クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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って、まだ気が早いですね^^)
鬼が笑う以前なカンジですが、12月クワタの
出品リストも掲載させていただいたので
来年はどんな個体が出るのか?今年のように
国産ワイルドが多数販売されるのか?などなど
を書いてみたいと思います。



まず国産種と言えばオオクワ。
ボクはあくまでもエッセンス的に飼育しているに
過ぎないのでオオクワのことは語れません。
なのでオオクワ以外の国産種のことになるのですが
以前と違うのは、ボクのようなプライベーター以外でも
国産種のブリードモノが季節問わず店頭に並ぶように
なっています。この時期って国産種が強いショップぐらいしか
並ばないのが通年のことでしたが今はそうでもないみたいです。
ボクらユーザーにしてみると嬉しい限りです。
探して探してやっと・・・というジレンマから解放されるような
状況です。



ヒラタ ノコ ミヤマ コクワのようなメジャー種は
もちろんのこと中々お目にかかれないクワガタも
見ることができるようになるのではないでしょうか?

ただワイルドに関しては分かりません。
やはりこれだけ入荷してくると売れるモノと
そうでないモノが出てくるのは必然で、売れないモノに
関してはさすがに出て来なくなります。
ノコに関して言わせていただくと、今年はいろいろな産地の
本土ノコのワイルドが入荷しましたが、型違いなどは
数を見比べないと理解が難しい部分もあるのと、産地ごとの
個体数の違いは浸透しきれていない部分もあるので
少し限定されてくるのでは?とも思います。

ヒラタはどぉなんだろー?見てくださる方は多数
いらっしゃるのですが、ボクが販売しているのを見ている限りでは
特定の方がまとめて購入されるので、全体的な動きは
どぉなのかは皆目見当がつきません。ただヒラタは
レア産地や採集禁止地域の累代を継続している方がノコに
比べて多い印象があるので、出てくることは出てくるけど
少数だと思います。ヒラタのワイルドは採集時期と発生時期が
うまく交差すると出てきますが、そうでないと難しく
よく見る産地が多数になる(今年と同じようになる。)と
思います。



コクワ・ネブトは今年、ネブトはいろいろ見ることができて
ホント嬉しい一年でしたが、あとは売れ行きですね^^)
売れていれば来年も継続するんじゃないでしょうか?
ボクはイヘヤネブトをフェア価格で販売しただけなので
参考になりませんが、産むとハンパない数産むので
比較的レア産地や採集禁止地域の亜種も入手可能です。
ボクはネブト♪期待しています。

コクワはアマミ系以外(本土コクワ系亜種)はほとんど
採集禁止なので、ブリードモノのみと考えていいと思いますが
ヤクシマコクワは、屋久島産 種子島産 甑島産はワイルドの
入手が可能です。数は少ないですが出ることは出ます。
ヤクシマコクワをお探しで希少性を問うなら甑島産です。
少々値も張りますが中々採れないし出てこないので
お探しでしたら即買いのつもりがいいと思います。
アマミ系コクワは、ワイルド ブリードとも入手可能ですが
ワイルドはやはり発生時期と採集時期が合致しないと中々出てこないので
時期が来たら細かいチェックが必要かと思います。

残念ながら具体的な種類を挙げてお話できないので
ちょっともどかしさもあると思います。
これは通年のことですけど、ワイルドが多数入荷した翌年
ブリードモノが溢れるか?というとそうでもないのが
国産種の面白いところで、今年安価になったから来年も
とならないのも国産種の特徴です。

来年も今年同様ワイルドの入荷を期待しています♪





以前から古い雑誌にヒラタの特集が・・・
と、書いていたのですが当の雑誌が見当たらない。。
こりゃ捨ててしまったか?と、思っていたら
息子の本棚の隅にありました^^)



2003年5月特別版クワタです。



もちろんオオヒラタから始まる特集号ですが
国産ヒラタの飼育方法や採集の解説等も
特集しています。広告がユウタンさんだったりします^^)



産卵方法や幼虫飼育など概ね同様なのですが、亜種ごとの
特徴や野外での幼虫の生育場所など解説されており
飼育のヒントがちりばめられます。



採集の解説特集もあり、こちらは採集時の画像が大きく
紹介されています。こちらも飼育のヒント満載です。



この他編集部員による座談会や外産ヒラタを地域別に
標本と地図で紹介、解説など見所満載!

