クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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同じ種類とは言っても産卵セットの組み方や幼虫飼育のエサが違うように
同じ伊豆諸島と言っても島ごとに採集方法が違います。
採集する種類でも変わるので、今回はコクワやノコ、あと同じように
採集できるヒラタ ミヤマも踏まえて全般的な目線で書かせていただきます。



まずは伊豆大島♪ ノコ天国です♡ 見れるのはノコ コクワ ミヤマの順で
ヒラタは10年以上前によれよれの♀を自販機前で拾っただけです。
採集方法は、ルッキング 外灯採集 が主です。採集に行く前に
クワガタが付く木を調べとくといいです^^)ビークワなどで分かります。
伊豆大島はノコとミヤマが標高で棲み分けされている印象があります。
時期的には7月下旬~9月ぐらいですが、ピークはお盆時です。



個人的はお盆が明けた翌週がいいなぁと感じていますが、年ごとに若干の
違いやノコがあまり出てこない年(それでも本州との比較にならないぐらいいます。)
もあるそうです。なんだかんだで10数年通っていますが、大きな変化は土石流による
地形変化に伴いメモリアルパークができたこと 1周道路がLED化されたこと
ですね^^)あとポイントが枯渇してしまった。。なんてこともありました。



お次は八丈島♪♪ ここでも外灯採集が可能ですが、メインは材起こしによる
採集です。八丈島にはミヤマがいないので、コクワ ノコ ヒラタですね^^)
ポイントを特定しないと材起こし採集は難しいかもしれません。外灯採集は
コクワがメイン♪ ノコがいることは稀です。材起こしもコクワがメインで、
ヒラタが交じることもあります。(実は1♀採集しています。)



後はマルバネよろしくの車で走っているときに道路を横断している個体を
見つけることもできますが、ラッキーの中のラッキーぐらいに思っていたほうが
いいかもしれません。画像のノコは日中に大通りで見つけましたが、友人は
ありえないと呟いていました。時期的には今年 GWから入っているとの情報を
得ていますけど、ボクらが入った6月上旬で発生の後半かな?という印象です。
発生時期については年年で変わるので、それこそ運任せになります^^)
因みにノコは伊豆大島のイズミヤマ並みぐらいしか見れないと思っていたほうが
いいですね。。



最後は利島♪♪♪ 島に入っているときはそれほどでもなかったんですが、
帰ってきたら一番過酷だったことを思い知らされました^^)
これを書いている今でもふくらはぎや足首に筋肉痛を感じています。



とにかく歩きます!レンタカーやレンタサイクルが使えないので、基本
自分の足が機動力になります。採集方法はルッキングですが、見る位置が
変わります。もちろん枝先や幹にも付いているそうなんですが、ボクは
見ることができませんでした。道路を歩いている個体を拾うのがメインと
なります。見れる順序としてはコクワ ノコ ミヤマ ヒラタの順だそうで
ボクが見たのは生体でコクワとミヤマ 死骸も含めるとノコも入ります。



コクワは今回採集した全域にいますが、キマワリが歩いている処に入ると
居なくなります。あと小さいです。。。近所で採れたらスルーしてしまうような
個体ばかりですが、今回大きめの♂と♀も採集できたので、それは後日
ご紹介いたします。



あと全ての種類が標高に関係なく採集できます。今回採れたミヤマの♀も
けっこう低い位置で採れていますし、ヒラタを採った友人もそれほど
高くない場所で採れています。これは島全体がほとんど宮塚山だからかなー?
なんて、考えています^^)あと、登山道に入ると外灯はないので、道路が
月の明かりに照らされて、そこに飛んでくるのかも?とか考えました。
時期的にはボクらが入った8月上旬は、発生後半の印象がありました。
これ・・・たまたまかもしれませんが、長期の予定でも立てない限り、
利島と伊豆大島を両方行って採れるとは限らないとなってしまいます。。



3島 採集に入って感じたことは、微妙に時期がずれる 方法が変わる 
マナーとしての配慮に違いが出る・・・でしょうか?
伊豆大島や八丈島は気が付かないうちに私有地に入ってしまいがちですし、
利島は島のほとんどが椿畑です。特に利島は島民の人数が少ないコトと
観光に産業が依存していないため、必要なもの(飲料や食料)が手に入らない
から自分で用意して運びながらの採集となります。どちらにしても島を楽しもう
という感覚で採集されるのがいいのかなー^^)と、思います。



ただ、採れる採れないは別にしても行ってみることはいいと思います^^)
新たな発見もありますし、島に行くこと自体が好きになる可能性大なので♡
もちろん飼育に還元できることは多々ありますので、島に行くこと(^^♪
お勧めです♡






伊豆大島は以前から自分へのご褒美的な位置づけで通っていましたが
今年はご褒美にしちゃ行き過ぎています^^)
少々断捨離的な意味合いで飼育を終了してしまった島もございますが
とりあえず自分が行った島やここぞ的な種類は飼育していますので
ご紹介いたします。



