クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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本日夕方、今年最後の出荷を終えて
本年の営業は全て終了となりました。
最後の最後でドタバタ劇があり、来年は4日より
営業(ホントは5日から)となりましたが
ボクのような自営業にとっては願ってもいないこと♪
幸先のいいスタートが切れそうです^^)



しかし・・・休みとなりますと妙な解放感がありますね。
なんか晴々としたキモチになります。
って、こんなことばっかり書いていても仕方ないので
本題に入ります^^)

今年の夏、ヤフオクで落とした種子島産のネブト。
売らないよと言っているのに友人が
『買った!!』の宣言。。。こんなおちゃめなところが
大好きなのですが、幼虫バックはしてくださると
思っていたので落札価格で売却。
売却時フセツが取れてしまっていたのですが
気持ちよく購入してくださいました^^)
そんな種子島産ネブトなのですが、なんと早期羽化とのことで
新成虫ペアでプレゼントしてくださいました!!
実に5ヶ月での羽化となります。

種子島産のネブトは本土ネブトになりますが
そーんなにお目にかかれない産地です。
ヤフオクの出品者様は現地の方。
ヒラタやノコは多数(と言ってもノコが大半)出品されていましたが
出品初期にコクワがチラホラ、ヒラタとノコが半々のころ
ポツンとネブトのペアを出品。かなり競りましたが無事ゲット。
届いたところに友人からのメールでした^^)



飼育に関しては他のネブトと同じと申されていましたが
ボクはこれから飼育なのであまり言えることはありません。

ウチの本土ネブトは、この種子島と対馬、伊豆大島 口永良部と
島モノばっかりです^^)
暖かくなったら随時ブリードしていこうと思っていますので
乞うご期待です❤



ネブトは本土ネブト以外ですとアマミネブト
トカラネブト(諏訪之瀬 悪石)オキノエラブネブト
ヨナグニネブト チチジマネブト イヘヤネブトといますが
棚はひとつ。そんなに場所を取らないのが魅力です。
意外なことなんですけどね、Uマットを使っての
産卵飼育と書いていますが、Uマットって一般的には
ミヤマ用と認識されている方が多い(知らなかった!)。
特にユーロ系を飼育されている方はほとんどと言っていいほどの
認識率なんですね^^)そんなことからミヤマと相互性もある
ネブトクワガタ。種子島産からはかけ離れてしまいましたが
まぁ、そんなところです^^)


先日のクワタフェスタで知人から
『チチジマの♀、生きてたら持ってきて~』
と、メールをいただき、逆に♂を頂いてしまいました^^)



オガサワラネブトの父島亜種ですね。
しかしスゴイのが来たね❤



アゴ先端の湾曲の強さや眼上突起の張り出しなどが
違うのですが、確かにアゴ先端の湾曲は強いです。



この角度からだと内歯が2本生えているのが分かります。
実はこの子かなり大きいです!



♀もけっこう特徴があります。
アゴの形状がハッキリ出ているのはチチジマネブトが
顕著かなーと、思っています。



♂♀サイズバランスがよろしいです♪



ブリードはたぶん春先になると思います。
暖かいほうが産みがいいです。

ここで随時UPしていきますので
乞うご期待でございますよ^^)


ネブトクワガタは販売から外しています。
理由はですね、前回のときフェア価格で
イヘヤネブトを出してしまったのと
(実はその前に業販でも出しています。)
この時期に販売させていただいても適切な処置が
自分の中で確立できていないのですね^^)



ネブトの採集記事等で、幼虫と成虫が同じ木から
採れると読んだことがあるのですが、その成虫が
新成虫なのか、越冬個体なのかは記載されておりません。
その辺も自分で模索しなければならないので
今回のネブト販売は見合わせました。

現在、成虫ペアではイヘヤネブト2ペア
アマミネブト1ペアは確保しています。
イヘヤネブトは1ペアは出そうか考えましたが
もう少し状態を見てからにしようと思っています。

ヒラタやノコですと、この亜種はこぉとか
説明できるのですがネブトはまだまだ分からないことが
多いので、観察のしがいがあります^^)



幼虫は、オキノエラブネブトとヨナグニネブトが販売に
廻せる頭数がいます。こちらはかなり安定してきているので
2月のクワタでは限定数で出そうか思案中です。
特にオキノエラブネブトは成虫もかなりのサイズになりますが
幼虫も見応えがあります。他のクワガタの幼虫を見慣れた方でも
(ちょい小さいですが)これならと思うような大きさです。

ネブトに限らず採卵の時期って大事だと思うのですね^^)
特に国産種は四季がはっきりしている島国のクワガタです。
こんなところからもヒントを得て産卵させるのも
アリなんじゃないでしょうか?


