クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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結局 この休みは産卵セットの割出しとセット組みに終始した
内容となりました^^)そんなことも手伝って、ミヤマの産卵セット・・・
ざっくりと書いてみたいと思います。



まず、意外なコトかもしれませんが、産む気になっている♀は
どんな状況でも産む。。これ、あながち嘘ではありません。
温度帯はともかく、マットの種類やケースの深さなど関係なく
産むときは産みます^^)



そんな身も蓋もないようなトコロからのスタートですが(^^♪
基本的なコトは深さのあるケース よく発酵したマット
必要ならばトッピング(?)です^^)
まぁ最近は産卵一番やフェロールで爆産したというハナシも
ちらほら聞くので、その辺りはレッツ・チャレンジで組んでいただければ
と、思います。



ここから読まれる方によっては、重箱の隅をツツくような内容になります。
まず、温度に関しては10℃台前半とか極端な低温にはしていません。
18℃辺りを目指していますが、果たして達成できているのか?は
少々疑心案疑になります。。それでも産んでいるので、まぁ大丈夫かと
お気楽モードではあります^^)



意外と大切なのは詰め方で、底部分は固く詰めますが、ケース中央
上部と詰め方を変えています。だんだん詰め方を緩くしていくのですが
ヒメミヤマ系と他のミヤマでは詰め方を変えています。
ヒメミヤマ系のほうが緩く詰めているのですが、坑道を掘ることが観察できるので
坑道が崩壊しない程度の緩さで詰めます。マットをバサッと入れて、
プレスで整える程度でもいけますので試してみてください(^^♪
セットを組んだ後の移動のときは注意が必要です。



ボクの場合 セット組みやマット交換は外でやるので、今日のように
気温が高い時は水分量も調節します。要は気温の高い処でセットを組んで
セットを置く場所の温度に合わせるので、ケース内が結露状態になるんです。
一般的にミヤマのセットの加水量は多めですが、少々少なめの加水量でセット
を組みます。セットは組んでから2~3日、♀を入れないで室内の温度に
ケース内を合わせてから♀を入れます。

 

最後に割り出しについて。ボクはあまり卵で割り出すことをしません。
だいたい幼虫が見えてから割り出すのですが、ミヤマの場合 幼虫が
ケース側面から見えないことも多いので、だいたい約4ヶ月を目安に
割り出すようにしています。種類によっては初令で割り出すと
落ちやすい種類もいますので、あれこれ考えながら割り出すように
しています。



まぁホント ざっくりと書いたミヤマの産卵セットについてなんですが
種類によって色々です。生息域も広いので一筋縄でいかないところも
ミヤマ飼育の面白い処です^^)また機会がありましたら
書かせていただきます♪





遅ればせながら横浜クワタの戦利品です♪
手を出してはいけないと思いつつ入手してしまいました^^)
ホントはね、ノビリスを探していたんですけど、一度成功しているので
違うのにしようと思い立ったのです。



♀の持ち腹に期待する♀単購入です。
かなりお安くなっていました。まず、個体を見ていくと
赤いです!今まで見てきたミヤマの♀の中でもかなり
ウツクシイと思います。



ミヤマクワガタの♀としてはかなりスリムな部類に入ると思います。
とにかく元気なのが嬉しいトコロなんです・・・が、ここでお気づきの方も
いると思うんですが、未交尾の♀は元気・・・これ、ボクの持論なんですけどね♪
ヒメミヤマ系にこれが該当しないことが多いんですね。。
けっこう長生きなんです^^)
現在出品させていただいているクラーツミヤマ幼虫の親は22年9月入手と
なっていますし、過去 ヒメミヤマ(フォーチュン)系と称される種類は
だいたい長生きでした。ただ、産卵を終えるとほとんどの♀が産卵セット内で
バラバラになっています。



さて、産卵セットの内容をご提示させていただきます。
中ケース Nマット+カブトマットで、比率はNマット7のカブトマット3
クラーツにはカワラ材の破片を散りばめましたが、付近から幼虫が得られなかった
ので、今回は入れませんでした。(カワラ材の破片もありませんでした。)
クラーツのセットでも入れたミズゴケは今回も入れています。ヒメミヤマ系は
坑道を掘る習性があるので、3~4センチにちぎって入れています。
問題は詰め方で、3段階ほどに分けて詰めています。底 固詰め 中腹 緩めの
強め(何のこっちゃという表現です♪)、上部 緩詰めと云った具合です。
中腹にはミズゴケも散りばめているので、3段階とは書きましたがもう少し
詰め方を変えています。管理温度は18℃を目指しますが、この時期だと
どうなんでしょうね。。。あとは♀に頑張ってもらうしかないというカンジです。
追記ですが、カブトマットはヨツボシなどが大きく育つマットなら問題ないと
思います。そんなこんなのマラッツィミヤマの飼育。
ヒメミヤマ系は今回クラーツだけにしようと思っていたけどやってしまいます^^)