ここで所見なのですが、この特別版に限らず雑誌クワタでは
ヒラタの特集は幾度となく組んでいます。ここから考えると
当時はヒラタを飼育の主流にしている方が多かったことが
伺えます。
現在、ボクのところで国産ヒラタのお問合せをくださる方は
比較的お若い方が多いので、このような書籍は大変貴重だと
思います。このころの飼育方法って、クワガタ自体が貴重なので
ゴージャスな組み方をしていますが、野外での生息場所や
亜種ごとの飼育に関する特徴は変わらないので、
飼育の参考にはもちろん、読んでみるだけでも
楽しいと思います。

あとこの当時のクワガタ専門誌って、クワガタショップや
一部大型ペットショップにしか並ばなかったので
意外と発行元であるワイルドプライドに新品が残っているかも
しれません。クワタフェスタのワイルドプライドのブースにも
雑誌クワタは並ぶので探してみてもいいと思います。

クワタフェスタ横浜まであと1週間です。
こちらの出品リストも近々ご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします♪




最近は寒くなるのがずれ込んでいるせいか?
繁忙期の始まりが緩やかで、若干時期が遅くなっています。
あとお歳暮等のギフト関連も大きな影響がなくなって
どちらかというと休みの長さが関係しているような気もします。


と、まぁ仕事の話はこれくらいにして
クワガタはというと、そんなにやることがありません。
ただ休みの日に一人でゆっくりとしていられない時期でもあるので
一日で集中的にやるようなってしまいます。
書くことも集中してしまうカンジです。



ところで今年最後に組んだ産卵セットがまだ割り出せないでいますが
(8セットほど)やはり寒くなってくると孵化が遅くなったり
加令の速度が鈍ったりしていますね^^)
特にノコは顕著です。8月にプレゼントしていただいた
ブリードモノのノコの起き出しが9月に入ってからでしたので
セットが9月下旬~10月9日。
ボクは起き出してからすぐにセットは組まないので
こんな時期になってしまったのですが、9月下旬に組んだセットは
孵化までは早かったんです。だけどそれ以降がゆっくりです。。



まぁマットの劣化も鈍るのでのんびり構えてはいますが
今年中になんとかしたいところです。

ここらへんはあまり経験がないのですが、やったことがあることや
人から聞いて妙に納得したことを書いときますね^^)

ブリードモノの個体は起き出してからすぐにペアリングを
かけると事故が起こりやすいです。起き出したからと言って
交尾ができるまでの成熟は成されていない印象です。
起き出し後、最低2週間~1ヶ月はエサを充分に与えてからの
ペアリングのほうが事故は起きにくいです。

秋口の産卵セットは、前述したように孵化が遅くなったり
孵化しなかったりしますが、交尾を確認していればまず
大丈夫だそうです。ボクは経験がありませんが卵で越冬ということは
聞いたことがあります。なるべくセットを室内に置いて
たまにキリフキしてあげれば春先に孵化するそうですが、
外に置いてしまうと放射冷却等の影響を受けてダメになる場合が
あるみたい。。聞いたハナシなのではっきり申し上げられないのは
カンベンしてください^^)ただ似たような経験はあります。

幼虫もこの時期の初令~2令初期は成長が鈍ります。
マットの劣化も遅くなるので、マットさえ大丈夫なら
そのままでもいいときはありますが・・・
だいたいマットが乾燥して状態が悪くなるので
頃合いを見計らって割り出すようになってしまいます。
日中の暖かい時間帯で行うか、室内で作業したほうが
事故は少なくて済みます。移し替える容器は大きめのほうが
外気の影響を受けにくいので大きめの容器に多頭飼育する場合が
多いです。(国産ノコの場合です。)これは室内でも効果ありです。
多頭飼育は観察の頻度を高めないといけないので
お忙しい方は単頭で大きめ(最初から800とか)にしておけば
心配も少なくて済むと思います。

初夏~夏にかけてセットを組んで得た幼虫は
順調にいけば3令も中期に差し掛かっているのでは
ないでしょうか?個体によってはこれからが
楽しみな個体もいるハズです。そのような個体は
大きな容器に移して一番寒い時期を越させてあげるのが
イイと思います^^)




