クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ほぼ宮塚山と言ってもそれほど異論は出ないくらいの利島。
いったい何のクワガタがいるんでしょう?



利島で自分の保管画像を探してみたらイズミヤマの画像だけ出てきました。
そうです、唯一亜種登録されている種類がイズミヤマです。
この個体はブリード個体なのでマッチョになっていますが、実際はもっと
小さな個体が多いです。今回の採集では運よく♀を採集することができましたが
ボクより友人のほうがかなり驚いていたので、ホントに少ないんだろうなと
思いました。♂は頭部の残骸を複数見ました。見れた数は多いそうです。
そのようなことから考えても数は少なそうです。

(画像は伊豆大島産)

お次はノコ。今回は死骸の頭部のみ数頭 見ることができました。
それでも数は見れているそうです。あと発生時期が伊豆大島より早いようです。
伊豆大島ですとだいたい8月上旬あたりからポロポロ見え始めて
ピークは年によって少々のバラツキはありますが、だいたいお盆休み明けぐらい
から2週間ぐらいです。今回の利島行は8月4日ですでに死骸が多いということは、
7月中旬あたりが一番見れそうですね^^)

(画像は三宅島産)

ネブトは稀だそうです。。このあいだ一緒に採集に行った友人が採集していますが
凄く小さいコクワと思い、採集したらネブトだったそうです。
以前 同友人から利島産ネブトをプレゼントしてただいたことがあり、
てっきり自己採集だと記憶していましたが、某ショップ様でF4個体を入手したと
話していたので、ボクの記憶もヤバイなと痛烈に思いました^^)
今回採集された個体はブリードしているけど見込み薄とのことです。。

(画像はハチジョウコクワ)

利島はコクワ天国と言っても過言ではございません^^)
前出の友人曰く 初めて渡島したときはそれこそ、あちこちに居たそうですが
今回はけっこう探しましたし、全て持ち帰る程度の数です。
利島のコクワは地上を歩いて、落ちた木の実の汁を吸ったり 他昆虫やミミズの
死骸を吸ったりしています。今回の採集でもバッタの死骸に群がる♀を見ました。
(ちょっとグ〇なので画像に納めませんでした。)他産地のコクワとは
習性が違います。因みに飼育にも少し癖があります。



稀と言えばのヒラタ。ヒラタも歩いている個体を採集したそうです。
他のクワガタより発生が早いようなので、それも原因の一つとして
数えられると考えます。ヒラタの場合 コクワが多いからヒラタもと、ならない
のが面白い処です。どちらにしても伊豆諸島のヒラタは共通して稀です。



ボクの友人が話してくれたことやLINEでいただいた画像を元に書かせて
いただいています。(友人に感謝!です。)どの種類も採集された場所は違いますが
産地としての違いは感じられません。ミヤマ♀も比較的低い場所で採集されたことから
どの種も宮塚山全体に生息しているのでは?と、考えます。行って初めて
分かったことですが、ほとんどが椿畑となっており しかも整備されているので
マナーの観点から考えると足を踏み入れることはできないなと強く感じたし、
ボクらが入った日は椿の種の収穫をし易くするために下草を刈って燃やしていました。
あと山の中に入ると(道路内です。)時折涼しい風に巡り合うことができます♪ 
そのようなことからも宮塚山全域にどの種もいるのかなぁと、思った次第です。



いずれにしても濃さで考えると薄いと言わざるを得ません。先ほどちょこっと
伊豆大島のことに触れましたが、発生初期から後期までの期間が短いんです。
利島も準ずる部分があるなと感じました。しかも今年のように4月に暑い日が
続くと発生時期に影響があるようなので、採集者の予定を度外視したとしても
ピンポイントで時期を特定して、採りに入るのはかなり困難かと思います。







と、言ってもボクが実際 足を運んだのは伊豆大島と八丈島だけで
あんまり声を大きくしてということはできないのですが、
飼育はかなりの産地を飼育していますので、ここは慎ましく
書かせていただこうと思います。画像はそんなに残っていないので
伊豆大島と八丈島の画像でお楽しみください。



まずはノコです。ノコはいろいろ飼育していますが、意外と
伊豆諸島は少なくて、伊豆大島産と式根島産 神津島産とハチジョウノコ
ぐらいですね。。新島産や三宅島産のミヤケノコは飼育したかどうかは
記憶が薄れています。。



ミヤマは飼育歴的に新しいのでよく覚えています。
ミクラミヤマは御蔵島 神津島 イズミヤマは伊豆大島 利島 新島
神津島産のイズミヤマは欲しいですね^^)



ネブトは多いと思いきや? 伊豆大島 利島 三宅島 ハチジョウネブト
と、ノコと同じぐらいです。神津島産は手に入れたけど、たしか飼育は
しなかったような気がします。ネブトは一時期亜種と産地違いを併せて
かなりのラベルを飼育していましたから、記憶に留まっていないのも
事実でございます。。



ヒラタは激レアな産地がございます。現在飼育中の利島産もそうですが
神津島産(現在は途絶えています。) など。伊豆大島は数世代累代しました。
伊豆大島産は友人ができたのも大きいです♪



