クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ネブトクワガタは販売から外しています。
理由はですね、前回のときフェア価格で
イヘヤネブトを出してしまったのと
(実はその前に業販でも出しています。)
この時期に販売させていただいても適切な処置が
自分の中で確立できていないのですね^^)



ネブトの採集記事等で、幼虫と成虫が同じ木から
採れると読んだことがあるのですが、その成虫が
新成虫なのか、越冬個体なのかは記載されておりません。
その辺も自分で模索しなければならないので
今回のネブト販売は見合わせました。

現在、成虫ペアではイヘヤネブト2ペア
アマミネブト1ペアは確保しています。
イヘヤネブトは1ペアは出そうか考えましたが
もう少し状態を見てからにしようと思っています。

ヒラタやノコですと、この亜種はこぉとか
説明できるのですがネブトはまだまだ分からないことが
多いので、観察のしがいがあります^^)



幼虫は、オキノエラブネブトとヨナグニネブトが販売に
廻せる頭数がいます。こちらはかなり安定してきているので
2月のクワタでは限定数で出そうか思案中です。
特にオキノエラブネブトは成虫もかなりのサイズになりますが
幼虫も見応えがあります。他のクワガタの幼虫を見慣れた方でも
(ちょい小さいですが)これならと思うような大きさです。

ネブトに限らず採卵の時期って大事だと思うのですね^^)
特に国産種は四季がはっきりしている島国のクワガタです。
こんなところからもヒントを得て産卵させるのも
アリなんじゃないでしょうか?


パッと見て分かるネブトクワガタの飼育。



成虫の飼育。

ケース・・・500ccプリンカップ
小さい木を入れておくと木の下にいること多し。
♂♀同居OK
越冬あり けっこー長生き

産卵セット

ケース・・・ミニケース
マット・・・Uマット 幼虫の食痕マット等
セット内容・・・下1センチほど固詰め、あとは入れるだけ。

※♂♀一緒に入れても大丈夫

幼虫飼育

初令~2令 多頭飼育
3令~単頭飼育
エサは産卵セットと同様。
幼虫期間:半年~

前蛹・蛹

繭玉を作ります。割らないほうが無難。

新成虫の管理

2ヶ月ぐらいで活動開始。管理自体は他のクワガタと同様



その他

入手方法・・・オークション 即売会 ショップ
初夏から夏のシーズンに出ること多し。
幼虫で販売もあります。

産卵数・・・多産。コントロールは今のところ考えていません。

販売価格・・・¥2000~亜種によって変動アリ。
       幼虫は格安で出ることアリ。

と、ボクがネブトクワガタに実践していることを羅列してみました。
何かご質問があればコメント欄に記載をお願いいたします♪





あくまでも個人的な見解なのですが
たまにしか採集できなかった種類が
採集できたりすると飼育のテンションが
上がったりする♪ なのに、ことネブトとなると
初めから購入しようと決めつけてしまいます。。

ネブトに関しては、思い込みで飼育が難しい
個体が入手できないなどネガな印象が付き纏って
ある程度書籍等で楽しむクワガタか?と
諦めもあったのです。でもこの2,3年少量ですが
ワイルドもクワタ等の即売会で並ぶようになり
野外・飼育とも入手できるようになったので、
入手方法に幅が出てきました^^)



地元で自己採集、その個体を累代・・・なんてことは
凄く憧れます。しかしボクの採集技術では難しい。。
なので入手は購入が前提です。
では入手に関してどうしているのか?
出てくるようになったとは言え、全体数(外産含む)から考えると
まだまだ微量です。なのでボクは幼虫 成虫とも出ていたら亜種・産地を
問わないで買うぐらいの気持ちでいます。
もちろん価格とは相談の上ですが
自分の範囲内で販売されていると触手が動いてしまいます。