まずネブト(^^♪ ネブトは伊豆大島産とハチジョウネブトの2種。
かつては三宅島産や利島産もいましたが、現在は飼育しておりません。。
ネブトに関しては、好きな亜種を揃えたいのでこれくらいが
丁度いいかなー♪ なんて思っています^^)



ノコはいなさそうでいます^^)伊豆大島産 式根島ミヤケノコ
ハチジョウノコですね^^)見事に3種揃えています。
今年は伊豆大島ノコ採集は行かないのですが、2022年採集個体が
今年 羽化してきます。



コクワも今現在ですといますねぇ^^)今年採集に行った島の
個体ばかりです。伊豆大島産は幼虫採集を羽化させて、ハチジョウコクワは
現在2セット産卵中です。利島のコクワは・・・今晩にでも小分けして
ヤフオク出品を考えています。



ヒラタは利島産のみです。かつて伊豆大島産 神津島産は保持したことが
あります。伊豆諸島のヒラタはどの島でもレアでございます♡



イズミヤマ♡ 伊豆大島 利島 新島といます(^^♪
ここに自己採集の利島が加わるので累代表記を気を付けておかないと
ですね。伊豆大島産は現在産卵セット中です。利島 新島はもしかしたら
今年羽化してくる個体もいるかもしれません。



これからも行くと思いますが、やはり友人同様 自己採集の個体には
拘りと言うか愛着が湧くというか?なんか継続したくなってしまいます(^^♪




ほぼ宮塚山と言ってもそれほど異論は出ないくらいの利島。
いったい何のクワガタがいるんでしょう?



利島で自分の保管画像を探してみたらイズミヤマの画像だけ出てきました。
そうです、唯一亜種登録されている種類がイズミヤマです。
この個体はブリード個体なのでマッチョになっていますが、実際はもっと
小さな個体が多いです。今回の採集では運よく♀を採集することができましたが
ボクより友人のほうがかなり驚いていたので、ホントに少ないんだろうなと
思いました。♂は頭部の残骸を複数見ました。見れた数は多いそうです。
そのようなことから考えても数は少なそうです。

(画像は伊豆大島産)

お次はノコ。今回は死骸の頭部のみ数頭 見ることができました。
それでも数は見れているそうです。あと発生時期が伊豆大島より早いようです。
伊豆大島ですとだいたい8月上旬あたりからポロポロ見え始めて
ピークは年によって少々のバラツキはありますが、だいたいお盆休み明けぐらい
から2週間ぐらいです。今回の利島行は8月4日ですでに死骸が多いということは、
7月中旬あたりが一番見れそうですね^^)

(画像は三宅島産)

ネブトは稀だそうです。。このあいだ一緒に採集に行った友人が採集していますが
凄く小さいコクワと思い、採集したらネブトだったそうです。
以前 同友人から利島産ネブトをプレゼントしてただいたことがあり、
てっきり自己採集だと記憶していましたが、某ショップ様でF4個体を入手したと
話していたので、ボクの記憶もヤバイなと痛烈に思いました^^)
今回採集された個体はブリードしているけど見込み薄とのことです。。

(画像はハチジョウコクワ)

利島はコクワ天国と言っても過言ではございません^^)
前出の友人曰く 初めて渡島したときはそれこそ、あちこちに居たそうですが
今回はけっこう探しましたし、全て持ち帰る程度の数です。
利島のコクワは地上を歩いて、落ちた木の実の汁を吸ったり 他昆虫やミミズの
死骸を吸ったりしています。今回の採集でもバッタの死骸に群がる♀を見ました。
(ちょっとグ〇なので画像に納めませんでした。)他産地のコクワとは
習性が違います。因みに飼育にも少し癖があります。



稀と言えばのヒラタ。ヒラタも歩いている個体を採集したそうです。
他のクワガタより発生が早いようなので、それも原因の一つとして
数えられると考えます。ヒラタの場合 コクワが多いからヒラタもと、ならない
のが面白い処です。どちらにしても伊豆諸島のヒラタは共通して稀です。



ボクの友人が話してくれたことやLINEでいただいた画像を元に書かせて
いただいています。(友人に感謝!です。)どの種類も採集された場所は違いますが
産地としての違いは感じられません。ミヤマ♀も比較的低い場所で採集されたことから
どの種も宮塚山全体に生息しているのでは?と、考えます。行って初めて
分かったことですが、ほとんどが椿畑となっており しかも整備されているので
マナーの観点から考えると足を踏み入れることはできないなと強く感じたし、
ボクらが入った日は椿の種の収穫をし易くするために下草を刈って燃やしていました。
あと山の中に入ると(道路内です。)時折涼しい風に巡り合うことができます♪ 
そのようなことからも宮塚山全域にどの種もいるのかなぁと、思った次第です。



