今日は成虫三昧です♪
お次はミクラミヤマ。ワインセラーより取り出しました。
そろそろワインセラーの中も入れ替えていきます。
起こすには成虫♂を休眠させるタッパーを使います。
昨年はキッチンペーパーのままでしたが、今年は成虫用マットと
転倒防止用に産卵木の割カスを入れて対応します。
入れ替えたばかりの♂。まだぼんやりしています。
これから温度を掛けて起きてもらいます。
♀。さっさと潜ってしまいました。
♀はどこかに隠れて♂を待つという行動が確認できています。
ミクラミヤマもそうですが、意外とミヤマ産卵に欠かせない
産卵木の割カス。もう少し細かくして使います。ここはミズゴケでも
いいのですが、ボクは両方入れています。
うん♡オトコマエですね^^)けっこう大きいですよ♪
兄弟で横紋が出ていたので次世代に期待です。
ミヤマは低温種ですが、凄まじく下げる必要はないですよ^^)
この時期は常温で大丈夫なくらいです。昨年は他のミヤマの関係も
あり、孵化までに時間が掛かりましたが今年はノウハウができているので
少々落ち着いて従事できそうです。
今年の国産ミヤマは、ミクラミヤマ(神津島)ミヤマ(北海道)
イズミヤマ(利島)アマミミヤマ(名瀬)の4種類。
けっこう絞っています♪
(要は使いまわしです。。申し訳ない。。。)
ミシュミミヤマは外産ミヤマを飼育し始めたときから
飼育しているミヤマの1種で、個人的には馴染のある種類の1種です。
ただ幼虫からの入手ですので、ブリードというものしたことがない
という・・・・ブリーダーでもなんでもない^^)とこで
落ち着いています。
♀運がないという言い訳も聞いてください^^)
最初に入手した幼虫は♀が蛹化したので喜んでいたのも束の間
まさかの蛹落ち。。現在いる幼虫たちは(再度幼虫で入手しています。)、
落ちてこそいませんが、なんと1♀(。。。さすがにちゃんと羽化させました。)。
まぁ1ペアにはなったので良かったのですが。。♪
と、まぁ言い訳と愚痴が入り混じった記事になってしまい
ホント申し訳ないのですが^^)、現在までで5♂1♀羽化していて
1頭は嫁いで、1頭は交尾器がどうもダメそうなので余生を、
1頭は自分用 残り2頭のうち1頭はお引き合い済み。たぶんもう1頭も
お話はいただいているので、嫁いでいくと思います。
あと2頭いるのですが、1頭は蛹でもう1頭はまだ幼虫です。
ところでこのミシュミミヤマ。採卵はこれからですが
幼虫飼育は書けますので、書かせていただくと
ずばりヨーロッパミヤマ系が大きくなるマットで大きくなります。
今回はサイズより羽化を優先させてしまったため、そこそこサイズですが
幼虫期間を2年近く持っていければ、かなり期待できるサイズで羽化して
きます。温度帯もそーんなに低くしなくても大丈夫・・・と言いますか
あまり下げると蛹落ちしますね。。♀だけでなく大きな♂蛹も落としています。。
容器サイズは1400で充分なんですが、ちょっと2300とかに入れて
遊んでみたい気もします。他のミヤマと違ってあんまり幼虫の移動は
少ないと感じていますが、どうなるのか試してみたい気もします♪
大きな個体は特徴的なデザインの頭部が顕著になり、素晴らしくカッコイイです♡
意外とあのサイズ帯(最大で70ミリぐらい)のミヤマで
アゴが長くならない種類ってそんなにいないので、何種類か外産ミヤマを
飼育されている方には新鮮に映ると思います。
今持っているペアは、しっかり休眠してもらって今年の夏以降に産卵セットを
組めるといいなと思っています。
本格的に春到来かと思いきや、昨日はちょっと寒かったですね。。
ムシベヤの温度をこまめにチェックしとかないと心配な時期でも
あります。
さて、今年は外産各種をすでに産卵させているので、今年初とは
なりませんが、そろそろミクラミヤマをワインセラーから出す時期です。
だいたい3月の下旬から部屋の温度が高いところに置いて、タッパーの中で
動き出してもらい、成虫用のケースで少々過ごしてもらってから
4月中旬ぐらいにペアリング 産卵セットへ投入します。
ボクは関東在住なので、ペアリング時は常温で行います。
このとき後食はあまり気にしません。活動を開始すると交尾は
可能なのですね^^)
産卵セットについては以前書かせていただいたから簡単に
書かせていただくと黒土メインの産卵セットですね^^)
昨年は小ケースで産ませましたが、今年は中ケースを使う予定です。
けっこうケース内を潜って徘徊することが確認できているので
少々スペースが必要かな?と、思っています。
