クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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過去には入手できない繋がり。。
現在、光沢繋がりのもう一方。

ミシマイオウノコ。

硫黄島出身のこのノコは、
特徴はもとより個人的には

『大きな♂が難しい。。』

という印象があります。



この子は60近いサイズなのに
中歯。。
ヤクシマだったらリッパな水牛のサイズです。

あと湾曲が弱い。。


昨日のクロシマと比べると一目瞭然!
(画像左がミシマイオウ)

ブリードとしてのミシマイオウノコは
ノコの中で考えても多産傾向にあると
思いますが、個体差も考慮に入れます。

最初に手に入れたときは、さほど興味を
ソソラレナカッタことも影響して
産ませなかったのですが、翌年
一念発起して産ませたところ
けっこーな数を産みました。
その産卵数=幼虫数が影響したのか?と
思っていましたが、そーぢゃないみたい^^)

一昨年と昨年はミシマイオウノコの引き合いが多く
多数が幼虫で旅立ち、手許に残った幼虫で
細々と飼育を続けていました。

一昨年なんかは大歯が2頭ほどで、あとは中歯ばっかり。

昨年~今年にかけては、一昨年の教訓もあり
いつもより気にして飼育してみたけど
画像のようなサイズはソコソコ、でも中歯。。。
(画像の子は、中歯と大歯のあいだぐらい。。)

久々に幼虫飼育のアレコレを見直そうと
感じてしまいました。

今年も別系統(しかも2系統!)で
入手することができたので
現在、産卵中です。
また、2015年羽化の♂がまだ生存していて
2016年羽化で歩き回っていた♀と
ペアリング中。

2016~2017は3系統で飼育してみるつもりです。





ボクの個人的な比較対象として
クロシマとミシマイオウで比較することが多い。

なんで?と、お思いになられるでしょうが
手に入らないカテゴリーだったのですね^^)

国産ノコギリに興味を抱いた当初
ネットやオークションで購入というのに
納得できないことも手伝って
中々お目に掛かれなかったのです。

それでもやっと通販で購入することが
出来るようになり、そこから国産種の飼育に
幅ができるのです^^)
その通販店は国産主体だったけど
クロシマノコはいなかったのです。
(臥蛇はいたんですけどね。。)


なのでクロシマノコの飼育は近年になってから。

最近でもクロシマとミシマイオウは比較対象になりますが
今では『光沢繋がり』(^^♪

生息地は隣接しているものの実物は一目見て違いが分かります。



飼育で言いますと、飼育の仕方には大差ありませんが
ミシマイオウのほーが大歯を出すのに
より大きな幼虫を飼育する必要があります。



どちらがカッコイイか?は、個人の好みに
委ねますが、サイズで比較すると
クロシマはアゴの湾曲が強い分、
分が悪いかもしれません。。

でもミシマイオウもなー、大きな幼虫だと
ぬか喜びしても中歯で孵ることも
あるからなー。。。

ひとつ言えるのは両方飼うのはアリですよ♪





.結局1ペアのみ手許に残った
馬渡島産。
アゴ凹みアリの♂。

以前、BE-kuwaの
日本産ノコギリクワガタ特集パート2の標本プレートに
載っていないと書きましたが、載っていました^^)
画像の個体が所有している個体なのですが
プレートに近い型です。

馬渡でボクが着目しているのは♀。
あまりコロンとしていない。
インラインで累代しているので
型は似ると思うのですが、ウチで孵るのは
画像のような♀が多いです。
ヤエヤマコクワとトクノシマコクワぐらいの
違いがあります。

この角度からだと正真正銘ノコ♀なんですけどね^^)

亜種分けされていない本土ノコは、この馬渡産と伊豆大島産のみ。
大事に累代していきたい産地です。


変わって国産ノコ好きならアタリマエの
メジャー種なんですが、販売していると
意外とマイナー種なんだな?と、認識させられる
オキノエラブノコ。
今年、久しぶりのワイルド入荷があり、思わず
2ペア購入してしまいました^^)
画像の子はF4.
友人から幼虫でプレゼントしていただいたのを
孵しました。