国産種を中心に飼育しているボクにとって
この時期のクワガタ飼育はのんびりしたものです。

幼虫の容器の食痕を確かめ、必要ならば交換をして
幼虫の体重を測る。困ったことと言えば
♀だと思っていた幼虫が異様に大きくなっていて
(実は♂・・・)喜びも束の間、泣く泣く800に投入する。。



あと何年もノコのみの飼育だったので
種類による成長速度の違いに困惑する場面もあります。

特にヒラタは小さな容器(500cc)で飼育しても
食痕が出るのがノコに比べて遅い
(と言うか居食いの頻度が高い。)ので、慌てての交換を
余儀なくされると言いますか^^)

唯一良かったのは、ヒラタもノコも比較的時間が経過した
菌糸を好むということ。菌糸の買い置きが可能なんです。
コクワは本土系とアマミ系の食性が違うように感じます。
本土系コクワのほうがオオクワ寄りの菌糸を好むような
印象ですが、これはまた今度UPさせていただきます。



意外だったのはアマミ系亜種のヒラタは寝ませんねぇ。。
温度の高いところに置いてはあるのですが、エサやりが
夏場と変わりません。越冬というより温度が低いから
活動が鈍るという表現が適切です。これは本土ヒラタも
同様ですが、アマミ系のほうが活発です。



ノコはと言うと、相変わらず見慣れたもので
この時期はあまりやることがありません。
産地によって生育速度の違いを感じる程度です。
クチノエラブが菌糸との相性がいいみたいですが
これは一概に言えないんです。個体差もありますからね^^)

クワガタを大きく育てるという行為には様々なことが関係して
これが適切という幅が大きいので、大まかなところは特定できますが
細分化して特定したり、方法を限定するにはムリが生じてきます。
そのようなところから個々で飼育方法に違いが出たり、
同じような方法でも孵る個体に違い(大きさや型など)が出ると
認識しています。これがあるので議論(ってオオゲサ?)は
尽きないし面白いと思うのです^^)




今年もあと1ヶ月です。
明日から師走。。
あーんまりいい年だったとは言えない今年。

クワは、この個体が・・・とかより
人との出会いが大きかったです^^)
まぁ、あと1ヶ月頑張って来年はいい年だったと
言えるように頑張ります^^)

ところで、今でこそ国産種が中心なのですが
以前は外産種ノコがメインでした。

今でもやろうかな?と、思ったりするのですが
ボクはギラファのような大型種にはあまり目が行きません。



フランシスとかポルトン、ドリス フルストファー
オキピタリスなんかに目が行っていました。
最近はこの辺のノコって見なくなったけど
フルストファーとかオキピ ゼブラあたりは
安価だし、けっこー産むし、しっかり飼育すると
そこそこのサイズで羽化してくるので、これから本格的に的な
方にはいいと思うんですけどね^^)



中型サイズも面白かったけどな。。
画像のラフェルトは幼虫期間が長かったけど
70ぐらいで孵ってくると嬉しかったしね♪



今や高値(?)のブラックハスタート。
一時は¥5000以下だったと記憶しています。
3産地いたときもありました。



タカクワイ・・・これは大きくなりますね。
76とかだと迫力があります。
実は累代はしたことがなくて幼虫飼育のみ。
仲間の若い方が毎度爆産して、その都度余品を
引き受けていたのです^^)



いつもやろうやろうとしてやらなかったウォレス。
魅力的なクワです❤
出ていたら欲しいノコですね^^)



この子は見かけます。ゲルツルード。
けっこーカッコイイですよ♪
国産ノコと一緒に飼育するとカタチがあまりにも違うので
面白いです。けっこー♂単でも売れました。
確か、ゲルツルードで標本目的の方が買いに来られていると
認識しだしたかもしれません。



ある意味、いろいろな思い入れのあるトラグルス。
でっかくなりますよ^^)

ボクが外産ノコに嵌っていたのはこのブログを始める前。。
もう10年以上前の話になります。

微毛に覆われるヤツや、飼育困難種なんかにも手を出しました。
アフリカ産に手を出そうとする直前にトカラノコに出会うのですね^^)

画像はないけどビソンが初めて売りに出したクワガタです。
ウォレスとビソンはまた飼いたいなーとか思いますね^^)
同時期に同じエサで飼育してみたいです。

ただねー。。。ホント見ないです。。
探していないだけかもしれませんが。。。

そういえばドルサリスノコ。欲しいです^^)



material by:=ポカポカ色=