クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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どちらかと言うと無言や採集に関する事柄が多い・・・・まぁそうですよね^^)
八丈島は材起こしによる採集がメインなので、あの材 におうね^^)とか
そんな会話が多いのですが、たまーに変な話もします^^)



例えば去年も今年も持ち帰らなかった採集個体にアマミコカブトがいるんです。
昨年は数頭 採れたけど、前知識がまるでなかったのと今年 国産カブトに関して
ここまで飼育も含めて傾倒するとは思いもしていないので、連れて帰らなかった
んですが、今年も♀ 1頭は採れたんですね^^)一応帰るまでは持ってはいたのですが
最終的にリリースしてきました。そのときのエピソードを少しご紹介します。



実はコカブトは飼育経験があり、しかも3~4世代累代したにも関わらず、
成虫の♂♀の見分けがイマイチだというオハナシ。。。なにそれ?って思いますよね?



今回は昨年のこともあったので多少調べたし、友人も同様ですぐ♀だと申していましたが
ボクは半信半疑でした。。友人もなんで?となるワケなんですが、コカブト・・・
交尾中のペアを採集したので、そのまま産卵セットに入れてしまったのと、飼育期間が
短いので次々羽化してまた交尾を繰り返し、また累代となったことを明かして大笑い(^^♪
同様のことがチビやマメでもあることを聞いて、こちらも大笑い(^^♪と相成ったワケで
ございます。。他 八丈島ではないけど、マダラクワガタの幼虫を見つけたときも
リリースした理由が羽化をさせることはできるけど、累代には赤枯れ材が必要でしかも
固めがいいなんてことが判って断念したなんていうエピソードもございます^^)



あと友人から好みの種類を聞かれたこともあって、『子供と同じ』と答えたことも
ありますよ^^)今でこそ情報が簡単に手に入るので、お子さまでも○○ヒラタとかを
挙げることも多いかと思いますが、ボクが子供のころって図鑑にオオクワガタが載って
いなかったりしたので^^)ミヤマ ノコ ヒラタ コクワが好きでネブトはマニア
なんて答えたりしていました^^)



この10年ぐらいかな?採集は伊豆諸島(しかも伊豆大島がほとんど)しか採集には
行かないので、それこそ学生のころのように友人と長時間共にすることになります。
よくよく考えてみると、気の合う方々と時間を共有するのは長くて8時間ぐらい?
例えば待ち合わせて食事なんてことをしても4時間ぐらいがせいぜいです。
しょーもない話が出てくるのも必然かとも思いますが、自分でも情けないなと思う
こともいろいろ話してしまいます^^)






そろそろ通常のクワ活にも注目していかないとなりませんが、
今年の八丈島採集の総評などを書かせていただきたいと思います。



まぁ今年は天候に左右されたことが一番です。。
時間も足りなかったし、第一寒いと表現してもいいような気候でした。
それでも採れたのは良かったし、それ以前に島に入れたことに感謝します♡

(画像は昨年採集ハチジョウノコ)

それにしてもハチジョウノコ ハチジョウヒラタに会えなかったのは残念です。
数は激減している印象を強く持ってしまいました。。。意外と人の手が入った
場所にいることがあるので、そのポイントに変化(片づけたりとか)が見えると
ダメになっていたりしました。ただ、これは当然といえば当然のことなので
致し方ないことではあります。



あと自然の猛威に目を瞠る場面もありました。友人がそのことを島の人に
話したら、たぶん雨に流されたんだろうという答えが返ってきて、台風その他の
脅威を垣間見た気がしました。



ハチジョウコクワの記事でも書きましたが、一番採りやすいのはハチジョウコクワで
外灯にも付いているし、材起こし採集でもお目にかかれます。コクワは人の手の入った
場所が多かったです。逆にネブトは山の中に入りました。



ネブトは入っている材とそうでない材はあります。ボクらは起こすときに崩れた材
ぐらいしか(基本的に材割はしません。)見ていないのでこの限りではないと思い
ますが、それでもけっこうハッキリしていた印象があります。



今週末あたりから採集した個体でのブリードや幼虫採集した個体の小分け、販売も
考えています。他ブリード個体のこともあるので、まとめてとはなりませんが、
お付き合いいただけるとありがたく存じます♡



昨年の渡島から大きく変わったことのひとつとして、
採集個体の持ち帰りの際 空港で申請が必要になったことをお伝えしておきます。



まず空港内のディスプレイに『クワガタなどの・・・』と、表示されていますが
見逃すことが多いので、予め知っておいた方がスムーズかと思います。



まず手荷物預かりの届けをする際に、口頭で『クワガタを持っている』
と、伝える。機内持ち込みのみとなりますので、別にしておいた方がいいです。
ボクの場合 機内持ち込み検査時に申請したので、手荷物預かりのほうの係りの方が
出向いてくれましたが、他の方(搭乗者)にご迷惑をかけることになるので
手荷物預かりの場で申請した方がスムーズです。



流れを箇条書きにすると以下の通りとなります。

申請⇒手荷物預かりの場で係りの方に口頭で連絡。

状態の確認⇒生体が逃げないようしっかり蓋がしまっているか
      生体が入っていることが周囲から分からないような梱包がされているか
      など。ボクの場合はルアーケース2つをゴムバンドで止めていたことと
      そのケースを黒いシューズケースの類に入れていたので大丈夫でした。

