クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いや^^)これは欲しかったんですよねぇ^^)



隠岐の島産ミヤマクワガタ。
実は奥尻島産も同時期に出てて、欲しかったんですが
クチノエラブノコと格闘しているあいだに他の人に
落札されてしまいました。。
でも予算オーバーでしたしね^^)
隠岐の島が入ればおっけぃです♥



サイズが小さいせいもありますが随分薄い個体です。
国産のカタチでヒメミヤマ系の華奢感が好みです。



凹凸感もないんですね^^)
国産ミヤマの比率でいうとアゴは長めです。
これ・・・飼育でもこの型が出るといいなぁ♪



小振りながらもしっかり耳状突起が張り出しているのも
いいですね。少し低栄養のマットで飼育してみようかと
思ってしまいます。



微毛は全体的にないです。これ、活動してからちょっと経っているのか
と思われがちですが必ずしもそうではないんです。飼育個体でも
微毛の少ない個体が羽化してきますので、幼虫の時の何かが
影響があるのかもしれませんね?

♀はすでに産卵セットに入ってもらいました。
交尾中のペアを採集したという記載がありましたので
そのまま産卵行動がとれるようにしました♪

今年は島モノミヤマ・・・イズミヤマも含めて集まりましたね。
3月ぐらいには考えられなった成果です。ここまで揃ったら
有名産地は撤退して国産は島モノのみに限定してもいいかもしれません。



イズミヤマを始めとする島モノミヤマは島で特徴があります。
本州・九州・北海道に酷似する島もあれば、今回の隠岐の島産のように
顕著な特徴があると思われる島もあります。個体数が見れていないので
断言はできませんが飼育していろいろ見ていきたいと思います。



先日のルックもそうなのですが、♀は800でもいいかなと
思いましたけど、あえて1400にしました。実際のところ800で
いいと思うのですが、♀の場合は他の理由から1400にしました。



そもそも♂で60台のクワガタなので、そんなに大きくしなくてもと
感じますけど、ミヤマの場合 交換の期間が長いので
マットの劣化を考えて1400にしました。これについては♂も♀も
同じ考え方です。なので♀の最終は800に戻すかもしれませんが
最期の交換から半年放置を視野に入れなければならないので
やっぱり1400かもしれませんね?



あともう一つ理由があって、クラーツでは確認できなかったけど
ヨーロッパミヤマ系は幼虫が暴れにも似た行動を起こすことを確認しています。
どうも羽化した後の坑道を作っているような感じがするんです。
国産ミヤマには見られない(国産ミヤマはホントに暴れています。)
行動なので、このアゴの細いタイプは羽化した後 蛹室から円滑に
出ていけるようにしているのかな?とも思うのですね^^)



あともうひとつ考えているのは
ミヤマの蛹室って割ってみると分かるのですが、ノコとかと比べると
外壁が厚くて硬いんですよね。当然自分の糞を塗り固めていくのは一緒です。
でもある程度の分量(マットのね♪)は必要なんじゃないか?とも
思えるので、♂が50ミリ~の種類は今後3令以降は1400にしようかなと
思っています。

※あくまでも個人が飼育した結果に基づいて書かせていただいています。
該当しない種類もいると思いますので、教えていただけたら幸いです。


昨日(といっても今日の夜中ですが)、帰り際にムシベヤを
覗いたら・・・



ん?・・・・・んんんん?



深夜に人工蛹室を掘ったアクベシアヌス。



羽化していました♪ コヤツは深夜に変化します^^)



蛹サイズにしては小さかったかな?と危惧していた人工蛹室。。
なんとか角曲がりは避けてもらいたいところです。。



サイズの割には冠は立派(☚自画自賛。。)な気がするけど
アクベスの羽化シーンを見るのは初めてなものですから
ちょっと興奮気味になります。



羽化の時にだけ見れる枇杷(ビワ)のような色の上翅。
後翅もしっかり閉じてほしいと祈るばかりです。

ところで、人工蛹室に蛹を入れるとこのような場面に出くわすことも
そうですけど、他の事でもいろいろ知ることができます。

蛹ってカタチができたばっかりのときって精密な水風船の状態ですが
日を追って外骨格が形成されていきます。その形成された外骨格が
錆びた 焦げた(☚ボクの表現です。)ように先端から黒っぽくなり
最終的に脚から頭部 前胸が色づき羽化という行為に移行します。
この色づいてから羽化までの期間が種類ごとに違うことに気づきました。
色づいてから羽化までの期間が一番短いのはミヤマです。その次にノコ
ドルクス系は個体のサイズにもよりますが、色づいてから3日~の個体が
多いような気がします。特にオオクワの大きいサイズの個体は色づいてから
2週間余りその状態だったりします。これって休眠期間とか関係あるのかな?
と、ちょっと過ったりしますねぇ。。



しかし・・・画像のような個体を羽化させるにはもう少し
修行しないとな^^)とも思ったりしています。


と、言いましても一番割り出しているのはミヤマなんです。
ただ♀ばかりで♂は1割程度なんですね^^)



イズミヤマはF4が全頭羽化してきました。
5頭だけ残したF4でしたが3♂2♀で羽化しています。
対するWF1のほうは♀が蛹になっています。



ほとんどが国産で外産は前蛹だったり蛹だったりが多いです。
アクベスとケルブスの♀がいくつか羽化しているくらいで
次がアクベスの小さい♂、そのあとがエラフスとなりそうです。
エラフスは♂も蛹になっています。



ミクラミヤマは今期は神津島産なのですが1頭だけ2年になった
御蔵島産の♂が蛹になっています。神津島産は1年と2年に分かれそうです。



待っていると言えば待っているアマミミヤマ。
自己ブリード分はまだしも一番最初に幼虫購入した系統は
羽化してきてもいいのになぁという感じです。

あとちょこちょこいるのがチョウセンミヤマやチベットミヤマ
ゲアンミヤマにラエトゥスミヤマ ミシュミミヤマ。
ミシュミはブリードを考慮して2系統です。チョウセンやチベットは
♀が蛹室を作りだしている個体もいます。
来期はミヤマも少し飼育種を考えないと・・・と、思っています^^)



今季自己ブリード分も割り出しだして賑やかなミヤマの置き場♪
1400の空き容器が増えてきてはいます。


普通はね^^)お風呂の洗剤なんですよ^^)♪
でもクワ好き・・・特にミヤマ好きの方はルックと言えば
ルックミヤマです♥



実は幼虫を3令で5頭入手していて今日は大きな容器に
移し替えました。



スペシャルブレンドマット♪



トッピングにミズゴケ♥



入手先からは14℃~16℃と教えていただきましたが
ちょっと低いんじゃないかと思い(それだけではないですが。。。)、
野外でサッと移し替えます。



案の定 コロニーな部分を作っていました。

取り換え方法やマットのブレンドについては
ある程度 結果が出たらお伝えします。

はてさて何年かかるのでしょう?^^)


material by:=ポカポカ色=