クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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よくある俺の○○シリーズでお伝えしたいと思います♪



小さいでしょ?カワイイでしょ?オレンジでしょ?



自分で飼育する個体って大体がこんなカンジ^^)
ここから化けるのが楽しいんです。

型に拘る場合はこの限りではありませんが
大型の♂はほとんど売れて行ってしまいます。



この子は色もキレイだし、色の割合もよろしいので
嬉しい個体です。



型的にもアゴの長さが若干違いますが
左右のバランスもいいので期待大。

ちなみにこのような個体でブリードする場合は
幼虫販売はいたしませんので、ご希望される場合は
予約をいただけると大変ありがたく思います。

このような個体のペアでたま販売する場合もございます。
かなり格安で出すので、ここから大きいのを出そうという方、
いらっしゃいましたらお気軽にお問い合わせください。




個人的にフェバリットなヤクシマノコ。
本土系亜種は魅力的なノコが全てと言っても
過言ではないのでフェバリットも何もないか?^^)



さてさて、ヤクシマノコの飼育におけるあれこれですが
まず、50ミリ台で大歯になるところ♪
これねぇ、うっかり800一本で孵してしまったりしても
大歯というのは嬉しいですよ^^)
画像は飼育では稀な中大歯。。。



まぁだいたいこんなカンジで孵ってきます。
意外と赤いのも嬉しいところ♪
これは野外品でも同様です。



アゴの湾曲が横だけでなく縦も強くでるところ♪
頭部アゴ付け根からグッと上に上り、そこから急カーヴを
描いて落ちていくラインは秀逸モノです。



画像の個体は小さいのであまり特徴になっていませんが
横幅が出るのも魅力です。野武士の印象を持っていますねぇ❤



サイズが小さくてもアゴの存在感が強いところなんかも
嬉しいです♪個人的には、けっこー長く飼育しているせいか?
大きくするコツみたいなのを掴んでいて大型を孵すのは
得意なほうですね^^)

最近はあまり見なくなったけど、採集禁止ではないので
ワイルドの入手も可能です。近隣離島亜種ほど派手さは
ないですが、飼育すると楽しいのでこれから本土系ノコの
亜種を飼育してみようか?と、お考えの方にはオススメですよ♪
 


亜種登録されたノコの中では近年に
登録されました。



ヤクシマノコ。

屋久島では亜種登録されている種が多く
ヤクシマスジ ヤクシマコクワとこのヤクシマノコ。
ヒラタは本土ヒラタに含まれます。

ヤクシマノコと言えば縦湾曲の角度が強い個体が
印象的ですが、意外と赤い個体も多いのです。



ワイルドは大きな個体が少ないようです。
飼育でもアゴが湾曲する分、サイズを出すには
それなりの工夫が必要です。あと横幅が出るので
ガッシリとした強そうな雰囲気のある個体が出てきます。

亜種登録前と直後はよく見かけましたがここ最近は
クロシマノコより見なくなりました。



個人的には本土系亜種の中では比較的容易に大きくできる亜種
という印象があるので面白いと思っています。






今期、楽しみなノコの一種。
アマミノコ(請島産)1♂2♀います。
この子たちは2♀とも採卵予定。



6頭ぐらい幼虫でいただいて
2♂3♀で羽化して、1ペアは大手町で早々と売れて
あとは自分用です。



この子はギリ大歯。でも赤い♪
今期アマミノコはこの請島と油井をブリード予定です。




実はこの子Bなんです。。
アゴが縦に押されています。
蛹室に角度が付いてしまい、下部のほうに
頭部がいってしまったまま羽化した個体なんですね。



まぁでもクロシマならではのアゴの短さや
湾曲具合などはお気に入りです♪
それに増して特筆すべきは赤いんです❤
画像だと分かりにくいかもしれませんが
脚まで真っ赤❤❤



あとちょっと違うのは産地。
昨年流通した個体は中里林道が多かったのですが
ボクのは手向山。残念ながら産地による違いはありません。
黒島の面積で産地による地域変異は考えられないし
ノコの生息数は多いらしいので(ボクが嵌ったときは
もう採集禁止です。)個体差の幅は大きいと思います。



一時は探すことすら困難だったクロシマノコも
今では入手は比較的容易です。同様のことが
ミシマイオウノコにも言えますが、実はこの2産地
同時に飼育するとちょっと面白いです。
同じエサ、同じような環境で飼育して幼虫もそこそこ
大きくしても羽化してくる成虫のサイズが違うんです。
クロシマのほうが比較的大型の♂を孵しやすい
印象があります。でも70に迫る個体を羽化させるのは
どちらの亜種も困難で、ここらへんが本土系ノコの
飼育の醍醐味だったりします。徐々にですが
価格も高騰気味のクロシマノコ。
お勧めしたいノコです♪




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