あとは産卵セットを置く位置です。他の方々と比べると
孵化が遅いような気がしているので、もう少し温度の高いところでも
いいのかな?という気もしています。産卵セットの状態を確認してから
決めたいと思います。なんか黒土やミズゴケを買いに行こうとすると
春なんだな~と、思うようになってしまいました^^)
今年は神津島産です♪ ミクラミヤマは2産地を交互に飼育していきます^^)
国産のミヤマクワガタは種類が少ない^^)
ミヤマ イズミヤマ アマミミヤマ ミクラミヤマの4種で
全ての種類が離島に生息しています。
この中で2種が生息している島は神津島のみ。
もちろん採集禁止ですから、ワイルドの入荷はありません。
ミクラミヤマは2産地(神津島・御蔵島)
アマミミヤマは奄美大島のみ生息していますね♪
今回はこの2種を除いたイズミヤマとミヤマのお話です。
イズミヤマはその名の通り伊豆諸島のみに生息する亜種で
伊豆大島 利島 新島 三宅島 神津島 三宅島に生息しています。
諸島全部にいるわけではないのですね^^)あと島によって
発生ピークが違うのも困りものです。。生息数もそんなに多いとは
言い難いので、ある意味流通が稀なのも納得できます。
比較的数が多いとされる伊豆大島でさえ、♂と♀の出てくる時期が
異なる印象があるので、より拍車がかかります。。
対するミヤマの離島産地なのですが、北は北海道 南は鹿児島県まで
生息していますが、島によって個体数にバラツキがあるようです。
昨年 奥尻島のワイルドが出品されて色めき立ちましたが^^)
(残念ながら落札できず。。。)礼文島含め滅多に出ない産地では
ありますので惜しいことをしました。ノコもそうですが、一時
地元採集者の方が出品されていた時期があり、重宝したと友人の
離島コレクターが仰っていましたが、最近ではあまり見かけません。。
この状況がいい方向に向かっていったら出品してくださるかもしれませんね?
さて ミヤマの離島産地ですが、大型が望める産地も存在いたします。
ビークワ47号の巻頭プレートでは佐渡島産で78ミリというバケモノが
載っています!離島の個体は小さいのでは?という懸念を覆す個体です。
佐渡島は個体数もそこそこのようです。ミヤマも島によって個体数の
多い少ないはあります。ボクが知っているかぎりでは淡路島 宮島
隠岐諸島 甑諸島 黒島は数が少ないと認識しています。
ミヤマというとサイズや冠幅 歯形の違いなどに目が行きますが
サイズこそ本州・九州・北海道より見劣るけど、同サイズで比較した場合
細かな違いが見れて楽しいと思っています。島によってはそのサイズは
大きいほうという個体は、しっかり型が主張しているんですね^^)
歯形然り 冠幅然りですし、脚のイエローバンドが顕著に出る個体も
存在しますので魅力は満載です^^)なかなか入手が難しい離島産地のミヤマ
コレクションの一つに加えてみてはいかがですか?^^)
なんか文字にすると変だな~♡とも思いましたが
このままいきます♪
久しぶりにヨーロッパミヤマ勢のお話です。
ウチには2年に到達したアクベス ユダイクスの♂が数頭と、
2年目に突入したケルブスがいるのですが
そこそこの体重に成長していまして、それなりに期待もしています。
当然詰め方や容器サイズなども拘ってみたのですが、
どうも固く詰めすぎたようで、上に上がってきてしまいます。。
まず上部のマットは掻き出して空間を作り、容器中心部分は
スプーンで硬く詰めた部分をほぐして通気をよくします。
再度幼虫を入れて、フタはキッチンペーパーを輪ゴム止め。
温度が安定しているところに置いて
幼虫が底部分で安定するまで待って(2,3日~1週間程度です。)、
それからフタをして、また様子を見ます。こんなことをここ2週間ばかり
やっていたのですが、硬く詰めすぎて温度が上がってくるとどうも
居心地が悪いようですね。。。マットも今回、ガス抜きが必要なものを
使用したので完全に抜ききれていなかったのかもしれませんが。。。
どちらにしましてもよろしくないので、大幅なメンテを行いました^^)
マットの詰め方も一言に固詰めと言っても、人それぞれですし
種類によりけりです。今回はノコ並みに詰めてしまったのも
原因のひとつかと思っています。
ミヤマ飼育に関しては、ノコのようにスキルが多いとは言えず
試行錯誤している部分があります。蛹室を作る前の幼虫の行動など
ノコやヒラタと異なる部分も多いのでまだまだ観察が必要ですね♪
他の種類と見比べながら少しづつ理解を深めていこうと思います。