ここで何が高くて何が安いのか?
ガジャネブトやナカノシマネブトは凄まじいお値段だし
ガジャはほぼ出ていません。次いでトカラネブトも
けっこーなお値段です。この辺の亜種はほぼ出てこないので
希少性はオオアリです❤ガジャはともかくナカノシマ トカラは
ガジャノコより出ていないと思います。
オガサワラ チチジマもこれに準じます。羅列したネブトは
全部採集禁止地域のネブトです。



本土ネブトも産地でかなり変わってきます。
ボクは友人に希少産地ネブト好きがいるので、
変わった産地ばかり廻ってきますが、これ・・・
自分で探すとしたら大変な労力が必要となります。
伊豆大島 屋久島 種子島 対馬 口永良部島・・・
どれも狙って探したらと思うと・・・
友人に感謝しているのは言うまでもありません^^)



ネブトはいわゆるメジャー種ではないので
『探す』という行為にハードルの高さを感じます。
それでも丹念に根気よく探すと掘り出し物があるのも事実で、
巡り合うと心の中で『ワオッ!』となってしまいます。
ボクが持っているイヘヤネブトは幼虫採集品でお値段もソコソコ。
ブリードしたら爆産したのでお値打ちで出すことが出来ました。
現在プレゼント以外で持っている成虫のほとんどが幼虫購入です。
幼虫購入品を無事羽化までいければ、次世代の親は完全なブリード品。
採卵に関する不安がある程度取り除けます。
生き物なのでこのような表現は不適切かとも思いますが
安価で購入した生体で飼育のコツを掴んでからレア産地を
コレクション、本土ネブトの産地別コレクションに移行するのも
イイと思います。
ボクももう少し飼育に確実性が出てきたら、種類数を絞って
楽しもうと思っています。



ネブトの飼育について散々書いてきましたが
利点も多いので、飼育自体に馴れてしまえば
飼育種に彩を添える意味でも楽しいのでは?
と、思っています♪






当たり前なハナシですが、クワガタは小型種のほうが
コストはかかりません。
国産種は外産種ほど大きくはなりませんから
飼育コストは抑えられます。
ではネブトはどうでしょう?
ネブト飼育をコスト面から考えていきます。



まず生体を入手しなければなりません。
ナカノシマネブトなどのレア種は、かなりのお値段ですが
他の亜種等はだいたい¥5000以内です。採集禁止地域の亜種は
ブリード品のみです。
即売会等では思いがけない値段で入手できたりします。
とにかく飼育してみようという方は、値段で決めてもいいかも^^)
安価な生体で飼育のクセを掴むのもいいと思います。

で、生体が¥3000で入手できたとします。
次に飼育用品。
ミニケース¥400
Uマット¥1200(5リットル)
ゼリー¥500
プリンカップ5個¥200
成虫管理マット¥500
(価格はあくまでも暫定です。少し高めに設定しています。)

ここまでで¥5800.
成虫管理マットとプリンカップは使わなくてもいいので
約¥5000でOKです。生体が安価ならばコストは下がります。
ゼリーも小分けしてあるものが購入出来ればコストはさらに下がります。
(ネブトのみだったら、ゼリーの消費量は少ないです。)



産卵セットはミニケースにマットを入れるだけなので
5リットルで購入すると4セットほど取れます。
5リットル¥1200設定なので1セット当たり¥300
マットは幼虫飼育用に取っといてもいいと思います。
劣化が心配ですが、ボクは取っといて使いました。



幼虫が30頭採れたと仮定します。
初令~2令初期は多頭飼育が必須なので
500ccプリンカップに小分けすると、ここで¥200
3令になって単頭にしますが、30頭全部生存していたら
500ccプリンカップなら¥1000
350ccなら10個¥200設定で¥600です。
マットも買い足します。大事を取って10リットル購入で¥2400.
これでほとんど成虫まで持っていけるので
高めの設定で合算すると約¥10000です。
30頭で割ると1頭あたりのコストは約¥333。
他のクワガタと一緒に飼えば用品等は使いまわせるので
もっと抑えられると思います。



