クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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まずですね^^)
マット全般に言えることなんですが
同じ銘柄でも出荷される時期や季節で状態が違うので
(明らかにではなく、使い続けると分かってきます。)
ここでこの銘柄を使っていていい結果が出ても
必ずしも同じとは限らないのですね^^)
そんなことを踏まえながらここ最近のネブト飼育の
使用マットを中心に書いてみようと思います。



まず、使用しているマットですが、
Uマット 無添加微粒子マット 赤枯れマット 完熟マット
の4種類。使用済みも使います。
産卵セットは無添加微粒子マットオンリーか少し赤枯れを混ぜます。
このとき幼虫の食べカスマットが残っていたら混ぜることもあります。

赤枯れを混ぜるのはトカラ列島以南の亜種と小笠原亜種に混ぜています。
混ぜるといっても無添加微粒子マットをバケツに入れて表面を
赤枯れで覆う程度です。まぁおまじないのようなものですね♪



大切なのは粒子の細かさで無添加微粒子マットはフルイに掛けます。
使用するケースはコバシャのミニ。温度は高めです。(25~28℃)



一番大事なのは個体の状態です。ワイルドの場合は各産地亜種の
発生時期を調べとくのは大事です。あと入荷直後多数入っていたら
発生初期と判断してもいいかもしれませんね^^)この場合
♂♀同居は必須です。飼育品の場合は入荷時期(羽化時期)が
大事です。あと自力ハッチか否かは大事です。
休眠期間が変わるんです^^)



そんな面倒なことは・・・と、お思いの方♪
産卵セットを組んで♂♀一緒に入れてしまうのも手です。
これは野外品 飼育品問わずやりますが、♂はバラバラに
なることが多いので事が済んだら標本にという方には
不向きです。もともとネブトは羽化した場所が産卵場所だったり
するのでそれでも大丈夫なのですが、温度が低いと産卵セットの
中で休眠モードに入ることがあります。



ネブト飼育で一番の問題は産卵数の調整で、ミニケースを
使っても100~出る場合があります。
これが非常に厄介で、1種類だけならなんとかなりますが
数種類がそうなると手に負えなくなります。
ほとんどのセットで♀が上に上がってくることは稀ですが
(上がってくるときは産んでないことも多いです。)
上がってきたら捕獲してエサを与え、次に備えるか?
セット時期と相談して(一番いいのは幼虫が見えてる)
やめてしまうかです。
意外と放置プレイが功を奏するネブト飼育。
忘れないことが大事かもしれません♪


今年は大当たりの年だったとは採集者様の弁♪
先日、69をチラッとご紹介させていただきましたが
今日は65・・・このサイズだって驚愕なんですよ!



個人的には冠が横に張り出さない
(なぜかアゴの長く見える個体が多い。)島モノならではの
個体に魅力を感じます。



イエローバンドも鮮やかなこの個体は、黒島や神津のお手本に
なる(飼育で目指す)個体です♪



このスマートさ加減がソソリマス❤
ミヤマは大型になればなるほど各ディテールが個性を持ち、
主張するのですが(それが魅力でもあります。)、この個体のように
各部が主張しすぎないことでバランスが取れた個体は大好きです♥



ミヤマと対極を成すであろうノコ。この個体は64.
比較するにはいいサイズだと思います。



淡路島(と言いますか、瀬戸内海のと、言いますか?)
のノコは頭部と前胸のバランスが絶妙で、そこにスラッと伸びたアゴ、
この個体は太いほうだと思います。



ノコは灯火に飛んでくるそうですがミヤマは飛んでこないそうです。
ミヤマは4.5メートルの竿で届かないくらい高いところに鎮座していて
採集は非常に困難と推測されます。通年は50ミリ台を採集しても
一喜一憂していたと申されておりました。
それなのに今年は❤❤❤



かなりの数がいる淡路島産ミヤマクワガタ。
どの個体も見ていると時間を忘れてしまいます♪


今日は仕事が早出だったのでお昼過ぎから
羽化した成虫を割り出しました。
意外なことに♂もけっこう羽化していたので
ご紹介しながら比較していこうと思います。
使用したマットなども一緒に書いていきますね^^)
今回ご紹介する個体は全編マット飼育です。



まずは壱岐。昨年仲間が採集に行って
送ってくれた個体からの累代です。
ちょっと腹がはみ出していますね。。でもこの個体
産卵一番800一本孵しなんですよ^^)
このアングルだと普通の国産ノコに見えますが


このアングルだと壱岐特有のアゴが細く長いタイプではありますね^^)



イマイチ実感が湧かないけど希少産地である城ケ島産。
この個体だけ50ミリ台です。画像だと分かりにくいのですが
真っ赤です(!)



