クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ボクが販売させていただく自己採集個体は、主に伊豆諸島産で
いつも同行してくれる友人がいるのですが、この友人 
急に休みが取れることがあり、そのときは一人でリフレッシュを
兼ねて、伊豆諸島にふらっと採集に出かけます。



まずは休みですね♪ 取れることが決定して船や宿 レンタカーなど
予約が必要なコトがクリアできたら行っているようです。でもたまーに
島に行ってから、この時期ならという確信めいたことを掴むと連続して
行くこともあります。最近では利島のヒラタが採れたときに集中して
島に行っていました。ボクもその話に感化されて、昨年 利島に連れて行って
もらいました♪ 島に入ってすぐにミヤマの♀を拾うことができ、利島を
満喫することができました♡



今日はこんな天気なので何もできません。。。こんなときに事務処理でもやれば
いいのですが、どうにも手が出ないので書かせていただいています。
少し雨脚が弱まったときに成虫割り出しを行いました。

そのなかで伊豆諸島の、個人的には貴重な2種をご紹介いたします。



まずは先日もご紹介したイズミヤマ(新島産)。近年では採集例も数えるぐらい
と、認識しています。このあいだもしょーかいしたよね?と、言われそうですが、
画像の個体は先日の個体とは別個体で、本日割り出しです(^^♪
これで2ペアになりました。



イズミヤマは伊豆大島 利島 新島と居て、その3産地の新成虫が今年
お披露目できそうです(^^♪ 伊豆大島産は入手個体なのでCBF1ですが
利島産は自己採集からのWF1となります。因みに新島産は2年1化個体なので
昨年に続きWF2表記となります。



伊豆大島産ネブト 散々出品もさせていただいていますがこの個体は特別♡
種親♂はWDの大型で昨年の初春に伊豆大島へ行ったときに採集してきた♂と
WF1♀を掛けて得た個体です。幼虫がそんなに採れなかったので、たしか外に
出していないんじゃなかったと記憶しています。



伊豆大島のネブトは友人単独で採集している個体や、ボクも同行して採集した個体など
複数の系統を所持していますが、この系統は数が少ないのと、ネブトの成虫・・・
しかも大型に出会うことは滅多なことではないので、思い入れも強いです♪



その伊豆大島♡ 今週末に行ってきます。
大型ノコとミヤマの♀・・・会えるといいなぁ(^^♪




今までは1年に一度のご褒美で行っていた伊豆大島。
たしか一昨年は台風で行けなかった反動か?去年は伊豆大島・八丈島・利島
と、伊豆諸島行の飛行機・船に乗りました^^)



今年も八丈島には行ったけど、天気が大荒れで1泊2日の大半は羽田の印象が
強かったです。。。朝から羽田に行って飛んだのが最終便(15時台発)でしたからね。。



時間もなかったし、島の人に聞けば今年は寒いとのことで、見れた個体数が
少なかったのもそうですが、一番違ったのは生体を持ち出す際に届けが必要な事。
先に書かせていただいたように、悪天候のため乗客もいつもより少なかったから
何とかことを穏便に済ますことができたけど、昨年ぐらいの乗客数だったら
かなりのご迷惑になっていたと思いました。。。



クワガタに関しても、前述したとおり寒かった(半袖ですこしヒヤリとするぐらい)
のは渡島したときもそうだったので、採集数も少なかったです。ノコ・ヒラタは
皆無でしたし、ボクらが渡島した2週間後ぐらいに販売を共にする友人が渡島した
のですが、そのときに採集した個体の方が大きく立派でした。数も選別できるぐらい
見れたそうです。ただ、ノコ・ヒラタは影すら見れる気がしないと申していました。
ボクもそうですが、ボクの友人たちはほとんど販売はするけど、ある程度販売できる
数を想定して、自己ブリード用と完売できる数しか持ち出さないようにしています。



島ごとの採集に関してですが、ここからはいつも一緒に採集に行く友人の話も交えて
書かせていただきます。御蔵島・神津島は条例で採集禁止です。御蔵島は友人も
行っていないのですが、神津島は観光で行った折 ガイドの方に採集のことを
それとなく聞いた処 まぁ・・・これ以上は書かない方がいいと思います。。