パッと見て分かるネブトクワガタの飼育。



成虫の飼育。

ケース・・・500ccプリンカップ
小さい木を入れておくと木の下にいること多し。
♂♀同居OK
越冬あり けっこー長生き

産卵セット

ケース・・・ミニケース
マット・・・Uマット 幼虫の食痕マット等
セット内容・・・下1センチほど固詰め、あとは入れるだけ。

※♂♀一緒に入れても大丈夫

幼虫飼育

初令~2令 多頭飼育
3令~単頭飼育
エサは産卵セットと同様。
幼虫期間:半年~

前蛹・蛹

繭玉を作ります。割らないほうが無難。

新成虫の管理

2ヶ月ぐらいで活動開始。管理自体は他のクワガタと同様



その他

入手方法・・・オークション 即売会 ショップ
初夏から夏のシーズンに出ること多し。
幼虫で販売もあります。

産卵数・・・多産。コントロールは今のところ考えていません。

販売価格・・・¥2000~亜種によって変動アリ。
       幼虫は格安で出ることアリ。

と、ボクがネブトクワガタに実践していることを羅列してみました。
何かご質問があればコメント欄に記載をお願いいたします♪





あくまでも個人的な見解なのですが
たまにしか採集できなかった種類が
採集できたりすると飼育のテンションが
上がったりする♪ なのに、ことネブトとなると
初めから購入しようと決めつけてしまいます。。

ネブトに関しては、思い込みで飼育が難しい
個体が入手できないなどネガな印象が付き纏って
ある程度書籍等で楽しむクワガタか?と
諦めもあったのです。でもこの2,3年少量ですが
ワイルドもクワタ等の即売会で並ぶようになり
野外・飼育とも入手できるようになったので、
入手方法に幅が出てきました^^)



地元で自己採集、その個体を累代・・・なんてことは
凄く憧れます。しかしボクの採集技術では難しい。。
なので入手は購入が前提です。
では入手に関してどうしているのか?
出てくるようになったとは言え、全体数(外産含む)から考えると
まだまだ微量です。なのでボクは幼虫 成虫とも出ていたら亜種・産地を
問わないで買うぐらいの気持ちでいます。
もちろん価格とは相談の上ですが
自分の範囲内で販売されていると触手が動いてしまいます。

ここで何が高くて何が安いのか?
ガジャネブトやナカノシマネブトは凄まじいお値段だし
ガジャはほぼ出ていません。次いでトカラネブトも
けっこーなお値段です。この辺の亜種はほぼ出てこないので
希少性はオオアリです❤ガジャはともかくナカノシマ トカラは
ガジャノコより出ていないと思います。
オガサワラ チチジマもこれに準じます。羅列したネブトは
全部採集禁止地域のネブトです。



本土ネブトも産地でかなり変わってきます。
ボクは友人に希少産地ネブト好きがいるので、
変わった産地ばかり廻ってきますが、これ・・・
自分で探すとしたら大変な労力が必要となります。
伊豆大島 屋久島 種子島 対馬 口永良部島・・・
どれも狙って探したらと思うと・・・
友人に感謝しているのは言うまでもありません^^)



ネブトはいわゆるメジャー種ではないので
『探す』という行為にハードルの高さを感じます。
それでも丹念に根気よく探すと掘り出し物があるのも事実で、
巡り合うと心の中で『ワオッ!』となってしまいます。
ボクが持っているイヘヤネブトは幼虫採集品でお値段もソコソコ。
ブリードしたら爆産したのでお値打ちで出すことが出来ました。
現在プレゼント以外で持っている成虫のほとんどが幼虫購入です。
幼虫購入品を無事羽化までいければ、次世代の親は完全なブリード品。
採卵に関する不安がある程度取り除けます。
生き物なのでこのような表現は不適切かとも思いますが
安価で購入した生体で飼育のコツを掴んでからレア産地を
コレクション、本土ネブトの産地別コレクションに移行するのも
イイと思います。
ボクももう少し飼育に確実性が出てきたら、種類数を絞って
楽しもうと思っています。



ネブトの飼育について散々書いてきましたが
利点も多いので、飼育自体に馴れてしまえば
飼育種に彩を添える意味でも楽しいのでは?
と、思っています♪




material by:=ポカポカ色=