クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いつもですとこの時期って幼虫のエサ交換ぐらいしか
やることがないのですが、今年はいろいろと元気なので
成虫のマット交換をやりました。
まぁ、ただただやっていても面白くないのでいろいろ考え事を
しながらの作業です^^)


国産ヒラタ各種とニジイロ。
請島アマミヒラタは長命です。
3年目に突入です。



ついでにオオクワくん♪
佐賀産はカッコイイなー❤



ヤエヤマコクワ。子孫が羽化しています。



トカラコクワ(中之島)。1♂3♀の量産体制!!
ボクは何故かコクワは♂♀同居させてしまいます。
トカラコクワはまだ未セット。来年のオタノシミです。
ところで来る12月23日のクワタフェスタですが
ちょっと面白いことを考えています。
クリスマスっぽくするのもありかなー^^)とか
思ってもいますけど、やっぱり即売会だから
価格面でご提供させていただくのがいいのかな?とかね^^)
今年最後と言うこともあるので割安でいこうと思っています。
もちろんここでも先行販売、予約受付をさせていただきますので
気になる個体がいましたら遠慮なくお申し付けください。

今年はヒラタの人気が高かったように感じていますけど
何人か特定の方がまとめ買いされているので、局地的なのかも
しれませんね?ちなみに販売価格って、ボクは一応全国区で
見てから決めるようにしてはいますが、地域差がありますね^^)
国産ヒラタは関西のほうが安価傾向です。



個人的にはネブトがね、コクワ並に飼育者が増えてくれたらなー♪
と、思っていますけどね^^)コクワは国産の場合、小型種同様の
飼育ができるのはアマミ系で、本土系はヒラタの小型種もしくは
本土ヒラタを50台で孵すぐらいの飼育規模が必要だと思っているので
そこらへんから考えるとネブトはいいんだけどなー。。と、思います。

あっ!そーいえばまだ産卵セットが残っているんですよね。
もう来週には割り出さないとな。。
加計呂麻のアマミノコとミシマイオウ ミヤケ(式根島)がまだです。
そんなこんなでやることはいろいろあります。
今年もあと1ヶ月だー^^)






こぉ寒くなってくると懐かしささえ
感じてしまう伊豆大島。

いつもですと飼育の記事になりますが
今日は単純に採集を絡めた伊豆大島の話です。

このブログに遊びに来てくださる方々はクワガタ・・・
採集したいですよね?

いるのは、ノコ ミヤマ コクワ ヒラタ ネブト。
ボクが知っている範囲です。
残念ながらネブトは採集したことはないのですが
採集行為はしたことがあります。当時、そんなに興味が
なかったのでお付き合い程度だったのですが。。。



数で言いますと圧倒的にノコです。
あとは採集の度合いかもしれませんがミヤマが採れます。
ヒラタは仲間がヘロヘロの♀を1頭拾ったのみ。
コクワはノコのポイントにいるにはいますが、少ないです。



ノコとミヤマでも採れる比率は圧倒的にノコ。
ミヤマはポイントが違います。あと、♂♀で採れない。。
去年は伊豆大島に2回行ったのですが、♀が採れたのは6月?
♂は8月です。発生時期が何回かに分かれているようで
うまく当たらないとペアで採集は難しいかもしれません。
♂と比べても♀の採集は数えるほどです。



ノコはポイントが分からなくても採れることは採れます。
外灯や自販機を見て回ったりするだけでも採れないことはないです。
数を採りたい、大きな個体を採りたいとなると本腰を入れる必要があります。

70UPが必ず取れるかと言うとそーゆーワケではありません。
68~は少ないですよ^^)でも並べられないかというと不可能では
ないので、ポイントと時期をしっかり押さえればイケルと思います。



もし、伊豆大島に採集旅行に出向こうとお考えの方。
採りたい種類は決めて行ったほうが効率的です。
ポイントも時期も違いますから。
最近は採集だけでなく、旅行自体を楽しむようにもなってきています。
伊豆大島から見る星空は最高で、天の川を拝むことができたりするので
それだけでも満喫できます♪
以前は完全な採集のみでしたが、食事や温泉も楽しむようになってきました。
さすがに海にこそ入りませんが、ボクの場合はノコ狙いなので
渡島した最初の朝に出向いたポイントである程度採集してしまうと
あとはキモチのリフレッシュをしています。

最後に伊豆大島は標高差で随分と変わるので、そこを楽しむのもアリです。
関東近辺にお住まいの方には飛行機に乗らないで行ける身近な離島です。
ご自分で採集した個体でブリードもいいですよ^^)




