クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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国産種の・・・特に採集禁止となってから年月が経つ
種類は野外で採れる個体とは逸脱したような形状に
なっている個体も見受けられます。
ボクが飼育している中ではトカラノコが代表的なのですが
やはり菌糸を使用して飼育した個体とマットで飼育した個体は
形状が変わってきますし、温度や湿度も含めた飼育環境でも
変わってきます。もちろん血統でもその違いは顕著です。



例えば中之島産と悪石島産での島の違いによる型の違いは
個体数を見ていくと分かってきますが、個体によっては
分かりにくい個体も存在いたします。
あまり考えたくないのですが、よからぬ方向で飼育しているのかな?
と、思われる個体もいるにはいるし 見ますが、そこは考えないことに
して話を進めてみたいと思います。



ビークワのノコギリクワガタ特集における島ごとの型違いの
解説は非常に分かりやすくまた明確に表記されていると思いますので
そちらを参照していただければと思います。しかし飼育した個体が
そうなるかというと必ずしもそうでないというのも否めない事実です。



特に同腹による長い累代は飼育者の好みの型や色(特徴)を
持つ個体で累代していくと思うので特徴が変わってくることも
想定として出てくると思うのです。
例えばの話 悪石島産を飼育していても(気づかないうちに)
中之島産の特徴が好みだった場合、悪石島産の中で中之島産チックな
特徴が出ている個体で累代を進めていくと何世代か後 中之島産の
特徴が顕著な悪石島産が誕生していくことも充分に考えられるし
事実 出てきています。



そんなところからトカラノコに関しては自分で累代している個体
を飼育していきながら、他の人が累代している個体も入手して
かけ合わせたり飼育方法を変えたりして様々な方向から
型や色が変わらない、もしくは思い切り変えていく個体と
両方で飼育しているつもりでいるのですが、今度はボク自身
(飼育者の見解)がずれていることに気づいてしまいました^^)



要は自分のところにはかなりの数がいるので
その個体ばかり見て他を見なくなってしまい、元々の型や色を
見失っていたのですね。。
そんなところからも野外品の標本を手許に置いておきたい
という欲求が高まっています。



ちなみにですね、飼育方法でもかなり変わってきます。
羽化して固まるまでは分からないので、最後まで飼育して
サンプルと見比べるという作業になってしまうのですが
それも個体差 地域変異が顕著なノコギリクワガタです。
自己満足の域からは出ないというのが実情なんです^^)



菌糸交換は部屋の中でできるから・・・
とは言え、いろいろ飛んだりするので
掃除は大変です。。



まずはトカラ。トカラノコは今期 中之島と臥蛇島産を
飼育中です。数で言いますと中之島が圧倒的に多くて
3系統。更なるトカラオレンジを目指します。

 

これはアマミノコだと思います。
アマミノコは笠利町のみで結局ワイルドからの累代となりました。
久々に76~を目指します。

 

これは・・・・?  オオクワですね^^)
機械的に作業を進めたのでこんがらがっています。
オオクワは鹿児島 伯方島 奥多摩の3産地のみとなりました。
けっこう大きいのですが、ヨーロッパミヤマの幼虫を見た後なので
感動が薄いです。。



これもオオクワ別個体。
一昨年はネブトの幼虫ばかりで小さな幼虫に慣れて
今年は大きいのばかり見ているなぁと、変なところに
感心していたのでした^^)


菌糸も買ってあるので、これからノコの菌糸交換をしようと
思います。菌糸に入っているのは
トカラノコ アマミノコ ミシマイオウノコ クロシマノコ
クチノエラブノコですね^^)



多頭飼いしている容器もあるので
全部単頭飼育に切り替えます。
ここで全部交換できればお次は4月ぐらいの
交換になるのでやっとくと楽です。
このとき♀はマットに入れます。



ノコもマットで飼育したいところなのですが
さすがに時間との戦いでもありますので
亜種は全て菌糸で飼育します。
(本土ノコの産地モノはマットで飼育しています。)



ちょっと考えながらのクワ活です♪


今日は午後から溜まっていたクワ活をやりました♪



今年最初のクワグッズです。
2300クリアボトル。10本購入です。
先日の3リッターより高さがないだけですね。
これに・・・



アクベスを入れます。アクベシアヌスは一昨年と去年とで
全部で10頭ほどいます。



けっこうイイカンジで育ってくれています。
スケールが壊れてしまったので体重が測れていません。。
このあとアマミミヤマ ミクラミヤマ ゲアンミヤマ
などを交換して、最後はルニフェル♪
1頭落ちてしまい、9頭になってしまいました。


