クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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まぁ後食を開始してしまってもコクワやヒラタは
そのまま越冬させればいいのでそんなに問題はないのですが
ノコやミヤマはそのまま☆になる可能性のほうが高いので
ドキドキしてしまいます。。



ヒラタ・コクワはむしろこの時期に後食させて
そのまま越冬・休眠してもらったほうが翌年の産みは
よかったりしますからね^^)



あと意外とトカラノコは外産種と同様にペアで
起きてしまったらペアリングして産卵セットを組んでも
数こそは減りますが産んでくれたりします。



問題なのは本土ノコ・ミヤマで、ほとんどの場合
♂が起きていない場合のほうが多いのと、ミヤマはまだ
経験はないのですが、本土ノコは仮に♂が起きていて
ペアリングしてもよほど温度帯が産める状況を維持できないと
産まない、もしくは産んでも一桁。。。なんてことが多いです。



ネブトは比較的 ヒラタ・コクワに近いのですが
やっぱり温度・・・気にしとかないといけませんね^^)
でも爆産しないくらいでちょうどいいのもネブトなんですけどね♪



オオクワに関してはボクが言うまでもないですね^^)
みなさんのほうがご存知だと思います。



とかくここ数年はいつまでも気温が下がらないので
飼育個体といえども起きてしまったり寝ていてくれたりと
ヤキモキしてしまいます。。。
あと急に温度が下がりますからね、天気予報はよく見ておくと
いいと思います。直近何日かも昼間こそ夏日ですが、
朝晩は秋ですからね^^)国産種の場合、このような状態を
敏感に察知しますから悩ませてくれますよね?
あと地域によって気温の変化に違いが出てくるのもこの時期です。
お住まいの気温変化を把握して飼育をされるのが一番だと思います♪





よく♀に多いのですが、保管している容器の
キッチンペーパーをボロボロにしていて
いかにも活動を開始しそう・・・としている個体。
これ・・・時期が初夏だったりするとワクワクするのに
この9月後半でそうなるとハラハラしますよね?



種類にもよりますが、ヒラタ・コクワはとりあえず
ゼリーを与えて様子を見ます。ネブトもあげてしまう個体は
いますけど、個体の状態をよく見てからにしています。



逆にノコ・ミヤマは極力あげません。
ただ、狭い容器だと容器内部の温度上昇が気になるので
500のプリンカップに移して様子を見ます。
成虫管理用のマットを深めに入れて温度の低いところに
置いて様子を見ます。



ただですね、♂も起きている可能性があるときは
起こしちゃってセットを組むこともあります。

国産種の場合 やはり産卵セットを組む時期は
その種の発生時期・・・だいたい初夏~夏の間に
組むのが一番成功率が高いけど、産まないわけではないので
(ボクの場合、普通種と呼ばれている種類が多いのも
関係しています。)セットを組まないで個体が★になるよりは・・・
という、もったいない精神によるところが大きいです^^)




もう限界に近い産卵セットもあるので
休みが待ち遠しいです^^)



ノコ各種・・・今年は本土ノコの産地別が多いです♪



ミヤマ・・・今年は人気産地が多いです。
      宮崎県小林市 北海道空知郡など。



イズミヤマ・・・現在出品中のF4とは別にもう一系統
        持っています。これはもうちょっと先になりそうです。



ハチジョウノコ・・・ワイルドの♂と飼育品の♀を掛けました。
          産地は中之郷です♪



ネブト・・・感触がいいのはオガサワラネブト。
      数が出たらどうするか思案中です❤



産卵セットも組みます^^)
ニジイロ♪



ラフェルト



ちょっと戻って中之島トカラノコと
笠利町アマミノコもいい具合です。
こちらは菌糸も用意済み❤

仕事も忙しいのにどうすりゃいいんでしょ?^^)




探すこと自体が大変な作業です。
もちろんそのような地域に出向いて採集してくることが
一番の大仕事で、採れるかどうか分からないのを
今までの経験のみで出ていくわけですから
当然のことながら価格に反映されていきます。



ボクが伊豆大島に採集に行くのは
『楽しめるから』です。必ずと言っていいほど採れます。
しかも大きなサイズが狙えます。(今年はそうでもなかったですが。。)
でも、ヒラタやネブトは皆無だし、ミヤマも今回は1頭のみ。
ノコだって過去最低の数だしサイズだし・・・
でも思いっきり楽しんできました♪



そんなところから考える国産種の産地ですが
友人の話によれば今年は離島産地各種の出品が少なかった
そうです。いつもですといろいろな島の個体が現地在住
(もしくは近隣に在住の方)が出品されていたそうです。
今年はボクも全部見れるぐらいの出品しかなかったように
思います。(当たり年の島もありましたが❤)



あとですね、毎年出品されているからいつも採れるという訳では
ないのですね^^)採れたから出品していると思っていたほうが
間違いがないです。あと今年大型が出てるから来年も・・・
と、思わないほうがよろしいみたいです。
流通の多い奄美大島でも毎年傾向が変わるようなので
(あまりにも数が多いから分かりずらいですがね。。)
やはりチェックは必要ですね^^)



種類別にみるとどの種類も流通するかと聞かれれば
そうでもないのですが、特にコクワは集めるの難しいです。
地域変異や個体差があることはあるのですが、数を詳細に
見ていかないと分かりづらいということと、あまり高額には
なりづらい(スミマセン不適切でしたら謝罪いたします。)
ので、販売に回らないことも多いんですね。。
ボクはいつも登場してくれる友人以外にも現地で採集と飼育を
楽しんでいる友人から分けてもらえるので
そこそこ集まりますが、それでもノコのようにはいきません。



あとミヤマの離島モノは、産地別でみると今年は少なかったかも
しれませんね?北の地域の離島はほとんどと言っていいほど
出ていなかったのではないでしょうか?



まぁあと、購入する前にどこがどう違うのか?とか
ここの産地は数が少ない等の情報が入らないのも難しいところでは
ありますが、そこはちょっと賭けみたいなところもありますのでね^^)

観光等で有名な島や地域でも、ことクワガタとなると少なかったり
採集が難しかったりしますのである程度は調べておくのも
いいかもしれません^^)





まだ全部割り出していないので絶対ではないですが
2019年~2020年にかけて飼育予定のノコギリクワガタを
ご紹介します。

まずは南西諸島系亜種は・・・



トカラノコ(中之島)
アマミノコ(笠利町)



本土系亜種・・・クチノエラブノコ



産地別本土ノコ・・・

飛島 伯方島 淡路島 鹿児島 小値賀島 睦月島
本土ノコ離島産地はもう2、3産地増えるかもしれません。



ハチジョウノコ(中之郷)

ミヤケノコは神津と三宅島をどうするか悩みどころです。

国産ノコと称せるの全部で10産地(亜種含む)ぐらいにしときたいと
思っています。これ以外に臥蛇島産トカラノコ クロシマノコ
の幼虫を予約しているので(臥蛇島産は元々ボク飼育の個体からです。)
どこでどうするかは未定ですが、少し減らしたいところです。


material by:=ポカポカ色=