クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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最近書いていないのですが、コクワも少なくしたとは言え
飼育を続けています。

現在幼虫は、ヤエヤマコクワ トカラコクワ(中之島)
本土コクワ(藍島 壱岐島 壱岐・長島 見島)ハチジョウコクワ
成虫ではミシマコクワ(竹島)などもいて、減らしたとはいえ
そこそこの数がいます。



初飼育がコクワ・・・という方も少なくないかもしれませんね?
夏、山で採ってきたコクワが知らず知らずのうち産卵していて
幼虫が見えたりして♪ そこで飼育方法を調べたりしながら
翌年、無事成虫に羽化して嵌った・・・という方も
いらっしゃるのでは?



以前、コクワの亜種は思っていたより高額で
迂闊に手は出せないなぁという印象や思い込みが
強かったけど、最近は価格もこなれてきて
入手しやすい種類と考えていいと思います。
ただ、流通量は以前と変わらないので
出ていたら買いの姿勢が大切です。



採卵、幼虫飼育もそんなに難しくはないのですが、
大型を孵そうとなると難易度はグンと上がるので
ある意味色々楽しめる種類と思います。

ご自分で採集されたコクワから始まって
亜種に移行していくのもいいと思います♪






今日は暑かった・・・と、さきほど書きましたが
おかげで少し蛹になっていました。

♀だと思っていたら実は♂で・・・
(よくあることです^^)
小さいサキシマヒラタとかね。。



幼虫は温度が(というか何かが・・・)急激に上がったりすると
加齢したりしますが。。蛹は・・・というと
途中で外骨格を司る部分の成長が止まってしまったり
あんまり急だと★になったりします。

蛹化したてのころってまだ水風船みたいなものですからね。。
あのころはそっとしといたほうがいいです。

(ゴメンナサイ。。サナギノガゾウミツカリマセン)

人工蛹室に移したりするのは蛹化2週間経過したあたりからが安心です。
以前はそれを待たずして人工蛹室に入れたりと、けっこう荒業も
やってのけていましたが、あまりお勧めしません^^)

ボクが一番気を遣うのは前蛹のときで、幼虫が棒状になったあたりで
温度の低いところ(うちでは棚の下段)に移します。
棒状になってからシワシワになりますが、そうなったら
もう蛹化ですので動かさないほうが無難です。
と、言ってもこれは見える部分(容器側面に蛹室を作った場合)
での話ですから、見えない(こちらのほうが期待大)ときは
予め時期を予測(と言いますか、こればっかりは経験が
モノをいいます。)して温度帯の低いところに置きます。
あとはジッとガマン♪
あとはクワガタに委ねるしかありません^^)

卵が採れた 幼虫が大きくなった! と、一喜一憂した
最後の集大成❤このあと羽化という大きなイベントが
待っていますが、ここが一番慎重にしたいところです♪


ってもですね。。産卵セットを組んだ時期が
遅いので仕方ないのですけどね^^)
あっ!ヒラタのことですね♪



早いときは2月ごろから新成虫を拝めるのですが
今年は伯方島の♀と翅パカの♂が羽化してきているだけで
あとはそろそろ蛹という個体が多いです。



産卵時期が遅かったせいか?単にヘタレなのか?
は、(できれば前者であってほしい^^)分かりませんが
あんまり数はいないのですね。。

今年のヒラタは有田市と種子島 神津島 中甑島と
スジブト(与路)アマミヒラタ(与路)ぐらいに
するつもりなので、できればしっかり羽化してもらいたい
というのが希望です。



ちなみにサキシマは今年も期待していて
大きな個体が羽化してきそうなので非常に楽しみです。
サキシマは飼育していて楽しいから続けると思います。

あとドルクス系が随時羽化してきそうですね♪
タイワンオオとオオクワ(神崎)、トカラコクワ
ヤエヤマコクワが羽化してきます♪








先日のことなんですが、
ミシマイオウノコのお引き合いをいただき
現在休眠中のノコを入れているケース
(A3判ぐらいのCDケースです。)を、開けたら
けっこう動きが活発になっている個体や
体液を放出している個体もいたので
ミシマイオウノコの確認と同時にそれらの個体も
一緒に確認したのですが、けっこういい感じに
仕上がっていました。



