クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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少しづですがミヤマの羽化が始まっています。
国内外問わず飼育しているミヤマ各種ですが、ノコのように
ある時期に集中するという訳ではないので待ち遠しかったりします。



あ~・・・でもエラフスはまとめて羽化していますね♪
おかげさまでほとんどの個体が嫁ぎ、♀は飼育用を残すのみとなりました。
♂が多いので単品で出品・出展を考えています。



ただいまちょこちょこ羽化が始まっているのはイズミヤマで
利島産 新島産が追いかけっこをするように蛹化・羽化しています。



国産で今年 楽しみにしているのがアマミミヤマです。
前蛹・蛹化している個体が複数います。残している数がそれほどでは
ないので、販売までの個体数が揃うかは疑問です。。
アマミミヤマに関しては飼育期間が短い記述を見つけたので、その辺りは
模索したい処です。



外産ではナンサー・・・ホント何頭かしか採れなかったのですが
蛹化しています。ナンサーは実は非常にお勧めなミヤマで、1年1化の
個体が多いんですね^^)しかもそこそこ見応えのある個体が羽化して
くるのも魅力です。ミヤマって、2年1化 半年休眠がセオリーとなりつつ中で
エラフスやナンサーの1年1化は嬉しい例外です♡



楽しみと言えばロンドミヤマ♪ けっこうな数の個体が蛹室を作っていたり
前蛹・蛹化しています。残念なのが、スペースの都合で少し温度が高い処に
置くしかなかったことと、マット交換をしなくちゃと思っていた矢先の確認
だったので、大型は期待できないです。。ただひとつだけ救いは♂♀とも
蛹化は確認できていることです^^)ロンドは自己ブリードの個体があまり
穫れていないので、友人から新たに入手した個体も含まれます。



タテイタ系ではヘルマンが見事に全て♀(♂♀判定をいい加減にすると
こぉなります。。。)で羽化、タイワンミヤマの2年めの羽化が始まって
います。タイワンミヤマも友人から同産地を幼虫で入手しているので
なんとかペアにできればと思っているけどなどなぁ~。。。
なかなかうまくいかないのもミヤマなんですね^^)
あとプラネット・・・蛹化 確認しています。



あとヴェムケンです♪ 先日 蛹の画像をUPさせていただきましたが
複数 蛹化しています。ヴェムケンは1年と2年で分かれそうです。



逆に今年 絶対蛹化しないであろう種類も紹介しておきます。
セリケウスとフライはたぶん来年になりそうです。あとチェンミヤマ♡
かなり大型になっていて、来年に持って行けそうです。♀がね、外から
見えていないのが気になります。



ボクの悪い癖で、ひと時バブル的に飼育種を増やしてまた縮小していきます。
とにかく個体を見ない事には始まらないのでそうしているのですが、羽化させて
から少しづつ飼育種を絞る作業になりそうです。ただなぁ。。。ミヤマは
形状がかなり違うので、随分と迷いそうです。。





はじめ、首領というお題目にしようと思ったけどやめました^^)



ドンミヤマでございます♪
ヴェトナム・クァンナム産のWF2。友人から幼虫購入の個体です。
4月25日の記載がラベルにあるので、約1年半での羽化です。
割り出し時けっこう固まっていたので、もう少し以前に羽化していと
思われます。



残念ながらアゴ先端のヘラ状突起は出ていませんが、きれいに
羽化してくれました。独特の耳状突起が新鮮です。
実はこのドンミヤマ。それほど得意としていません。
そもそもタテイタ系の飼育経験が乏しいこともありますが、
まだ産卵を成功させていないのです。。そんなことを友人に
こぼしたら安価で提供してくださいました^^)ホント感謝です♡



ボクがイベントで販売しているときにいつも一緒にいてくれて
(もうなんだかんだで20年近くになります。)ミヤマ飼育の先輩でも
ある友人がドンミヤマの飼育をしていて、かなりの大型個体を出展して
いました。あの個体からすると見劣り感は否めないけど、個人的には
満足しています^^)ただなぁいろいろおしえてもらって・・・ですから
もう少し頑張らないといけません。。(^^♪



おかげさまで多数の方に気にしていただいたエラフスミヤマ。
2ペアめを出品させていただいて、既にご入札、ウォッチもたくさん
いただいております^^)ありがとうございます♪