機内持ち込みの注意点を聞く。⇒座席上の棚に入れないこと。他のお客様から分からない
      ようにすること。自分の膝の上もしくは座席前のスペースに保管すること。
      などを注意喚起していただきました。

赤外線に通すことは他の荷物と一緒です。因みにくるぶしが隠れる靴を履いていると
靴を脱いで赤外線に通すよう促されました。ボクは友人から渡島する前に聞いていた
ので、申請することができましたがそれでもいつもよりは時間がかかったので、
申請しないで赤外線で生体確認が発覚したらかなりの時間を要したことは想像に
難しくありません。。



持ち出し禁止の生体(サソリモドキなど毒性のある生体他)は存在します。クワガタ
は決して持ち出し禁止(2025年5月時点)ではないのですが、何かトラブルがあったと
推測はできます。空港の係りの方の指示に従い、検査を受けることが自分にとっても
他の旅行者にご迷惑が掛かりません。これは帰ってから考えたことですが、他の方への
ご迷惑をより考えるなら、出発時間のかなり前に空港に入り、早めに検査を受けること
が得策と考えます。今回は天候不良で2便飛ばなかったせいで、利用客様が少なく
感じたことが唯一の救いでした。これ・・・利用客が多く、しかも搭乗手続きで
躓いたら肩身の狭い想いをすることになります。



離島での採集禁止が推進されている昨今 さまざまなことが拍車をかけていることは
事実で、ボクもその一端にいることは確かですが、あらゆる場面でのマナーを守ること
で、自分の楽しみがより長く深く続くことに繋がると考えます。ただ現地に行ってから
知ることも多いし、どうしても楽しいことが優先してしまい見逃したり、理解が不足
したりというのもありがちです。。少々お節介かもしれませんがご連絡差し上げます。


               





さて、一応朝採れもしまして(^^♪ 本格的な採集へ赴きます。
昨年のポイントが中心ですが、友人が開拓したポイントも少し見て廻りました。
ただですね、気温が八丈島にしては低いので、昼食や飲料をスーパーで仕込んでからと
なります。ある程度気温が上がってからのほうが、隠れていた個体が出てくるかも?と
限りなく低い期待を込めています^^)



採集ポイント到着です。ここでは友人が過去、ノコとネブトの最終経験があります。
ボクはネブト幼虫を採集しています。倒木が昨年より少ない気がします。
どうも流されてしまった感が強いです。ボクらの採集は材起こしのみですが、
今回は起こしている最中に材が崩れてしまうことも多々ありました。
ブリードしているときの水分を過剰に吸ったカワラ材を手で崩していく感覚に
似ています。



ん?・・・・こりゃなんだ???



申し訳ない。。。画像がこれしかなかったので載せます。
ネブト♀! フセツが取れているので産卵していたのかもしれませんね?^^)
ちょっと興奮しています^^)



ネブト3令幼虫。このあと初令も出てきます。でも数は・・・・
よくネブト幼虫は材に当たるとまとめて出てくるとよく見聞きしますが
ボクはその経験がありません。。。



先ほどの腹の主♡ 昨年ネブトは小さなペアと幼虫だけでしたから
嬉しい大型の♂(^^♪ しかもひとつの材から成虫の♂と♀ 3令幼虫 初令幼虫が
出てきたのも初めてでした^^)



ポイント近くの舗装路にて。帰ってから測ると22、5ミリ。数字に置き換えると
それほどでもありませんが、ポイントで見たこの個体の存在感はかなりのものでした。



このころになると八丈島採集の感覚(この材の下にはいるんじゃないか?等)が
徐々に戻り、ポイント周辺に転がっている材を見て廻ります。とにかく時間との勝負
なので、画像にしている余裕がありませんでしたが、ネブト幼虫はそこそこの数を
得ることができました。



採集は行ってみて、そのときの状況(天候や気温)で左右されるのもそうですが、
その年年の状況変化でも変わります。ましてや今年は渡島にも大きな影響が出た
ので、採れただけでも御の字でございます^^)ノコ ヒラタを見ることは
叶わなかったけど、島に降りることができ、島の食事と風呂を堪能できたので
それだけで大きな満足感を得ることができました。採集個体については
落ち着いたら画像を撮り直して再度 ご紹介する予定です。
総評も落ち着いたら書かせていただきます(^^♪







昨日の雨が降り続いています。
午後も15時を過ぎたあたりから暗くもなってきたので、マット交換から
成虫の割り出しに切り替えました。



羽化して色づいたヤクシマカブトの♀。この時期が一番赤みを感じます。
ツチヤカブトとヤクシマカブトの大きな違いはサイズもそうですが、色味は
かなり違います。



トカラノコ中之島産。早々に小さな♂が羽化している中之島産。
上翅もそうですが、前胸の色も特筆モノ♡ 活動開始後はもう少し
暗くなりますが、この時点でこの色味ですとけっこう期待が持てます。



赤味の強い諏訪之瀬島産。飼育でも諏訪之瀬島産は暗褐色になります。
この個体は赤みが強いほうですが、これから徐々に暗い色目に変化すると
思われます。



ミシマイオウノコ。ミシマイオウはほとんどの個体が2年1化になったので
♀サイズ大きめです。それなのに♂は。。。どちらにしてもブリードは
継続できるようになりました(^^♪

他 口之島産トカラノコやサキシマヒラタの♀も羽化していましたが、
画像がボケてしまい掲載には至らずです^^)


material by:=ポカポカ色=