クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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国産種を中心に飼育しているボクにとって
この時期のクワガタ飼育はのんびりしたものです。

幼虫の容器の食痕を確かめ、必要ならば交換をして
幼虫の体重を測る。困ったことと言えば
♀だと思っていた幼虫が異様に大きくなっていて
(実は♂・・・)喜びも束の間、泣く泣く800に投入する。。



あと何年もノコのみの飼育だったので
種類による成長速度の違いに困惑する場面もあります。

特にヒラタは小さな容器(500cc)で飼育しても
食痕が出るのがノコに比べて遅い
(と言うか居食いの頻度が高い。)ので、慌てての交換を
余儀なくされると言いますか^^)

唯一良かったのは、ヒラタもノコも比較的時間が経過した
菌糸を好むということ。菌糸の買い置きが可能なんです。
コクワは本土系とアマミ系の食性が違うように感じます。
本土系コクワのほうがオオクワ寄りの菌糸を好むような
印象ですが、これはまた今度UPさせていただきます。



意外だったのはアマミ系亜種のヒラタは寝ませんねぇ。。
温度の高いところに置いてはあるのですが、エサやりが
夏場と変わりません。越冬というより温度が低いから
活動が鈍るという表現が適切です。これは本土ヒラタも
同様ですが、アマミ系のほうが活発です。



ノコはと言うと、相変わらず見慣れたもので
この時期はあまりやることがありません。
産地によって生育速度の違いを感じる程度です。
クチノエラブが菌糸との相性がいいみたいですが
これは一概に言えないんです。個体差もありますからね^^)

クワガタを大きく育てるという行為には様々なことが関係して
これが適切という幅が大きいので、大まかなところは特定できますが
細分化して特定したり、方法を限定するにはムリが生じてきます。
そのようなところから個々で飼育方法に違いが出たり、
同じような方法でも孵る個体に違い(大きさや型など)が出ると
認識しています。これがあるので議論(ってオオゲサ?)は
尽きないし面白いと思うのです^^)




今年もあと1ヶ月です。
明日から師走。。
あーんまりいい年だったとは言えない今年。

クワは、この個体が・・・とかより
人との出会いが大きかったです^^)
まぁ、あと1ヶ月頑張って来年はいい年だったと
言えるように頑張ります^^)

ところで、今でこそ国産種が中心なのですが
以前は外産種ノコがメインでした。

今でもやろうかな?と、思ったりするのですが
ボクはギラファのような大型種にはあまり目が行きません。



フランシスとかポルトン、ドリス フルストファー
オキピタリスなんかに目が行っていました。
最近はこの辺のノコって見なくなったけど
フルストファーとかオキピ ゼブラあたりは
安価だし、けっこー産むし、しっかり飼育すると
そこそこのサイズで羽化してくるので、これから本格的に的な
方にはいいと思うんですけどね^^)



中型サイズも面白かったけどな。。
画像のラフェルトは幼虫期間が長かったけど
70ぐらいで孵ってくると嬉しかったしね♪



今や高値(?)のブラックハスタート。
一時は¥5000以下だったと記憶しています。
3産地いたときもありました。



タカクワイ・・・これは大きくなりますね。
76とかだと迫力があります。
実は累代はしたことがなくて幼虫飼育のみ。
仲間の若い方が毎度爆産して、その都度余品を
引き受けていたのです^^)



いつもやろうやろうとしてやらなかったウォレス。
魅力的なクワです❤
出ていたら欲しいノコですね^^)



この子は見かけます。ゲルツルード。
けっこーカッコイイですよ♪
国産ノコと一緒に飼育するとカタチがあまりにも違うので
面白いです。けっこー♂単でも売れました。
確か、ゲルツルードで標本目的の方が買いに来られていると
認識しだしたかもしれません。



ある意味、いろいろな思い入れのあるトラグルス。
でっかくなりますよ^^)

ボクが外産ノコに嵌っていたのはこのブログを始める前。。
もう10年以上前の話になります。

微毛に覆われるヤツや、飼育困難種なんかにも手を出しました。
アフリカ産に手を出そうとする直前にトカラノコに出会うのですね^^)

画像はないけどビソンが初めて売りに出したクワガタです。
ウォレスとビソンはまた飼いたいなーとか思いますね^^)
同時期に同じエサで飼育してみたいです。

ただねー。。。ホント見ないです。。
探していないだけかもしれませんが。。。

そういえばドルサリスノコ。欲しいです^^)



いつもですとこの時期って幼虫のエサ交換ぐらいしか
やることがないのですが、今年はいろいろと元気なので
成虫のマット交換をやりました。
まぁ、ただただやっていても面白くないのでいろいろ考え事を
しながらの作業です^^)


国産ヒラタ各種とニジイロ。
請島アマミヒラタは長命です。
3年目に突入です。



ついでにオオクワくん♪
佐賀産はカッコイイなー❤



ヤエヤマコクワ。子孫が羽化しています。



トカラコクワ(中之島)。1♂3♀の量産体制!!
ボクは何故かコクワは♂♀同居させてしまいます。
トカラコクワはまだ未セット。来年のオタノシミです。
ところで来る12月23日のクワタフェスタですが
ちょっと面白いことを考えています。
クリスマスっぽくするのもありかなー^^)とか
思ってもいますけど、やっぱり即売会だから
価格面でご提供させていただくのがいいのかな?とかね^^)
今年最後と言うこともあるので割安でいこうと思っています。
もちろんここでも先行販売、予約受付をさせていただきますので
気になる個体がいましたら遠慮なくお申し付けください。