そのエラフスミヤマの飼育、細かく書かせていただきます。
まず休眠期間からになります。WDはほとんど入らないので、
飼育個体からのブリードとなるワケなんですが、意外と
しっかり寝ます。温度が上がったら動き出すという類ではないので
判り易いと思います。休眠のさせ方は人それぞれなので割愛いたしますが
ポイントは乾燥させないことですね♪ 起き出しも判り易いですよ(^^♪



起き出しの♂♀差はあまりないです。だいたい休眠期間は半年~で、
早ければ翌年4月、遅くても6月には起きてきます。起き出してくると
それからは割と早いので、時期を見て、ミニケースぐらいの容器に移したほうが
カナシイことにならないかもしれません。このとき♂♀同じケースに仕切り
で区切って入れておくとお互いを反応している様が観察できます。



起き出したらペアリングをさせるワケですが、♂はメイトガードします。
ボクのペアリングはセオリー通りで、ケースにマット深め、♀が身を隠せるぐらい
の樹皮や割カスなどを入れてエサ皿を置きます。交尾からメイトガードの期間は
3日~1週間ぐらい。そのあいだに産卵セットを組んで、産卵セットを置く場所の
温度で馴らしておきます。だいたい♀が♂から離れたら♀を回収するのですが
♂が♀を攻撃する訳でもないし♀が暴れるという訳でもないので、ゆっくりでも
大丈夫ですがここは大事を取っておきます。



産卵セットに使用するケースは中、マットはミヤマが産卵するマットで
大丈夫です。ヨーロッパミヤマが産卵するマットより黒いほうが産みます。
ボクはヨツボシが産むようなマットにNマットを混ぜて使用しています。
セット内容は所謂ミヤマのセットです。材は入れないし、マットもそれほど
固く詰めません。♀はそれほど大きいわけではないのでスペースのことも
考慮に入れて中ケースを使用します。ボクは幼虫が見えるまで放置するタイプ
なので、割り出しは約3ヶ月後 幼虫がケース側面・底面に見えてきたら
割出します。



まぁけっこう採れる方だと思います。昨年は意図的に幼虫を多く手許に残した
ので、幼虫での販売は少数でしたが数はけっこう産んでくれています。
ボクの場合 販売の兼ね合いでプリンカップに入れますが、どうなんでしょ?
割出し後 いきなり800に入れてもいいような気がします。ド初令個体は
プリンカップで、ある程度になるまで飼育してもいいかもしれませんね^^)
ド初令は産卵セットに使用したマットの劣化していない部分で管理すると
落ちることが少ないけどそれほど弱いわけではありません。



幼虫飼育は♂も♀も800からにしています。♂の大型幼虫の容器はかなりマットが
沈むので、そのような個体は1400に移します。♀は800のままで大丈夫だし、
♂もサイズさえ(幼虫の大きささえ)気にしなければ800でもそこそこの個体が
羽化してきます。交換は3ヶ月~半年で、状態によっては付け足してお終いなんて
個体もいました。大型サイズの♂をお望みなら細かく交換しても良さそうです。
ホントは2回交換を考えていたんですけど、その頃には蛹室を作っていました。



飼育温度はそれほど下げていません。下手すると22℃~25℃辺りまで上がっていた
かもしれませんが落ちた個体はいませんでした。♂♀判定はし易い種類なので容器サイズ
の選定や♂♀のバラツキも少なくて済みました^^)



産卵セットから時系列をなぞると、5~6月セットで9月割出し、翌年2月ごろ
交換もしくは付け足して、もう1回ぐらい?と、考えたのが5月ぐらいで、一部
蛹室を作っていた個体がいたのでそのままにして、だいたい8月中旬~羽化しています。
今回 数を抱えたので助かりました^^)幼虫飼育は産卵セットより強め、
ヘラクレスが大きくなるようなマットにNマットとそれまでに使用していた
マットのいい部分(幼虫がいた周りのマット)を混ぜています。



羽化した個体についてですが、♀は800で充分です。間違えて1400に入れた
♀もいましたが、サイズにそんな大差はなかったです。♂♀判定でコスパ面が
顕著に表れる種類ではあります^^)♂は大型を狙いたいなら1400、羽化すれば
いいというのでしたら♂も800でもそこそこのサイズは羽化してきます。