コクワは今回のハチジョウコクワと伊豆大島産 利島産で、
意外なことに、一番採れたのはハチジョウコクワです。利島産は
複数回 飼育しています。



と、まぁいろいろ飼育はしていますが、伊豆諸島は生息地のことを
自分の目で確かめられているのは大きいです。因みにヒラタ コクワは
伊豆諸島ではレアでございます^^)


まだ採集個体の紹介がコクワだけなんですが、とりあえず今回の
八丈島採集の感想などを書いてみたいと思います。



まずですね^^)一言で言いますと、面白かった!に尽きます♪
採集自体はルッキングや樹液採集と違い、体力をかなり使う採集方法でしたので
辛い場面もありましたが、その分採れたときの爽快感(だと思います。)は
ハンパなかったです。伊豆大島のように1ポイントでタコ採れとはなりませんが
楽しいことこの上なかったです^^)



あとですね、食事 宿泊は非常に良かったです。久しぶりに朝食に間に合うよう
朝のルッキングを終了させたことは新鮮ですら感じました。温泉もね、伊豆大島
同様 ラッキー券みたいなのがあって、嬉しかったです♪



と、ここまで書いていてクワ情報は?と、なりますので書いていきます^^)
まず、八丈島は本州やその他の離島含む地域と比べて発生が早いのですが
ピーク時に行って採れるか?と聞かれると必ずしもそうではないと書いて
差し支えないと思います。ここでは割愛しましたし、必要数は充分採れたので
ホントのルッキングのみとしましたが、外灯に集まる個体は伊豆大島と比べて
非常に少ないです。ネブトに関しても1本からいっぱい採れるという訳では
なく、何本も起こしては戻しを繰り返すことでようやく必要数という具合でした。



種類ごとの採れた数をここでご連絡いたします。

ハチジョウコクワ11♂15♀ ハチジョウネブト成虫1ペア
ハチジョウノコ1ペア ハチジョウヒラタ1♀ ハチジョウネブト幼虫30頭ぐらい
と、圧倒的にコクワが多く、ヒラタはたまたま捕まえたというカンジ。
ハチジョウノコは産地こそ同じですが、かなり離れた場所で別々に採れて
いますし、車で移動中 歩いていたのを拾っただけです。
(ハチジョウノコに関しては別記事で詳しく書かせていただきます。)
他 持ち帰りこそしませんでしたが、チビクワ1頭 コカブト6頭で、種類数的には
多く見ることができました。コカブトに関しては知識はおろか特定するための資料すら
持ち合わせていないので、リリースと相成りました。。
ハチジョウネブトに関しても別記事にて詳しく書こうとは思っていて、
まだ画像以前に個体の確認すらしていませんので、少し時間をいただいてから
再度UPさせていただこうと思っています(^^♪



そろそろ八丈島採集記もファイナルを迎えそうです。
ハチジョウコクワも出品させていただきました。
個体のご紹介は追って書かせていただきます。
メランコリーな気分に浸る前の画像です。今年はもう一度
伊豆諸島に出向こうと思っています(^^♪




この記事は備忘録も兼ねますが、これから離島じゃないにせよ、採集に
行かれる方の参考にでもなれば幸いでございます^^)



初日は渡島。レンタカーの契約 買い出しなどにだいたい
午前中の大半を費やします。採集も行いましたが、午後にはなります。



意外と移動に費やす時間は多いのですが、今回は足湯に浸かったりも
しましたし♪ 移動も観光のウチなのでね^^)同行してくれた友人は何度か
来ているのでガイド役も務めてくれます。



採集に来ているので問題にするほどではありませんが、1ポイントに使える時間と
云うのは限られます。でも先ほどのネブト採集のように採れますとね、
滞留時間も長くなるわけなので、2日目はアラームを設定して時間で、とも
なります。宿泊のチェックインアウト、夕食の予約(島時間なのでお店は早く
終う処が多いです。)帰るときは飛行機・船の時間もそうですが、レンタカーの
返却の事は必ず頭に入れておきます。今回はレンタカー屋とガソリンスタンドが
併設されていますのでその心配はありませんでしたが、伊豆大島などは
レンタカー返却前にガソリンを満タンにしなければならないので、その前に行く
ポイントとガソリンスタンドの距離や時間は考えに入れておいた方が焦らなくて
いいです^^)



ボクの場合 採集に行くと必ずスケジュールに入れるのが温泉です♡
伊豆大島でも期間限定で何回でも入れる温泉チケットを購入しています。
今回もバス会社が発行してくれている、温泉バスツアーチケットなるものを
購入しました。前回の伊豆大島も今回の八丈島でも数回 温泉は利用させて
いただきました^^)