新島・三宅島・式根島は採集禁止ではないけど、立て看板などで採集はしないで的な
お願いをしているようです。あと思い付きで行っても採れそうにないとも
申していましたね。。確かに式根島などは利島から見えるけど平坦な島なので、
どこにいるんだろうと思ったし、新島・三宅島は採れるのかな?と、思ったそうです。



八丈島は先に書かせていただいているので割愛させていただきます。
ここからは自分の足で踏み入れている島のことですね^^)
まず利島ですが、利島は島のほとんどがツバキ畑と考えていいぐらいなので
迂闊に藪(畑内)に入ることは躊躇します。なので、遊歩道を散策というカタチで
採集するのですが、ほとんどが遊歩道を歩いている(落ちている)個体を拾うに
留めています。利島も決して採集を無条件に行える島ではないと考えています。



最後は伊豆大島。2022年からノコの発生期に渡島していないので、ワカラナイと
言うのが本音ですが、伊豆大島は他の島と比べて大きいので、ノコ以外を採集したい
場合は地域を絞ってのポイント探しは必要そうです。実際 友人はかなりの回数 
渡島しています。ミヤマ・コクワに関しても見ることはできるけど、数は一桁も
最初のほうだけですし、ヒラタに関しては過去 よろよろの♀を自動販売機の明かりで
見つけただけなので、ほぼ見たことがないと言っていいと思います。



奄美大島や徳之島のように声明こそ出してはいないものの、採集に関して敏感に
なっていることは否めない伊豆諸島。マナーを厳守して末永く楽しめるよう
努めたいなと思うこの頃でございます♪





昨日・・・早めに就寝して夜中の2時ごろ起きたら凄まじい雨が降っていました。。
それで当ブログの投稿をして、今朝のゴミ出しなどを終わらせてまた書いている
ワケでございます。



昨日の段階で八丈島付近に接近とのことでしたので、八丈島はどうなっているんだろう
と朧気に思いながら今日の夜中に書いていたのですが・・・



そういえば奄美大島・徳之島が生物の持ち出し制限の声明を発表してから初めての
発生時期を迎えています。やはり持ち出しが厳しくなっているようです。
確かに世界自然遺産に指定されているわけですからね。。少し緩やかだったのかも
しれません。。それに加えて、今年は発生が少ないようなのです。。
前回参加したイベントでトクノシマヒラタ・トクノシマノコを入手した際、
ノコは出ているけどスジブトヒラタが少ないと聞きました。あとコクワ。。
全然採れないそうです。このことを聞いて、随分早いなという印象は持ったのですが
今年は気候の変動がまた違うので、発生時期にずれが生じているようです。



実際 今年の八丈島採集は悪天候だったことに加えて、島の人に話を聞くと
今年は寒いとちらほら・・・ボクらが渡島した2週間ぐらいあと、一緒に販売して
いる仲間が渡島したら、ノコ・ヒラタは採れなかったけどコクワは明らかにボクが
採集した個体より大きな個体でしたし、数も採れたようです。(小型個体はリリース
してきたと聞いています。)もちろん以前の記事でも書かせていただきましたが、
空港での申請が必要だし、申請するタイミングを間違えると時間を要します。。
国産離島亜種が更に貴重になりつつある過程を実感した瞬間でもありました。



まぁ何が言いたいかと言いますと、今年は今まで以上に採集・持ち出しの制限が
強化されていることに加え、気候(が主な原因かと思いますが)の変動で
発生が少ない、もしくは発生時期が変動していて昨年までショップ様等々で
並んでいた種類がそうでなくなっている。。もし累代個体を持っているようでしたら
大事に飼育された方がより楽しめるのでは?と思う次第でございます^^)



トカラ列島の地震もまだ頻発しています。。。ニュース等で島民の方々の避難
されている様子が報じられています。トカラ列島は採集禁止になってから
ある程度の年月は経過していますが、1トカラノコファンとしては野外個体のいる
島が今まで通りの穏やかな場所であってもらいたいもの。一刻も早く終息に向かう
ことを切に願っています。だんだん貴重度が増してくる国産離島種。
大事に飼育したいものです。。












