クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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元々は国産ノコの飼育記事を中心に始めた
当ブログもいろいろと多様化してまいりました。



飼育記事や日常のことなどを拙い文章で
紹介させていただきながら販売個体などの告知も
させていただいております。
ここのところのノコはほとんどが割り出し済みで
現在は多頭飼育と単頭の両方で飼育していて
一部菌糸に入れていたりしています。



ノコについては皆様からのお問い合わせも多く
またクワタなどの展示即売会でも完売状態で個体数が
少ない状況です。(本当にありがたく思っております。)
現在はトカラノコを中心に飼育しているけど
本土ノコの産地別も多数集まり、バラエティに富んでいることは
いつもと変わらない状況が続いていますが、大型がね。。。
そこまで手が回らなくなってきているので少し元に戻そうかな?
とも思っています。



本土系亜種とトカラノコは今まで通り飼育していきますが
そこに伊豆諸島と瀬戸内海 九州各地のノコは外せないので
(と言いますか、個人的に非常に興味があります。)
ノコも少数をじっくりとなりそうです。
あと友人が、非常に興味深い産地を持ってきていて
それもなー^^)見たいんですよね^^)



あとアマミノコ。。ここ最近77~という個体を
拝んでいないので久々に出したいなー♪と。。

ノコはどの亜種 産地に限らず狙って大型を
出すにはそれなりの期間と底面積が必要で手間も
他のクワガタよりかかってしまいます。
正直なところ、他の種類を飼育してみて改めて痛感した
次第です。ノコの場合ネブト同様、幼虫数のコントロールって
非常に大事なんですね^^)
滅多に手に入らない産地の本土ノコもいたりするので
それらをモチベーションを落とさないようにしっかりと
飼育していくのが今後の課題です。


今年は何故か幼虫での販売が好調で
(昨年までは全くというほど売れなかった。。)
多数の産卵セットを組んでいても徐々にですが
いつもと同じぐらいの飼育数になりそうな気配です。



ところで、飼育数が増えるということは
1頭にかけられる時間も少なくなるのは当然なのですが
そーすると『技術』というところで大型を羽化させるという
ことが難しくなります。血統や個体のポテンシャルに
頼ることが多くなるのですね。。



あとスペースの問題も出てきます。
置ききれなくなります。。。



で、飼育している以上大きいのが出したいという
願望は常にあるわけなので少し数を減らそうかと
考えています。



種類数もそうですが産地も少し限定しないといけないなと^^)
ところが・・・中々目移りする性格が治らないので
やはり数を限定しようと思っています。



それでも産んでしまう個体はいますからね^^)
一応対策として、同種異産地は標本で残して
移行していこうと考えています。



なので今年はいるけど来年は?ということも出てきます。



あとね、大型を羽化させるにはある程度の飼育期間も
見込まないといけないので飼育計画も見直そうと
思っています。以前はその種の適正な産卵時期に
まとめてセットを組んでいたのですが少しずらして組むことも
考えないとな。。。

まー、考えているほどうまくはいかないのですが
少数精鋭でいくのもありかなー♪なんて思っています^^)





以前はノコばかりでしたのでこの時期に
羽化を経験するということは稀だったのですが
ここ数年は少しづつですが、この時期に羽化してくる
個体も増えてきています。



さきほどの記事で紹介した有田市産ヒラタ。
5♂4♀羽化済み。あと2頭幼虫です。
幼虫は全部♂です。



ニジイロクワガタ。赤ですね^^)
一回の採卵で50頭~出した♀が2度目でも10ぐらい産んで
その幼虫たちが羽化してきています。♀が2頭羽化
♂が2頭蛹で羽化までもう少しです。残りはまだ幼虫ですが
随時なのか?時間が掛かるのか・・・分かりません^^)
ニジイロはクワタに出す前にだいたい売れていってしまいます。

