クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年羽化個体♪ 
本来なら寝てもらいたい種類も活動を始めたり・・・
あと一番困るのがどちらか片方だけ起きてしまうという。。。
最近では羽化時期とかはあまり関係なく起きてしまうのが困りものです。



それでは種類別に見ていきましょう♪
(主に国産種です。)



オオクワ・ヒラタ・コクワ。
こちらは起きたら成虫管理に切り替えてペットとして
楽しみます。翌年の初夏までゆっくりしてもらいます。
もちろんすぐの産卵も可能ですが、個体によって差が出ます。
この3種は越冬してくれるのが嬉しいです。



ネブト。
もう活動開始しているなと感じたらセットを組むのはありです♪
個体によっては凄まじく産むのもいますので産みすぎ注意です^^)
ネブトも晩秋以降に羽化した個体は越冬に近い活動休止がありますから
羽化時期で判断するのはありです。



ミヤマ。
保冷器具が必要です。羽化後 個体が安定したら保冷器具にて
保管します。ボクのワインセラーは8℃設定です。
昨年♀が1頭 活動を開始しましたが同産地の♂がいなかったので
そのまま天寿を全うしてもらいました。動き出したら☆までは
早いです。ちなみに当年羽化⇒産卵の経験はありません。



ミクラミヤマ。
10℃以上ですと動き出してしまいますので
ワインセラー管理でも冷気の吹き出し付近に置いています。
実はミクラミヤマ用にワインセラーを入手したと言っても過言ではなく
ミクラミヤマに関してはこの寝かせられるか否かが産卵のカギか?
ぐらいに思っています。



トカラノコ。
実は国産で一番厄介なのはトカラノコかな?と、思っています。
タッパーの中で暴れ出してもゼリーを与えず冷やしてしまえば
寝てくれます。ノコ全般に言えることですが♀はとかく起きやすいです。
ペアで起きてしまったら思い切って産卵させてみるのはアリです。
以前書いたような行動ではないと再認識しています。
トカラノコも羽化後安定してきたらワインセラーに入れています。



ハチジョウノコ・ヤエヤマノコ
経度も緯度も随分かけ離れた地域のこの2種、
飼育では共通点が多いです。
・羽化後2ヶ月ぐらいで安定・活動開始する個体あり。
・そのまま後食・ペアリング・産卵は可能。
・室内の暖かいところに置いておけばそこそこの結果が♪

トカラノコとの大きな違いは秋以降の急激な温度変化に
ある程度の耐性があることです。どちらかというと外産ノコの
飼育に準ずると感じることが多いです。



他 国産ノコ。
本土系のほうが寝てくれるかなという印象です。
南西諸島系はトカラノコまではいかないけど準ずるかなと
感じています。どちらにしても羽化後 低温で管理できるようでしたら
そのほうがよろしいです。

長くなっちゃったので外産はまた次回に^^)




産卵セットを割り出したあとのことですね^^)
現在ではヤフオクに出品することを視野に入れているので
ほとんどプリンカップに小分けしますが、自己ブリードの分は
割り出したときの個体の令で分けて多頭飼育することが
多いです。例えばなんですが2令は1400に6 初2令は1400に8という
具合です。ただ、これをやるのは国産種のみで外産種は個別にします。



どちらかというとノコが多いです。オオクワ・コクワは
最初から個別飼育で、ヒラタは割り出したときの状況で変えています。



ネブトに至っては3令でも多頭飼育することもありますが
そのまま放置してしまいますと小さく羽化することになります。



ミヤマも割り出した状況と令で個別にしたりしなかったり
しますけど基本的には個別飼育します。

なぜ国産種のみにしているかというと過去 外産種で共食いを
経験しているからです。種類によっては個体同士が向かっていくのを
観察したことがあるので外産種は必ず個別にしています。



ただ多頭飼育をした場合はコマメな観察は必要です。
あまり長くしてしまうと国産種と言えども共食いはありますから
初令はともかく、それ以降の令は長くても1ヶ月~45日ぐらいまで。
以前はそのあいだにマットや菌糸を揃えたりする準備期間としての
意味合いが強かったけど、最近ではそのほうが発育促進に繋がっているかも
と考えるようになったからで、敢えて多頭飼育にしていることが多いです。
ただ材産み種は卵を離して産んでいること、孵化した幼虫が隣接して
食していないことから割り出し後から個別で飼育しています。

ちなみにですが、出品する幼虫は令表記こそ割愛していますけど
発送のこと お手許に渡ってから楽しめるよう
安定した初2令以降にしています^^)
菌糸に入れられる種類はどちらに入れても大丈夫なときの個体を
出品しているのでご安心ください♪





