クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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オークション出品はもちろん販売目的なワケなのですが、
個体の全体像やディテールを様々な角度から細かく見ることにも
一役買っています^^)



ポイントで撮った画像がこれしかないのでご容赦いただきたい。。
もう3秋ぐらい使っています。さて、個体を細かく見ていこうと思います。
まず 元町という産地なのですが、標高が低いというか海抜10何メートルぐらい
なので、過去 同ポイントで採集した個体は黒い個体が多かったのですが、
今年の採集個体は赤い個体が多かったです。友人は赤い♀と先歯ですが真っ赤な
♂を持ち帰りました。その個体はクロシマノコの赤い個体を彷彿させる色でした。



一番最初に出品した個体。伊豆大島産らしいガッチリとした個体です。
上翅に噛まれ傷があって歴戦を漂わせています^^)この子もけっこう赤い
部類かと思います。ちなみにね、伊豆大島産のノコはいろいろな型が出るし、
ピーク時にはそれこそミヤケノコの特徴を持つ個体だったり、本州産を思わせるような
個体もいるので、一概に太くてガッチリした個体が伊豆大島産とは言えないのですね。。



中大歯になると思います。湾曲が緩いのでそれなりに長さは出たけど
手に取るとサイズより小さく感じるかもしれません。でも赤いです!!
色に関してはトカラノコで追及した時期があるのですが、低温で少し乾燥気味に
すると発色が良かったりするので、自然下でも同じような環境になってしまった
のかもしれないな?と、考えさせられます。今年は雨が少ないのと暑いせいで
発生が遅くなった産地もあるぐらいですからね。。



この個体も先ほどの個体とサイズ的にはそう変わりませんが、アゴの湾曲が強い
分 迫力を感じさせます。№1 №2ほど赤くありませんが、それでも赤い部類に
入るんだろうなー。。



あと今回は噛まれ傷や喧嘩傷がある個体が割といました。いつもですと
そのような個体はリリースするんですが、今回は個体数をいつもより見れていないのと
けっこう落として見失った個体も多かったので持ち帰りました。№1の個体は
アゴ先の欠けもあるし、上翅にも噛まれ傷があります。



個人的には形状もそうですけど赤い個体に手が伸びます♪
とにかく№2の個体は赤いのでもし自分でブリードするとしたら追い掛けするかも
しれませんね^^)画像にしたとき出品を躊躇したぐらいです。



№3はとにかくアゴの湾曲ですね^^)ザっ!ノコギリって感じですもんね♪

伊豆大島のノコは菌糸でもマットでも大きくなります。国産ノコは種類や
産地で菌糸が合わない個体もいますが、伊豆大島産は大丈夫です。
そろそろ猛暑が和らいでくると天気予報で言っていましたが、それでも30℃ぐらい
らしいので、(まぁ今から比べたら和らぎますね。。)産卵に関しては温度調整が
必要かもしれませんが、ブリードは充分できます^^)
ボクも今年は産卵セットを組もうと考えているので、一緒にブリードできたら
嬉しく思います♪ 








ひとつ大事なことをやらねければなりません♪



今年 羽化したノコ・・・ほとんどの個体が動き始めています。。
さすがに7月羽化の個体は寝ていますが、6月までに羽化した個体は選定が必要です。



数年前までは♀が活動し始めて♂が起きない、、なんてことが多く 
次世代への累代に不安が過ったこともありましたが、昨年あたりから
♂♀とも動き出してダメ元でセットを組んだけどなんとか・・・という話も
聞くことができたので、ボクも今年羽化個体でブリードしてみようと考えています。



以前 ハチジョウノコやヤエヤマノコで試みたことはあります。
産卵数はノコのソレではありませんでしたが、5頭セットで幼虫を何セットか販売して
尚且つ自己ブリード用も残せたぐらいは採れたのですが、この2種は国産と言っても
生息地の経度緯度がかなり違いますから、全ての国産ノコブリードに当てはまらない
と考えていたんです。。



特に本土系(頭循が出ないタイプ)ノコはかなりの確率で休眠期間をしっかり
取らせないと産みが悪い(もしくは産まない)と考えていましたが、どうも
そうではないようです。。確かに普通種と枕詞の付く種類はその分布域の広さも
相まって環境適応性は高いと思います。でもなぁ、、やっぱりそうなんですよね^^)



