クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ヤクシマ クロシマとご紹介させていただいたので
ミシマイオウもご紹介させていただきます。

かつてはクロシマと対峙することの多かった
ミシマイオウ。
現在ではヤクシマとクロシマが型で比較することが
できるのか?ミシマイオウとの対峙はボクのトコロでは
少なくなりました。
まず、ミシマイオウは大歯を拝むことを念頭にすると
かなり大きな個体を孵すことが必須となります。
60台前半でも中歯だったりします。
産卵数でいいますと先のクロシマ ヤクシマより
産卵数は多い印象です。
ただ大きい幼虫を育てるのにはコツがいります。
なので飼育的にはミシマイオウが面白いかも
しれません。

ミシマイオウも光沢が強く赤いのですが
ボク的には、光沢でいうと
クロシマ ミシマイオウ ヤクシマの順
赤味でいうと、ヤクシマ クロシマ ミシマイオウなのですが
ミシマイオウの赤味は他の2亜種と違う気がするので
もしこの3亜種から2亜種選んで楽しむなら
クロシマとヤクシマで型、
クロシマとミシマイオウで光沢と色
ミシマイオウとヤクシマで亜種の違いってトコでしょうか?

このペアでクワタは出品させていただきます。
このペア以外に

画像の中歯♂を単品で出そうと思っています。
(画像は2つなんですが1個体です。)
おかげさまで、本土系亜種は出せば売れてしまう状況。
個体数がそんなにいないのです。

お値段的にはクロシマ ミシマイオウはほぼ同額
ヤクシマは安価です。でもヤクシマも累代品は
あまり出ていないので、ヤクシマの大きいので
累代してみるのも面白いかもしれません。
要は菌糸馴れ(エサ馴れ)している系統が
出回っていないということになりますから^^)

本当はここにクチノエラブが加わると選択肢の
幅が拡がって、楽しい悩みになるのですが
クチノエラブはまだ幼虫です。

同亜種を2ペア購入して亜種内の違いを楽しむもヨシ
異亜種を2種もしくは3種購入して違いを楽しむもヨシ
1亜種を購入して大事に飼育するもヨシです^^)






先ほどのヤクシマノコと対峙することの多い
クロシマノコギリクワガタ。
採集禁止となってからけっこー経ちます。



クロシマはアゴが太短かく湾曲が強い。
なので、先ほどのヤクシマノコ同様
サイズを稼ぐのがタイヘンなノコです。


この子は縦湾曲が強いけど、これは個体差。
ヤクシマのアゴの出方とは明らかに違うのが分かります。
あとクロシマは光沢のある赤。
ヤクシマはヘアラインを入れたような渋みのある赤です。
ここは好みが分かれるトコロですねぇ^^)

♂は同一個体で、右の♀とペアになります。

なんでこんなに小さいの?と、聞かれそうな♂。
真っ赤です♪

中歯の♂。頭部 胸部が赤く上翅が黒い個体。

この♂のペアになるのは後ろフセツ欠けの♀。
保管用のタッパーの空気取りの穴で取れてしまったので
先天的ではないのですが、売るとなると・・・
ホントはね、こちらの♀は真っ赤なので大きい♂と
ペアにしたかったのですが、仕方ありません。

飼育的にはヤクシマと大差ないですが、クロシマのほうが
幼虫期間が長い印象があります。

クロシマも3系統いて、うち2系統は幼虫なので
この系統は次の2月に全部出すつもり。

何かと引き合いの多いクロシマ。
ご検討をお願い申し上げます^^)






ウチにはヤクシマノコが3系統います。
F2 WF1(成虫)WF1(幼虫)の3系統。

要は毎年購入しているのですね^^)


画像の子は、66.4 2016年8月15日羽化 F2
ボディが太く、アゴの縦湾曲もしっかり出た
ヤクシマらしいヤクシマです。

ペアになる♀。この子はサイズはまだはっきりさせておりませんが
30台後半から40台です。2016年6月下旬羽化 F2
ヤクシマノコのペアになるのは1ペアのみ。

上記の♂以外に67.2というのがいます。
こちらは画像が上手く撮れなかったので後日UPいたします。
バランス的には画像の子はとてもいいのですが、
クワタでは両方持ち込んで、お客様のお好みでペアにしようと
思っています。
なのでどちらか片方が単品売りとなります。



こちらはWF1 WF1はペアが完売済みなので
♂単となります。


ブリードでは珍しい中歯。標本目的なら必要かも^^)



こちらもWF1
サイズなんですが、ノギスが壊れてまだ買っていないので
詳細サイズは会場にて♪
だいたい50台後半です。
WF1の♂は全部で5頭持っていますが、全部持ち込むかは
未定です。

F2は途中、菌糸で飼育していたところ
あまり伸びなかったので、マット1400にしたところ
大きな個体が孵ってくれました。
そんなことからWF1は全編マットで飼育したのですが
室温の上昇からか?50台で羽化してきました。