いずれにしても濃さで考えると薄いと言わざるを得ません。先ほどちょこっと
伊豆大島のことに触れましたが、発生初期から後期までの期間が短いんです。
利島も準ずる部分があるなと感じました。しかも今年のように4月に暑い日が
続くと発生時期に影響があるようなので、採集者の予定を度外視したとしても
ピンポイントで時期を特定して、採りに入るのはかなり困難かと思います。







と、言ってもボクが実際 足を運んだのは伊豆大島と八丈島だけで
あんまり声を大きくしてということはできないのですが、
飼育はかなりの産地を飼育していますので、ここは慎ましく
書かせていただこうと思います。画像はそんなに残っていないので
伊豆大島と八丈島の画像でお楽しみください。



まずはノコです。ノコはいろいろ飼育していますが、意外と
伊豆諸島は少なくて、伊豆大島産と式根島産 神津島産とハチジョウノコ
ぐらいですね。。新島産や三宅島産のミヤケノコは飼育したかどうかは
記憶が薄れています。。



ミヤマは飼育歴的に新しいのでよく覚えています。
ミクラミヤマは御蔵島 神津島 イズミヤマは伊豆大島 利島 新島
神津島産のイズミヤマは欲しいですね^^)



ネブトは多いと思いきや? 伊豆大島 利島 三宅島 ハチジョウネブト
と、ノコと同じぐらいです。神津島産は手に入れたけど、たしか飼育は
しなかったような気がします。ネブトは一時期亜種と産地違いを併せて
かなりのラベルを飼育していましたから、記憶に留まっていないのも
事実でございます。。



ヒラタは激レアな産地がございます。現在飼育中の利島産もそうですが
神津島産(現在は途絶えています。) など。伊豆大島は数世代累代しました。
伊豆大島産は友人ができたのも大きいです♪



コクワは今回のハチジョウコクワと伊豆大島産 利島産で、
意外なことに、一番採れたのはハチジョウコクワです。利島産は
複数回 飼育しています。



と、まぁいろいろ飼育はしていますが、伊豆諸島は生息地のことを
自分の目で確かめられているのは大きいです。因みにヒラタ コクワは
伊豆諸島ではレアでございます^^)


まだ採集個体の紹介がコクワだけなんですが、とりあえず今回の
八丈島採集の感想などを書いてみたいと思います。



まずですね^^)一言で言いますと、面白かった!に尽きます♪
採集自体はルッキングや樹液採集と違い、体力をかなり使う採集方法でしたので
辛い場面もありましたが、その分採れたときの爽快感(だと思います。)は
ハンパなかったです。伊豆大島のように1ポイントでタコ採れとはなりませんが
楽しいことこの上なかったです^^)



あとですね、食事 宿泊は非常に良かったです。久しぶりに朝食に間に合うよう
朝のルッキングを終了させたことは新鮮ですら感じました。温泉もね、伊豆大島
同様 ラッキー券みたいなのがあって、嬉しかったです♪



と、ここまで書いていてクワ情報は?と、なりますので書いていきます^^)
まず、八丈島は本州やその他の離島含む地域と比べて発生が早いのですが
ピーク時に行って採れるか?と聞かれると必ずしもそうではないと書いて
差し支えないと思います。ここでは割愛しましたし、必要数は充分採れたので
ホントのルッキングのみとしましたが、外灯に集まる個体は伊豆大島と比べて
非常に少ないです。ネブトに関しても1本からいっぱい採れるという訳では
なく、何本も起こしては戻しを繰り返すことでようやく必要数という具合でした。



種類ごとの採れた数をここでご連絡いたします。

ハチジョウコクワ11♂15♀ ハチジョウネブト成虫1ペア
ハチジョウノコ1ペア ハチジョウヒラタ1♀ ハチジョウネブト幼虫30頭ぐらい
と、圧倒的にコクワが多く、ヒラタはたまたま捕まえたというカンジ。
ハチジョウノコは産地こそ同じですが、かなり離れた場所で別々に採れて
いますし、車で移動中 歩いていたのを拾っただけです。
(ハチジョウノコに関しては別記事で詳しく書かせていただきます。)
他 持ち帰りこそしませんでしたが、チビクワ1頭 コカブト6頭で、種類数的には
多く見ることができました。コカブトに関しては知識はおろか特定するための資料すら
持ち合わせていないので、リリースと相成りました。。
ハチジョウネブトに関しても別記事にて詳しく書こうとは思っていて、
まだ画像以前に個体の確認すらしていませんので、少し時間をいただいてから
再度UPさせていただこうと思っています(^^♪



そろそろ八丈島採集記もファイナルを迎えそうです。
ハチジョウコクワも出品させていただきました。
個体のご紹介は追って書かせていただきます。
メランコリーな気分に浸る前の画像です。今年はもう一度
伊豆諸島に出向こうと思っています(^^♪




material by:=ポカポカ色=