クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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まぁとにかく長生きでした♪
60から採卵して、2月のイベントで大半の幼虫を販売した時点では
♀はまだご存命でした。そんなミシュミミヤマなんですが、それ以降
ちょっとづつ孵化はしていましたが、まだ卵で管理しているモノも
ございます。



放置した産卵セットにありがちな乾燥したマット表面。
穴は♀が潜った訳ではなく、ゼリーが置いてあった場所です。
♀はマットが盛り上がった部分から潜っています。



その頑張ってくれた♀。さすがにお亡くなりになっています。
さて、割り出しますが、まぁいないでしょうと・・・



いました!しかも初令なので、最近孵化したばっかりです!!
このあともう1頭いて、産卵セットを細かく創作することに!!!
まぁこの2頭で終了してガッカリしたやら安心したやらです^^)



卵がまだ20ほど残っているので、置き場所を変えて保管します。
たぶんこれから孵化した個体は全部 飼育する予定ですが果たして
何頭孵化するのか?が課題だったりします。


少々考えてしまいました。。。
どんどん採集規制が実施されるようでして・・・まだ不確定な部分も多いので
ここで具体的な内容の提示は避けさせていただきますが、信憑性はかなり
高いのでは?と、考えます。。。
以前、国産種は断捨離しない旨をお伝えしましたが、採集規制に関しての
事柄は大いに影響しています。手に入らなくなるのが現実になり得る
可能性は非常に高くなっています。。



そのようなコトに加えて、現地での採集例が少ない(もしくは稀)種の
代表としてミヤマクワガタがいます。兎角ミヤマは本州や北海道・九州などでは
大型に目が行ってしまいますが、離島に関しては採れること自体が稀だったりします。
事実 ボクがよく行く伊豆大島でもミヤマは一杯採れたとしても数頭で、ペアでなど
夢のような出来事です。他伊豆諸島においてはラッキーの中のラッキーぐらいの
出来事だったりします♪



画像のミヤマに話を移させていただきます。この個体は黒島産ミヤマ。
クロシマノコで有名な黒島です。正直な処 手に入れられたコトに感謝したい♡
この個体の親は採集者様も分かっていて実際 お話を聞くこともできました。
やはり偶然の出来事で、振り返ったらいたとの事でした。要は採ろうと思って
採れるワケではないようです。現在1♂2♀を保管していて、どちらも1年1化個体です。
2年目を迎えている幼虫が2頭残っています。



あくまでもミヤマクワガタなのですが、特徴はイズミヤマのソレに近いです。
あとタイセツにまで及ぶイエローラインが特徴の黒島産ミヤマクワガタ。
今はこの黒島産と中甑島産のみ国産ミヤマの飼育を継続しています。







今年はリピートする(累代継続する)種類がほとんどなので
幼虫飼育同様 ミヤマ産卵としていろいろなマットを試しています。
ミヤマ産卵の原則として、低温 深さは必要ですが、マットの内容は
それほど気難しい(種類もいますけど♡)モノではありません(^^♪



ボクは市販のマットを使用して、なるべく肩の力を抜けるような飼育方法を
目指しています。そのマットの内容ですが、低添加マットは使用するし大事ですが
それだけでは少し足りない印象もありますから、カブトマットやノコ・ヒラタ
の幼虫が大きく育つようなマットを配合して使用しています。



配合の比率は、種類によって変えます。今年は種類別に大きく変えなくても
大丈夫な種類をブリードしますから、どのマットを配合することにより好結果
が出るかを検証してみようと考えています。



マットに限らず、足りなくなったらすぐ補えることは結構重要だと思っていて
計画的に入手・保管をしておくことはもちろんですが、不足したらすぐ入手できる
マットでブリードできれば、手許に置いておく数が軽減できるので
色々な意味で負担を軽くします。それにはすぐ入手できるマットを使用して
産卵セットを組んでみる必要があるんですね^^)



あとブリード方法として、加水量や詰め方を変えています。
加水量については今までよりも少なめ、詰め方は緩い部分を多くしています。
あと極力マット以外のモノ(ミズゴケや材カス)を入れないようなセットに
しています。加水量については、外気温の上昇とともに上がる室温と一緒に
変わる湿度を考慮に入れ、またマットを緩く詰めるということはその分 空気
も含まれる量が多くなるワケですから、その辺りもね^^)
少し考えに入れていますよ♪



ミヤマの産卵セットは卵で取り出さない限り、他の種類よりセット期間が
長い割には、長く持たせられない状態をミヤマが好むので、その矛盾を
いかに解消していくかもカギだったりします♪


先ほどのフンボルトに対する作業、ミシュミの時もそーだったんですが
意外と時間が掛かります。あとね、、腰の負担が大きくて
心が折れそうになること暫しなんですね。。。
とは言え、仕事も忙しいし やれるときにやっておかないと後で後悔・・・
一番嫌ですからね^^)頑張りました!