所感としましては、ミヤマの♂が50ミリ~70ミリ台の種類で、アゴが伸びる種類って
けっこう気を遣うのですが、エラフスはヨーロッパミヤマ系と同じ感覚で
飼育できるし、飼育期間が短くてもそれなりの個体が羽化してきます。
難関種に挑みたいという方には少々物足りないかもしれませんが、気負いなく
綺麗に羽化させたいという方にはお勧めです。ノコのように交換を怠ったり
容器サイズを間違えるとハサミムシのような♂が羽化してくることもないので
個人的にはお勧めのミヤマクワガタです♪





ケルブスではありますが、産地が違います。
ギリシャ産でございます^^)以前にちょっとご紹介したかも
しれませんが、なかなかのオトコマエでございます♡



アゴが艶々していないのですね♪ しかし赤いのでございます。
あと全体的にマットな感じです。



何がどうとかじゃないけど、ちょっといい意味で違和感があります。
それとこの個体・・・2023年の1月に初令でいただいて今年の9月羽化なので
幼虫期間で約1年半ぐらいでこぉですから^^)
いいですよね♡



よ~く見ると、アゴの外側は黒いんです(^^♪
いぶしなレッドサンバーストなんですね。
サイズはともかくバランスの取れたいい個体♪
ケルブスはいいですよ♡♡♡


大変申し訳ありませんが、画像は撮れていないです。。
あまりにも多くの個体が羽化していたので、次の予定(外出有)に
食い込んでしまいました。。後日 しっかり撮って再度お届けいたします。



クワガタ飼育あるあるで言いますと、同一種を複数系統を飼育しない限りは
だいたい♀から羽化してくるのがセオリーなんですが、ボクの処は
♂から羽化してくる個体が多い(身近な方々と比較してです。)ので
エラフスもご多聞に洩れません^^)このことについては別記事で
書かせていただこうとも思っていますが、ほとんどは♀から羽化して
くるのが通説でございます。

(同一個体です♪)

エラフスもちょこちょこっと♂が羽化してきたら♀が追いかけるように
羽化してきて、♀の数が♂の数を上回る結果になります。たぶんエラフスが
皮切りだと記憶しているのですが、ミヤマとノコは自己飼育用の個体を
残すときに♂♀判定のシビア感を高くしています。若干♀の数を多めにして
1種を多めに飼育する方向に変更しているのですが、これ・・・多くの個体が
1年で羽化する種類に絞っています。2年(もしくは3年)の飼育期間が必要な
種類は、それやっちゃうと累代がままならなくなってしまうことはあるので
絶対に継続(あまり流通しない種類や産地ですね♪)したい種類は、♂♀関係なく
多数残すようにしています。



少々お題から外れてきたので、修正させていただきます^^)
♂が少数羽化してから♀が多数羽化して、ちょっと間を置いてから
♂が多数羽化してきます。けど、期間的にまとめてという感覚ではないです。。
他種の場合は♂のサイズで羽化してくる期間は随分あいだが空きますが
(ミヤマも種別で考えるとその方が多いです。)、ことエラフスに関しては
そうでもありませんでした^^)



ここでやっと、あ~。。だからこのお題なのね?と、なります^^)
相変わらず前フリが長くてスイマセン。。。
昨日はけっこうな数のエラフス♂を割り出しました。
話が逸れるかもしれませんが、時々入るSNSで気になるワードがございまして
『カンタンで綺麗に羽化する種類が好き』
これ・・・ある意味 ボクもそうなんです。まるっきり気にかけないというのは
残念ながら難しいのですが、ピンポイントで気にしてあげれば大丈夫というのは
意外と大事な事だと思っていて、ミヤマでそれは難しいだろ?というのはいつも
頭の中にありました。けど、エラフスミヤマはミヤマにしてはその辺りを網羅
してくれていると感じています。



ミヤマではあるので、飼育温度に制限があるのは変わりありませんが、
耐性という意味ではある程度あるし、交換頻度も少なく飼育期間も短い
エラフスミヤマ。飼育に関しては画像を撮ってから深く(のつもりで♪)
書いてみたいと思います。






material by:=ポカポカ色=