クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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書いちゃいます^^)
最近 ノコの記事が少ないことには自分でも気にしていまして
書こう書こうと思っても画像を撮るところから始めないと
いけないので少々後回しにはなっていました。。



クロシマノコ自分用♪ 実は50ミリ台の小さな個体なんですが
なんとか中大歯で羽化してくれています。
ヤクシマノコは50台でも大歯が出てくれるのですが
クロシマノコでは珍しいかもしれません♪



特筆すべきは型やサイズではなく色♡
赤いですよね? 今回羽化してきた個体は全て赤味の強い個体が
ほとんどでした^^)でも血統とか大それたものではないんですよ♪
そもそも幼虫で入手していますからね。提供してくれた方は色とかも
気にしなきゃいけないの?ぐらいのことを聞いてきたぐらいなので
色に特化させようとした個体ではないのです。



でも見事に赤味の強い個体が孵っています♪
それには飼育面でいくつかありまして・・・
まずノコとしての低温で飼育すること
羽化時になるべく乾燥させること この2つが共通するのです。
ちなみに♀も赤くなりますよ♡

以前 与路島産のアマミノコで赤い個体ばかりを残して4世代ほど
累代したことがあるのですが、このときはてっきり血統だと信じていました。
でもアマミノコは色や型の遺伝と同時にサイズも目指していたので
当時は全頭 冷やし虫家に入っていたんですね^^)
なので温度を下げているとかをあまり考えに入れていなかったし、蛹室内の
湿度のことなどあまり気にしていませんでした。



ノコやミヤマのように幼虫期間が長かったり休眠期間がそれなりですと
なかなか血統というものに執着しないのもありますが、継続が難しい
(なんせ1世代に使う期間が長いですからね。。)し、第一ノコは
血が濃くなると色も濃くなる傾向があります。
どこかで何かが作用して(外的要因です。)こぉなる的なことは
遺伝以外にもあるのかなと思っています。今期はクロシマノコを筆頭に
本土系亜種の赤くてデカイ個体を目指します♪



ないワケではありませんが、実は画像にできる個体が
少ないからというのが大きな理由だったりします^^)



実はほとんど売れてしまい、あんまり残っていないのですね。
飼育をしていないわけではなく、昨晩の菌糸交換のメインはトカラノコ
(諏訪之瀬島)ですし、来週はウトロ 奥尻島産のマット交換を
予定しているので、個人的には色めき立っているのですが・・・



ただ温度が低いので、マットの劣化もそんなではないので
そんなに慌てることもないというのはあるんですね。。



種類・産地の視点から見ると、今回は割と面白いなとは
思っているんです。下甑島 種子島 ウトロ 奥尻島と
南北の細系・マッチョ系と別れていますし、そこに伊豆諸島が
加わるわけですから羽化してくることを考えると、いろいろな型が
出てくることは安易に予想できますので楽しみと言えば楽しみです♪



亜種のほうに目を向けると今年はトカラノコが2産地
アマミノコが1産地とヤクシマノコ・ミヤケノコとなるので
少々渋めですが、ブリードできる個体に目を向けると
クチノエラブ・ミシマイオウ・クロシマと本土系亜種の御三家は
羅列しますし、トカラノコも今年は臥蛇島と中之島です。
なので、ボクとしては充実度は高いんです^^)
ただ画像にできる個体が少ない(ホント、ありがたいことです♡)
ので、ちょっとご無沙汰感があります♪



いやー・・・寒いから寝れてしまいますね。。。
この直前に挙げた記事はお昼ごろ書いて、目がショボショボしてきたから
横になったら寝てしまいましたzzz



さてさて、ミシマイオウノコをご紹介したところで今年のノコ、
ラインナップが出揃ったので備忘録的に書かせていただきます。



本土ノコ・・・北海道・標茶 淡路島 宮島

本土ノコ亜種・・・ミシマイオウ クロシマ クチノエラブ



トカラノコ・・・中之島 臥蛇島
※中之島は3系統~で飼育予定です。

以前と比べるとすごく少ない印象ですが、しっかり飼育するには
ちょうどいいかもしれないと思っています。
それで今期羽化予定が・・・



トカラノコ・・・中之島 諏訪之瀬島

アマミノコ・・・与路島

本土ノコ・・・北海道・ウトロ 奥尻島 伊豆大島 種子島 下甑島

ミヤケノコ・・・新島(2産地)式根島

ヤクシマノコ・・・屋久島



外産・・・トラグルスノコ(ハルマヘラ島)

羽化予定も以前と比べると少ないです。
今年は中之島産トカラノコの羽化予定数が少ないので
個体数的にはそんなに多くはならないと思います。
本土ノコに関しては、入手困難な産地を中心に累代をしていきたいと
考えています。あとは勢いで増やさないことですね^^)
それが一番難しかったりします♪


こちらも昨年26日で連れて帰ってきました♪



ミシマイオウノコ。友人が当ブログを見てくださって
持ってきてくれました♪ 他に仲間からもクロシマノコの♀をいただき、
これでボクが今年飼育したい本土ノコ亜種が揃いました^^)



ミシマイオウノコは他亜種と比べて大きくなりにくいんです。。
60ミリでも中歯が出たりします。先輩の個体で70に達しそうなサイズでも
中大歯という個体がいたりして、ブリーダーとしてはやりがいのある
亜種となります。



あとですね、昨年クロシマノコの赤い個体が目につきましたが
ミシマイオウも負けず劣らず赤い個体が出ますので、色についても
気にしながら飼育してみようと思います。ミシマイオウ クロシマとも
野外では黒い個体のほうが珍しいのですが、トカラノコ同様飼育品は
変わりつつあるのかもしれませんね?



ミシマイオウは自分で飼育した♀が4頭いるので、♀は2頭ほど出品予定です。
と、ここまで書いてお昼寝してしまいました^^)
どちらにしても今期のノコは出揃いました♪




この個体のみ未だにワインセラー管理なんです♪
北海道川上郡標茶町字塘路産 ノコギリクワガタWF1.

北海道産でしかもここまで北に来ると、16℃辺りでも
動き出してしまうんですね。。



この個体も淡路島産同様 先輩からの個体で
ぜひブリードしてみてくださいと、仰せつかり我が家にいます♪



画像の個体は、アゴがスラっと伸びていますが
ビークワ55号のプレートでは見受けられないので
飼育ならではなのかもしれません^^)



全世界のノコのほぼ北限なんでしょうね。。
標茶より北の個体を友人が持っていましたが、北限として
差支えないと思います。
北海道産のノコはこの標茶以外にウトロと奥尻島産がいて、
ある意味南西諸島や九州離島モノより入手が困難です。
大事に累代していきたいと思っています。


material by:=ポカポカ色=