先日から書いていたゲアンミヤマのペアリングから始まり・・・
手持ちのマットを確認したらNマットは4袋ほどあるので、ミヤマの
産卵セットを3セットほど組んでおきます。ミヤマの産卵セットは
言うほどキツクはありません^^)今年は中ケースでどれだけ採れるかに
挑戦してみたいので、全部中ケースでセットします。



ゲアンミヤマは♀のゼリーを敢えて与えないでおきました。
こうすることで♀がゼリーに夢中になっているあいだに♂がコトを済ます。。
なーんて姑息なペアリング方法でございます^^)



途中、休憩を兼ねてツシマヒラタ♀の割り出し。べっぴんさんが
出てきましたね(^^♪ この子はこれから羽化してくるであろう♂と
ペアになります。因みに今年はツシマヒラタの累代予定はございませんので
悪しからずでございます^^)



この休憩時 ついでと言ってはなんですが、♀を産卵セットに投入します。
サキシマヒラタ ニジイロ メアレーに入ってもらいました。



ここからはミヤマ幼虫の交換です。画像は丸々太ったヴェムケン♪
体重を測れないのにもどかしさを感じながら交換予定の個体を次々
出していきます。



今年は期待大の利島産イズミヤマ。マットも昨年とは違う銘柄を
使っています。



イズミヤマ含め他離島産地ミヤマとは一線を画す中甑島ミヤマ。
画像で比べても明らかに大きさが違います。



他 ケルブス タイワン 1頭だけ残っているラエトゥスの幼虫を交換して
本日の作業は終了。これでノコやミヤマの産卵に集中できます。
いろいろ見たい個体は多いけれど、とりあえず気になったところは網羅しました♪


先々週になるかと思います。ミヤマ各種を活動開始を促すように
大きめ(と言っても430㏄)のプリンカップに移したのですが、
早々にメアレー♂が暴れて、自らアゴを折ってしまいました。。



♂♀同居はさせてみたものの♂がマットに潜って出てこない(♀はゼリー爆食中)ので
そのまま様子をみていたのですが、先ほどケースを覗いて見たトコロ
 ♂も上に上がってきていました。これでなんとかなりそうです(^^♪
メアレーはまだ♀が控えています♡



あとゲアンが起き出しています。ゲアンは本日にもペアリングを掛けて産卵セットを
組む予定です。もしかしたらメアレー用に組んでおいたセットを使用するようかも
しれませんね^^)



先日 メアレーの次はラエトゥス?なんて記事を書かせていただきましたが
もう少し寝るようです。ここで焦りは禁物なので、ゆっくり成虫を鑑賞しながら
状態を観察することにします。



ランミヤマも小さい♂が起き出してきました。♀が間に合うかが疑問ですが、
ここは粘り腰で待つことにします。



カナシイのはヴェムケンで2♂残していたのですが、♂が1頭★に。。。
ボクが思っていたより早く活動開始していたようでした。。
これがあるからミヤマは少し抱えておかないと怖いんです。。



すでに産卵セットに入っているケルブス。いい具合に潜っています。
ヨーロッパミヤマ系はヨーロッパミヤマを中心に考えています。



さて ここで、どちらかが起きてもペアになるどちらかが起きていない場合。
起きていない個体を少し温度高めの処(現時点では常温の日の当たらない場所)
に置いて活動開始を促すのもアリなのですが、体内時計がしっかりしている
種類もございます。それ以外では活動開始後の寿命も考えにいれておくと
よろしいかと思います。ミヤマもノコほどではありませんが、交尾をさせないと
比較的長生きです。種類ごとの違いがあるにせよ、管理さえしっかりしておけば
割と生存してくれています。その管理ですが、ゼリーはなくなったら新しいのと
交換する、2、3日に一度は霧吹きをする。少し低温の場所にケースを置く。程度で
かなり生存してくれます。ゼリーはあまり与えすぎると逆に消耗するので、
なくなったら足すぐらいの感覚で大丈夫です。むしろこれだけはというのが
乾燥で、管理用マットがシットリしているぐらいなら大丈夫ですが、
完全に乾燥していると早いので注意が必要です。本格的に始動しようとしている
ミヤマ飼育。今年もいい成果がご報告できるよう努めていきたい所存で
ございます^^)





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