CB・・・爬虫類や両生類ではブリード個体を示します。
クワガタやカブトムシのブリード個体では、
同種同産地の個体の親で血が異なる♂と♀を交尾させ、得られた
個体に用いられることが多く、ボクもそれに準じています。

CB個体の場合、何が利点なのか?と言いますと
まず累代障害と言われる事例が激減します。
産まない 大きくならない 個体の異常等
累代を重ねることにより発生すると言われることが
少なくなります。
(逆にこれを利用する例もあります。)



トカラノコのような色が明るい種類の個体が
色が濃く(暗く)なるようなことも回避できる
可能性も高くなります。
ただ、CB個体を飼育で出す場合 気をつけなければいけないのは
ラベル・・・個体の産地等には気を配らねければなりません。
ボクが種親を得るときに、ショップ等を限定するのは
自分なりのラベルへの拘りと信頼性を重視するからです。
現在運営されているショップ様は、そこらへんの信頼性は
あると思っています。どこで購入されても大丈夫なのですが
ボクが国産種を始めたころのクセと、違う意味合いも含めて
そうしています。



累代飼育を重ねていくと、色もそうですが型も
変わってきます。自分好みの型で累代していくワケですから
型も固定される率が高くなってきます。
それが血統だったりするのですが
違う型も見たくて敢えて他の血を入れることもあります。



個人的には累代が進んだ個体もCB個体も両方とも好きです。
飼育による野外品とはかけ離れた個体も、野外品ならではの
個体双方に魅力を感じているからで、要は個体の素晴らしさを
重視しているのです^^)

※累代障害については一般的な所見を書かせていただいています。
個人的には違う所見も考えにありますが確証が取れていないので
言及を避けさせていただいています。





と言いましてもね^^)
ボクの場合、割とメジャー種です♪





ネブト コクワ ヤマトサビ。
現在ヤマトサビは飼育していませんが再開したいところ。



外産種も面白い♪グラウトはもう♂しかいませんが
ムシモンは幼虫が2頭♂が1頭生存しています。

飼育に関しては、グラウトやムシモン、ヤマトサビは
割り出し後の材の大きい部分・・・よく止まり木に
再利用しているようなトコで産んでしまいます。
グラウトに関しては敢えてそのような古い材を使います。
ムシモンは菌糸を使いますが、グラウト ヤマトサビはマット。
だいたいプリンカップ350×2で羽化まで持っていきます。
グラウトに使うマットはあまり添加の強くない微粒子。
産卵セットに使うようなマットを使いました。

コクワはノコやヒラタに材を入れたときのセット。
ボクの場合、ノコもヒラタも小ケースで産卵セットを組むので
この3種はほぼ同じセットです。
幼虫飼育に関しては、コクワは全編菌糸です。
アマミ系は500cc 本土系は800ccだいたい2本使います。




小型のヒラタやパプキンなんかもいいですね^^)
パプキンはここ数年飼育していませんが、もうそろそろ
入荷する時期です。青いヤツ・・・またやろうかなぁ。

小型のヒラタやパプキンは、本土系コクワと同様の飼育です。
パプキンはやや低めの温度がよろしいみたい。

生体の価格に関しては、ちょっとお高め。。
ヤマトサビは地域によって採集禁止なので累代の浅い個体は
けっこうなお値段です。意外と高いのはコクワ。
ヤエヤマコクワのようなレア種はともかく、
亜種モノの本土系コクワもけっこーいいお値段です。
小型のヒラタはそんなに流通していないので出ていたら
買いの部分はありますね^^)国産だとハチジョウ チョウセン、
外産ですとパプア系は、出ていてもそんなに数は見ません。

とにかくカワイイので何かと目が行ってしまいます^^)
卵が小さいのでキツイ部分もありますが・・・♪


この時期に活動しているクワガタがいるって
なんか新鮮です。外産メインの頃は
そんなふーに思わなかったのですが、
国産種がほとんどのこの何年かは、
成虫はタッパーに入っているものでした^^)





昨年あたりから増えてきて、現在の成虫棚は
ほぼヒラタクワガタ。比較的温度帯が高いところに
置いてあるのでほとんどの成虫が活動中。
ゼリーを絶やすことができません^^)



おぼろげな記憶なので信憑性に乏しいのですが
南西系のヒラタはスジブトヒラタ以外は冬眠しなかったように
記憶していますがどうなんでしょう?

ちなみにですが、♂は交尾の際 精子と一緒に栄養分も
♀に送ると聞いていたので、♂にも高タンパクゼリーを
与えています。

ちょっと産卵セットでも(^^♪
と、思ってしまいますね♪


material by:=ポカポカ色=