どちらかと言うと無言や採集に関する事柄が多い・・・・まぁそうですよね^^)
八丈島は材起こしによる採集がメインなので、あの材 におうね^^)とか
そんな会話が多いのですが、たまーに変な話もします^^)



例えば去年も今年も持ち帰らなかった採集個体にアマミコカブトがいるんです。
昨年は数頭 採れたけど、前知識がまるでなかったのと今年 国産カブトに関して
ここまで飼育も含めて傾倒するとは思いもしていないので、連れて帰らなかった
んですが、今年も♀ 1頭は採れたんですね^^)一応帰るまでは持ってはいたのですが
最終的にリリースしてきました。そのときのエピソードを少しご紹介します。



実はコカブトは飼育経験があり、しかも3~4世代累代したにも関わらず、
成虫の♂♀の見分けがイマイチだというオハナシ。。。なにそれ?って思いますよね?



今回は昨年のこともあったので多少調べたし、友人も同様ですぐ♀だと申していましたが
ボクは半信半疑でした。。友人もなんで?となるワケなんですが、コカブト・・・
交尾中のペアを採集したので、そのまま産卵セットに入れてしまったのと、飼育期間が
短いので次々羽化してまた交尾を繰り返し、また累代となったことを明かして大笑い(^^♪
同様のことがチビやマメでもあることを聞いて、こちらも大笑い(^^♪と相成ったワケで
ございます。。他 八丈島ではないけど、マダラクワガタの幼虫を見つけたときも
リリースした理由が羽化をさせることはできるけど、累代には赤枯れ材が必要でしかも
固めがいいなんてことが判って断念したなんていうエピソードもございます^^)



あと友人から好みの種類を聞かれたこともあって、『子供と同じ』と答えたことも
ありますよ^^)今でこそ情報が簡単に手に入るので、お子さまでも○○ヒラタとかを
挙げることも多いかと思いますが、ボクが子供のころって図鑑にオオクワガタが載って
いなかったりしたので^^)ミヤマ ノコ ヒラタ コクワが好きでネブトはマニア
なんて答えたりしていました^^)



この10年ぐらいかな?採集は伊豆諸島(しかも伊豆大島がほとんど)しか採集には
行かないので、それこそ学生のころのように友人と長時間共にすることになります。
よくよく考えてみると、気の合う方々と時間を共有するのは長くて8時間ぐらい?
例えば待ち合わせて食事なんてことをしても4時間ぐらいがせいぜいです。
しょーもない話が出てくるのも必然かとも思いますが、自分でも情けないなと思う
こともいろいろ話してしまいます^^)






そろそろ通常のクワ活にも注目していかないとなりませんが、
今年の八丈島採集の総評などを書かせていただきたいと思います。



まぁ今年は天候に左右されたことが一番です。。
時間も足りなかったし、第一寒いと表現してもいいような気候でした。
それでも採れたのは良かったし、それ以前に島に入れたことに感謝します♡

(画像は昨年採集ハチジョウノコ)

それにしてもハチジョウノコ ハチジョウヒラタに会えなかったのは残念です。
数は激減している印象を強く持ってしまいました。。。意外と人の手が入った
場所にいることがあるので、そのポイントに変化(片づけたりとか)が見えると
ダメになっていたりしました。ただ、これは当然といえば当然のことなので
致し方ないことではあります。



あと自然の猛威に目を瞠る場面もありました。友人がそのことを島の人に
話したら、たぶん雨に流されたんだろうという答えが返ってきて、台風その他の
脅威を垣間見た気がしました。



ハチジョウコクワの記事でも書きましたが、一番採りやすいのはハチジョウコクワで
外灯にも付いているし、材起こし採集でもお目にかかれます。コクワは人の手の入った
場所が多かったです。逆にネブトは山の中に入りました。



ネブトは入っている材とそうでない材はあります。ボクらは起こすときに崩れた材
ぐらいしか(基本的に材割はしません。)見ていないのでこの限りではないと思い
ますが、それでもけっこうハッキリしていた印象があります。



今週末あたりから採集した個体でのブリードや幼虫採集した個体の小分け、販売も
考えています。他ブリード個体のこともあるので、まとめてとはなりませんが、
お付き合いいただけるとありがたく存じます♡



material by:=ポカポカ色=