実際のところ、30採れたとしても全部が全部羽化までというのは
難しいかもしれないし、ネブトならなんでもと初めは思っていても
調べていくウチにこれじゃないと・・・と、思うのは誰でも
あるのでこの通りにはいかないとは思いますが
バロメータ的に読んでいただければ幸いです^^)
尚、販売生体の価格には付加価値やサイズ、もちろん利益も
加算されますのでこの限りではないことを付け加えておきます。
とは言え・・・ひと昔前の保険のCMみたいだよね^^)と、
思いつつ書いてしまいました♪











この秋、初めてのネブトの割り出しでした。
飼育する上で、ここはこぉしといたほうが・・・的な
ことをいくつか思いついたので書いておきます。
備忘録になってしまうことをお許しください。



今回はネブトのみ飼育という前提でセットを
組んでみました。まずケースはミニで充分です。
ただ割り出したところ、フタにコバエがびっしりでした。。。
コバシャといえどもフタのツメ部分に若干の隙間ができます。
その隙間をテープを貼るなどして対策すれば大丈夫だと思います。



マットはUマットで産みます。特にふるい等もかけませんでした。
もし手間をかけるのでしたら、幼虫の食べ残しマット
とかをふるいにかけて使用するのもアリです。
赤枯れは混ぜると安心ですが、特に必要性は感じませんでした。
幼虫飼育においては産卵セットに使用したマットを
混ぜるのが一番いいらしいのですが
今回コバエがすごくて(マットの中にもコバエの幼虫が多数。。)
使えなかったので、マルバネの食べ残しをUマットに混ぜて使いました。
先ほどの記事でも書きましたが菌糸の食べ残しも混ぜています。
一応白い部分は入れないでオガの部分を手で細かくしてから入れています。
結果はこれからですので結果が出次第、ここでUPさせていただきます。



あとですね^^)産んじゃうと多産なので、友人と種類を分けて
シェアするのはいいと思いますよ^^)
自分が○○ネブト、友人が△△ネブトというふうにして、
幼虫が採れたら交換するなども面白いかもしれません。
初令~2令初期は多頭飼育。3令以降は単頭で大丈夫です。
ただあまり密集させると共食いは起こります。
オキノエラブネブトを割り出した際、大きな幼虫の頭だけというのが
3頭ほど出ました。。
繭玉を作って蛹になりますが、繭玉は割らないほうが無難です。
繭玉を割った蛹を羽化させることはできましたが☆になった
個体のほうが多かったです。



成虫はこの程度の容器で充分飼えます。
活動を完全に開始するとけっこー食べます。
ゼリーの中に潜るので、ゼリー交換のときは
気をつけてください。一度一緒に捨ててしまい
ゴミをひっくり返したことがあります。
成虫も多頭飼育はできますが、休眠中の個体を
一緒に入れてしまったりするとバッチンされてしまいます。



成虫は亜種によって大きくなる種とそうでない種が
存在します。BE-kuwa64号に詳細が載っていますので
そちらを参照されるとよろしいかと思います。

意外とレア産地も入手できちゃったりします。
出てこないのはガジャネブトとナカノシマネブト。
チチジマやオガサワラなんかは出てきます。
たぶん飼育者が大事に累代しているのでしょう^^)
今出ている名のネブトは全部採集禁止地域です。
成虫の価格ですが、これはもう千差万別です。
ヤフオク等のほうが安そうな気がしますがそうでもありません。
種子島のネブトは相当競って、けっこうな価格になりました。
また、野外品とブリード品でしたらブリード品もしくは幼虫採集品
をお勧めいたします。
以前にも書きましたが野外品の場合、産んだあとの個体も
混じります。どうしても野外品をお求めになりたいのでしたら
入荷時期から採集時期を割り出すか聞くかして、発生初期か
どうかを見極める必要があります。発生初期でしたら採卵の
成功率は上がります。




個人的には原名亜種、亜種に拘らず離島モノで
集めていこうと目論んでいます^^)
ネブト用の小さな棚でも買って、そこからはみ出るよう
だったら調整するような飼育をしようかなと
思っています♪







material by:=ポカポカ色=