もう昨日になってしまいましたが、書かせていただきます♪
実は昨日・・・コロナワクチンを打ってきたんです。
母の処に通知が来て間もなく自分にも来たので、まぁ打っておいて
安心が得られるならと病院に行ってきました。
am11:00の予約で約1時間、移動も含めて約2時間半後に戻り
クワ活開始です。因みに腕の痛み等はボクはないです^^)



さて、今日はミヤマです^^)
棚の最下段の個体を交換していきます。



黒島産ミヤマクワガタ。確か野外最大が68ぐらいと記憶しているので
順調に育ってくれていると書かせていただいていいと思います。
黒島産は何度かに分けてセット組み割り出しを行っているので
個体差と云うより孵化時期が違います。



コチラはメアレー。とにかく昨日は交換する本数が多かったので
単調な画像で申し訳ありません。。種類別で見るとメアレーが一番多い
かもしれませんね^^)かなりクリーム色になった個体も多かったので
今年の秋に羽化してくる個体も出てきそうです。画像の子は1400に
お引越しです。このイキオイでクラーツまで突っ走りました!



ちょっとツヤクワガタやマルバネっぽい風情のクラーツ。
この子たちとのお付き合いする時間はまだまだあります。
今回は少し高栄養のマットも混ぜ込んでいます。



ランミヤマの最終孵化からの個体。
ランミヤマは最初の割出しから最後の孵化まで約半年ほど
期間が空いているので、画像のような個体も出てきます。
いい具合にバラけてくれていると思います。



先日のマルバネと言い、最近は2年以上かかる種類が鎮座しているので
なかなか整理もつかないのは事実なんですけどね。。^^)
羽化してくると喜びは倍以上なので、それを楽しみに頑張ります^^)
来週もミヤマ・・・続くと思います♪


当初 今年のブリード予定になかったヴェムケン。
友人が託してくださったのと、丁度よくご予約もいただいたので
しっかり幼虫を採ろうと思います^^)



5月の下旬ごろからペアリングを掛けていて、どちらかと云うと
用品準備のため、待ちの状態です。因みに画像は記事用に撮り下ろしました♪



最近よく考えるんですが、外産ミヤマの生態って
あまり公になっていないぢゃないですか?
枝先に付いているのか?それとも場所を選ばずなのか?すら
分からないので、累代が成功した手順を反復して飼育しているのですが
ヴェムケンはエサ皿がなくても大丈夫みたいです。
セットは所謂ミヤマの産卵セットで大丈夫ですね(^^♪



幼虫飼育に関しては、とにかく2年に持っていくことです。
あと他のミヤマより交換は多いかもしれません。
ボクは4ヶ月~半年スパンで交換していますがヴェムケンに関しては
例外です。もちろん状態を把握してからですが、約3ヶ月~4ヶ月で
交換しています。上手く3令初期で交換できたら、そのときのマットは
少し高栄養寄りのマットに入れています。



ミヤマ飼育の中では肩の力を抜いて飼育できますが、あの独特な
牙と頭部を拝むにはそれなりのサイズが必要になります。
イコール飼育期間も長くなるので、気長に飼育するよう
心がけています(^^♪




昨日届いたヴェトナム産セリケウスワイルド♡
お次は♀と産卵セットのオハナシです♪



昨日届いた2ペアのうち1♀が同定ミスではないか?
と云うオハナシなんですね♪ 画像の子がどうもチベット
なのでは?ということで、昨日届いてすぐの画像はプリンカップ3つに
したのです。もちろん購入前にしっかりと連絡をいただき、
納得の上で購入しています。



前胸の頭部から前脚にかけてのカーヴが丸いので
チベットの可能性があるというコトなんです。
因みに画像左がチベット?という個体で、右がセリケウスです。



コチラの画像はセリケウスのワイルドと累代個体。
前胸中脚に係る側淵の角度は個体差がありますね。



セリケウスワイルド♀。確かにセリケウスのほうがスリムに
映ります。これは累代個体でも同様に映ります。



どちらにせよ産卵セットは組みます♪
チベットかも?♀はチベット寄りに、セリケウスは
もう既に2セット組んでいますから同じように組んでみました。



チベットかも?♀で、産卵が成功した場合(☚まだ判りませんけどね^^)
幼虫は全て飼育してみようと思っています。成虫にすれば
ハッキリするので、それはそれでオタノシミが増えたというコトです♡


material by:=ポカポカ色=