クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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現在、♂しかいないグラウトコクワ。
タイ・ナーン産WF1

備忘録的になってしまいますが、書いておきます^^)



♂でこの程度の大きさです。
(この子はもう☆です。ウチでは大きいほうです。)

まず、成虫ですがワイルドとブリード、両方
入手可能です。タイ産が流通しています。
成虫の寿命は2ヶ月~半年ぐらい。華奢です。
ワイルドはすぐセットを組んだほうがいいと思います。
ブリードモノは羽化後2ヶ月ぐらいで動きが活発になります。
最初はブリードモノを購入。♂が逃げてしまったので
そのあとワイルドを購入して飼育しました。

産卵セットはミニケースに、使い古しの止まり木。
(こんな木です。)

これは材産み種の割り出しのとき、大きめに残っていた
材を使いました。(止まり木用に保管していたモノで
乾燥はかなりのもの。)マットは産卵一番か、爆さんくんです。
添加が強くないほうがいいみたいです。
ボクは材を埋めました。材の乾燥が激しかったので
(加水しても吸わないぐらいの状態)マットの水分を
吸収してもらおうと思ったのです。



正味2ヶ月ほどセットを組んで、幼虫が見えてきたので割り出し。
20頭前後だったと記憶しています。温度は常温ではないですが
低くはしていません。25、6℃ぐらいじゃ?の記憶です。
幼虫飼育は、350プリンカップに産卵一番か、爆さんくん。
そのままでも羽化してしまいますが、一度交換した個体のほうが
大きかったです。交換時も350です。幼虫期間は・・・??
思い出しました^^)半年~ですね。そんなに長くないと思います。
あまり手がかからない印象でした。



飼育自体はエレガントゥルスと遜色ないですね。
♂♀のいざこざはありませんが、♂どうしだとやはりクワガタでした。

問題は産卵木となる使い古しが他のクワガタを飼育していないと
調達しづらいこと。あと、個体の価格がけっこーしますね。。
材の調達が難しい場合は、販売している産卵木を2週間~3週間
水に漬けて(水は定期的に取り替えます。)菌のイキオイを
弱める作業は必要かもしれませんねぇ。。
(残念ながら経験ナシです。。)
このような小型種にあまり大きなスペースを与えてしまうと
ケース内を徘徊しすぎて消耗・・・なんてこともあるので
大きくても小ケースまでで留めてください。
材は1本でいいと思います。

国産のコクワとは飼育方法が違うので
小型種中心の方は面白いのではないでしょうか?



昨日割り出したヤエヤマコクワの画像を
UPさせていただきます。
とにかくよく動くので画像を撮るのも一苦労。。
ほんの一部をお見せいたします^^)



赤いし、艶々です♪
前胸と上翅の境が少ないのがホンモノの証^^)
アゴが短いのは早期羽化が原因か?



まぁよく動きますが、充分に休んでもらいます。



♀も赤い♪どちらかというと♀のほうが
判別しやすいです。



上翅点刻の粗さが確認できます。



今回の割り出しでは♀のほうが多かったです。
次の分で♂が出てくれれば相当数のペアになります。

ヤエヤマコクワに限らず八重山諸島のクワは、
温度がそれなりだと活動を開始しますが
じっくり寝てもらうつもりです。

種親も元気なので来期もブリード予定です。
戻し交配もしてみようかと目論んでいます♪



ボクらが住む日本では一番身近なクワガタ。



飼育方法とかは、ここでも書いていますので
さておき^^)

本州に住まわれる方には最も身近なクワガタです。
誰でも見たことがあると思うし、採集経験も一番だと
思います^^)



国産種としては大きく分けて2種。
分類上はアカアシやスジも含まれますが
和名でコクワガタと付くのは画像の2種類です。
亜種等についてはここで説明するまでもないので
割愛しますが、ノコとかと比べるとこの2種は
全くの別種なんですねぇ。

当ブログのクワガタ記事は、ほとんどがブリード関連なので
ブリードに纏わることをいくつか書いてみたいと思います。



まず入手に関してですが、ノコやヒラタに比べると
圧倒的に入手困難です。
ワイルドもそうですが、ブリードモノも少ないです。
あと比較的高価格。。

販売されているコクワのほとんどが離島モノで
本州ではアタリマエのように見かけるのに、離島に行くと
数が激減するんです。ワイルド入荷の折、ノコは何十ペアと
入荷してもコクワは数ペア。個体を比較して購入ということは
あまり経験がありません。
伊豆大島には毎年のように採集に行っても
ノコ、ミヤマ、コクワの順は変わらずで、ノコミヤマは
10~(ノコは100~のときもあります。)ですが
コクワは多くて2,3。。♀が採れると嬉しかったりします^^)



飼育に関しても1度のセットで採れる数は多くないですよ。
20~というのは滅多ないです。
大きなケースで産卵木を2,3本入れたから産卵数が増えるという
ワケでもなく、むしろ小ケースに1本いい材を入れて
集中させて産ませるほうが好結果だったりします。
ボクは材産み種は得意なほうではないので、あまり参考に
ならないかもしれませんが、トカラコクワは難儀です。
そこに加えて大きな個体を飼育するのもけっこー気を遣うし。。。

ここでも散々書いていますが、グローバルな観点で見ると
けっこー希少種だったりするコクワガタ。
嵌ると抜けられなくなりそうです♪




個人的には2度めとなります。
初めて手に入れたときの子供たちは
みーんな嫁いでいったので、累代経験はありません。
そのあいだに価格も下落して、あんまり見向きもされなくなったころ
ポツンと出たので、すかさず入手(^^♪

ヤエヤマコクワに関しては、画像等で判断するのは
難しいかもしれません。いくら数が出回ったといっても
スゴイ数が出たワケでもないので同定できるできないも
あると思います。



他のアマミコクワ系と並べると一目瞭然なんですが
4亜種全部並べて見ること自体が
稀なんじゃないでしょうか?



最近は国産種の強いショップに置いてある?
ぐらいなので、今のほうがしっかりしたラベルを
手に入れられるかもしれませんね。



飼育自体は、他のアマミコクワ種と同じで
いいと思います。少し水分多めかな?ぐらいです。



この画像の子供たちは現在20弱ぐらい。
全部菌糸に入っています。温度かけちゃうと
さっさと羽化してしまうとこはコクワです♪
大きい個体は8ヶ月~かかります。

西表島のクワガタは、このヤエヤマコクワと
ヤエヤマノコ、サキシマヒラタといて
マルバネ・・・手ぇ出したいなーとか
思うのですが、飼育期間がね。。。

大事に累代したいクワガタです♪






笑うかもしれませんが
ボクは材産み種がニガテです。。



材の選定だって、自分で納得できるようになったのは
最近のこと。
なので・・・
ボクが一番難しいと感じているのはズバリ!!



トカラコクワ!

正直なところ、一番気を使います。
ノコなんかはね、調べると生息地の状況や
採集時の環境なんかは分かるのですが
コクワの場合って、あんまり記載がないんですね。



本土コクワがね、特に自分ち付近産のコクワって
気がついたら産んでたりするので
自分のスキルが邪魔しちゃうのかな?とも思います。



ひょっとしたらこの子たちに近い場所で産んでるのかな?
とかね^^)グラウトは産卵木の馴れの葉てみたいな木に
産みますからね。

産まないワケではないが沢山産まないトカラコクワ。
まずは悪石からセットを組みます^^)


material by:=ポカポカ色=