宿泊する場合 門限がないのが一番ですが、チェックインとアウトの時間は
ありますので、気を付けておきます。どうしても夜間の外灯回りとかもしたいので、
門限についても考えておいたほうがいいかもしれません。今回 友人が予約
してくれたゲストハウスは、オーシャンビュー2人部屋 朝食付き 門限なしでしたから
その辺りのストレスは限りなくありませんでした^^)でもね、朝早くから行動
しているので、夜間は体力が限界を迎えます♪
(因みに伊豆大島行の時は船で寝れます。)



夕食が付いた宿泊施設を利用する場合はその限りではありませんが、
採集は体力勝負ですので、食事についてはよく考えています。
できれば予算の許す範囲で美味しい物 その土地の物を食べたいと云うのは
人の性でございます^^)今回は友人が島寿司専門(江戸前もあります。)の
お店を予約してくれていたので島寿司を堪能してきました。



だいたい採集以外に必要な時間を書かせていただきました。
これまで書かせていただいた以外でよく考えているのが、荷物の整理です。
帰る日は必ず時間を取るようにしています。採集って荷物が増えるんですね^^)
船で行く場合は採集個体を違うバックに入れ替えるなどすればいいのですが、
今回は飛行機なのであまり手荷物は増やしたくなかった(増やせない)ということも
あり、梱包に時間をかけました。



今回は台風の影響をかなり前から察知できたので、予め用意するものも
考えることができました^^)(いつもより多めの荷物量です。)
本来採集に必要なものに加え、台風後の対策用に必要な物が増えたにも
関わらず、それほどストレスなく行動できたのは友人のスケジュール設定が
非常に的を得たものだという事に今更ながら感謝しています♪














レンタカーを借りて、友人の誘導のもとポイントへ向かいます。
まず驚くと言いますか?気が付いたのは産地間の距離の近さです。
まぁ冷静に考えますと離島なので、距離はある程度想像が付くはずなんですが
自分で車を走らせて実感すると、改めてその近さに驚嘆いたします。



さすがにポイントの画像は載せられないので、八丈島から見る海を
お楽しみいただきながらハナシを進めていきます。
まず八丈島での採集方法ですが、ほとんどが材起こしという方法。
材割という方法も考えられますが、発生源を壊す またその場所が
どのような場所か特定ができないので、人の目に映って変わらない程度に
戻せる材起こしが昼間採集のメインとなります。倒木を持ち上げてその下を
覗き 採集するのですが、これがなかなかの重労働です。
またクワガタ以外の生物も生息しており、最初の内はいろいろビックリも
しましたが、だんだん慣れていく自分がそこにいました^^)



そんなチカラ業を強いられる採集で、八丈島初採集はチビクワガタ。
倒木と言いましてもね、森の中で自然に倒れた木が倒木とは限らないのです。
人の手によって倒木となっているモノもあるので、元に戻すという行為は違った意味で
大切です。このチビクワガタを見ることができたポイントでは、ハチジョウコクワ
コカブトを採集しています。(コカブトはリリース)このあとポイントを
移動して山の中に入ります。ここで服装なのですが、所謂採集に関して書かれている
書籍でよく紹介されている服装とほぼ同じ服装(装備)でないと、かなり危険かと
思われます。今回は台風のあとということで濡れないことも加味しました。
下半身はカッパのパンツにレインブーツといういで立ちが体力消耗に一役買って
くれています^^)



お次はハチジョウネブト採集。この時期は成虫・幼虫が一緒に出てくることを
期待しましたが、3令幼虫がほとんど。中には初2令ぐらいの個体も採集できたので
もしかしたら成虫は・・・と、少々落胆しましたが採れるだけありがたいと
気持を切り替えて(もちろん木も戻して(^^♪)採集を続けます。



こんなカンジでいます^^)木に入っているわけではなく、木と地面が接地した
処に居る個体を採集します。これ・・・今回は二人で行きましたが、一人だと
かなりの労働だと思います。先ほどもお伝えしましたが台風の後なので、
水分も多量に含んでいまして、持ち上げる木は重いし、足場は滑り易い
装備には慣れていないの三拍子で、体力の消耗が激しい採集でした。



友人の話ですと、1本の木に多数入っていることも経験したことがあるそうですが
今回は一つの木に多くて3頭ほどでした。台風の影響かどうかは分かりませんが
事実として、多くの倒木を起こして(戻して)採集していきます。



取り出した3令幼虫2頭。ここでの採集は友人とお互いの顔を見合わせ、ほくそ笑んで
しまった結果となりました^^)実は、幼虫は出るという事を友人から事前に
知らされていたので、飼育に使用するクリアボトルにこれまた飼育に使用する
マットを持参したのですが、(その大きさに友人はビックリしていましたが・・・)
ムダにはなりませんでした♪



幼虫採集の場合 必要数が採れたら観察で留めるのが無難です。
それでも元々の状態に戻せるわけではないので、必要数で採集を終了する判断は
大事かもしれません。。



かなりの時間を費やしての採集となったネブト採集。ただね、
八丈島は入るだけの温泉も多数あるし、足湯もございます^^)
採集の途中途中で足湯に浸かったり、温泉に入りながら(初日は1回)
心地よい疲れを癒しながらの採集もオツなものです♪










material by:=ポカポカ色=