もう指を目で追っているし、脚の力も相当なものでしたが
成虫管理用のケースに移すのはもう少し後です。
まだ4月だし、ここのところの寒波のふんばりで
意外と肌寒いですよね?このような気候のときは
2度寝することが多いので、キッチンペーパーを
取り替えてキリフキをして元に戻します。



トカラもいい感じでした。でも先ほどと
同じような処置をして元に戻します。
実はノコのこの期間って非常に大事で
ここで急いでしまうと産卵数に影響が出たり
寿命が短かったり、最悪は★になってしまうので
少し待ちます。ちなみにボクと同様の管理をされている方、
キッチンパーパーに灰色の染や黄土色の染を放出している
個体がいますが、これは気にしなくて大丈夫です。
ただ放出した体液からカビが発生することがあるので
新しいキッチンペーパーに取り換えることは必須です。
このとき気を付けなくてはいけないのは♀で、
タッパーをガリガリ削っているような個体は成虫管理用に
移動します。ボクのように販売される方は特にお勧めいたします。
アゴ先欠けになることが多いです。あと、穴を開けて逃亡・・・
や、その途中で力尽きて★。。。なんてこともありますからね^^)



その年の(今年は令和になってからですね♪)気候によるけど
ボクがノコの産卵セットを組むのは早くても6月下旬
遅くて8月の下旬です。要は発生時期に合わせるのですね^^)
一番は個体の状態で決めますけど、産ませたい種類と
必要数だけ採りたいなど自分の都合で産卵時期を変えることは
ありますよ❤


経験がないわけではありませんが
長いですよね?2年。。



ずーっと前に飼育したミヤマは1年で羽化させてしまったので
ミヤマで2年近く飼育して孵したのはケルブスのみ。
それもほとんど放置に近かった(それがよかった?)ので
記録云々がないのですね。



ノコも2年で孵すと大きくなるといいますが
こちらはデータがあります。トータルで約2年ということですね^^)
産卵セットから数えるとほぼ2年という計算です。
ただ幼虫で休眠(越冬?)という期間もありますから
そこらへんを考えると個人的にはもう少し考察の余地が
あるのかな?と、考えます。実際のところ 大きな蛹は
羽化までの期間が長くなりますから約2年で大きな個体を
羽化させるということに異論はありません。



長かったようでそうでもなかったのが
有田市のヒラタ。初令~3令までが異常に長かったように
記憶しています。たしか1本を半年ほど持たせたと記憶しています。
ただそこからはそんなに長くなかったので、トータルで1年と何か月
です。そう考えると国産種で大型になる種類では短いのかも
しれませんね^^)



ボクが大好きなトカラノコやアマミノコを大きく孵すには
そこまでは時間がかかりません。飼育レコードを狙うような
大型は別ですが、トカラで72 アマミで76程度なら
幼虫期間は約12ヶ月(1年)。前蛹 蛹で2ヶ月ちょっとなので
約14ヶ月。産卵セットから数えるとだいたい16ヶ月(1年4ヶ月)
なので2年で孵すということで考えると短いほうです。
トカラノコやアマミノコは菌糸を使うと幼虫期間が短くても
大型が孵りますよ^^)



まぁ2年の代表格はマルバネですね^^)
マルバネは大きく羽化させなくても期間的には変わりません。
いかに幼虫を大きくするかが大切です。
マルバネは複数種を毎年羽化させるような飼い方も
面白いと思います。3令幼虫と成虫ペアを購入して
3令幼虫が今年羽化、成虫ペアから採卵した個体を
飼育しているあいだに3令幼虫を羽化させた個体で採卵していくと
うまく回ります。マルバネについてはどこかで幼虫を
購入しておけば、マット作りにも貢献するのでお勧めです。



2年というキーワードで飼育を考えると、飼育種や飼育数も
自ずと決まってきます。スペースのことも考えに入れて
だんだんと固まってきた感があります。



material by:=ポカポカ色=