クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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何と言ってもですね、羽化するまでが長いので累代できるのかも
そうですが、所謂飼育に関する話題となり得る部分・・・
産卵セットの組み方やマットの種類、幼虫飼育のあれこれ・・・
マットや容器サイズ、交換頻度などではない部分が難しいというか?
解明されていない・・・ようなんです^^)



ここからは自分の経験や考察、友人が経験された話 またこの種の巧から
友人が得た情報などを踏まえて書かせていただきます。



コトの発端は画像の♀を提供してくださった友人から、使用済みの♀を受け取った
ことが最初で、何度かセットを組んだが生きているので、もしかしたら産むかも
しれない・・・ただその♀、入荷してから1年経過しているので、そこが・・・
まぁ疑問符だらけだったワケです。。友人には産卵セットを組んでみると返答して
産卵セットを組んでみました。正直ちょっとムリだろうと思いながらセットに
入れて、たしか半年以上後に割り出したら産んでいたんです!ここが迷走の旅の
入口になります。



時は遡りますが、クラーツミヤマの最初の入手は幼虫でした。
そもそもその幼虫からして謎が多くて、今だからこそ言えるけど
けっこう大きな幼虫だったんです^^)自分であそこまで大きくすることは
できていないので、そこも謎なんですね。。。



で、その幼虫を羽化させました⇒1ペアは販売して、もう数頭蛹がいるし、
羽化もしっかりしてくれたので、もう1ペアをイベントで販売。それでも
まだブリード用に廻せる範囲だったから安心していたのです。
このときのボクはミヤマを羽化させることができたぐらいの知識と技術だった
ことを付け加えておきます。



ミヤマは半年以上寝るぐらいの知識ぐらいしかなかったので、羽化した個体は
そのままワインセラー保管をしていたのですが、♂はキッチンペーパーを
ボロボロに、♀は一向に起きる気配なしで少々慌て気味に。。羽化してから
3ヶ月程度経過した時期の出来事です。まぁこの後の結果は書くまでも
ありません。。この頃は目に映るミヤマは全てぐらい飼育に傾倒していたので
失敗の一つぐらいに考えていました。



そこで、この記事冒頭部分の♀が産んだことと、たぶん同じ♀から得た幼虫が
羽化したことが物語の始まりです。友人とボクの幼虫が同時期(友人から提供
された♀の羽化はちょっと早い)に羽化したので、今回は全ての個体を販売せずに
ブリードしてみようと思い立ったのでした^^)この記事シリーズ化しようと
思います。まだ経験した飼育内容や考察、はたまた巧から聞いた話などは書けて
いないのと、実践しながらとなりますのでまだまだいろいろな話が書けそうです。
ただ、全編 長文になりそうです。。。




昨日は仕事の合間に友人と会ってきました。
ボクのワガママで最寄の駅まで来てくださったことに
感謝しています(^^♪ さて、その友人と会うことのきっかけが・・・



このブツを受け取ることでございます^^)なんとも厳重な荷物の梱包を
開けて見ると・・・



なかも厳重でございます^^)画像に映る新聞紙で保護された物体は
保冷剤。さてさて・・・



出てきた430プリンカップ!外気が35℃に達する対策でございますね(^^♪
通称『ガマンの子』と異名を持つ友人ならではでございます^^)



クラーツミヤマの♀。友人の個体のほうが先に羽化していたので相談したところ
持ってきてくださいました^^)ボクの♂と掛けようという目論見です。



早速 状態を把握するためにゼリーを入れて様子をみます。



3♂羽化したうちの一番小さな個体。ホントはもっと小さい♂も
いるのですが、ペアリング使用予定はこの♂が一番小さい。。
どちらかというと個体より着目していただきたいのはキッチンペーパーで
この話がまとまった時点でワインセラーから出したのですが、2日程度で
この有様。。さてさて考察を交えながらクラーツの累代飼育話は続くことに
なりそうです^^)



♂も♀と同様にゼリーを入れて様子をみます。
他種の♂と♀がマッチングできるタイミングも考えます。



飼育期間が長いことがネックにはなっているヒメミヤマ系の飼育。
自身初の累代飼育に向けて始動させていただきます♪


ミヤマクワガタはその飼育期間とWDの入荷で、比較的
累代飼育をする前に他の同産地個体とブリードすることが多いです。
今回 ラエトゥスとヴェムケンは他の方が飼育した個体とペアリング
してCBF1(血の入れ替えですね♪)・・・まぁ産めばですが^^)
となりますし、メアレーも他の血を入れています。



国産に関してはその限りではないです。割とレア産地で集めているので
他に持っている方が少ない(知らない)と思っています。
黒島 新島 中甑島 利島は自分で確保して、羽化させた個体で
累代しています。