友人の中には自宅の限られたスペースでブリードされている方も多く、通年では
季節外れと言っても差し支えない時期に産卵セットを組んで数多く産ませている方も
いるので、ボクも倣ってみようと思います。問題はケースが足りるかどうかです♪







先日 中之島産トカラノコを出品させていただいて、
続けて諏訪之瀬島産トカラノコも出品しようと考えていました。
いざ画像にしようと撮影を試みたところ・・・



動いちゃって時間がかかりそうなので断念しました^^)
後日改めて撮影して出品させていただきます。



で、他のノコも状態の確認ついでに撮影してみたら、やっぱり
動いてしまいます。。。画像はトクノシマノコ累代個体(WF1)です。
トクノシマノコは昨年 幼虫で出してしまったので、1ペアのみ残しています。



少し飼育感を醸し出している個体です。飼育個体はサイズがそこそこでも
太さが出ます。野外個体はいい意味で華奢に映ります♪



今までも散々書いていますが、ノコ・・・そんなに持っていません。。
昨年 幼虫で出しているので飼育個体数は少ないのですね。。
実は一昨年辺りから気が付きだしたんですけど、残暑の期間が長い年は
その年に羽化した個体でもブリードできそうな雰囲気でしたから
去年は敢えて少数精鋭にしてみようかと考えたんです^^)
精鋭にはならなかったけど、この8月ぐらいから今年羽化の飼育個体を
ブリードしてみようと思っています。


まぁ何と勝負しているのかはさておき、昨日 友人が式根島産(式根島後の詳細付き)
のミヤケノコ幼虫をお土産に持ってきてくれたんですね^^)



一応 1ペア持っているのですが、ちょっと迷ってしまいます。。
幼虫を飼育して成虫ペアは出そうか考えています。



さてさてそんなノコなお話なのですが・・・
今年 そんなにブリードはと書いていましてけど、早々と羽化してきているので
晩夏あたりにブリードしそうです^^)



一応 今羽化しているのは、ミシマイオウノコ ハチジョウノコ トカラノコ
(口之島 中之島 諏訪之瀬島)で、悪石島はまだです。あと与路島のアマミノコ
も♀は羽化しているし、イヘヤノコも昨年の♂と今年の早期羽化♀は間に合うかも
しれませんね^^)



すでにクロシマノコは産卵セット済みなので、粗方 国産ノコ亜種は軒を連ねそうです。
たぶん今年もシーズンになればWDも入荷してくると思うので、余力は少し
残しておきたいしね^^)一応 クチノエラブやトクノシマは視野に入れていますが
外産ノコやシカのブリードと被る時期でもあるので、どの辺で歯止めするかが
カギになりそうです^^)



ボクはどちらかというとイベントでお買い物はしないと言いますか
残っていないことが多くて買えずに帰ることが多いのですが、今回は
入手できましたのでご紹介です(^^♪



クロシマノコギリです。昨年もブリードしていますが、少ししか採れなかったので
入手しました。今回は産地が違います。櫓岳(やぐらだけ)という黒島で
一番標高の高い山です。



購入先は一緒に販売しているピュアフォレスト様で、今回は仲間から生体を
入手しています。けっこうなペア数を出展していたので入手が可能となりました♪



さてさてクロシマノコの概略ですが、ご存じの通り採集禁止地域に指定されている
鹿児島県黒島に生息しています。結構前の情報なので真偽のほどは定かでは
なくなっているかもしれませんが、個体数は多いと聞いていました。発生のピークは
本州のノコと同じぐらいと認識しています。



飼育に関しては所謂ノコの産卵セットで大丈夫です。マットの固詰めでも材を入れても
産んでくれます。ボクのノコ産卵セットはマット固詰めオンリーです♪



赤味が強く艶(光沢)もあるので派手な印象があります。あとアゴの湾曲が強くて
太短いのでサイズを稼ぐには工夫が必要ですが、国産ノコの中ではガッチリした
印象もあるので力強さを感じます。今年のノコブリード一押しでもあります♪




material by:=ポカポカ色=