飼育的にはですね、プリンカップ⇒菌糸800⇒マット1400で
マット1400のときは温度低めです。菌糸投入時は2令後期
もしくは3令初期です。マット1400の段階でじっくり
食べてもらい蛹室を作ってもらう目論見がうまく
当たってくれた感強しです♪

ヤクシマノコは大好きなので、
カッコイイ個体が孵ってくれると嬉しさ倍増(^^♪

何気に赤いのもステキです❤





鹿児島県のノコギリクワガタについても
書かせてください。

ノコギリクワガタも2種いるのは
鹿児島県だけ。
ご存じ本土系とアマミ系です。




ノコギリは・・・・ぇえ、全部います。。
亜種分けの段階ですが。
ノコの場合、見方が他のクワと違うということも
大きく影響しているのですが、
亜種内でも産地別に特徴が出やすい(判りやすい)
ということが言えると思います。

ノコギリクワガタ本土系亜種は原名亜種含め全部で5種

比較的個体数を見ていないのは原名亜種です。

鹿児島県本土と甑島のは興味あるな。。。
いや九州はね、南もそうなんですが北も
興味があるので、慎重に足を踏み入れていこうと
思っています。
入手的な見地からですと、ミシマイオウ クロシマ
ヤクシマは、販売されているのを見かけます。
(ボクも販売させていただいています。)
クチノエラブは、ここのところ見かけない。
原名亜種は、種子島は持っているけど
種子島含め・・・出ていたら買いかもしれません。



で、アマミ系(南西諸島系)は、入手はしやすいのですが
個体数が出回ったので、販売されていないケースも
見受けられます。
トカラノコは、中之島 悪石は入手しやすいけど
口之島 諏訪之瀬島 臥蛇島は出ることが稀です。
アマミノコも、産地(島ごと)に集めようとすると
入手は困難。アマミノコ自体が市場に少ない印象です。
(ヤフオクは見ていませんのでご了承ください。)
オキノエラブ トクノシマもね、ブリードモノを
探すとなると難しいかもしれません。
ただ、安価で入手することも可能なアマミ系。
オキノエラブ トクノシマ 
アマミ(奄美大島 加計呂麻)あたりはワイルドの
入手も可能です。

鹿児島県のノコギリクワガタは全部で9亜種
産地に拘らなければ集めやすいことは確かです。
1亜種を各産地で集めるのもいいと思いますよ^^)♪







みなさま❤仕事は無事終わりました?
まだまだ通常業務だぜぃの方もいらっしゃると
思います。
無事、お休みに入られても大掃除、家のこと 帰省など
何かと年末年始はバタバタしますよね?
ボクはというと、月末処理に追われて
パソコン前に鎮座しております。
ちょっと息抜きにノコ画像を撮りましたので
ご紹介させていただきます。



クロシマノコ。



けっこー赤いしピカピカです♪



アゴ短めのモロクロシマなんですが
そのおかげでサイズが伸び悩みます。。
ノギスが壊れてしまいサイズが曖昧なんですけど
67ぐらいかなーな、大きさです。
この子はペアで2月出品予定です。



お次はミシマイオウ。第1内歯が出ているので
完全大歯と呼びにくい。。
この子も65ぐらいはあります。



この子も赤いです。で、ピカピカ❤
アゴの湾曲が弱いのはミシマイオウの特徴ですね♪



手前ミソで申し訳ないですが、個体として
カッコイイと思います。
個人的にはですね、本土系の中で大きくするのが
難しいと思っています。
今回のブリードでは採れませんでしたが
ミシマイオウはすさまじく産むんですね。
そこに持ってきて60台前半でも中歯だったりするので
大歯を拝むには他のクワより
やりがいがあるかもしれません。

この子も2月ペアで販売予定です。



最後はヤクシマ。
この子はノギスが壊れる前に測りました。
67.5あります。ギネスもそのくらい?


魅惑の縦湾曲。
この子も赤いけど前出の2頭に比べると
マット感ありな色。



ボクはヤクシマノコは大好き❤で、
特に頭部アゴ付け根のV字ゾーンの角度が広いのが
お気に入り♪ 縦湾曲を維持しながらの長いアゴは
魅力的です。この子以外に66.5という個体がいるので
どちらかを2月に持ち込む予定です。

ほんとはね、ここに同サイズのクチノエラブがいたら
選ぶのも楽しいかな?と、思うのですが
残念ながらクチノエラブは幼虫です。

因みに飼育的な観点で申しますと
亜種とはいえ、本土系なのでしっかりと
成熟させて、ペアリングを行えば
産むのは相当数産みます。
問題は幼虫をいかに大きく育てるかに
かかってきます。本土系は最後のビンで
化けること多しなので楽しいですよ^^)

南西諸島系とは異なる魅力満載の本土系亜種。
一度手に取って見てみてください。
新しい発見があるかもしれません♪






material by:=ポカポカ色=