さてさてお題なのですが、2020年と言うラベルを見て、軽い眩暈を
覚えましたが^^)クラーツミヤマ 羽化しています。長い幼虫期間の
割には休眠期間が短いクラーツ。初のフォーチュン系の累代飼育に
着手しようと考えています。いつ羽化したのかがイマイチ曖昧なので
どぉしようかとも思っていますが、♂はかなりしっかりしています。



ただですね。。。何故か♀が2頭羽化不全で1頭しかいない状態なんです。。
しかも♀はなんとなーく羽化ばっかりっぽいんですね。



♀が起きてくれれば上手くいく気がしているクラーツミヤマの累代飼育。
まぁそんなに甘いモンではないと解っていながら相変わらずのお気楽です♡


ミヤマの産卵セットを割り出したいとは思っていました。
♀が★になられているセットを見つけたのと4月セット分は
すでに3ヶ月経過となりそうなので、そう考えたのですが
★かと思われた♀が生存、ケースを眺めるとまだ幼虫が見えないので
気になったミヤマのマット交換に変更しました。



まずはルックミヤマですね(^^♪ フォーチュン系は3令になるまでは
多頭飼育のほうがいいみたい?とは、友人の弁で♪ 今回 友人を
絡めたお話が多いです^^)多頭飼育していたルックミヤマを単頭に
切り替えます。実は産卵セットに使用したマットが大半を占めていた
ルックミヤマの容器から大量のコバエが出ていたのがコトの発端でした。



今回は少し栄養価の高いマットも混ぜ込みました。しかしこの画像・・・
2022年の5月 種親の画像です。もう2年は経過したのですね?



お次はパン(パニー)ミヤマです。昨日あたりまでヤフオクに幼虫が
出ていたので補強しようか迷いましたが、しなくて良かったです。
11頭ほどいました^^)成虫サイズの割に幼虫は大きいです。
全頭1400㏄にお引越し♡ 今年の秋以降羽化してほしい期待を込めて
少し固く詰めました。



これはチェンミヤマ。チェンミヤマは誤算と言ったら失礼ですが、
とにかく幼虫で入手しました^^)かなり大きくなっています。



頭が大きな個体。この子を出したときも喜んだのですが
下の画像で驚きます。



画像左の幼虫・・・かなり大きいです。スケールが使えないことが
悔やまれます。。。チェンミヤマは3♂2♀みたいですね^^)



チェンミヤマはヴィロススミヤマグループなので、少々高栄養のマット
を混ぜました。チェンミヤマは実物を見たことがないのですが書籍等を
見る限り形状的にはかなり好きなミヤマ上位になります。野外で80越えが
いるようなので、少しでも近づけられるよう頑張りたいトコロです。



いやいや。。パプキンのことをやっているまでは汗ばみこそしましたが
それほど暑さを感じていなかったので、ミヤマ幼虫を触り始めたら
気温が上がってきたのを感じ、かなり焦って作業をしました^^)
おかげでNマット・・・完食です♡






使用するマットの模索については、飼育を続けていると常に考えている節が
あります。例えば低添加のマットでなければ産まないという種類もですね、
♀が産みたくてどうしようもない状態ですと、産んでしまったりして、
飼育側はワケが判らなくなります。。



幼虫飼育に関してはその限りではありませんが、長く交換せずにいると
マットのほうが劣化してその種の幼虫が生育できるような状態に
なることもある(稀ですけどね。。。)ので、さらに困惑させられたりします。



ノコやヒラタはミヤマに比べ、発酵の度合いが浅いマットで飼育できるので
ミヤマ飼育で大丈夫な状態なマットで飼育しても、いい結果が得られることは
少ないのですが、逆にノコやヒラタが成長できる状態のマットでミヤマが
飼育できないか?とも考えられます。



これ・・・けっこう種類によっては好成績を得られるんじゃないか?と、
期待が膨らみます。結果がね、来年以降なので何とも言えませんが、
安定している容器(幼虫が居食いしている)の状態を見る限りでは
いいのでは?と、思います^^)



あとは交換する回数です。ミヤマは3令になってからが大事で
(もちろん3令になるまでにどれだけ大きくさせることができるかも
大事ですが。)、3令になってからどれだけ幼虫期間を伸ばせるかで
大きな成虫が出てくる確率が上がります。3令になってからの成長速度は
非常に緩やかになるので、諦めや放置と言った どちらかと云うと負の印象が
飼育側に出てくることがあります。ここで諦めないことがいい結果に繋がると
考えます。これ・・・ミヤマの飼育を長く続けているとアタリマエになり、
そろそろここら辺でという行動ができるのですが、ミヤマ飼育を始めて
間もない頃は、この期間にヤラレテしまっていました。



ミヤマ飼育を始めたのが昨日のようにも思えるけど、もう何代か
累代しているので、何だかんだで長い年月が経過しました。
残念ながら短期間で大きな成虫を得ることが難しいミヤマクワガタ。
違った角度から飼育を模索してみるのも面白いものです♪




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