まぁ同居なんですけどね^^)
シカを中心に各種 ペアリングです。



アマミシカ♪



奈良輪 川西♥



インペラトール♪



ボイレアウイ♥



アッサム(フキヌキ)♪♥



ツツイ♥♪



タイワン♪♪

この休み中にセットが組めるといいのですが。。。




これから始める方へ♪
今年は外産もいるので併せて書いてみようと思います。
もちろんお好きな種類から始められるのが一番の近道です♪



オオクワから始められる方は多いのか?とも思いますが
いま・・・どうなんでしょう?
材のいいのが選別できなかったりするので、初めはショップで
あれこれ聞くのもいいかもしれませんね^^)
オオクワとコクワの飼育方法は基本的に同じなので
コクワから始めてみるのもお勧めです。



ニジイロ  お求めやすいし今は色変わりなど選択肢も
あるから面白いのではないでしょうか?
産卵に関しても許容範囲が大きいのも魅力です。
ボクはマットの固詰めでしか産卵させませんが、材を入れても
いいのでお好みで産卵させることが可能です。
マットの固詰めセットはヒラタ・ノコなどが産卵可能です。



ヒラタ こちらも許容範囲が大きいのでお勧め♥
外産国産問わず種類も豊富なので目移りしそうです。
今までご紹介した種類の幼虫飼育はマットでも菌糸でも
飼育可能です。あとけっこう長生きなので長期間楽しめると
思います。



ノコ 外産まで含めると凄まじい種類数がいますので
コレクション性も高いです。国産に関しては今、野外品も
出ているはずなので野外品から始めてみるといいかもしれませんね?
ノコも菌糸 マットの両方で幼虫飼育が可能です。今までご紹介した
種類と違うのは、交尾後はそんなに長くは生存しないことですが
最近はその限りでもないようです。



ネブト これ、えーって言われることが多いのですが
意外と初心者の方にお勧めです。今では市販のマットで
産卵が可能ですし、幼虫飼育も同じマットを使っても飼育できるので
お気軽だったりします^^)

ボクが始めたころと比べると選べる種類も豊富だし
用品も充実しているので、逆にどれから始めれば?と
迷ってしまわれるかもしれませんが、前述以外ではパプキンなども
飼育しやすいと思います。成虫だけ飼育して楽しむのでしたら
この限りではありませんが、ブリードして楽しむとなると意外と
スペースが必要になるので(用品などの保管スペースも含みます。)
あらかじめ考えておくといいと思います。
また状況が著しく変化していますので、家の中でも楽しめる
クワ飼育♪ 選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?




温度が上がるに連れ、気になってくるのは
今年羽化個体が起きだすんじゃないか?という心配が
頭を過ります。。
特に羽化後、蛹室に留まらせている個体は
何かしらのスイッチが入ると(ボクは急激な温度変化(上昇)が
主な原因かと思っていますが・・・)動き出してしまいます。



特に♀は顕著ですが、後食さえさせなければ
温度の低いところに置くと再度休眠に入る個体も出てきます。
今年はワインセラーがあるので、羽化してからある程度の期間が
経過した個体はワインセラーに入れて管理しています。



ただですね、羽化したらすぐ入れられるかというと
そう簡単ではなくて、少し置いてからでないと☆になってしまう
こともあるのですね。。これはノコに限らずミヤマも☆にこそ
なりませんが、やはり少しのあいだ羽化した場所で保管してから
ワインセラーに入れていきます。



羽化後の管理でワインセラーに入れていくのは、ミヤマとノコだけです。
後の種類はやはり羽化した場所で2週間から3週間ほど置いてから
室温の中で温度の低いところに(だいたい床、棚の下など)移動させます。
ドルクス系は休眠期間が短いので、タッパーから逃げ出せないような
配慮をして保管します。スペースに余裕があれば成虫を飼育する状態で
管理したいところなんですがなかなかそのスペースが出来ません。。



ところで保冷器具等がないときはどうしていたかというと
とにかく温度変化の少ない場所を探して置いていました。
割と玄関の日が当たらないところに直置きはよかった記憶が
あります。あと冷蔵庫の野菜室なんかもいいのですが
家族の承諾がなかなか得られませんでした^^)



あと保冷していてもキッチンペーパーを変えてキリフキをするなど
メンテは必要です。

とにかくですね^^)せっかく羽化してくれた個体なので
次世代に繋げたいのは山々です。なんとかこの夏を
乗り切っていきたいと思います♪





material by:=ポカポカ色=