友人から託された城ケ島産。なんとか羽化まで漕ぎつけることが
できました。城ケ島産は採卵から飼育してみたい産地です。



大きな個体は既に手許にないウトロ産。
このあと紹介する小清水町と隣接しているのに型が
大きく違います。ウトロのみ完熟マットで大きくなったというところも
特筆すべき点です。



サイズ的には60台前半なのですが、この個体だけ800で孵しています。
脚の細さは否めませんが、アゴの太さなどは全体のバランスを
考えると太いと思います。ウトロはこの個体で累代予定です。



こちらが小清水町。道南などに代表される型で本州のノコと
大きな違いは感じられないのですが、ウトロ同様 夏の気温が上がらないと
中々お目にかかれないそうです。



ただウトロと小清水町が同時期に揃うことは中々あることでもないので
見比べられただけでもよかったです。ちなみにウトロがデカクなった
マットで小清水町はウトロほどでかくならなかったことも
お伝えしておきます。

本土ノコの場合、同じ銘柄のマットを使っても、その時々で
マットの状態の違いに機敏に反応しているように感じます。
ボク個人としてノコ飼育の中で一番面白いのが本土ノコなんですね^^)

来期はミヤマ同様、マットをあれこれ弄って飼育してみようと
思います。


ただいま羽化確認中の種類は・・・



ノコギリクワガタ(壱岐島 城ケ島 斜里郡小清水町 中甑島 伯方島)
これに加えて最後のウトロが羽化してきています。
このウトロが自分用です。♀も複数残したので万全でいきます♪



コクワガタ(藍島 利島 伊豆大島)
トカラコクワ(中之島)
ヤエヤマコクワ(西表・大富)



ヒラタはサキシマの大きいのが蛹ですね♪
これ以外に屋久島産がもうひとペアいます。
ヒラタはなんだかんだいって僅少になりました。



ちょっと話が逸れますが、アマミシカの幼虫を確認しました。
よかったぁ❤アマミシカは持っていたい種類でしたので
割出が待ち遠しいです。



いよいよ待望のミクラミヤマの羽化が見れそうです。
ミヤマはイズミヤマ(伊豆大島)が羽化してくるかもしれませんね^^)



待望続きで申し分かりませんが、トカラ♪
♀がちらほら羽化してきています。
♂もほぼ蛹になっているのでこれからですね^^)

今年は1セットしか組んでいませんが細々とでも
続けていきたいトカラノコ♪
♀の色がキレイな個体が孵っていたので期待大なのです♥

最後にタイワンオオが多数蛹なのでこちらも待ち遠しいです。
って^^)最後じゃないネブト❤❤



現在小値賀島産のみペアになっていますが
加計呂麻 油井 与路 石垣 西表 八丈島 伊豆大島
三宅島 天草上島ともう一産地と屋久島 種子島・・・
とにかくいろいろ♪ 
ネブトが一番待ち遠しいかもな^^)

自分用に入手した個体と相まって随時
ご紹介していきます。





出品が続いています^^)



パプキンから始まって・・・



小値賀島産ネブト。



ビソン。一世を風靡したベララベラ産。
♂2♀1の変形出品です。画像の♂がね、
後ろ翅が出ちゃっているので先歯の♂も付けました。



何故かニジイロ♀単品。この個体は
以前お世話になっていたショップさんの個体からの
累代です。見事に遺伝しています。



ペイロニスコクワ。前回は中々入札が入らなかったけど
今回は初回入札済み。ホッと一安心です♥



ちょっと迷った大三島産ヒラタ。
この産地のヒラタはこの個体だけなんです。。
標本も考えたのですが、出品しました。

ここから少し出品ラッシュが続きそうですが
トカラコクワはご予約のものから出ていくので
そのあとになります。あとヤエヤマコクワが♂ばっかりなので
♂単で出品予定です。ノコも中甑島や城ケ島 斜里郡小清水町が
羽化してきていますが、こちらは業販が決まっているので
業販分を発送してからとなります。
ネブトも小値賀島以外ではトカラネブトが羽化していましたが
もうすでに手許を離れています。

いよいよですがトカラがちょこちょこ羽化してきました。
まだ取り出せない状態ですが随時 出品予定です♪




material by:=ポカポカ色=