交換した一部分。。これから棚に移します。
まぁ先日のマルバネ同様2300だの3000だので
あっとゆーまに手持ちのマットがなくなっていきます。
1400が小さく見えますもんね^^)

ミヤマ・マルバネのエサ交換は、それまで入っていたマットの
状態を見て使えるようならフルイ掛けします。



画像の丸いヤツがフンです。フンは取り除くのですが
その周辺のマットは大事なんですね^^)
このフルイ掛けしたマットを新しいマットに混ぜ込んだり
幼虫の周りに敷いたりまぶしたりして使用します。
理由はあるのですが書くと長くなるので割愛します。

ただ手間はかかるので当然時間も要します。
なので夢中になってしまうのですね。実は同様の理由で
容器も洗わないのです^^)これはこの時期にはありがたいです♥

という訳で、本日のクワ活はミヤマ三昧な一日でした♪



国産種の入手・・・最後はノコです♪



まずトカラノコ。
価格的にはあまり変動している印象は受けませんが
臥蛇島産は現在 非常に入手しやすい価格となっていますね。
お探しの方は今が買いかもしれませんね?
他産地では中之島と悪石島が流通しています。
諏訪之瀬島産は稀 口之島産は諏訪之瀬島産より少ないかもしれませんね^^)
個人的な見解はともかく、産地よりも自分の気に入った個体を
入手されるとよろしいかと思います。



本土系亜種。ミシマイオウノコ クロシマノコ
クチノエラブノコ ヤクシマノコ ミヤケノコ ハチジョウノコ
(ハチジョウノコはここに入れていいのか?は疑問ですが。。)

一定の価格を保っているようにも感じますが、ボクが興味を
持ち出したころと比べると半額以下です。採集禁止地域産地は
高値傾向ですが、クロシマノコは流通量が多い気がします。
ハチジョウノコの大型は昨年春まではけっこういいお値段でしたが
途中からこなれてきた感がありました。でもハチジョウノコの大歯って
出すのすごく難しいので、探しているのなら今は買い時かもしれません。



南西諸島亜種。アマミノコ トクノシマノコ オキノエラブノコ
クメジマノコ イヘヤノコ オキナワノコ ヤエヤマノコ。
アマミノコ トクノシマノコはワイルドが入手しやすいのですが
大型は別枠となります。あとの亜種も比較的入手しやすい価格帯ですが
クメジマノコ イヘヤノコはあまり見かけません。このカテゴリーも
トカラノコ同様 気に入った個体を選ぶのがいいと思います。
(トカラノコもこのカテゴリーですが別枠にて記載させていただいています。)



本土ノコ産地別。
こちらはもう価格帯もいろいろですし、個体もいろいろです^^)
主な流通産地は壱岐島 伊豆大島 種子島など。
個人的には離島モノが出ると触手が動きますが、こちらも
お好みの個体 産地でお探しになればと思います。
北海道産も地域によって個体数や型が違ってくるので
面白いと思いますよ^^)価格帯の中心はサイズ抜きで考えると
2000円~3000円と認識していますけど、たまに万を超える場合が
あります。

大型個体をお求めになりたい方。
価格についてはそれこそ千差万別になりますから
同じ大型でもボクが知っている限りでこのサイズはなかなか・・・
というのを羅列しておきますね^^)

アマミノコ 76ミリ~
トカラノコ 73ミリ~(臥蛇島産は68ミリ~)
ミシマイオウノコ 67ミリ~
クロシマノコ 67ミリ~
クチノエラブノコ 67ミリ~
ヤクシマノコ 67ミリ~

ここに羅列させていただいたのは自分で飼育した経験から
この数字以上は出にくいと思ったものを書かせていただきました。
オキノエラブ クメジマ イヘヤ オキナワ ヤエヤマは
ちょっと記憶が曖昧ですが、ヤエヤマノコの大型は野外はおろか
飼育でもそんなに出てこないのでお探しの方はデカイと思ったら
買いだと思います。ちなみに本土ノコの70越えはなかなか出てこないです。



ノコの大型はミヤマの大型ほど価格は跳ね上がりませんけど
やはり出すのは困難なので、ご自分で納得されたのなら
それはそれでいいと思います。

ノコは集めだして違いが判ったりするとそれこそ追求したく
なるし、個体差もけっこうありますので楽しめると思います。

今年はトカラノコ アマミノコ ミシマイオウノコ クロシマノコ
クチノエラブノコの大型を狙って飼育しているので、これはと
思った個体が羽化してきたら当ブログで紹介させていただこうと
思っています♪




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