ここからは画像がありませんが、下甑島産ヒラタ
♂がもう少しで蛹です。12月は間に合わないかもしれませんが
2月には出せると思います。
あとチョウセンヒラタとマラパネブトがポツポツ羽化しています。
マラパネブトは♀は全頭羽化。♂はこないだひとつ繭玉を割ったら
蛹になったばかりでしたので、随時羽化してくると思います。
♂は3頭なのでトリオでの販売を予定しています。
チョウセンヒラタは♀が2頭ほど羽化しています。
頭数はけっこういるので来年賑わしてくれそうです♪
あとですね、ウイックハムヒラタの大型♂が現在蛹。2頭います。
ウイックハムヒラタはクワタに出る度、1ペアづつ持ちだして
なんだかんだで♂はその2蛹のみ。たぶん1ペアは残すので
あと1ペア無事羽化したら販売させていただきます。

今年の初夏羽化個体はほぼ完売状態だったので
来年2月以降が心配でしたが少し安心しました。

幼虫もある程度で揃ってきたので後日ご案内させていただきます。







本土系ノコの亜種は昨年まで散々見たのに
何故か今年は少ないのです。
でも昨年もクロシマとクチノエラブだけが多かった?
と見ているのはボクだけでしょうか?



ヤクシマノコはいたのかもしれませんが
あまり印象は残っていません。今年はほぼいなかったと見て
いいのではないでしょうか?



元々そんなに市場に出るノコではないし、
昨年の国産ワイルドラッシュに便乗して出てきた感が
ありますが、種子島や壱岐島・甑諸島といった亜種登録されていない
産地のノコも入荷していたので多くいた印象があっただけかも
しれません。

ちなみにですね、国産ノコ全般に言えることですが
販売価格が飼育コストに見合うだけ付けられない。。
要は商業ベースに乗りずらいという事情もあります。



で、今年全然と言っていいほど見なかった
ミシマイオウノコ。
現在数が急激に減って高騰気味らしいです。

ミシマイオウノコは、国産ノコの中でも多産な部類なのですが
大型の大歯を羽化させるとなるとハードルが一気に上がります。
なんせ60ミリ前半で中歯が出てくる始末なので、大歯となると
60ミリ中盤以降の個体を羽化させる必要があり、
手間暇と期間が随分とかかります。あと他のノコより羽化不全率が
高い印象もあり、ボクはあまり経験がないのですが割と翅が
グチャグチャになって羽化してくるという話をよく聞きます。
たぶんですが最後の交換で羽化まで持っていこうとすると
マットや菌糸の劣化から湿度が増すのでは?と、考えます。

これはノコ全般に言えることですが、大型になるほど
蛹化ビンへの交換は大切で、ここで放置してしまうと
高確率で前蛹が落ちたり、アゴずれなどの不全蛹に
なってしまったりという悲しい結果が待っています。
個体によっては蛹化ビンも2本必要(蛹化のつもりで
入れたけど蛹室を作らない)なこともあるのでこまめな
観察が必要となります。
そんな本土系亜種ですがとりあえず次世代用のペアは
抑えてあります。コスト云々は度外視して大型の羽化を
目指そうと思います。







仕事が忙しくなってきました。
散々書かせていただいていますが
今年は割り出し待ちが多数なので
順序よく割っていこうと思っていたのに。。。。



伯方島のノコが最後になりそうなんですね^^)
まだ卵ですから・・・
うまく孵化してくれたとしても来年成虫が拝めるとしたら
かなり小さな個体になりそうです。



あとヒラタのみなさんですね。。。
ケースから卵が見えないのは不安ですね。。
ヒラタはやはり初夏のセットがいろいろな面で
安心です^^)ここのところあまり成績は良くないです。



ネブトはこのまま放置もありかな?と思っています。
気がついたらすごいことになっていたなんてことも
ありますからね^^)



今年は幼虫でかなり動いているのでもしかしたら
けっこうスッキリしたムシベヤになるかもしれない♪
いろいろと迷ったりしたけど、大きいの出したいですよね?
大きい個体を出す方のお話を聞いていると、大きく分けて
二通りのやり方があって、多数飼育してその中から大きい幼虫を
選別していくやり方と、初めから少数の飼育にしてじっくり
大きくしていくやり方。このへんは性に合っているやり方を
探すことが先決です。ボクは細かく観察していくのが好きなので
後者のやり方が性に合っているかもしれませんね^^)



とにかく楽しんだモン勝ちです♪
仕事の忙しさの合間になんとか時間を作って飼育するのが
けっこう充実したりします^^)




material by:=ポカポカ色=