今年はヒラタの人気が高かったように感じていますけど
何人か特定の方がまとめ買いされているので、局地的なのかも
しれませんね?ちなみに販売価格って、ボクは一応全国区で
見てから決めるようにしてはいますが、地域差がありますね^^)
国産ヒラタは関西のほうが安価傾向です。



個人的にはネブトがね、コクワ並に飼育者が増えてくれたらなー♪
と、思っていますけどね^^)コクワは国産の場合、小型種同様の
飼育ができるのはアマミ系で、本土系はヒラタの小型種もしくは
本土ヒラタを50台で孵すぐらいの飼育規模が必要だと思っているので
そこらへんから考えるとネブトはいいんだけどなー。。と、思います。

あっ!そーいえばまだ産卵セットが残っているんですよね。
もう来週には割り出さないとな。。
加計呂麻のアマミノコとミシマイオウ ミヤケ(式根島)がまだです。
そんなこんなでやることはいろいろあります。
今年もあと1ヶ月だー^^)






こぉ寒くなってくると懐かしささえ
感じてしまう伊豆大島。

いつもですと飼育の記事になりますが
今日は単純に採集を絡めた伊豆大島の話です。

このブログに遊びに来てくださる方々はクワガタ・・・
採集したいですよね?

いるのは、ノコ ミヤマ コクワ ヒラタ ネブト。
ボクが知っている範囲です。
残念ながらネブトは採集したことはないのですが
採集行為はしたことがあります。当時、そんなに興味が
なかったのでお付き合い程度だったのですが。。。



数で言いますと圧倒的にノコです。
あとは採集の度合いかもしれませんがミヤマが採れます。
ヒラタは仲間がヘロヘロの♀を1頭拾ったのみ。
コクワはノコのポイントにいるにはいますが、少ないです。



ノコとミヤマでも採れる比率は圧倒的にノコ。
ミヤマはポイントが違います。あと、♂♀で採れない。。
去年は伊豆大島に2回行ったのですが、♀が採れたのは6月?
♂は8月です。発生時期が何回かに分かれているようで
うまく当たらないとペアで採集は難しいかもしれません。
♂と比べても♀の採集は数えるほどです。



ノコはポイントが分からなくても採れることは採れます。
外灯や自販機を見て回ったりするだけでも採れないことはないです。
数を採りたい、大きな個体を採りたいとなると本腰を入れる必要があります。

70UPが必ず取れるかと言うとそーゆーワケではありません。
68~は少ないですよ^^)でも並べられないかというと不可能では
ないので、ポイントと時期をしっかり押さえればイケルと思います。



もし、伊豆大島に採集旅行に出向こうとお考えの方。
採りたい種類は決めて行ったほうが効率的です。
ポイントも時期も違いますから。
最近は採集だけでなく、旅行自体を楽しむようにもなってきています。
伊豆大島から見る星空は最高で、天の川を拝むことができたりするので
それだけでも満喫できます♪
以前は完全な採集のみでしたが、食事や温泉も楽しむようになってきました。
さすがに海にこそ入りませんが、ボクの場合はノコ狙いなので
渡島した最初の朝に出向いたポイントである程度採集してしまうと
あとはキモチのリフレッシュをしています。

最後に伊豆大島は標高差で随分と変わるので、そこを楽しむのもアリです。
関東近辺にお住まいの方には飛行機に乗らないで行ける身近な離島です。
ご自分で採集した個体でブリードもいいですよ^^)




CB・・・爬虫類や両生類ではブリード個体を示します。
クワガタやカブトムシのブリード個体では、
同種同産地の個体の親で血が異なる♂と♀を交尾させ、得られた
個体に用いられることが多く、ボクもそれに準じています。

CB個体の場合、何が利点なのか?と言いますと
まず累代障害と言われる事例が激減します。
産まない 大きくならない 個体の異常等
累代を重ねることにより発生すると言われることが
少なくなります。
(逆にこれを利用する例もあります。)



トカラノコのような色が明るい種類の個体が
色が濃く(暗く)なるようなことも回避できる
可能性も高くなります。
ただ、CB個体を飼育で出す場合 気をつけなければいけないのは
ラベル・・・個体の産地等には気を配らねければなりません。
ボクが種親を得るときに、ショップ等を限定するのは
自分なりのラベルへの拘りと信頼性を重視するからです。
現在運営されているショップ様は、そこらへんの信頼性は
あると思っています。どこで購入されても大丈夫なのですが
ボクが国産種を始めたころのクセと、違う意味合いも含めて
そうしています。



累代飼育を重ねていくと、色もそうですが型も
変わってきます。自分好みの型で累代していくワケですから
型も固定される率が高くなってきます。
それが血統だったりするのですが
違う型も見たくて敢えて他の血を入れることもあります。



個人的には累代が進んだ個体もCB個体も両方とも好きです。
飼育による野外品とはかけ離れた個体も、野外品ならではの
個体双方に魅力を感じているからで、要は個体の素晴らしさを
重視しているのです^^)

※累代障害については一般的な所見を書かせていただいています。
個人的には違う所見も考えにありますが確証が取れていないので
言及を避けさせていただいています。





material by:=ポカポカ色=