ボクは好きですねぇ~❤
いわゆる水牛と呼ばれる大歯ばかり見ていると
オキノエラブは癒されます♪
♀もアマミ系のキリっと感ではなく、本土系のカワイイ系
なんですね^^)
オキノエラブは、800ぐらいでもリッパなのが孵るし
販売価格も手に入れやすい価格なのでコレクションに
加えるのはいいかもしれません。
トカラとはオレンジの色味が違うので
トカラの何かとオキノエラブなんつーのもアリだと
思います。

画像で紹介させていただいた個体はどちらもそんなに
大きくはないけれど、ボクのフェバリットには
違いありません^^)







昨年何かと引き合いの多かった
クロシマノコ。
ウチには3ペア(もう少しで4ペア)のみ。

一昨年、知る人ぞ知る感の強かった
ヤクシマノコ。
亜種登録されるんじゃ?という頃は
一番初めに嫁いでいました。

クロシマもヤクシマもアゴの湾曲が強いことが
共通点なのですが、クロシマは光沢が強いんです。

あと共通点としては、どちらも
赤い個体が多いみたいです。
クロシマはマックロも出るみたい。
少ないみたいですが。。
トカラの黒化型と同じよーなカンジ
なのでしょうか?
ウチにいる子はみーんな赤いです。
クロシマという名前に錯覚してしまうのは
ボクだけか?^^)

九州南部の、佐多岬よりトカラ側に
ある代表的な4島のクワガタは全て
亜種になるワケなんですねぇ^^)

この画像 左がクロシマ
右がヤクシマです。
右のヤクシマのほぅが大きく見えますが
これは位置関係によるもので
サイズは同じくらいです。
どちらも頭幅があり、前胸が同じくらいの太さで
上翅と続きます。
この縦のラインと横のラインのバランスに
自分の好みがあるみたい♪
書いてて閃いたのですが、こないだ
採ってきた伊豆大島も並べてみればよかった^^)
近いウチにUPします。

これはあくまでも個体としての比較なんですが
ウチのクロシマは、ボディに対してアゴが短いので、
これまたウチにいるヤクシマぐらいまで
アゴの長さがあれば、もう少しカッチョよいのかな?
とか思います^^)

屋久島 黒島 伊豆大島と太ノココレクションなんてのも
いいかもしれない^^)

国産ノコは亜種になっていなくても
地域変異が多いので集め出すとホント 
ドツボに嵌ってしまいます。

それがいつまでもノコに傾倒できるひとつの
要因なのです^^)





今期は加計呂麻しかいない。。
アマミノコギリクワガタ。

しかも70越えてるのがいない。。

この子なんかは上翅にシワ寄っちゃってるし。。

本土系が多い今期は新鮮に映ります。

飼育で考えるなら、
菌糸で飼育されたほうが
大きくなりやすいと思います。
マットでも大きくなりますよ♪
期間は長くなりますが。。

個人的にはですね、
他のクワを飼育していて
たまには国産ノコを・・・
という方。
オススメです♪

幼虫も大きくなりますしね^^)

単純にアマミノコが飼育したい!
と、言うならば本島産がオススメですが
ちょい変わった産地で・・・と、なりますと
本島以外は全て流通が少ないので
出ていたら買いだと思います。

与路島 請島 加計呂麻島のアマミノコは
トカラの諏訪之瀬ぐらい出回らないと思います。

ある程度、飼育経験があって国産ノコを・・・
と、いう方にもアマミはオススメ♪

大きな成虫を孵すにはそれなりのスキルは
必要だと思うので、今まで培ったアレコレを
試すにはいいかもしれません。

2016年度は久々に奄美大島産(油井岳)の幼虫を
多数採っています。

大きなアマミノコを拝めることを期待しています^^)


material by:=ポカポカ色=