クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
7 8 9 11
14 16
24
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新CM
[01/22 NONAME]
[01/21 nsk]
[01/21 NONAME]
[01/20 nsk]
[01/19 NONAME]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[97] [98] [99] [100] [101] [102] [103] [104] [105] [106] [107]
 本土系もケースに移してみました。

ありゃー。。ゼリー舐めるねぇ。。


あと、諏訪之瀬トカラ2ペア、中之島2♂♂、クチノエラブとケースに入れ替えて

ヒラタ系を脱走しても大丈夫なようにしときました。

今回はサキシマとツシマと2種いるので保管場所も分けといてと・・・

ちなみに諏訪之瀬と中之島はゼリー舐めています。


このゴールデンウィーク中は産卵セットを組むことはないでしょうが

いろいろとやりたいこともあるので、計画は立てとかないとな・・・♪


 これはボクの好みだけのハナシなんですが

トカラと対極を成すアマミノコ。

トカラが色とカタチを優先するならば、アマミノコは・・・

ドンと一発、デカサ!です。

もちろんアゴが長くて、頭と前胸の幅があってオシリすっきり^^)で

デカイっ!!

幼虫体重なんかもハンパないし、♀だって本土ノコの♂なみに体重が載ってきます。

なんといってもトカラで使う休眠用のタッパーの一回りデカイやつを

買い求めるとき、アマミはいいなぁ~♪

と、思うのです^^)


 ボクの中ではノコギリクワガタといったら・・・

やっぱりコレ^^)

トカラノコギリクワガタ(中之島産)。

う~ん♪  国産ノコはよくよく見るとやっぱカッコイイ。

しかし・・・外産の派手さや渋さ・・・いろいろと見てしまうと・・・

ちょっと物足りなかった。。。(今は違いますよ。。)

そんなとき、国産ノコの形をしていて色がセアカフタマタ(!)

という、クワガタに出会ってしまいました。

初めに出会った個体は72OVERと・・・

今でこそ『デッケー!』と唸りをあげますが、当時はセアカの色したノコという印象。。

なので『ふ~ん、デカイんだぁ。。。』ぐらいにしか思わなかったのね。。。

ヒトから聞いて・・・この子・・・スゴイんだっ!って思ったくらい。。。


飼育という観点から見るトカラは・・・・

ボクから見ると飼育しやすい。

まず、休眠期間がそんなに長くない。巾はありますが・・・

あと、幼虫の期間が他の国産ノコに比べて短い。クメノコほどではないですが・・・

個体をしっかり観察すれば判らなくはない。。。と思うのです。

探求すべきところもいろいろ^^)

型の遺伝性、幼虫の成育の遺伝性。ここらへんは他のクワも一緒か?

色の固定や色彩変異の有無など・・・


と、つべこべ書いていますが、なんといっても羽化時の嬉しさがね^^)

もう・・・言葉が見つからないぐらいウレシイのです♪

羽化後、色が付いてきたときの美しさも格別^^)

これは飼育してないと味わえない喜びです。


これで・・・でかかったりすると・・・


もぅ^^)







 どちらも本土系ノコギリクワガタ。

大きいほうがクチノエラブです。

小さいほうも九州産の島ものなんですが購入時、産地をネット等で明かさない

という約束で手に入れたものですから^^)

ちなみにあんまり大きくならないそーです。

しかし、九州の島ものは面白い。

これ以外ではクロシマ(飼育歴なし)、ミシマイオウ、亜種ではありませんが屋久島産。

このへんは特徴が顕著で面白い。あと、壱岐、対馬なんかも・・・


さて、このあたりの亜種、産地別の飼育なんですが

大きくなりにくいというのが定説です。

エサの選択なんでしょうが、ここらあたりを探っていくのも楽しみのひとつです♪



 ノコ徒然なのでノコネタも^^)

2010年度とこないだの大宮で販売させていただいたトカラの兄弟。

これは照明の加減とかでなく、いわゆる黒化型。

あんまりでません。昨今の『トカラの色が小豆色に・・・』ということから

去年と今年2月のクワタには黒化型は連れて行かなかったんです。

確かに鮮やかなトカラオレンジの個体というのも少なくなってきていますが

この黒っぽい個体というものなかなか狙って出てくるモノではないのです。

黒の♂と黒の♀を掛けたからといって出現率が上がるわけでは・・・・

ボクのところではないです。黒黒で交尾させてもトカラオレンジの個体が孵ることが

多く、黒化型の出現率が上がるわけではないみたい。

さっきのパプキンもそうですが、照明の当たり具合や見え方でも色は随分変わります。

ただ・・・ボクは色については・・・遺伝・・・あんまり影響が少ないかな。。

と、思っていたのですよ。。。ねぇ。。。あのパプキン。。。遺伝としか言いようがないもんね。。

だって・・・いくらCBとは言え、飼育環境は全然違うハズでしょ?

エサだって・・・けっこうメチャクチャですよ。。。

菌糸のみ、菌糸+マット、マットのみ。。マットだって途中で銘柄変えているしね。。。

濃淡の違いはあるとはいえ、見事に全部青系だもんね。。。

だから・・・トカラだってあり得ます。。。遺伝による色の変換。。

なんだって絶対こぉ・・・ということはないもんね。。。

逆に暗褐色が多く出現する諏訪之瀬産では明るいトカラオレンジの個体が

孵っています。70ミリ台でも明るいオレンジの個体が孵っているのも面白いトコロ^^)

ダイトウヒラタのように大きい個体は赤みが濃くなって黒くなる。。。というのは

当てはまらないみたいです。♀も赤がはっきり出ている個体を持っているので

明るい色どおしをペアリングしてブリードしてみようと思っています。



この春~夏に羽化してくるであろうアマミノコの赤みの強い大型個体も

楽しみのひとつです。ノコはそのカタチや飼育の面白さだけでなく

色の変異なども面白いところで、遺伝なのか、エサなのか、環境なのか

そのどれかのミックスなのか・・・・・

飼育の興味は尽きることがありません^^)


material by:=ポカポカ色=