マット交換をするための準備をしました。
この個体は、明日(もう今日ですね。。)、体重を測って交換します。



さて個体を見ていきます。この子は一番最初の画像の個体。
耳状突起の幅と捲れが好みです♡ サイズはまだ測れないけど
まぁまぁなのかな?というカンジ^^)



ユダイクスの特徴が色濃く出ました。個人的にですが、
耳状突起幅とアゴ付け根幅のバランスが・・・です。



保管用タッパーに入れた画像。アクベシアヌスとはまた違う
魅力がありますね♡



こちらは2番目の画像の子。
両個体とも蛹室がコンパクトです。蛹室が小さいと
その個体のポテンシャルが全て生育に注がれた気がします♪



少しアゴが細い気もしますが、先ほどの個体同様 バランスはいいです♡
型とかをどうこう言う以前にしっかり羽化してくれたことに感謝です。



なかなかの良個体♡ まだ羽化して間もないです。全体的に赤みが
残っていますね^^)実は♂と♀を間違えて2300に入れた♀も羽化しているので
近々 ご紹介します♪ けっこう見応えありますよ(^^♪




うーん。。。昨日 仕事の合間に
少し割り出したんですが、ヨーロッパミヤマ勢の♂が
3頭ほど成虫で★になっていました。
これ・・・・けっこう凹みます。。
アクベス1のヨーロッパミヤマが2。。
しかもけっこう大きい個体でしたからちょっとキビシイ。。。



幼虫期間が2年。。そのような種類を飼育されていない方からすると
長い 途方もない 果ては・・・・と、思われるかもしれませんが
ルーティーンができあがるとそうでもありません。
幼虫期間が長いだけで交換回数とかも1年で羽化してくる種類と
そんなに変わらないし、蛹化前の劣化を考えると交換回数は1年で
羽化する種類のほうが多いくらいです。



厳密に云えば、産卵セットを組んだところから計算していくと
産卵セット期間が約3ヶ月 割り出してから4ヶ月~半年で交換
ここでだいたい幼虫サイズが個体ごとに違いが出てくるので
♂♀が解り易くなります。大きな容器に入れたくなる個体も出て、
当然の如く入れるのですが、ここで置き場の問題が出てきます。
ボクの飼育環境ですと置き場所によって温度帯が変わるので、
この交換を最後に蛹化・羽化してしまう個体が出てきてしまいます^^)



なので、ラベル記載を20○○年●月△日としています。
今までは(1年1化が中心の時は)系統が判別できるようには
していましたが、同系統で1年モノと2年モノが解る記載や
配慮も必要になってきました。



飼育期間に話を戻します。ここからはマットの状態で変わってきますが
だいたい約半年で交換します。だいたい猛暑が続く季節の前4月~6月で交換を終えて
蛹化・羽化に備えます。(個体によってはもう一度交換します。)



交換頻度的な側面からですと、マルバネなども同様で、
作業自体はそんなにやることはないのですね^^)
だけど場所は必要になるので、ある程度の計画(増種が一番の問題です。)
は立てたほうが、後々よろしいかもしれませんね^^)



少々お題から逸れましたが(いつものことです。。)、
本来なら羽化した個体を見た瞬間 今までのことが吹っ飛ぶのですが
今回はどよ~んと凹んだお話でした。。


material by:=ポカポカ色=